2008年5月14日 水曜日
昨日からの雨も上がり、気持のよい天気となった今日、園庭に万国旗を飾ると子どもたちの間では、「もう少しで運動会やね。」と気持ちが高まってきました。
そんななか昨日に続いて、色水コーナー、浸し染めコーナー、叩き染めコーナーが盛り上がっていました。叩き染めコーナーでは昨日の教師の話し合いの中で染めた後水洗いの際に酢を使ったらどうなるだろうか、色落ちが少ないのではないかということがありました。そこで、酢を水でうすめたものを出してみると、子どもたちはすぐに、「なんか酸っぱいにおいがする。」「僕このにおい知ってる。お酢だ!」「何をするん?」と興味をもっていました。「これで洗うんだよ。」と伝えてやってみると、水で洗うより色がはっきり出て、昨日も染めていたkちゃんは「昨日より緑色になってる。なんで?」と驚いていました。今日も一つ子どもたちと一緒に不思議を発見することが出来ました。
今日は包丁ままごとコーナーがさくら組前に移動したためいつも包丁ままごとコーナーの場所であるカーポートが空いていました。それに気づいた子どもたちが1人、2人、3人とカーポートの中に座り込んで何かを始めました。しばらくして何もない所に座り込み何をしているのかなと近づいてみると、すでに10人くらいの子どもたちが集まって泥団子づくりに熱中していました。なんでこの場所なのかよく見てみると「見てみて!つるつる!」「先生!さら粉!!」 …そうなんです!!昨日の雨でほかの場所の土は湿っていたのですが、そのカーポートの下だけがきれいなさら粉になっていたのです。その穴場スポットを見つけた子どもたちは長い時間、泥団子づくりを楽しんでいました。
その横にはもう一つの穴場スポットがありました。そこは昨日からの雨で大きな水たまりができていました。そのもう一つの穴場では年長児が中心になって泥遊びが始まっていました。あまりにもダイナミックにそして楽しそうに遊んでいたので「何を作っているの?」と聞くと「豆乳工場!!」と張り切って答えていました。「コーヒー」と答えるかなと思っていた私はとても驚きそして感心しました。手づくり給食を通して豆乳が身近なものとなり遊びにもつながっていることを知り改めて経験の大切さを実感しました。食育は食べることだけでなく幼児たちの生活の中にしっかり根付いてきているのですね。
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