2008年11月25日 火曜日
今朝の園庭は、昨日の雨が木々や植物を潤してくれ、赤や黄色の落葉がとても色鮮やかでした。秋が深まると共に紅葉が広がり、いちょうの木々が日々黄色く色付いてきている様は目を見張るばかりです。
例年より落葉になるのが遅く、まだまだ桜の木には紅い葉が残っています。そんな中、来週予定している焼き芋の準備が始まりました。まずは穴掘りです。昨年は、桜の木の下で焼き芋をしたため、木の先が燃えて葉っぱが枯れてしまいました。そのことを覚えていたぞう組のT君とS君は、古森先生に「桜の木が去年燃えたから今年はどこに穴を掘ったらいい?」と聞きに行きました。すると古森先生は「桜の木の燃えない所にしたらいいよね。自分達で考えてみたら?」と答えてくださいました。早速T君とS君はいろいろな場所を考え「ここはどうかな?」とドームを指すと「じゃーままごとはどうするん?」「滑り台は?」と沢山沢山考えていく姿が見られました。結局、今までの場所に近いところで桜の木のない所を選び、みんなでビッグボスを移動したり、穴掘りをしたり落ち葉を集めたりしていきました。いよいよ12月1日から焼き芋開始です。お家にある新聞やアルミホイルを提供して下さい。
それから、年中組さんは、チューリップの球根を・・・年少組さんはクロッカスを植えました。みんなで冬の間にどのように育つのか考えて、今までの経験から水や太陽の光をたっぷり受けて大きくなるに違いないと「大きくなーれ、大きくなーれ」と言いながら植えていきました。
そして年長組は、ヒヤシンスの水栽培をします。土栽培と違って根のでる所をリアルタイムで見ることができ、毎日室内で観察しながら1年生になる頃、甘く香るかわいいヒヤシンスが花を咲かせることでしょう。
干し柿作りも先日のフリースクールに負けないくらい盛んでした。2階のテラスに沢山の干し柿がつるされました。冬の訪れを感じる毎日です。
おもしろエピソードー
焼き芋の穴掘りの中から出てきた石を洗い「化石だー」と言って、何個も拾う幼児たち。「やっぱりかわいいなー」とほほえましく思いました。
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