幼稚園の日記(ブログ)

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2008年5月20日 火曜日

楽しい親子運動会が終った今日、子ども達は、ニコニコ笑顔で登園してくると、何事もなかったかのように、叩き染めや色水遊びなどに加わって、いそいそと遊び始めました.

すみれ組の子ども達も、シールを貼ると「お外行くー」と言って、元気に部屋を飛びだすと「やっぱりあれがしたい!」と言って向かったのは、野菜のスタンプコーナーでした。今朝新しくだした野菜のスタンプコーナーを登園するといち早く見つけて興味を持っていたのでした。紫キャベツや大根、ピーマンを半分に切った物をきれいな形になるよう「10数えてから、話すんよ」と言うと「1.2.3.4.5…10!」と数えて、パッと手をあげると「うわー、お花ができた!」と歓声がわきあがりました。そして、何度も何度も10数えて今度は「お花畑ができた」と、目を輝かせて見せてくれました。

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また、砂場でも、とてもおもしろい事をしている子ども達を見つけました。ぞう組のHくんが「みんな僕の足を砂で埋めてー」と言って足を埋めてもらうと、「みんな、水をちょうだい」と友達に、声を掛けていました。「Hくん、何しよるの?」と聞いてみると、「H君は木になっとんよ。お水をくれたら、咲くけん。今は、蕾なんよ」と手で蕾を作っていました。しかし、なかなか咲きません。「Hくんまだ咲かないの?」と聞くと「そんな少しの水では大きくなれんもん。もっとお水をくださーい」と答えました。それを聞いた、周りの子が急いで、ジョウロを取りに行き、たくさんの水をあげました。すると、手をバタバタさせて「水が多すぎてくさります」と言いました。そこで今度は少しずつ水をあげていくと「パッ。咲きました。」と言って、両手をひろげると、モゾモゾと足を動かし始めました。木が喜んで根を広げたのだそうです。そこでは思わず子ども達や教師から拍手があがりました。そして、いつの間にか、年少、年中のたくさんの子どもたちが集まっていました。たくさんの子どもを惹きつけたH君の想像性と表現力に、驚かされた1日でした。私も、子どもに負けないように、頭をやわらかくして、いろんな事を感じていきたいと思います。

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