幼稚園の日記(ブログ)

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2008年6月3日 火曜日

 今日はあいにくの雨で、じゃが芋掘りは中止となりましたが、私たちにとっては昨日の反省をふまえた保育をする絶好のチャンスの日でした。廃材遊びが大好きなくま組は昨日、「先生も廃材持ってくるからみんなも何でもいいから持ってきてね!」と伝えていたので、今日、「先生持ってきたよー!」と、持ってきた子がたくさんいました。そしてさっそくその廃材を手にして、「なに作ろうかなぁ。」と、考え始めました。作り始めると、全く同じものを作る子はいなくて、一人ひとりが夢中になって自分の制作を楽しんでいました。Mちゃんは、大きいダンボールを見つけると、「これ車にしようかなぁ。」と言って、「ここに版画をしてみたいんだけど。」と、相談をしてきました。「グッドアイデアよー!」と言うと、「じゃあ野菜を取りに行かないと!」と言って、テントのままごとコーナーに行きました。そこで、大根、にんじん、ピーマンの野菜を選んで版画に使えるように包丁で切って、2階のテラスの絵の具コーナーに持ってきました。しかしそこには、お絵描き用の絵の具しかありません。”どうするのかなあ”と様子を見ていると、お絵描き用の絵の具は水っぽすぎて、版画むきではない事に気づいたようで、「これじゃなくて、お皿に出さないと。」と言って、お皿も用意して来ました。しばらく様子を見ていると、絵の具をそぉっと出して、水もほんの少し加えて、粘りのある版画用の絵の具を作ると、一番面白い形ができる、ピーマンを中心に車の側面に模様をつけていきました。Mちゃんが今までの経験を通して、その遊びに必要な物を自分で考えて用意する事が出来た事に感動すると共に、その時々の遊びの過程を大切にしなければならないと感じたのでした。明日も全ての子ども達にとって充実した一日になりますように、じゃが芋掘りが出来ますようにと願っています。

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コメント (「遊ぶのだーいすき☆」              くま組 村田 麻美 はコメントを受け付けていません)

2008年6月2日 月曜日

 今日は朝からあいにくの雨で登園してきた子どもたちは「今日はお外で遊べんね。」と少し寂しそうに話していました。外遊びが大好きな子どもたちが室内でも楽しく遊べる環境をと日頃から好んでしている廃材遊びや絵の具遊びの環境を各クラスの担任が自分のクラスの子どもたちのためにそれぞれ準備しました。以前から作品展があることを伝えていたこともあり子どもたちは思い思いのコーナーで遊び始めました。そして満足できる作品ができると「先生!これ作品展用にしよっか?」などと言いながら手を加えていく姿がありました。絵の具コーナーにいたY君は、細長い紙を見つけると縦向きにし、黒の絵の具でサラサラサラと漢字やひらがなのような物を書き始めました。「何を書いているの?」と聞くと、「これは習字なんよ!」と言い書き終えた字の横に赤い絵の具で丸をつけたり、字の上をなぞったりして「これは習字の先生がしてくれるんよ!」と教えてくれました。子どもたちは紙一枚、廃材一つを見ても一人ひとり様々な発想がわき、そこからイメージを膨らませて遊んでいます。そんな姿に改めて感動し、話を聞いたり、一緒に作ったりして楽しさを共有することができました。今日は昼食までの間たっぷりと遊び、子どもたちは「また明日するけん!」と続きを楽しみにする姿がみられました。そして「雨の日もいいかもね、、、」と顔を見合わせてこっそり話す声も聞こえました。

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 また今日は室内でじっくり遊べたということもあり、ハサミやテープ、ガムテープ、絵の具などの使い方をその場で指導することもできました。梅雨に入ってお部屋で過ごすことも多くなるので子どもたちの様子をしっかり把握し、室内でも子どもたちが楽しめる環境を考えていきたいと思います。また用具類などの正しい使い方を指導し安全面にも十分注意していきたいと思います。

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コメント (   雨の日の楽しさ         うさぎ組 木原由佳 はコメントを受け付けていません)