2008年9月2日 火曜日
今日はとても暑い1日になりました。園庭も日に焼けてじりじりと音が聞こえるような気がする程でした。その様子を見た年少児が、「わぁ。先生、今日みたいな暑い日は裸足じゃなくてみさとっ子ぞうりを履かんと足が焼けてしまうね!!」と言いました。1学期に教師が言ったことをしっかりと覚えているのに驚きました。まだまだ残暑が続きますが、暑さに負けないように毎日の過ごし方を考えていきたいと思います。
何かおもしろいことはないかな、と園庭を歩いていると、正門近くの朝顔が色鮮やかに咲いていて、その中にしぼんで色水作りに最適なものを見つけました。そこで、色水コーナーを出すと、年長児たちがすぐにやってきて遊び始めました。「すごいね。濃い色が出るね。」などと口々に言っていると、年長児、年中児たちも興味を持って近づいてきました。ちゅうりっぷ組のYちゃんと、ひよこ組のT君は、「どうするん?これどうやってするん?」と聞いてきました。すると、ぞう組の女の子たちが、「まずはお花をとるんよ。そしたらね、この水をシュシュッとしてお花の色を出していくんよ。分かる?」と、丁寧に説明していました。また、Yちゃんは、「先生!お花がなくなったらYがちゃんととりに行くからね。しぼんだお花はとってもいいんよね。」と言って、みんなが楽しく遊べるようにとはりきっていました。久しぶりの色水遊びでしたが、異年齢児の交流の様子を見ることができました。
また、園庭の真ん中では、らいおん組の数人の男の子たちが三輪車に乗って並んでいました。「何してるの?」と問いかけると、「今ね、まだ道路ができてないけん待ちよるんよ。」と言って、しばらく待っていました。何のことだろうと思って一緒に待っていると、先頭で荷台を持っていたS君が動き始めました。すると、荷台のタイヤの跡でどんどん道路ができていきます。その後をなぞりながら、「よっしゃ!これで進めるぞ!!みんな後に続け!」と言って、何台もの三輪車が連なってどこまでもどこまでも走り続けていました。「さっきは渋滞しとったけどね、もう大丈夫なんよ。」と、A君が得意気に言っていました。自分たちでイメージして共通の遊びに夢中になっている様子を見て、遊びを作りあげて楽しめる子どもたちに感心しました。
そして、今日は2学期初めての給食でした。しかも、愛情たっぷりの手作り給食です。今日のメニュは、肉じゃが、ゴーヤサラダ、かぼちゃごはん、豆腐とふの味噌汁、なしでした。久しぶりの幼稚園の味に子どもたちも感激で、「おいしいね。」と言って顔を見合わせて、ニッコリほほえむ姿が見られました。みんなすぐに完食して、今日も元気いっぱいの子どもたちでした。
*かぼちゃごはんのレシピを紹介します*
材料…3分づき米・かぼちゃ・人参・こんぶ
作り方…お米を手早く洗って、お米の量より1割ほど多めの水(炊飯器でもよい)を入れる。
その中に、昆布(5cmほどのもの)を12枚入れて、塩としょうゆ少々で薄味をつけて、1時間ほど置く。
かぼちゃ1口大のものと、人参1cm角を適量お米の上にのせる。(混ぜない)(かぼちゃはくずれるので少し大き目で、人参はくずれないので小さ目です。)
1時間ほどつけ置いて、スイッチを入れる。
炊き上がったら10分ほど蒸らしてから、混ぜる。
幼稚園ではその時に、みじん切りにしたケールを緑の色付けとして混ぜ合わせています。(緑は、青じそでもパセリでも良いと思います。)
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