2009年2月13日 金曜日
今日も園庭では「わしょい!わしょい!」と元気いっぱい曲に合わせて踊る子ども達の声が響いていました。また、他のコーナーでも自分の好きなところで遊び込む姿がみられました。砂場では、年長児達が「ここ全部海と山にするけん!」と裸足になって夢中になって遊んでいましたが、だんだんと年中、年少児も集まって来て「僕らは川作る!」「こっちに橋がいる!」と分担作業が始まっていました。そんな中で年中児のH君が「僕ここに雪山作る!」と作り始めました。大きな山を作ると、枝を集めて下からさしていきました。そして「雪山の上に行く時に椅子に座って上がるんよ。」とリフトも作りました。次にリフトの横を手で平らに固め「ここが滑る所!」と言って、最後に雪だるまを作りました。以前に家族で雪山に行ったことを思い出しながら一つ一つ説明をしてくれました。「今年長さん雪山に行ってるんよね!はよ年長さんになって行きたいなー!」ととても楽しそうに話しながら作っていきました。そして水の上に浮いている泡を取り山にかけると「見て!この泡が雪に見えるよ!」と言いました。白くてフワフワした泡は本物の雪のようです。また他のコーナーでは「お団子が作れるようになったよ!」「つりかんの一つとばしできるんよ!」など自分達がどんどんできるようになったことを沢山教えてくれました。また反対に「縄跳びができんけんいま練習しよるんよ!」などできるように頑張っていることも教えてくれました。「もうすぐ年長さんやけん!」、「年中さんになるけん!」など自分たちが一つ進級することへの期待ができないことへの挑戦意欲を高めているようです。
降園前に、合歓の木訪問や参観日、発表会の話をすると「お母さんらにも元気あげれるように頑張る!」、「ニコニコ笑顔で踊る!」など来週の参観日にもとても期待を持っています。
今日は赤コースの年長3クラスは雪遊びに行きました。昨日行ったクラスの友達から楽しかったことを聞いていた子どもたちは「おれ雪山に行くの初めてなんよね!」「雪降ってるかな?」ととても楽しみにしていました。昨日は2クラス、今日は3クラスということで普通に考えれば移動や集合など活動の一つ一つに時間がかかってしまい遊ぶ時間が短くなってしまうのではないかと心配なところがありました。それを気にした古森先生のアドバイスで、出発を早目にしたり、バスから降りる前にすぐに遊べるよう準備をしたり、早く着いたところから写真を撮ったりと子ども達に次の行動をしっかりと伝え、早め早めに動けるよう指示を出していきました。お陰で子ども達も機敏に動き、昨日と同じくらいの時間遊ぶことができました。
時間がたっぷりあったことで「まだ時間大丈夫?今度はSちゃんと行ってきます!」と毎回違う友達を誘って何回もそりを滑ったり、長い時間かけて何個もの雪だるまを作ったり、幼稚園の砂場で慣れっこなのか雪で3段ケーキやトンネルを作っている子もいました。しかし、そんな中、古森先生が最初に話してくれたルールが守れず友達の顔に雪を当ててしまう出来事がありました。その時、きちんと指導しなかったために、同じことがその後またおきてしまってAくんが泣いてしまったのです。1回目の時にすぐに指導しておけば2度目の出来事はなかったと私の反省です。楽しく遊ぶためには守らなければならないルールがあるということは、その場その場で指導しておかなければなりません。これから社会に出たときも大切なことなのできちんと子どもたちにわかるように伝えなければならなかったと思います。このことは雪遊びだけではなく普段から子どもたちと一緒に考えていかなければいけないなとあらためて思いました。年長児はあと1か月余りで卒園になるので1日1日を大切に生活していきたいと思います。
今日は昨日より雪の状態も悪く,春一番が吹いてちょっと寒かったのですが遊んだ後のおうどんは温かくておいしかったと子ども達は大満足でした。
コメント (「できたよ!」 うさぎ組 木原由佳 くじら組 中田拓成 はコメントを受け付けていません)