幼稚園の日記(ブログ)

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2008年6月16日 月曜日

  今朝 「かにさんが、おるよ。でも大変だよ。」と Aちゃん。 

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「何が 大変なの。・」と 行ってみると、「かにさんの手が一つしかないんよ。よく見ると 本当にハサミが 一本しかないのです。「ほんとだね。どうしたんだろう。」「けんかしたのかな。」「だれかに食べられたのかなあ。・・・」と 口々に心配している姿が ありました。雨の日の朝、ある家の玄関前に 迷い込んでいたそうで 、途中でハサミが取れる様な出来事に出会ったのかもしれません。

 また、年中さんは、うさぎ組のテラスで「チュン、チュン。って何か声がするよ。」とkちゃんが 気づきました。みんなで、雨どい下の鉄板の箱の丸い穴の中をのぞいて見ると、わらが、一本、二本、見えていました。そして その中から「チュン、チュン・・・」と 確かに声がするのです。それを見た子ども達からは、「おふとんにするのかなあ。 おうちの中は、あったかいのかなあ。・・・」「何を食べるのかなあ。」などの疑問が次々と聞かれました。  そこで部屋に帰って、「ツバメの巣づくり」というDVDを見ることにしました。その中でツバメのお父さんとお母さんが共同で巣作りする様子を見たり、餌は親が探して持って帰って食べさせたりすることが分かりました。直接体験とテレビ視聴による間接体験とでイメージが重なり合い「雀さんもきっと同じようにお父さんとお母さんに餌を運んでもらって大きくなるんだね。」という声が聞かれました

 幼稚園の中にも様々な場所、場面で、小さな虫や鳥、植物との出会いがあります。この出会いによって、自分達の生活と重なり合い、動植物に対しても優しく思いやりの気持ちを持つことが出来ると良いなと思います。毎日のように世の中で恐ろしい事件が起こる今だからこそ子どもたちの心のなかに大切な温かい芽が育って行ってほしいと願っています。そしてこの小さな出会いを大切にしていきたいと思います。 

 さて、今日は、子どもたちの楽しみのひとつの手づくり給食でした。今日の献立は、「粉ふきいも」先日のジャガイモ掘りで収穫したジャガイモを使っての料理です。たんぽぽの子達は、自分たちが掘ったジャガイモと聞いて大歓声。「美味しいね」といいながら、何杯もおかわりをしていました。

 今日の粉ふきいものレシピを紹介します。 

 材料{ジャガイモ、にんじん 、砂糖、塩}

 1ジャガイモは、洗って皮をむきます。

 2にんじんは、5ミリくらいのサイコロ切りにします。 

 3ジャガイモは1、センチくらいの輪切りにします。

 4,切ったジャガイモとニンジンをひたひたの水でぐつぐつ煮ます。 

 5,お湯を切って 砂糖と塩で味付けをしながら、切るようにして混ぜて行きます。ジャガイモの形が崩れて・・・愛情たっぷりの「粉ふきいも」のできあがりです。

 是非 ご家庭で、お子さんと一緒に 作って見てくださいね。話題が盛り上がり、食卓が一段と賑やかで、温かくなること間違いなしです。

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