2008年7月13日 日曜日
今日は子ども達が待ちに待った夕涼み会でした。 午前中は私達教職員と後援会の方々とで夜店の準備と遊びのコーナーの仕上げをしました。
くじ引きのコーナーでは子ども達はきっと「何が当たるかな?」とわくわくしながらやってくるだろうとその様子を思い浮かべながら一つ一つ商品を並べていきました。 おばけやしきでは怖がらないで楽しんでもらえるおばけを用意していました。 プールに出来た魚つりは水族館をイメージして前日から大忙しでディスプレイしていました。 3階には涼しいお部屋でちょっと一息できる映画のコーナー、2階の保育室は夜店で買ったものをゆっくり食べられる休憩室になりました。園庭の真ん中に出来たやぐらではカラオケが出来るようになって、その舞台の下には子ども達が楽しみにしている夕涼み会のおみやげを隠しておきました。
夕立にあうこともなく、お天気に恵まれて4時前には開門の時間を待ちきれない子ども達が沢山集まってきていました。 中には卒園児たちの懐かしい顔も見られて年に一度のこの日を楽しみしてくれている様子がうかがえ嬉しく思いました。
開門と同時に早速園庭にできた夜店や遊びのコーナーに群がった子ども達はゆかたや甚平すがたでいつもよりちょっとおしゃれして嬉しそうでした。私はカラオケのコーナーにいたのですが、次々とお客さんがやってきて「うたいたい♪」と曲をリクエストしてくれました。 今年、子ども達に人気の曲は「ゴーオンジャー」と「プリキュア5」でしたが幼稚園で習った「バケツ100ぱいの夏休み」や「かたつむり」なども、元気よくうたってどんどん盛り上がっていました。盆踊りの合間や終わってからも可愛い歌声がたくさん聴かれて私達もずーとノリノリ状態で楽しませてもらいました。
盆踊りの時間になるとコース別にあつまって、今度は園全体がおまつり気分になりました。
今まで「あそび心を取入れて楽しく並んだり集まったりできるよう」にと古森先生からはいろんなアイディアをいただいてきましたが、今日の夕涼み会ではかくれんぼ形式や、青コースではみんなが揃うまで馴染みのあるイカのおすしを踊りながら集合するという方法を取り入れてみました。それが効果的だったのか今まで今ひとつノリきれていなかった青コースの子どもたちが見事な盆踊りを披露してくれました。
どの子もニコニコ笑顔で手足を大きくのばしてきれいな円を描きながら一体になっていることに見ている方々もきっと感動されたのではないかと思います。
子ども達の気持ちを高めてくことそれが自然にできたこと、子どもたちの経験と心の成長も合わさって楽しい盆踊が楽しめたことは私達教師にとっても嬉しい事でした。 夕涼み会が子ども達と保護者、そして私達にとって楽しい一夜になったことは言うまでもありませんがこうして楽しい中にもきちんと教育的な要素が目に見えて現れてきていることに感動した夕涼み会でした。
ただひとつ残念だったのは、ジュースの缶やタバコの吸いガラ、食べ物のゴミを放置して帰られた方がいらした事、そして遊びのルールを守れない小学生が、教師達が一週間かけて作ったおばけやしきやつりぼりを注意しても注意しても壊してしまったことです。
これからも保護者や地域の方にも協力していただいて、三葉幼稚園の子供達が社会的なマナーを身に付けて規範意識をもって行動できる人に育って欲しいと思っています。それには環境となる大人の意識が必要です。
ゴミについては役員さん方が後始末をされていましたことを申し添えます.
2008年7月11日 金曜日
明日は、待ちに待った夕涼み会です。子どもたちや教師はもちろん保護者の方も楽しみにしていらっしゃることと思います。
明日に向けて、幼稚園では夕涼み会の準備がほぼ整ってきています。プールに作ったつりぼりコーナーで泳いでいる魚はもちろん子どもたちの手作りです。普段、子どもたちが遊んでいるプールが素敵な水族館になっています。子どもたちも「わぁ!!」と驚いた声を上げとても興味津々でした。他にもやぐらのカラオケコーナーでは、朝から子どもたちがマイクを両手に持ち大熱唱をしていました。
そして、毎日晴天の中汗を流しながら一生懸命練習した盆踊りも、今日が最後の練習でした。うちわを持って音楽に合わせながら手をピンと伸ばしたり、体を思いっきり動かしながら大きな声で歌ったりしている子どもたちの顔は、とってもニコニコでした。一生懸命踊った後は、子どもたちの楽しみにしている【おみやげ】渡しの時間です。今日はクラスの先生からどのような【おみやげ】をもらったのでしょうか?頭やほっぺをなでなでしてもらったクラスもあれば、ハイタッチをしていたクラスも子どもたちは照れくさいような、恥ずかしいようなくすぐったい表情をしていました。本当の【おみやげ】はまだまだ秘密です。
三葉幼稚園のお友だち!!楽しみにしていてね。
帰りのバスの中でも、明日の夕涼み会の話しで大盛り上がりでした。「髪を可愛くくくってもらって、ピンクのピンをつけてくるね。」と言っている子や、「お花の模様でー。ピンクと白色の浴衣着てくるねー。」と明日をたのしみにしている子もいました。
さぁ!!明日は待ちに待った夕涼み会本番です。
皆さんの心に残る素敵な夕涼み会にしましょう。
2008年7月10日 木曜日
「田んぼの中に虫が いるよ。」と 古森先生に知らせに行った年長児のA君は、「これ見てー」と プリンカップですくって見せました。幼稚園の泥舟の田んぼには、緑色の気味悪い虫やカブトエビ、タニシなど様々な虫が、見られます。「カブトエビだね。カブトエビは、田んぼにいる悪い虫を食べて稲が育つお手伝いをしてくれているんだよ。」と古森先生に教えてもらったA君は、「ふーん。カブトエビって偉いんだね。」と言っていました。 ふと見ると 大きなタニシもいて、草を食べているところが見えました。洋タニシを田んぼに入れておくと 稲の周りの草を食べてくれるのだそうです。イネも虫も力を合わせているんだな。という自然の大きな力が目の前で見れた瞬間でした。
今日も暑い一日でしたが、幼稚園の中には、「涼」を感じる事の出来る場所が たくさんありました。 今朝夕涼み会に 向けて テントを出しました。そこには、日陰がたくさん出来、その下では、願いを込めて 笹に短冊をつけました。
またプールの部屋では、さかなつりコーナーが オープンとなりました。只今この部屋は、とても素敵な水族館に変身中です。
そしてもう一つ 園庭に素敵なオアシスができあがりました。古森先生考案で、テント下に小プールとビニールプールに水を張り、その周りには お花が咲いていて、まるで離れ小島に来ている気分になります。 盆踊りの前、たんぽぽ組のS君が思わず、「入りたい。」と言ったので「じゃ、盆踊りの後でみんなで入ろうね。」と約束したのです。 盆踊りの後、約束を忘れかけていた私にS君は、「約束でしょ。」と言ってくれました。そのおかげで、たんぽぽ組さんは、みんなでプールに足をつけ、大はしゃぎでした。ほんの少しの間でしたが、とても気持ちがよくてどの子もとびきりの笑顔になりました。大プールが使えなくても教師の気持ち次第で、いくつかの小プールで楽しいオアシスが出来たのです。
そしてもう一つのお楽しみ。
絵本サークルのお母さんによるお話会がありました。お母さん達のお話と言う事で子どもたちは 新鮮な気持ちでわくわくと待って居ました。「海」をテーマにしたお話をプロジェクターやパネルシアターで一生懸命 心込めて演じてくださいました。お母さん方の気持ちが子どもたちの心に響いたのでしょう。終わった後は、大拍手でした。会議室から降りる前、口々にお礼を言いに行く子やうれしくて思わず抱きつく子も見られました。
ぞう組さん、くま組さんは、合歓の木へ出かけて居たため、9月にお部屋で お話会を開いてくださるそうです。楽しみですね。
2008年7月9日 水曜日
太陽がサンサンと照っている中、元気な三葉っ子は、太陽に負けないぐらい、キラキラと輝いて園生活を楽しんでいます。園庭のあちらこちらでは、異年齢の交流が多く見られ、身近にある素材を利用して年少児が年長児の真似をして魚を作ったり、メッシュの布に泳がせて水族館作りを楽しんだりする姿が見られました。また、やぐらでは、マイクを片手にカラオケを楽しんでいる年少児の歌に年長児や年中児がお客さんになって耳を傾けている姿がありました。提灯が飾られたり、お化けのお家作りが始まったりしたことで夕涼み会への期待も高まってきています。
本日、きりん組は、元気とパワーをプレゼントするためにケアフル竹原に行きました。以前、合歓の木訪問を経験していることもあり、子ども達は、とてもはりきっていました。みんなで考えた内容を協力してすすめ、利用者の方と一緒に七夕さまを歌ったり、アブラハムの子やめざまし体操を楽しんだりしていました。子ども達の意欲的な姿を見ることができ、担任は、感心すると共に大変、嬉しく思いました。また、利用者の方と触れ合いながら自己紹介する際は、握手をして名前や年齢を言ったり、利用者の方に誕生日や歳を聞いたりと和やかな雰囲気が流れました。その中で利用者の方から聞いた、「大正、明治」という言葉に「それ何?」と不思議そうにしたり、「91歳は、もうすぐ100歳やけん、すごいね」と驚いたりと色々な感情を抱いた子ども達でした。30分間程の交流でしたが、みんなで考えた内容を協力しながらすすめることが出来、子ども達も満足そうな表情で「楽しかったな。面白かったね。」と友達と共感し合っている姿が見られました。みんなと一緒に考えた内容を協力してすすめ、お年寄りの方々と楽しみを分かち合えた喜びは、子ども達にとってかけがえのない経験になったと思います。副園長先生から園を出発する前に「きりん組さん、頼むね。三葉幼稚園の代表としてお願いします。」と励ましの言葉をいただいきました。副園長先生から自分達を一人前として認められ責任を任せられ、それに応えることができたという自信は、今後の成長の糧になるものと思います。
2008年7月8日 火曜日
今日はちょっぴり幼稚園の様子が変わっていることがありました。そのことに1番最初に気づいたのが、くま組のSくんでした。「ブルーシートがしてある!お化け屋敷作りよるんや!」 その通り!! 幼稚園内も夕涼み会への準備が始まり、子ども達の期待も高まってきているのです。そうこうしていると、ぺんぎん組の子ども達が元気いっぱいに登園してきました。「先生!おはよう!昨日星見えたよ!」「天の川見たよ!」昨日のこと、降園前に「七夕」の紙芝居を読みました。そのことを覚えていたぺんぎん組の子ども達は、家に帰って夜になると空を眺めて「天の川」を探していたのでした。そして、「夕涼み会に向けて、ちょうちん作りや笹飾り作りをしよう!」という呼びかけを覚えていた数名の子ども達は家から必要な材料を調達して持ってきてくれていました。残念ながら、今日は作る時間がなかったので、明日は時間をとりたいと思っています。
今日は手作り給食後に、クラスのみんなでアルバム制作をしました。実は、昨日の職員会で「アルバムをする意味」についての話し合いがあったのです。園外保育の写真は、直接体験をもう一度体験すること、その二次体験では今までの体験のため込みからさらにイメージが広がったものであることなど、三葉幼稚園の保育のねらいや願いを話し合い、教師一同、再認識のできる場になりました。そこで、早速ぺんぎん組では、今までの方法から子ども達のよりイメージを大切にする方法を考えて作ることにしました。子ども達に写真を配り、どの位置に貼るか考えるところから始まりました。貼るところが決まると、次は自分たちでページを飾っていきます。子ども達が一度体験したことを再度写真から思い返すことでイメージが広がっていくのです。身の回りにある素材を使ってジャガイモを作ったり、周りにいたダンゴ虫や幼虫を描いたり、広い畑を茶色で塗って表現したりと、一人ひとり違った表現が見られました。台紙を取り除くことによって、台紙の中に納めなくてはいけないという考えがなくなり、伸び伸びと表現できるのです。私たち教師は、無限の可能性を秘めた子ども達へ良きサポートができなければならないのだと反省しました。大人から見ると何を作っているのか分からない物もありますが、子ども達一人ひとりが思いを込めて作った物には意味があります。終園式後に持ち帰ったアルバムを見て子ども達の表現を認めてあげて欲しいと思います。
今日は、子ども達が楽しみにしている手作り給食でした。今日のメニューは「にんじんと枝豆とちりめんのおにぎり、チヂミ、豚肉のからあげ、かぼちゃのてんぷら、ブロッコリー、トマト、バナナ、すまし汁」の8品でした。彩り豊かで、素材のすべてを使い、捨てる部分が1つもない栄養たっぷりの献立でした。食に興味を持ち始めたぺんぎん組のSくんやHくんは、初めておかわりをする様子が見られ、みんな大満足の昼食でした。
★レシピ★ ◆ちりめんごはん◆ (すみません。分量は適量です。)
<材料>
・三分づき米 ・にんじん ・枝豆 ・ちりめん
・昆布だし汁、塩、酒、しょう油
<作り方>
お米を洗って炊飯器にだし汁を通常の水の量を入れて30分程置く。
ちりめん、塩、酒、しょう油を入れてかき混ぜ、味をみる。(辛くならないように! ちりめんにも塩味が少しあります。)
味をつけた後、にんじんと枝豆をお米の上にのせて炊く。(混ぜない!)
炊き上がったら、ゆっくり混ぜる。
2008年7月7日 月曜日
今日は、園庭の真ん中にやぐらが出ました。登園して来た子どもたちは、すぐに気付いて「あっ、太鼓のやつや。」と口々に言って喜んでいました。今日の盆踊りの練習は、紅白のやぐら、赤、黄、青のうちわ、みさとっこぞうりをはいて、本番同様の練習をしました。子どもたちも新鮮な気持ちで、踊っており、とっても活気があって、今までで1番の盆踊りになりました。踊った後、古森先生が「本番は、お土産があるんよ。でも、どこにあるのかな?ここかな?あそこかな?」と言って、本番に向けて、子どもの期待が膨らむよう、お話をして下さいました。すると、古森先生が「あそこかな?ここかな?」と言って走って行く方向を、子どもは目で追って、とっても嬉しそうにしていました。その後にに、当日お父さん、お母さんにお迎えに来てもらう時、どこにいるか分かるように、返事をする練習をしました。しかし、すみれ組は「すみれ組さーん!」と呼ばれてもすぐに、大きな声で「はーい!」と言えませんでした。そこで、お部屋で、降園の際に、練習をしてみました。お昼前よりは大きな声で返事ができましたが、いつものすみれ組さんなら、もっと大きな声でお返事できるはず!!今日は、少し疲れちゃったのかな?でも。。。みんなの声が小さいと、お土産もみんながどこにいるかわからずに、逃げて帰っちゃうよ!!!明日は、他のクラスの友達がびっくりする位、大きな声でお返事できるように、一緒に頑張ろうね。
そして、避難訓練では、地震はどのように起きるのか。地震が起きたら、どうすればよいか。と、いう事を分かりやすく話して頂きました。子どもたちは、よくお話を聞いていて、放送がかかると、一瞬にして、机の下に頭を隠していました。年長の先生から聞いた話によると、年長児は、頭を隠した机に、イスを引っ張ってきてガードしていたようです。自分を守る為に、自分達で考えて行動できているのです。
又、すみれ組は、夕涼み会でおばけ屋敷のお部屋になるので、今日から、ひよこ組のお部屋で一緒に過ごすことになりました。ひよこ組さんと一緒の昼食は、すみれの食べるスピードが速い速い!!!そして、とっても驚いたのは、野菜が苦手な子どもたちが、みんな全て完食していた事です。「偉い。よく頑張ったね。」と言うと、「だって俺お兄ちゃんやもん」と、自慢気に言っていました。自分より、歳が下のおともだちがいる事で、すみれ組の子どもたちも、励みになっているようです。ひよこ組さん、1週間、よろしくね。
2008年7月4日 金曜日
ぱんだ組のTくんは、「おはよう」と元気いっぱい登園してくると、すぐにクラスで植えているトマトのところに行きました。そして、「先生トマトが大きくなっとるよ!」「ぱんだのは2つ合わせて5個になっとったよ」と嬉しそうに駆けてきました。Jくんは、「水やりと草抜きしといたけんね」「もうすぐ食べれるんかなあ・・・」と楽しみにしている様子でした。一方ちゅうりっぷ組のトマトが大変なことになっていたのです。子ども達が「大変!!ちゅうりっぷ組のトマトが3つ落ちとるよ」と大騒ぎをしていました。ちゅうりっぷ組の子たちも「もうすぐ食べれるのに誰がしたんやろね・・・」ととても残念そうでした。今までみんなで野菜やお花を植えたり収穫したりするたびに実るまで大切に扱ったり見守ったりすることを指導してきたのに昨日子ども達が帰った後に一体何が起こったのでしょうか?とても残念です。
また今日は昼食後に短冊を書きました。「もうお願い事考えとるけん」と言いながら思い思いに絵を描いていました。「♪ささのは さらさら」とたなばたの歌を口ずさみながら「お星さまも描こう」と言って描く子もいれば、文字が書ける子は願いごとを文字で書いていました。思いが届きますようにとお願いをしながら七夕の日に飾ることでしょう。
今日は子ども達の大好きな手づくり給食でした。今日のメニューは、胚芽米の麦ごはん・玉ねぎとちくわとかぼちゃのお味噌汁・〔かぼちゃは、たんぽぽ組の友達のお父さんから頂きました〕筑前煮・納豆・きゅうり・みたらし団子でした。おかわりを何度もしたり、りすぐみのRくんは、食べ終わったお皿を「先生見て見てぴっかぴっかやろ!」とスキップしながら見せにきてくれました。特にぱんだ組では、みたらし団子が大人気でした。お皿についているたれも綺麗に食べていました。みんなが「おなかいっぱい」と言っておなかをぽんぽんとたたいて見せてくれました。
★レシピ★ ◆みたらし団子◆
だんご粉1袋〔250g〕に黒砂糖を適当に入れて水で耳たぶの柔らかさになるまで捏ねる。
鍋にお湯を沸かし沸騰したら丸めただんご粉を茹でる。〔浮きあがったらすぐ網ですくって冷水で冷やす〕
冷やしたらあげて風をあてて、てかりを出す。
たれは黒砂糖にみりんとしょうゆを入れて、好みの味付けにして温め、かたくり粉かくず粉でとろみをつける。
だんごにたれをかける。
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