2008年11月16日 日曜日
昨日から心配していた雨も朝にはあがり作品展・バザーを予定通り行うことができました。今日を楽しみにしていた子ども達は朝早くから保護者の方とお目当ての店に買い物にやって来ました。今日は自分のお財布を持って自分で買い物をしようと呼びかけていたこともあり子ども達は自分のお財布を嬉しそうに持ってじっくりと商品を選んでいました。子どもの店では、バルーンとお楽しみ袋が大人気でした。お楽しみ袋は50円で何点か入っていたので買った後、「すごい中身がよかったー!」と言って来てくれる子もいました。教師達の手作りおもちゃのコーナーでは、年中組のY君は何度かおもちゃで遊んだ後、「いかがですか?」と声をかけると「うーん・・・自分で作ってみるけんいいや!」と答えました。制作の得意なY君はさわっているうちにその仕組がしっかり分かったようでした。お母さんは「三葉っこに育っているでしょっ!」と嬉しそうにおっしゃっていました。バルーンでは、「来ていない孫にお土産に。」と注文されるおばあちゃんに作っていた教師はとても嬉しくなりました。どの子も自分でしっかりと注文し、自分達のお財布から本物のお金を出して買い物をすることを楽しんでいました。喫茶では、綿菓子が大行列の人気商品でした。子ども達は機械の中から白い糸が出てきてフワフワの綿のようになるのを不思議そうに見ていましたが、お財布からお金を出して自分で買って、そのフワフワの綿菓子を鼻の頭やホッペをまっ白にしながらほおばる姿がみられました。今日は先生達が売り手でお客さんは子ども達。先生達も先日の子ども達に負けないほど大声で呼び込みをしていましたが、そのなかでお店を選んで考えてお金を使う姿がありました。
作品展では、保護者の手をひいて行って友達の作品を一つ一つ紹介する姿がありました。ほとんどの方が自分の子どもの作品だけでなく他の学年の作品も見て「すごいですね!」などと声をかけてくださっていました。来てくださっていた卒園生の保護者の方も「すごくレベルがあがっていますね!」と感心しながら一つ一つの作品をじっくりと見てくださっていました。
2時になってバザーの片付けの時のことです。残っていた年長児のk君は古森先生が机を運んでいるとさっと来て一緒に運んでくれたそうです。今回の作品展は作品作り、準備、片付けまで子ども達と一緒にしたことで子ども達にとって本当の自分達の作品展とバザーになりました。教師もまた子ども達と一緒に進めたこのイベントは子ども達の好奇心とやる気、そして力をもろに見せつけられた気がした嬉しい催しになりました。保護者の皆さん、役員さん、ご協力ありがとうございました。
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