幼稚園の日記(ブログ)

 Home /幼稚園の日記(ブログ)

2009年1月26日 月曜日

 松山椿まつりを1週間後にひかえ、この地方で言われている通り、とても寒い1日になりました。バス停で待っていたHちゃんは、お父さんと手を重ねて、手と手をこすり合わせながら待っていました。バスが到着すると、「わぁ!バス来た!待ってたよー。寒かったよー。」と言って、ほっとしたようにバスに乗り込んできました。「今日も寒いねぇ。」と、私が声をかけると、「うん。でもね、お父さんの手もあったかかったぁ。」と、嬉しそうに話してくれました。昔を思い起こすと、寒い日は、おしくらまんじゅうなどで体をあたためあったものでした。Hちゃんとお父さんの姿を見て、体と体をくっつけてあたため合ったり、手をつないだりと、親子のスキンシップができるチャンスで、いつまでもHちゃんの心に温かい思いとして残っていくのではないかと思いました。

 さて、幼稚園では、今日も発表会の練習が進んでいます。3階ホールでは、舞台待ちの子どもたちがたくさん集まってきます。「次は僕たちの番!」 「大きな声出そうね。」と、自分たちで順番を数えながら待っています。ただ待つだけでなく、「あの子の踊りが上手やね。」 「あの子の手の振りがいいね。」と、じっくり観察している姿もあります。ぞう組の劇を見ていたひよこ組の何人かの子どもたちは、その場で踊り出してしまうほどでした。何度も何度も同じ所を繰り返し練習する姿を見て、覚えてしまったんです。ひよこさんのパワーもあなどれません。年長さんも負けてられない!とばかり、さらに練習に身が入っていました。踊りもオペレッタも、まだ1週間あるとは言え、かけ声が少しズレていたり、恥ずかしがったりする姿も見られ、完成まで1歩手前といったところでしょうか。

geki.JPG mati.JPG haikei.JPG

 今日の給食の時間のことです。「ぺんぎん組はお休み少ないよねぇ。」と、私がつぶやくと、「えっ?ほかのクラスはお休みおるん?」と、H君が答えました。「お休みしてる子が多いクラスもあるんだよ。」と言うと、「へぇ。寒いからかな。」と、M君が答えました。 「みんなの体の中に入って、熱を出したりしんどくさせたりする、バイ菌が今はいっぱいいるんだよ。そしてほかのお友だちのところにもぴゅぅーっと飛んでいって、うつしちゃうんだよー。」と私が言うと、「じゃぁ、ピーマンマンがやっつけに行かないといけないね!」と、Rちゃんが答えました。年中が発表会で演じるオペレッタの‘ピーマンマンとかぜひきキン’というお話の中で、ピーマンマンや野菜たちが、かぜひきキン(バイ菌)をやっつける!というストーリーがあるのです。Rちゃんは、今回のお話をそれになぞらえたようです。「そうだね。お野菜いっぱい食べて元気な体になったら、バイ菌も飛んでっちゃうかもね。」と言うと、野菜が苦手な子どもたちも、「がんばって食べてみようかな・・・。」とつぶやいていました。寒くても、外でたくさん遊んで、手洗いやうがいもしっかりして、元気な体を作っていけるように、私たち教師も積極的に声をかけていきたいです。お休みしているお友だちも、早くよくなって、元気に幼稚園に来てね♪

soto.JPG

トラックバック
コメント (「バイ菌たちをやっつけろ!」  ぺんぎん組 岩城悠 はコメントを受け付けていません)