2009年3月6日 金曜日
今日は朝から雨が降っていました。りす組で、1番に登園してきたAちゃんは、「どうしよう先生!」と言いながら、あわてて保育室に入ってきました。「どうしたの?」と問いかけると、「今日雨やけんケアフルに行けないよ。」と、心配していました。今日は、りす組さん初めてのケアフル竹原訪問の日でした。Aちゃんに、「バスで行くから大丈夫だよ。」と言うと、にっこり微笑んで準備を始めました。次々登園してきた子も、「今日はおじいちゃん・おばあちゃんのところに行くんよね。」 「元気をいっぱいあげにいくんよね。」と言いながら、やって来ました。今日は早い時間から練習をして、意識を高めてバスに乗り込みました。りす組だけで、1台のバスに乗るのは初めてだったので、少しウキウキ気分な子どもたちでしたが、今日は遠足に行くんじゃないんだよ。とお話すると、少し緊張した顔になりました。
今日の訪問で、今年度のケアフル竹原さんとの交流は最後になりました。そのことをケアフル竹原のおじいちゃんたちに伝えると、「ほぉ、ほぉ。そうなんかぁ。」と、うなずいていました。ふれあい遊びでは、’むすんでひらいて’ ’ぞうきんちくちく’という手遊びをしました。おじいちゃん・おばあちゃんのところになかなか行けない子どもたちが何人かいましたが、「こっちおいで。」 「あいとるよ。」と、手招きをして呼んで下さいました。少し恥ずかしがっていた子どもたちですが、そっと手をつないでふれあう姿が見られました。踊りは、発表会で踊った’漁火太鼓’と’星空カーニバル’を踊りました。ずっと手拍子をして、「かわいいなぁ、かわいいなぁ。」と言ってくれるのを聞いて、踊りが終わったあと、「えへへ。ありがとう。」と、R君がこそこそっとお礼を言いに行きました。
カード合わせゲームでは、子どもたちが5チームに分かれて、それぞれ‘いちごチーム’ ‘メロンチーム’ ‘ももチーム’ ‘ぶどうチーム’ ‘さくらんぼチーム’ に並び、自分たちが書いた果物のカードを、おじいちゃん・おばあちゃんに渡しました。1チームごとに、1人ずつ大きな声で自己紹介をし、くじをひいてもらって、出た果物のカードを子どもたちが探しに行きます。カードを見つけると、お年寄りの肩に手を置き、歌に合わせて肩たたきをしました。
そして、おじいちゃん・おばあちゃんがいつも帰る前にしているという体操を教えて頂きました。「ぐるぐるヤー!」という掛け声に合わせて、初めてする体操でしたが、子どもたちも楽しそうに手足を動かしていました。それから、歌では、『うれしいひなまつり』を歌い、おじいちゃん・おばあちゃんも一緒に歌って下さいました。そして、最後におじいちゃん・おばあちゃんの顔の絵を描いたメダルをプレゼントしました。一人ひとりに握手をして、帰りのバスに乗り込むと、全員が玄関に出て、大きく手を振って見送って下さいました。練習時間が短く、四苦八苦した今回の交流会でしたが、貴重な体験をすることができたりす組の子どもたちでした。ちょっとだけ、年長さんに近づいたかな・・・?
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