2008年4月11日 金曜日
一雨ごとに暖かくなり、今日は上着を脱いで元気いっぱいの子どもたちの笑顔が太陽の中で輝いていました。季節の変化をいち早く感じとった子どもたちの中には裸足で走り回る姿もみられ、さすが”三葉っ子”と感心しました。昨日まで不安気な表情だった新入児たちもそれに誘われてブランコや砂あそび、ままごとなどをして遊んでいました。又、Kちゃんはお家のお花畑でだんご虫を一匹見つけたので幼稚園のお花畑にもだんご虫がいるに違いないと登園してきてだんご虫探しに余念がありません。
そんななか今日、年中、年長児はクラス写真を撮りました。満開の桜の木の下で新しいクラスの友達と新しい帽子をかぶり、全員で大きい組さんになって始めての進級写真はみんな一段と大きく見えました。その後遊具の使い方や名前を子どもたちと確認し、安全な遊び方を話し合いました。一つ一つ回っていく中で「年少さんに教えてあげる!」「怪我せんようにみてあげる!」と子どもたちなりに理解している様子でした。そんな中風が吹き沢山の桜の花びらが一斉に飛び始めると「きれー!」「雪みたい!」と感動して見とれていました。K君が「なんか追いかけっこしよるみたいやね」と表現するとAちゃんが土の上で舞っている桜を座り込んで眺めながら「こっちはかけっこしよるよー」と言いました。その桜吹雪と一緒に鳥が一羽飛んでいく様子にTちゃんは「あっ!鳥も追いかけっこしよるー!」「早く逃げてー!」と応援していました。地面の花びらを集めて「お母さんのお土産に」と大切に持ち帰ったり、地面に落ちた花びらの上に立ち「ふわふわのじゅうたんみたい」と子どもたちは自然に触れ春ならではの現象を感じとることができていました。そしてその中からでてくる子どもたちの素直な表現を聞くことができ、とてもあたたかい気持ちになりました。これからも子どもたちと様々なことを感じ、発見していきたいです。
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