2008年7月10日 木曜日
「田んぼの中に虫が いるよ。」と 古森先生に知らせに行った年長児のA君は、「これ見てー」と プリンカップですくって見せました。幼稚園の泥舟の田んぼには、緑色の気味悪い虫やカブトエビ、タニシなど様々な虫が、見られます。「カブトエビだね。カブトエビは、田んぼにいる悪い虫を食べて稲が育つお手伝いをしてくれているんだよ。」と古森先生に教えてもらったA君は、「ふーん。カブトエビって偉いんだね。」と言っていました。 ふと見ると 大きなタニシもいて、草を食べているところが見えました。洋タニシを田んぼに入れておくと 稲の周りの草を食べてくれるのだそうです。イネも虫も力を合わせているんだな。という自然の大きな力が目の前で見れた瞬間でした。
今日も暑い一日でしたが、幼稚園の中には、「涼」を感じる事の出来る場所が たくさんありました。 今朝夕涼み会に 向けて テントを出しました。そこには、日陰がたくさん出来、その下では、願いを込めて 笹に短冊をつけました。
またプールの部屋では、さかなつりコーナーが オープンとなりました。只今この部屋は、とても素敵な水族館に変身中です。
そしてもう一つ 園庭に素敵なオアシスができあがりました。古森先生考案で、テント下に小プールとビニールプールに水を張り、その周りには お花が咲いていて、まるで離れ小島に来ている気分になります。 盆踊りの前、たんぽぽ組のS君が思わず、「入りたい。」と言ったので「じゃ、盆踊りの後でみんなで入ろうね。」と約束したのです。 盆踊りの後、約束を忘れかけていた私にS君は、「約束でしょ。」と言ってくれました。そのおかげで、たんぽぽ組さんは、みんなでプールに足をつけ、大はしゃぎでした。ほんの少しの間でしたが、とても気持ちがよくてどの子もとびきりの笑顔になりました。大プールが使えなくても教師の気持ち次第で、いくつかの小プールで楽しいオアシスが出来たのです。
そしてもう一つのお楽しみ。
絵本サークルのお母さんによるお話会がありました。お母さん達のお話と言う事で子どもたちは 新鮮な気持ちでわくわくと待って居ました。「海」をテーマにしたお話をプロジェクターやパネルシアターで一生懸命 心込めて演じてくださいました。お母さん方の気持ちが子どもたちの心に響いたのでしょう。終わった後は、大拍手でした。会議室から降りる前、口々にお礼を言いに行く子やうれしくて思わず抱きつく子も見られました。
ぞう組さん、くま組さんは、合歓の木へ出かけて居たため、9月にお部屋で お話会を開いてくださるそうです。楽しみですね。
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