2009年2月18日 水曜日
自由参観3日目の今日、昨日よりは暖かい日差しが気持ちの良い日でした。年少さんの中には、「泥団子こんなに作れるようになった!お母さんにも教えてあげる!」と、泥場で一緒に遊ぶMちゃん。縄跳びがこんなにとべるよ!つりかんも見て!」と、目の前でさっそうとして見せるIちゃんなど、嬉しくてたまらない様子が見られました。また、たんぽぽ組では、”引っ越しゲーム”や”大きい組さんかけっこ”をして思いっきり身体を動かして遊びました。引っ越しゲームでは、どこにお引越しをするかよく話を聞く事、合図を聞いて動く事など、”理解して行動する”事ができるようになったことにとても驚きました。また”大きい組さんかけっこ”(トラックを走る事)では、さすが普段から大きい組さんの中に混じってリレーをしているだけあって、みんながトラックを走る事が出来て驚きました。転んでも泣かずに最後まで走ったMちゃん、妹の手をつないでゆっくりと一緒に走ったRちゃん、Yちゃん。それぞれ成長の姿が見られてとても嬉しかったです。そして、もうひとつ嬉しかった事は、参観日に来ていただいた保護者の方に、いろいろな所で参加していただいた事です。Hちゃんのお母さんには紙芝居を読んでいただきました。また名前をよんで、シール帳を配っていただいたり、手遊びや歌を一緒に歌ったりといろいろな所で参加していただきました。保育参観はもちろんですが、この機会にぜひ保育参加!!いかがでしょうか。子ども達は大喜びです。楽しみにお待ちしています。
いよいよ学年末が近づいてきました。 そこで今日は一年間の絵の整理をすることにしました。表紙にはひらがなの読み書きにも興味をもって書けるようになったこともあって「ぼくのえ」「わたしのえ」「おもいで」などのタイトルを自分で書いてクラスと名前も書きました。 まだ書けないこも教師が書いた文字をたどっていったり、あいうえお表をみたりして書くことができました。 タイトルが書けると自分の好きな絵を描いていました。友達と一緒に遊んでいるところや動物園にいったことなど楽しかった幼稚園の様子が描かれていて、「もうすぐ年中さんが終るんだな」とちょっぴり寂しい気持ちになりました。
明日はミニ発表会があります。久しぶりにホールの舞台に立ってみると今まで以上に大きな声で歌ったり、体を大きく動かして踊ったりする姿がみられました。発表会がよほどたのしかったんだなあと実感しました。
うさぎ組では今日たくさんの保護者が来てくださっていました。そこで降園前の時間に絵本を読んで頂くよう保護者にお願いしてみました。しかし、声をかけても誰も返事がなかったので子ども達に誰に本を読んで欲しいか聞いてみました。するとT君のお父さんがNO.1になりました。人気物になったお父さんは照れくさそうにしながらも子ども達の注目をあびて一生懸命に読んで下さいました。なかなか男の方に読んでもらう機会が無い子ども達はT君のお父さんの読み聞かせを楽しんでいました。
今日くま組は、習字がありました。「お母さん見に来るんよー!」と言う子ども達がたくさんいて、とてもはりきった様子がうかがえました。前回から2文字になり、2つの枠の中に1文字ずつバランスを考えて書かなければなりません。筆を丁寧に使って慎重に書くと、とても形良くなりました。次はいよいよ3文字です。”りんご”と書いた手本を左から読んで”ごりん!”と読む微笑ましい姿もありましたが、3つのわくにおさめられるように、一生懸命書く事ができました。次回の最後の習字では、自分の名前を書く事になっています。また、今週から卒園に向けて意識づけをするため、椅子の座り方や礼の練習をしています。その中で”起立””着席”の意味や”卒園児””在園児”の違いをクイズで質問をすると「言葉がかっこいい!」と言って、それだけでもなんだか小学生になるという気分に浸っているようでした。
2009年2月17日 火曜日
今日からこあら保育は、早コースと遅コース全員の参加になり、園内はとてもにぎやかでした。その中で、ぞう組の子供たちは、「一緒にサッカーしようか?」とボールを持ったこあらさんに声をかけマンツーマンでサッカーをしたり、包丁を使ったままごとコーナーでは、さり気なく見守りながら必要な時に助けてあげたりしていました。また片付けの時は、園庭にいるこあらさんをぞう組全員で3Fの会議室まで送り届け椅子に座らせると一緒に手遊びに加わっている姿も見られました。自分達は、三葉の中で一番大きいお兄さん・お姉さんなんだという自覚を持ってこあらさんの世話をする年長児達は、周りの自然の木々の芽や花を見て「もうすぐ1年生なんだよね!」と「ドキドキドン1年生♪」を口ずさんでいました。今日は、春を探しに行こうという目的を持って屋外遊ぎ場に行きました。自分達が植えた水仙の花も、もう少しで咲きそうです。
★ぞう組のピーター英語は、参観に来られたお母さん達も巻き込みいつも以上にハッスルして受けることができました。
昨日のポカポカ陽気と打って変わって、今日は風がとても冷たい1日になりました。年少は、昨日の陽気があまりにも心地よかったので今日は、屋外遊ぎ場でお弁当を食べる予定にしていたのですが、あまりの風の冷たさに体の小さい3歳児には寒すぎるということで中止になりました。遊ぎ場に行けることを楽しみにしていた子供たちにそのことを伝えると「え行きたかったのに・・・」と、とても残念そうにしていました。ミニ発表会のために、ホールで歌の練習をしてお部屋に戻る途中Yちゃんと「なんか、お外暖かそうやねぇ」「外でお弁当食べれんかなぁ?」という話をしました。そこで、他の先生と相談したところ暖かくなってきたから、今日は外で食べよっか!」ということになり、そのことを子供たちに伝えました。すると、ちゅうりっぷ組の子供たちは「ピクニック♪ピクニック♪」と飛び跳ねて、お弁当を用意する姿が見られました。参観にお母さんが来ていたY君は、一緒にお弁当を食べようとお母さんの座る場所もあけていました。ところが、お友達がそこに座ってしまったのです。Y君は、お母さんはお弁当を持って来ていないので自分のお弁当を半分こして食べようと考えていたのです。泣いてその思いを訴えるY君に周りの子がずれてくれてお母さんの場所を確保することができました。笑顔になったY君はお母さんと一緒にお弁当を食べることができました。Y君にとっても、他の子供たちにとってもいつもと違う楽しいお弁当になりました。
遊ぎ場行きが中止になった年少児達にバイバイしながら年中の青コースの子供たちは、屋外遊ぎ場に遊びに出かけました。朝から「今日は、遊ぎ場に行くんよねっ!」と、とても嬉しそうに登園して来た子供たちは、屋外遊ぎ場に着くと早速遊具で遊びました。天空の城では、すべり台はもちろん頂上の部屋でお店屋さんごっこをしたりと自分達でイメージを広げて遊ぶ姿がありました。他にも山やアスレチック、クライミングズーなどで思いっきり体を動かして遊びました。そして、ひつじ組とうさぎ組で帽子取りをしました。子供たちは、「いっぱい取るけん!」と、とても張り切っていました。結果は、一勝一敗の引き分けでしたが「次は、勝ちたい!」「後ろからそっと行って取ったらええんやないん!」と競争意識がますます高まり、作戦を話し合う姿も見られました。思いっきり遊んだ帰り道で「あっ!この木、葉っぱはないけど先っぽに何かついとるよ!」とふくらんだつぼみを見つけました。「あったかくなったら、きれいなお花が咲くかなぁ」と楽しみに眺めていました。園に戻り、「先生!お弁当お外で食べたいね♪」という子供たちの声でちょうどお弁当を持って戸外へやってきた年少組さんと一緒に外でお弁当を食べることにしました。お日様も顔を出した暖かい日差しの中で「外で食べたらお弁当がもっとおいしいね!」とみんなで楽しい雰囲気の中で食べることができました。
2009年2月16日 月曜日
「うわー!!お花が咲いとる!!!」今朝、ひまわり組の花壇に小さなクロッカスの花が咲きました。水やりをしていたAちゃんは、そのことが嬉しくて、クラスの友達みんなに知らせていました。Aちゃんは一日中クロッカスの花が気になり、泥団子を作りながら花のところに行ったり来たり…そしてお昼になると「見て!お花が朝よりも開いとる!!」「太陽が大好きやけん、いっぱい開いとるよ!」と言うと、Mちゃんが「でも何で他のクラスはつぼみもないのにひまわりさんだけ咲いたんやろー?」と疑問を投げかけました。そして、「毎日お水やりよるし、お外もあったかくなったけんよ。もう少ししたら春になるんよ。」とAちゃん。少し早い春を感じた日でした。
今日から自由参観日です。年少はお母さんやお父さんの姿を見つけると、嬉しくなって「一緒に泥団子作ろう!」「ままごとしよう!」と遊んでいました。戸外では、どこの環境にも異年齢児とのかかわりが見られ、かっけっこを楽しんだり、テラスでは、発表会でほかのお友達が踊った踊りを保護者に見てもらうなど、好きな踊りも思い切り楽しむ姿が見られました。
年中5クラスはお天気がよかったのでお出かけバックをもって、園周辺にお散歩に行くことにしました。踏切を越えると山や畑があり子どもたちも「うわあ!すごーい!!」と思わず歓声を上げました。早速図鑑を広げ一つひとつ「これはなに?」と不思議そうに眺めていました。なずなやほとけのざ、たんぽぽ、よもぎなどたくさんの草花を見つけました。「これはよもぎだよ」と教えると「よもぎは、おもちつきの時に使ったんよね。」とK君は、去年のことをよく覚えていました。それを聞いた他の子どもたちも、「じゃあ、これ持って帰る!!」と言って摘んで袋に入れました。見晴らしも良く空も晴れ晴れとしていて、空気もおいしく全身で春の訪れを感じることができました。たくさんの草花と春の空気を袋に入れておみやげに持って帰りました。
また、年少、年中新館のクラスでは冬の間は、廊下側の戸を閉めて生活していましたが、気温もあたたかくなり、お部屋も春の準備をしていこうということを古森先生が考えてくださり今朝、模様がえをしてみました。登園してくると子どもたちは「わー!これどしたん!!すごーい!」「部屋が広くなっとる!!」と驚いたり、歓声を上げたりしていました。ぺんぎん組では廊下側に置いた棚の上でラーメン屋さんごっこが早速始まりました。ぱんだ組でも女の子の中でチョコレートやさんが始まり、昼食後も作る姿が見られました。また明日からの続きが楽しみです。
くじら組では卒園文集の表紙を作りました。昨年はマーブリングをしていたのですが、今年はブラッシングに挑戦しました。「ブラッシングをするよ。」と話をして準備をしていると「ブラッシング?」「何をするの?どうやってするの?」と興味津津!!ためしに厚紙を切り網とはぶらしを使って絵の具をはじいていくと絵の具が紙の上に霧状に散り、紙をはがすと形が浮き出てきました。「わー!きれい!」「すなみたい!」と初めて見る絵に驚いて歓声が上がりました。そして、自分たちが思い思いの絵を切っていました。中には「電車を走らせたいから線路もいる!」と細かく作ったり、「下が海の青で船があって、上にはロケットを作って赤にする。」とイメージを広げていました。自分たちで一生懸命作った表紙の世界で1つの文集が出来上がるのがとても楽しみになりました。
2009年2月13日 金曜日
今日も園庭では「わしょい!わしょい!」と元気いっぱい曲に合わせて踊る子ども達の声が響いていました。また、他のコーナーでも自分の好きなところで遊び込む姿がみられました。砂場では、年長児達が「ここ全部海と山にするけん!」と裸足になって夢中になって遊んでいましたが、だんだんと年中、年少児も集まって来て「僕らは川作る!」「こっちに橋がいる!」と分担作業が始まっていました。そんな中で年中児のH君が「僕ここに雪山作る!」と作り始めました。大きな山を作ると、枝を集めて下からさしていきました。そして「雪山の上に行く時に椅子に座って上がるんよ。」とリフトも作りました。次にリフトの横を手で平らに固め「ここが滑る所!」と言って、最後に雪だるまを作りました。以前に家族で雪山に行ったことを思い出しながら一つ一つ説明をしてくれました。「今年長さん雪山に行ってるんよね!はよ年長さんになって行きたいなー!」ととても楽しそうに話しながら作っていきました。そして水の上に浮いている泡を取り山にかけると「見て!この泡が雪に見えるよ!」と言いました。白くてフワフワした泡は本物の雪のようです。また他のコーナーでは「お団子が作れるようになったよ!」「つりかんの一つとばしできるんよ!」など自分達がどんどんできるようになったことを沢山教えてくれました。また反対に「縄跳びができんけんいま練習しよるんよ!」などできるように頑張っていることも教えてくれました。「もうすぐ年長さんやけん!」、「年中さんになるけん!」など自分たちが一つ進級することへの期待ができないことへの挑戦意欲を高めているようです。
降園前に、合歓の木訪問や参観日、発表会の話をすると「お母さんらにも元気あげれるように頑張る!」、「ニコニコ笑顔で踊る!」など来週の参観日にもとても期待を持っています。
今日は赤コースの年長3クラスは雪遊びに行きました。昨日行ったクラスの友達から楽しかったことを聞いていた子どもたちは「おれ雪山に行くの初めてなんよね!」「雪降ってるかな?」ととても楽しみにしていました。昨日は2クラス、今日は3クラスということで普通に考えれば移動や集合など活動の一つ一つに時間がかかってしまい遊ぶ時間が短くなってしまうのではないかと心配なところがありました。それを気にした古森先生のアドバイスで、出発を早目にしたり、バスから降りる前にすぐに遊べるよう準備をしたり、早く着いたところから写真を撮ったりと子ども達に次の行動をしっかりと伝え、早め早めに動けるよう指示を出していきました。お陰で子ども達も機敏に動き、昨日と同じくらいの時間遊ぶことができました。
時間がたっぷりあったことで「まだ時間大丈夫?今度はSちゃんと行ってきます!」と毎回違う友達を誘って何回もそりを滑ったり、長い時間かけて何個もの雪だるまを作ったり、幼稚園の砂場で慣れっこなのか雪で3段ケーキやトンネルを作っている子もいました。しかし、そんな中、古森先生が最初に話してくれたルールが守れず友達の顔に雪を当ててしまう出来事がありました。その時、きちんと指導しなかったために、同じことがその後またおきてしまってAくんが泣いてしまったのです。1回目の時にすぐに指導しておけば2度目の出来事はなかったと私の反省です。楽しく遊ぶためには守らなければならないルールがあるということは、その場その場で指導しておかなければなりません。これから社会に出たときも大切なことなのできちんと子どもたちにわかるように伝えなければならなかったと思います。このことは雪遊びだけではなく普段から子どもたちと一緒に考えていかなければいけないなとあらためて思いました。年長児はあと1か月余りで卒園になるので1日1日を大切に生活していきたいと思います。
今日は昨日より雪の状態も悪く,春一番が吹いてちょっと寒かったのですが遊んだ後のおうどんは温かくておいしかったと子ども達は大満足でした。
2009年2月12日 木曜日
今日は、らいおん・きりん組の2クラスは子ども達が楽しみにしていた「ゆきあそび」でした。久万スキーランドの送迎バスが到着すると、わくわくする気持ちをおさえながら乗り込みました。流れる景色を見ながら「あ!砥部動物園や!」「砥部焼きセンターも行ったよね!」と顔を見合わせて話す姿が見られました。どんどん山道を登っていき、窓から下を覗き込んだM君が「うわ!みんな、やばい!下見たら吸い込まれそうや・・・」と久万の山道から見下ろす、松山の家並を楽しんでいました。
到着すると、銀色の世界に大はしゃぎの子ども達に、古森先生からいくつか約束事が知らされました。他のお客さんもいるから、このフェンスより向こうは行かないこと、そりすべりで歩いて上まで上がるときは左側を歩くことなどの約束事でした。そして最後に、今日の雪についてのことです。地球の温暖化で雪が降らなくなっていること、ここにある雪は機械で長い時間をかけて作っているものだということを話してもらい、子ども達の頭の中には、KiraKiraさんの「もったいないソング」や「地球にECOしよ!」が思い浮かんだようでした。
写真撮影をした後、まず、らいおん組はそりすべり、きりん組はゆき山に別れて遊びました。そして途中で入れ替わって1時間以上、存分に楽しみました。そりすべりでは、風をきりながら滑るのが気持ち良くて、何度も上の方までそりをひいて、登っては滑っていました。ゆき山では、トンネルの中に入ったり、ゆき山を滑り下りたり、頂上まで登ったりする姿が見られました。また、雪でお団子を作ったり、小さなゆきだるまを沢山並べてみたり、枝を拾ってきて顔を付けたり、雪のトンネルを作ったりしてイメージを広げながら遊びました。子ども達が作った小さなゆきだるまが、太陽の光に反射して、もるでダイヤモンドのように輝くさまはとても感動的な光景でした。
昼食、うどんは温かくてみんな残さずに食べる事ができました。中にはお汁までたいらげて「まだおかわりほしい!!」という子もいました。気温が高かった今日は、雪が解けやすく、靴の中やズボンが濡れてしまったので、バスの中で着替えて、古森先生からの差し入れの飴玉をなめながら帰りました。子ども達は「今日はすごい楽しかった!最高!!」と、とても満足そうでした。
2009年2月10日 火曜日
今日、くま組はあい幼稚園を訪問しました。予定では、近くの文化の森で土手すべりをするようになっていたのですが、前日に雨が降ったため、地面が濡れてできなくなり施設内にあるふるさと館でゲームをして遊ぶことになりました。あい幼稚園のひまわり組さんと混合で4グループのチームを作って、ジャンケンゲームやボールを使ったゲームをして楽しく過ごしました。お互いに名前を聞いて作戦を立てるなどゲームを楽しんでいました。すっかり打ち解けたかと思うと、あっという間に給食の時間になりました。あい幼稚園はふるさと館から数分の距離なので、ひまわり組さんと手をつないで、「小学校どこ行くの?」など会話を弾ませながら歩いて帰りました。給食をたくさん食べた後は、時間いっぱいまで園庭で遊ぶことができました。あい幼稚園には、年長5クラスが三度訪問させていただき、本当に楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
くま組の保護者の方へ。
今日は給食日になるという連絡ができておらず、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
さて、生活発表会が終わって、「お母さんが泣いて喜んでくれた!」「ごほうびもらったよ!」と口々に言いながら嬉しそうに登園してきた子ども達は、満足している様子がうかがえました。昨日の発表会ではこんなことがありました。
「さるかにばなし」 きりん組
わくわくドキドキの生活発表会のリハーサル室では、プログラムの練習をしたり、劇の流れを確認したりして順番を待ちました。きりん組では日頃から「お腹から声を出すこと」を目標にして、毎日練習してきました。当日もインタビューではマイクに頼らず、一人ひとりが元気いっぱいに自分の名前を言うことができていました。口を大きく開けて、お腹から声を出すことで、子ども達の意識も高まり、一人ひとりが自信を持って演じることができました。一人ひとりの頑張る気持ち・・・それは、本当の宝物。これからも、この宝物がどんどん増えていきますように!!
「あかずきんちゃん」 らいおん組
発表会数日前から体調不良で欠席が多くなり、各役の子ども達は一人で同じ役の友達の台詞を一生懸命に言いながら練習しました。降園前に「みんなの熱が下がるようにお祈りしとくね!」という声がたくさんの子ども達から聞かれました。その祈りが通じてか、ほとんどの子が元気になって参加することができました。あかずきんちゃんとおばあさんを食べたオオカミを最後まで許さないでやっつけてしまうストーリーに、「悪いオオカミだけど、可哀想だよね。」という古森先生のつぶやきを練習の時に聞いた子ども達はオオカミを許してあげることにしました。オオカミ役の子ども達も、「やっぱり許してもらえてよかったね!」とみんな笑顔になりました。
「うさぎとかめ」 くま組
リハーサルから当日までの間に劇の内容が大きく変わりました。古森先生からもらったアドバイスの中に”友達と声をそろえること””お腹から声を出すこと””台詞をゆっくり言うこと”がありました。そのことを意識して練習することで、子ども達の演じ方が変わってきたのです。本番2日前に80点をもらい、「一人1点とったら31人だから・・・。111点だぁ!!」と、ますます意欲が高まった中で、当日を迎えることができました。舞台で待機している子ども達に「100点満点とるぞー!」と古森先生が声を掛けて下さると、「任しとけ!」というような表情で大きくうなずいていました。途中、かめきち役のTくんがつけていたタスキが落ちてしまいましたが、Aちゃんがすぐに拾って近くのSくんに渡し、それを受け取ったSくんがリレーして無事Tくんの手に渡すことができました。31名の子ども達で助け合い、今までで1番の劇を見せてくれました。
「ブレーメンの音楽隊」 くじら組
実はリハーサルまでに劇が仕上がっていなかったくじら組は、発表会2日前になっても今ひとつ自信がありませんでした。どうしようと焦っているといると古森先生にアドバイスをしてもらい、1つのことを変えることになりました。それは、フィナーレの踊りです。動きがリズミカルでわかりやすくなったことで、子ども達はとても楽しくなり活気が出てきたのです。そして、劇全体も自分達で考えて進められるようになったではありませんか。本番での約束は”舞台や持ち物は自分達で準備すること”ところが劇のことで頭がいっぱいで楽器を忘れたと舞台から合図を送るSくん。楽器が服にひっかかってしまったAちゃんに一生懸命に後ろから手を伸ばして取ってあげようとしていたYちゃん。泥棒も、今までで1番大きな声ではりきって台詞を言っていました。幕が閉まって古森先生に「100点やったよ!」と言ってもらい、「初めて100点や!」と喜んでいました。
「ももたろう」 ぞう組
発表会前日の最後の練習で「明日は自分達で全部進めていこう!」と決め、当日を迎えました。ところが、お休みが二人も出て、みんなちょっぴり動揺しているところへお休みしたKくんから「ぞうぐみさんへ。ももたろうがんばってね。」と励ましの手紙が届きました。「よーし!KくんとMちゃんのために、みんなでももたろうを頑張ろうよ!」と言って舞台に立ちました。それぞれの場面での楽しみ方を古森先生から教わったぞう組は、練習の成果を十分に発揮してくれました。見どころで紹介した「見せる」「歌う」「踊る」という目標も達成していたとみんな大満足していました。
年長組最後の発表会は、心に残る劇と歌で幕を閉じました。
2009年2月8日 日曜日
今日は子ども達と教師達が心待ちにしていた生活発表会でした。
教師達は、今まで練習してきたことを緊張しないで思う存分発揮して楽しく歌ったり踊ったり持てる力を出し切って欲しいとドキドキしながら開演を迎えました。そして、今日の発表会は私達の期待以上に子ども達がのびのびと楽しんで考えながら進めていった発表会になりました。
その中で沢山のエピソードや感動がありました。 まず、今日までに子ども達は練習することが楽しくなっていて、もっと頑張ろうと意欲をもって取り組み、そのことが自信につながっていました。 それは各プログラムが始まる前に必ず古森先生が舞台で待っている子ども達に「もうすぐ幕があくよいい?」と声をかけて下さっていた時のことです。子ども達は「よっしゃ!!」という表情をみせながら、うなづき返すその姿に古森先生は「きっと良い発表会になる。」と思ったそうです。なんとステキな子ども達でしょう。この1年間しっかり育ってきてくれた事が嬉しい1日でした。
今年は年長児達は衣装を手作りしてひとつとして同じ物がない、自分だけの衣装で出演しました。年少・年中児の衣装は古森先生がひと工夫してどの子も可愛らしく装いました。大道具、小道具、背景画作りにも取り組んで、今日の舞台は子ども達のための子ども達の舞台。舞台上のハプニングは子ども達の手で処理していくこと、よほどのことが無い限り教師は手を出さないことになっていました。
年少児の踊りの時のことです。移動することが分からなかったHちゃんにR君はさりげなく誘導してあげていました。そして段に上がらないHちゃんにそっと手を差し伸べて上がれるようにしてあげている姿がありました。 その姿に教師達は涙が止まりませんでした。 年長児の劇では持ち物を忘れている友達に気づいて持っていってあげたり、出番に遅れてしまう友達を気長く待ったりする姿がみられました。 年少の時には手足もあまり動いていなかった年中のS君は衣装の紐がほどけるくらい大きく手足を動かして踊りました。生活発表会を通して友達と協力し合ったり考えたりする機会をたくさん得た子ども達は自分達でするという意欲と自信、やり遂げた達成感とともに頑張ることの大切さをしったことと思います。
年中児達は「はじめのことば」を皆で言いました。歌を歌う時に口を大きく開けてはっきりとした言葉で歌うこと「はじめのことば」はみんなではっきりと元気に言うこと、という課題もしっかりこなすことが出来ました。
「ピーマンマンとかぜひきキン」のオペレッタは皆で歌いながらのびのびと踊ってました。かぜひきキンも野菜たちも皆が主役のオペレッタでした。「漁火太鼓」はバチさばきがうまくできてバチを見つめる姿が本当に勇ましかったです。 星空カーニバルでは肩から胸にかけて結んだスカーフがとでもゴージャスな雰囲気の衣装になって皆嬉しそうに踊っていました。 お祭り忍者はお気に入りの手裏剣ポーズがきまって衣装も華やかな楽しい踊りになりました。
皆で一生懸命に練習してきた歌や踊り、オペレッタが更に素晴らしくなったのは見てくださった保護者の皆様の熱い応援と照明や舞台装置に協力して頂いた市民会館の方々のおかげだと感謝しています。
コメント (「気持ちはすっかり年中さん☆絵の表紙づくり☆文字をかくって楽しい☆」たんぽぽ組 吉本多恵子 ひつじ組 日野美雪 くま組 村田麻美 はコメントを受け付けていません)