2008年9月30日 火曜日
台風の接近に伴って、今日も雨の1日になりました。各学年、クラスで室内の空間を利用して運動会の練習をしたり、絵の具でお絵描きをしたりと様々な姿が見られました。秋の虫に興味を持っている年長児は、図鑑を見ているうちに「くつわむし」の鳴き声は本当に”ガチャガチャ”なのかと話題になりました。そこで、たんぽぽ組に「くつわむし」がいることを思い出して、みんなで見に行くことにしました。なんとか保育中のたんぽぽ組の先生に許可をもらって見せてもらえたのですが、待っても待っても鳴きません。「夜にならないと鳴かないのかな?」と年長児の一人が言いました。すると他の先生が「この間の夜、”ガチャガチャ”と鳴いていたよ。」と教えてくれました。声が聞けなくてがっかりしながらも、少しだけ納得してお部屋に帰った年長児達でした。きっと、家の庭から虫の声が聞こえたら耳を傾けることでしょう。
一方、ぺんぎん組では、男児達が廃材を使ったヒーローの武器作りをしていました。いつも些細な事でトラブルになる男児達が、共通の目的を持って興味のある武器作りに余念がありません。「僕はゴーオンジャーの武器を作ろう!」「僕はキバの武器を作る!」とそれぞれに好きなヒーローの武器を作っていましたが、Fくんが「合体さそうや!」と言うと、Yくん、Sくんも「いいよ!」と言って武器を合体させて遊んでいました。また、ままごとコーナーでは、女児達が粘土で”ハンバーグ”や”ウインナー”を作ってお母さんごっこをして遊んでいました。楽しそうに料理を作っている女児達の姿を見て、Hくんとの約束を思い出しました。先週、Hくんは戸外で”お味噌汁屋さん”をして遊んでいましたが、運動会の練習があるので「また時間があるときに続きをしよう。」と約束をして片付けたのでした。私はHくんに「今日は時間があるから”お味噌汁屋さん”の続きをする?」と聞きました。すると、「する!」と喜んで答えて、早速”お味噌汁屋さん”が始まりました。その様子を周りで見ていたのが、”武器作り”をしていた男児達や”お母さんごっこ”をしていた女児達でした。何をしているのか気になり、「よせて。」と言って仲間に入りました。みんなが”お味噌汁屋さん”をするのかと思っていたのですが、「僕は武器を作っておもちゃ屋さんにする!」「スパゲティー屋さんがしたい!」「お金を作るお金屋さんがいい!」と意見は様々で、何でも売っているぺんぎん組のレストラン屋さんをすることになりました。ここで驚いたことがありました。武器を作っていたおもちゃ屋さんのSくんが、自分がレストランに行ってお子様ランチを食べた時におまけにおもちゃが付いてきたことを思い出したのです。「この武器をお子様ランチに付けたらいいんよ!」と自分の作った武器をおまけにしたのです。子ども達が家庭で経験したことを自分達の遊びの中に取り入れて、更に楽しいものへと変化させていく姿に関心するばかりでした。
そうこうしていると、1階の調理室からいい匂いがしてきました。今日は、子ども達が楽しみにしている手作り給食の日です。今日のメニューは『胚芽米の麦ご飯、じゃがいもときのこと揚げのお味噌汁、納豆揚げ、人参のかき揚げ、レタスと山芋のサラダ、ほうれん草のおひたし、りんご』でした。レタスと山芋を混ぜたサラダは初めての献立でしたが、レタスのシャキシャキッ、山芋のトロトロっとした食感が好評で、野菜の苦手なぺんぎん組の子どももよく食べていました。また、胚芽米の麦ご飯は、ほうれん草のおひたしと一緒に食べることでとても食べやすく、体の小さい年少児もあっという間に食べてしまいました。『食欲の秋』様々な食材を好き嫌いなく食べ、元気な体をで寒い冬に備えましょう。
そして三葉幼稚園のみんな!「えがお!げんき!やるき!」で運動会頑張ろう!
*ながいもサラダレシピ
(材料) ながいも オクラ 人参 レタス マヨネーズ 塩 酢
1 ながいもを千切りにして少し酢で味をつけておく
2 人参の千切りはさっと塩茹でしてさましておく。
3 オクラは薄い輪切り、レタスは一口大にちぎって塩をして絞る
4 1から4を混ぜ合わせてマヨネーズであえる。
2008年9月29日 月曜日
今日は、赤コースの運動会の総練習の日でした。ところが、台風15号の影響で空はどんより曇って今にも雨が降りそうな天気でした。楽しみにしている子どもたちのために少しでも練習をしたいといつもより早く練習を開始しました。かけっこ、踊り,競技をテンポよく進めていきました。今日の課題は線を引かないで間隔をとること。年長児の野球拳では円、対角線、直線を見事に隊形変化を線無しでやり遂げ感動でした。子どもたちの集中力と連携もすばらしいものでした。そしていよいよ鼓笛の番で着替えてスタンバイしたところで、ついに雨が無情にも降り始め練習は中止になってしましました。すみれ組の子ども達もがっかりしながらお部屋に戻ると、すみれのお部屋は総練習で年長さんの鼓笛の準備の部屋になっていました。
そこで、さくら組の部屋へ入ることになりました。子ども達はいつもと違うお部屋で始めは戸惑っていましたがしばらくすると、自分のしたい遊びを見つけて遊びはじめました。絵本を読んでいる子、ブロックで車や飛行機を作っている子、正方形の積み木を「1.2.3・・・」と数えながら、並べてドミノ遊びをしている子、大型積み木を使ってお店を作っている子など、様々でしたが遊びの中に入れていない子どもは誰もいなくて、それぞれ遊びを楽しんでいました。 私も「いらっしゃいませー」と言う声に誘われて、行ってみると「ドーナツありますよ」とAちゃん。上手に粘土をのばして穴をあけ、ドーナツを作っていました。子ども達も、しっかり遊び込めるようになったのだと嬉しく感じました。
ひとしきり遊んだ後、遠足ごっこをみんなですることにしました。遠足にはお弁当を持って行くということで、手遊びで、おにぎりをつくりました。自分達の作ったおにぎりを持って「いざ出発!!!」ピアノに合わせて蝶になったり、トンボになったり、そしてカエルになったり、みんなとても嬉しそうで、すみれ組のお部屋はニコニコ顔のお花で、いっぱいになりました。そのうちに、動物園に到着!!!「動物園には何がいるかな?」と聞くと「キリン」「ウサギ」「ゾウ」などと、それぞれ答えが返ってきて、みんなでキリンさんになったり、ぞうさんになったり、両手でウサギになりきり、ピョンピョンと跳ぶ子、ワニのように床を這い回る子、手でくちばしを作り、小鳥になる子、それぞれがとてもかわいらしい動物になって、お部屋は今度は動物園になりました。そして、みんなが作ったおにぎりを食べた後、「遠足の時は、特別におやつを持ってきて食べていいんだよ」という話をすると、子ども達は「キャーキャー」いって、どんなおやつをもっていこうかと、嬉しそうに相談していました。まだ行ったことのない遠足も楽しそうだなと子どもたちのイメージも広がって行きました。
すみれ組の子ども達は、すっかり雨の日も、お部屋が違うこともどんな環境の中でも伸び伸びと遊び込めるみつばっ子になっていました。
2008年9月26日 金曜日
最近のぱんだぐみの子どもたちの大好きな遊び場は砂場です。今日も登園してくると、友達と誘い合って、砂場へ一目さんに駆けていきました。明け方までたくさんの雨が降っていたこともあり、水の中へ足を入れると「わあー氷の世界みたいやね」「冷たくて気持ちいいー!!」と言ってキャーキャーひとしきりさわいだ後、「今日は山と川を作ろうや!!」と言って遊んでいました。運動会の踊りのグループ作りゲームのなかで、グループに入れないで立っている友達に「おいでおいで」と言って入れてあげていたYくんは砂場でも、じっと立って見ている友達に「おいで」「こっちにおいで」と言ってスコップを渡してあげる姿がみられました。他の子たちの中でも「仲良くしてあげんといかんよね」「ケンカしたらいかんよね」などという会話があちこちで聞かれるようになりました。運動会の練習は子ども達からみるとゲームや遊びの部分も沢山あります。そんななかで友達関係も広がり、仲間意識も芽ばえてきているようです。
又、今日は、子どもたちの楽しみの手作り給食でした。今日のメニューは豚丼、サラダ、りんご、スープでした。子どもたちは「おいしいね」と言いながら残さず食べ、コップに入ったスープも「こうやってしたら具がまざるよ」と言って底に沈んでいた具をくるくる箸でかき混ぜて「にんじんとお芋が入っとるね」などと言って食べていました。そこで「ごはんは残さないで、きれいに食べましょう」という古森先生の放送を聞いた子どもたちは、「お皿がきれいになるように食べんといかんのよね」と口々に言いながら全部食べると、ピッカピカになったお皿を見せにきてくれました。
又、今日は、午後から年長児対象の愛媛県出身のオペラ歌手二宮のり子さんの「親子ふれあいコンサート」がありました。オペラ歌手の二宮のり子さんがスパンコールがいっぱいのキラキラドレスを着て登場されると「うわぁ、かわいい!」「きれい」という声があちらこちらからあがりました。出身が宇和町ということで親しみのある伊予弁で子どもたちに語りかけて下さり、和やかな雰囲気で始まりました。(ちなみに古森先生と同郷で話が弾んだようでした。)イタリアの「オーソレミオ」をとても美しい声でうたって頂いた後からは、子どもたちも一緒に「犬のおまわりさん」や「ぞうさん」などを歌って楽しみました。その合間に、たくさん子どもたちに語りかけをして下さいました。先生が「わたしはお姫さまになりたかった」と言われると、すかさず子どもたちは「もぅお姫さまになってるじゃない」「お姫さまだよ」と口々に言いました。子どもたちから見れば、あのキラキラのドレスはお姫さまなのです。「つらいことがあったら、窓をあけて、お星様を三っつ数えよう! 一つ目は今日は悲しかったね! 二つ目はでも頑張ろう! 三っつ目は明日はもっと頑張ろう!! ファイト!」この言葉も何となく子どもたちの心に残ったようでした。私たち教師もとっても楽しく、勇気をいただきました。参加された保護者の皆さんにも「自分より大きい人になるに違いない。この子達の集中力と笑顔を信じましょう」と静かに語りかけられて、みんなが優しい気持ちになりました。
★豚丼のレシピ★
材料 豚肉(モモ切り落し)、たまねぎ、にんにく(少々)、豆腐(又は卵)、春菊(緑の色付け、みつばなど)、三温糖、みりん、塩、しょう油、春雨
・豚肉は一口大に切ってみりんとしょう油で下味をつけておく
・たまねぎはくし切り、にんにくは薄切
・豆腐は手でくずす
・春菊は2cm程度のザク切
1.にんにくを油で炒めて豚肉を入れてさらに炒める。
2.次にたまねぎを入れて炒め、しんなりしたら三温糖とみりん、塩、しょう油で濃い目に味をつける。
3.手でくずして水を切った豆腐を入れて煮る。
4.豆腐を入れて味が薄くなっているので春雨を入れてやわらかくなったら、もう一度味を整える。最後に春菊を散らす。
※(ごはんにかけるので味は濃い目でよい)
5.ごはんにおつゆごとかける。(卵を使う場合は3の段階で流し込む。手作り給食メニューは全ての園児が食べられるよう卵、牛乳、鶏肉その他アレルギー材料を除外しております。)
2008年9月25日 木曜日
今日は天候も味方し、涼しい中で青コースの総練習を行いました。年長児たちは登園するとすぐ、「今日は総練習やけん服も着るんよね!」「本番と同じなんよね!」と何度も自分の衣装を見ながら「ポンポン衣装かわいいね!」「僕のもあったよ!」とうれしそうに話していました。
総練習の開始時間が近づき年長児は本番と同じようにハチマキをつけました。子ども同士でつけ合いながら、「今日はお客さん(役員さん)もおるけん頑張ろうな!」「今日こそリレーで勝とう。」といつも以上に気合が入っていました。
子どもたちはそれぞれに思いがあり、年中のかけっこでは「S君に負けた。」と大泣きをしてしまったA君は昼食後の歯磨きをしながら、「もっとコーンの近くを走ったら、次は勝てるかもしれんよ。」と教師にアドバイスをもらって次回のかっけこではもっと頑張ると張り切っていました。
そして、年長児は待ちに待った鼓笛隊の番が近づいてくると朝確かめていた衣装の場所へ行くと、あっという間にきがえることができていました。旗をするK君は「なんか本物の兵隊さんみたいやね!」と胸を張って旗を持っていました。旗の練習では『旗の先がどう動いているかを意識する』『自分たちで間隔を取る』という2つのテーマで練習をしてきました。今日は今までで1番2つのテーマを意識して旗を振ることができていたように思います。練習が終わってY君は「今日は旗の先をしっかり見たよ。先を空に向けて踊った。」と自分で考えて練習できたことをとても満足していたようでした。本番まであと1週間、子どもたちともっともっと盛り上げて充実した運動会にして、みんなの心にしっかりと金メダルを刻みたいと思います。
2008年9月24日 水曜日
今日たんぽぽ組のテラス前のベンチに昨日のホームページにも書いていたぎんなんが置いてありました。それを見つけた子ども達は手にとって見ていましたがさくら組のHちゃんが「うわ!くさーい!!」と声を上げました。「黄色いさくらんぼみたいやのにね。」「なんでこんな臭いするんやろね。」といろいろな会話が聞こえてきました。その後イチョウの木の下のアヒルの乗り物で遊んでいたりす組のY君は「先生、ぎんなんの種が落ちてる。」と言って拾っていきました。そして「この種植えたらイチョウの木生えるんかな」とつぶやくと部屋からナイロン袋を持って来て種を入れて大切そうに持って帰っていました。いちょうの葉も少しずつ色が変わり始め1枚2枚と落ちています。イチョウの葉を集めて花束を作って「お母さんにプレゼントする」と嬉しそうに言う子の姿も見られました。中にはアヒルの乗り物に乗るためのチケットにして遊ぶ姿も見られました。遊びの天才、みつばっこ達はもう小さい秋をみつけて楽しんでいるのです。子どもにとって自然は欠かせない生きるためのエネルギーになります。調べたところ、幼稚園のイチョウの木はメスで今までオスのイチョウがなかったので実がならなかったのでしょう。今年は風に乗ってきたオスのイチョウが受粉したようです。
さて、運動会の年長の競技は、年少、年中児にとっては憧れのようです。2階のテラスから鼓笛を見て「年長になったら旗をしたい」「俺は太鼓をする。」と言ったりスピードのあるリレーを見て「速いなあ。かっこいいなあ。」と言ったりしています。今日青コースが組体操をしているときに古森先生の近くでりす組の3人の子が見ていました。がそのうち年長児の真似をして飛行機をしたりケーキを作ったりと3人で組体操を始めました。おみこしだけがどうしても作れず3人であーでもないこーでもないと手を交差させてみるなど苦戦していました。また野球拳もぺんぎん組やぱんだ組の子が一生懸命踊っていました。「先生野球拳楽しい」とKちゃんはとても楽しそうに言いました。明日は青コースの総練習です。皆笑顔で頑張ることでしょう。
2008年9月22日 月曜日
昨日の雨がうそのように今朝は空が晴れ渡り、真夏を思わせるような暑い天気になりました。運動会まで残すところ約2週間となり、今週からは仕上げの時期に入ります。登園してきた子ども達は「今日はリレーしようや」「組体操しようぜ」「鼓笛隊もしとかんと」と口々に言いながら集まってきました。しかし、今日は赤コースの全体練習日、案内状通りに進めていきました。先週、教師間で話し合い、修正していく部分や変更する所を今日はしっかり覚えてもらおうと、教師の方が張り切っていました。というのも2日間のお休みは、子ども達の意欲がうすらいでいるに違いありません。その場合は、教師の方がかなりテンションを上げていくのです。
年中児の踊りが始まった時のことです。今日の年中児達は私達の不安をかき消すかのように軽やかに踊っていました。手をつないで輪になってスキップを始めるとトンボが1匹、2匹と低空飛行で集まってきて子ども達の頭スレスレに飛び交い始めました。まるで一緒に踊ってくれているかのようでした。それに気付いた年中児たちも増々軽やかに踊る姿が見られました。退場の時は、トンボに手を振って帰るかわいらしい光景も見られました。子ども達が元気よく踊ったり、ゲームをし始めると何故急にトンボが近くを飛び始めるのだろうか?毎年9月頃に見られる不思議な光景なのですが・・・教師達の反省会でこのことが話題になりました。子ども達の動きで空気が動いてトンボの波長に合うゾーンになるのだろうか?「暑さが和らいだ時にトンボが来たよね」「もしかすると年中児の踊りが丸くなる踊りだからつられて来たのかも・・・」と楽しい話題で盛り上がりました。
そしてもう1つ、ビッグニュースです。園庭のイチョウに今年初めて実が成りました。オスとメスが合わなければ実はならないと思っていたのです。もう20年も前に植えたイチョウの木、高く高く伸びて創価学会の建物より伸びて陽が当たる所まで高くなったイチョウの木ですが、今まで1度も実をつけたことがありませんでした。いったい何が起こっているのでしょう。そう言えば昨年からイチョウの木の葉の色づきの時期が丁度西と東で半分ずつ違うことにも気が付きました。自然の不思議をここでも発見しました。
さて、年長組の鼓笛隊の練習もいよいよ大詰めです。やっと全パートがそろって演奏してみました。古森先生からは「どこがメイン?」「子ども達のどこを見せたいの?」「鼓笛隊の大事な所は?」とちょっぴり厳しい指導が教師達に入りました。古森先生はいつもみんなが主役になれるパートを大切にされていて、それに対する指摘でした。子ども達が主役のかっこよい運動会にしたいと思います。
今日の給食メニューは、人参パン、牛乳、手作り豆乳コーンスープ、手作りふしめんケチャップあえでした。
< 手延べふしめんケチャップあえのレシピ>
材料・・・手延べふしめん、人参、キャベツ、黒砂糖、オリーブ油、トマトケチャップ、酒、塩、
1.手延べふしめんを沸騰したお湯に入れて、その後弱火で45分ゆでる。ゆでたら水に入れて洗い、冷めたら網に打ち上げておく。
2.人参とキャベツを千切りにして、オリーブ油で炒め、黒砂糖、塩、酒で下味を付けてケチャップ(多め)を入れて具入りタレを作る。
3.2の具入りタレにゆでたふしめんを混ぜ合わせる。色付けにパセリのみじん切りをちらす。
*冷めてもおいしいです。
2008年9月19日 金曜日
昨日、「台風大丈夫かな?」と、心配していた子どもたちに、今朝バスの中で、「今日、台風来るかな?」と言うと、きりん組のR君が、「今日、外で遊べるん?」と、心配そうに言っていました。しかし、バスが着くと、「もう練習しよる。」と、曇り空で雨を心配していたことが嘘のように、子どもたちは嬉しそうに声をあげました。
今日、年少組は、『ひっぱれおもタイヤ』の練習をしました。教師は、前からどうすればタイヤの受け渡しがスムーズに安全にすることができるか考えていました。そして今日、いい方法を教えて頂きました。今までは、Uの字でA・Bチームに分かれてやっていたのを、長丸の形にして、一周するようにしました。そうすると、タイヤも向きを変えることなく、スムーズに受け渡しができるのです。また、前の友だちから、タイヤについているロープをもらう時、いつも年長児のリレーを見たり、そのリレーに加わったりしていた子どもたちは、自分たちの番がくると、ピン☆と手を伸ばし、スタートラインを守って待つことができていました。年長児や年中児たちがしていることを興味を持って見ていたことが、自分たちのゲームでしっかり生きているのです。子どもたちは人の姿やしていることを見て覚えるということが、大切なんだ!!!と、改めて思いました。まだグループで気持ちを合わせることができず、転んだり、ロープが持てず置いていかれそうになる事もあるので、楽しみながら練習していきたいと思います。
今日、ひよこ組では、9月になって入園した子どもたちにとって、初めての図書室で本の貸し出しがありました。たくさん本が並んでいるのを見て、どれを借りようか迷っている子、たくさん絵本を持ち歩いている子など、みんな楽しそうに絵本を選んでいました。C君は、「先生の本も俺のカードで借りてあげるけん!!!」と、言っていたそうです。満3歳児の成長には目を見張るものがあります。3歳のお誕生日が来ると入園してくる満3歳児たちは、一人、二人と、まるで『リトルインディアン』の歌のように、少しずつ仲間が増えていきます。その中で、満3歳児なりの、人への思いが育っていくのです。お家の生活の中ではなかなか見られない心の育ちが形として見とれるこの時期の保育は、私にとってもちゅうりっぷ組の子どもたちの育ちの過程を理解する学習の場になっています。
また、今日は、年長のぞう組が、ケアフル竹原へ行きました。風船ゲームや踊りを楽しみました。
コメント (ぺんぎん組のレストラン屋さん開店!! ぺんぎん組 丸山利夫 はコメントを受け付けていません)