幼稚園の日記(ブログ)

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2008年12月3日 水曜日

 朝、晩の気温が低い中、幼稚園の日中は、おひさまの下で子ども達の笑顔があふれ心地良い暖かな時間が流れているように感じます。そんな中、駐車場の畑では、年中児が秋じゃがいもを収穫しました。子ども達は、種芋の説明を聞いたあと今までの経験を振り返りながら友達と協力して掘り始めました。「あったよ、大きなお芋」「これがお母さんお芋かな」とつぶやいたり、掘った芋を友達と見せ合ったりする姿がみられました。この畑には、来年の春にイチゴが実る予定です。みんなでイチゴの生長を観察しながらたくさんの気付きや学びをしていきたいと思います。そして、イチゴのように寒い冬を乗り切って元気よく子ども達も成長できますように・・・と願っています。   

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 また、ちゅうりっぷ組の保護者から頂いたちゅうりっぷの球根をちゅうりっぷ組の子ども達が中心となって植えました。以前にクロッカスの球根植えを経験していることもあり、球根を見て「おしりが下よね」と友達と確認しあったり、「かわいいお花が咲きますように」と願いを込めて土をかぶせたりするかわいい姿がみられました。おひさまの下でたくさんのパワーを頂けることを期待し、花が咲く日を楽しみにしたいと思います。       

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 一方、きりん組では、合歓の木訪問で発表する予定の紙芝居の読み聞かせの練習をしています。子ども達から「ひよこ組さんに聞かせたい、見せたい」との声があり、本日は、ひよこ組に行きました。自信たっぷりに読む子、緊張した表情で読む子、笑顔いっぱいで嬉しそうに読む子など様々な表情がみられました。今日のこの経験は来週の合歓の木訪問、そして、発表会へ、つながることでしょう。                        k.JPG   

 本日は、水曜日コースのこあら保育がありました。こあら組の子ども達も焼き芋を楽しみました。    

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2008年12月2日 火曜日

 今日はバスで登園してきたぺんぎん組の子ども達が、「先生、持ってきたよ!」と昨日忘れていた焼き芋用の新聞紙とアルミホイルを持って来ました。今日も焼き芋が食べられることをとても喜び、シールを貼り終えると、戸外に飛び出していきました。今日はこあら保育の日です。こあら保育で弟が来るKちゃんは、張り切って昨日覚えた焼き芋の作り方を教えてあげていました。他のこあら保育の子ども達も保護者と一緒に、お芋を何個もくるむ姿が見られました。遊ぶことを忘れて、焼き芋の所でずっと出来上がるのを待つこあら組の子ども達の姿がとても可愛らしく見えました。

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 ぺんぎんくみのHくんは、さつまいもがアルミホイルでしっかりと包まれているか確認している私の傍で、その様子をずっと見ていました。

「先生、なんしよん?」

「さつまいもがちゃんと包まれてるか確認しよんよ。」

「なんで?」

「中から新聞紙が見えとったら、そこから火が入って真っ黒のお芋になるけんよ。」

「ふーん。」

とHくんは納得した様子。しばらくすると・・・。

「先生、手伝ってあげらい!」

と、しっかり包まれているか確認する手伝いを始めました。焼き芋を包む作業のなかにも、科学の要素がたくさん含まれています。今日、Hくんはアルミホイルにしっかり包まれていないと、そこから火が入り込んでさつまいもが焦げてしまうという原理を学習したのです。こうした経験が大人になった時にきっと生きていく力になると思うのです。子ども達の周りには、いつも科学があります。そのことを教師が気付き援助することで知恵として蓄えられていくのです。

 降園前、1階のテラスの前で苺のプランターをいじっている古森先生の姿が見えたので、何をしているのか覗きにいきました。今年の春に植えた苺が花を咲かせ実をつけた後、伸びたライナーの先に子株が生まれ、さらに伸びて孫株までできていました。「この子株を植えると来年またおいしい苺ができるんだよ。」と古森先生に教えてもらい、そのことを初めて知った私は子ども達に絶対に伝えようと思い部屋に帰って「親株、子株、孫株」の話をしました。しかし、子ども達はいまいち理解できなかった様子なので、作業している古森先生の元へ連れて行きました。「この株がおじいちゃん、おばあちゃんでしょ。これがおとうさん、おかあさん。そして、これがみんなだよ。子どもは風の子で元気いっぱいでしょ。だから、冬を越して春に大きくなっておいしい苺ができるんだよ!」子ども達はよく理解した様子で、来年できる苺を楽しみにしていました。

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 年長のテラスに干している干し柿の話です。今日、年長組では全園児分足りない干し柿について各クラスでどのようにしたらいいか話し合われたようです。『年中、年少児にあげたらいい!』『自分達も食べたいから、切って分ければいい!』『まだ柿がなっているんだったら、採ってきて作ればいい!』などの意見が出たそうです。最終的に渋柿を採ってきて、足りない分を自分達で作ろうということになったようです。全て教師が人数分はじめから用意するのではなく、足りなかったらどうするか考えさせることで、今までの生活のなかで蓄えてきた知恵と経験を活かしてここでもしっかりと自分達の手で解決することができました。

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コメント (「幼稚園には科学がいっぱい!!」 ぺんぎん組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)

2008年12月1日 月曜日

 今日は今年最初の焼き芋をしました。バスから降りてきた子どもたちは「あっ!焼き芋はじまっとるで!早くシール貼ってこよう!!」と朝から焼き芋の話題で盛り上がっていました。シールを張って急いで出てきたY君は「去年もしたことあるけんやり方しっとる!確か、アルミホイルから芋が出たら火傷してしまうんよね!」と年中の時の焼き芋を思い出して丁寧にくるんでいました。又、「ちょっとやり方忘れてしまった。」と言っていたM君は「次は新聞を水でぬらすんやって!」と新聞やアルミホイルの巻き方を書いた表示を見ながら準備をしていました。今回は遊具を動かして空間をつくり、そこに穴を掘ったり、葉っぱを拾ったりと自分たちで焼き芋の準備を進めてきました。その分、焼きあがったお芋は格別においしかったようでほくほくのお芋を頬張り、「おいし!!」と食べていました。しかし、ちょっぴり残念なことに肝心のアルミホイルと新聞紙を持ってくることを忘れて他のクラスの物を使わせてもらったクラスがあったことです。アルミホイルと新聞紙がなければ焼き芋はできません。子ども達にそのことを意識付けできなかったクラスは大反省です。明日は自分で準備してきてくれるといいなと思っています。

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 そして今日は、お昼の一品として古森先生が野菜スープを作ってくださいました。『野菜スープ』と聞いて「あれ?」と思われる方もいるのではないでしょうか。実は今日は野菜サラダを作る予定だったのですが、教師のミスでドレッシングを作る為の調味料もマヨネーズも用意し忘れていたのです。直前になって気がついた古森先生の魔法のアイディアで幼稚園の冷蔵庫にあった豆乳とお味噌といりこを使って出来上がったのが具だくさんで今まで味わったことのないちょっぴり甘くて、お味噌が入っているのにクリーミーなスープでした。子どもたちは一口食べた瞬間、「これおいし!おかわりってあるんかな?」と大絶賛!あっという間に全部食べてしまっていました。「次の手作り給食は何かな?」と次の魔法を期待しながら食べていました。

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 さて、ここで土曜日、日曜日にあった三葉ニュースです。

1つ目は、土曜日の夕方5時、イルミネーションを点灯しました。少し雨も降りましたが、参加してくださった方には、温かいぜんざいを食べていただきました。、イルミネーションを見ながら、「サンタさん来てくれるかな?ゲームをお願いするんだ!」とクリスマスを楽しみにしている子ども達に夢をいつまでも見ていて欲しいなと嬉しくなりました。イルミネーションは12月25日までしています。ぜひ見に来てみてください。

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 2つ目は日曜日に遊びのおへやのサッカー、エルピスチャイルドフット杯が行われました。点を決めた時のガッツポーズ有り、負けて悔し涙ありの白熱した大会になりました。それぞれ一生懸命頑張っている姿に感動させられました。そして、三葉アミーゴズIチームがブロック優勝を飾りました。仲間と力を合わせて戦ったサッカー大会!また幼稚園での思い出が一つ増えました。

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