幼稚園の日記(ブログ)

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2008年10月8日 水曜日

 今朝、バスから降りると「あ!お米のところに、かかしがおる!!」と年長児が気付いて興味深く見ていました。昨日、預かり保育の友だちと先生で作ったかかしです。「なんで、かかし置くのかわかる?」と尋ねると、「鳥がお米を食べるから守ってくれるんよ!」と答えていました。

 そして古森先生に話をしてもらおうと、みんなで事務所に呼びに行きました。「お米を鳥さんが食べてしまうんだけど、何の鳥さんだと思う?」という質問に「カラス!スズメ!ツバメ?!」などの知っている鳥の名前が次々と出てきました。その答に古森先生が「カラスは、夏にみんなのトマトを食べてしまったよね?ツバメさんは悪い虫を食べてくれるんよ。正解は、チュンチュンって鳴くスズメさんでした!」と一つひとつ今まで子どもたちが体験してきた事を、思い出させながら楽しそうに話して下さいました。そして、お米を食べに来たのは幼稚園の軒下で生まれたスズメであることもわかりました。なぜなら、そのスズメたちは古森先生が出て行くと、その巣の側の手すりに止まって、いつまでもこちらを見ていたのです。スズメにお米を食べられないように、かかしを作った事、かかしだけでは番人が出来ないので、キラキラの紙を付けたビニール紐を沢山付けた事を教えてもらいました。そして、みのった稲は黄色くなって頭を下に向けているのに、上を向いている稲があることに気付きました。その稲はスズメたちが上手に、もみを残してお米だけを食べた跡だったのです。

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 年長児は、6月末に高木の田んぼで田植えをしています。「きっと年長さんのお米は、もっと大きくなってると思うよ。でも、スズメさんにいっぱい食べられていないか心配だよね・・・」と古森先生に言われて、子どもたちから「田んぼにかかし作らないかんね!」という声が聞かれました。秋の自然の変化に教師が素早く気付いて、子どもたちに投げかけることの大切さを改めて実感し、反省しました。

 そして明日は年長児は砥部焼きです。お皿に描く絵の下絵を一昨日と今日で描き上げました。お皿の形の丸は、テレビでみた「つくってあそぼ」を参考にして身近にあるものを使って、絵の具で描いていきました。子どもたちは、明日に期待を持って「おうちに帰って、もう一回練習しとくね!」と笑顔で降園していきました。

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 土曜日は、赤コースの運動会です。青コースの年長児には「土曜日の運動会は年長さんみんなでする最後の運動会だよ」と一人ひとりが意識をもてるように、言葉掛けをしています。年長児最後の運動会、1回終わったクラスも是非、立派な鼓笛隊や組体操、野球拳ができるよう励まして下さい。

 今週から、くま組とらいおん組、りす組とひつじ組、たんぽぽ組とさくら組は放送教育研究会が終わる今月末までお部屋を交換しています。ちょっとの間お部屋を変わった子ども達は違った雰囲気を楽しんでいます。こんなところにも不安ではなくて好奇心いっぱいで楽しめる子ども達の姿にさすが伸び伸びみつばっ子 と驚くばかりです。

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