幼稚園の日記(ブログ)

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2008年1月10日 木曜日

ポカポカで気持ちの良い園庭でなわとび、竹馬、踊りなど、今日も子ども達は元気いっぱい遊んでいました。

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一方、さくら組のお部屋では登園して来た子ども達が粘土でお料理を作って並べていました。「これはスープなんよー。中にはおもちが入っとるんよ。」とHくんが料理の説明をしてくれました。それを聞いていたMくんが「おばあちゃんちで食べたんよ。」と得意そうに言いました。粘土を丸めておもちを作り、フライパンで焼いておわんに盛り付けてたくさんのお雑煮が並びました。

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そんな時です。何だかよい匂いがしてくるではありませんか。戸外で踊りをしていた年中児のTちゃんが「玄米やと思う。」と言うとAちゃんが「ちがうよー。」と2人で言い合いながらどちらからともなく靴を脱いで調理室へと向かいました。そこでは古森先生が一生懸命玄米を作っていました。玄米だと分かった2人は「やっぱり玄米やったねー。」「楽しみ!!」と言いながら、また戸外の遊びへと戻って行きました。ぞう組では古森先生の炒り玄米は“スーパー玄米”という名前が付けられていて、パワーのもとになると信じられているそうで、漂ってくる炒り玄米の匂いで発表会の練習にも力が入っていたようでした。
さくら組では給食の時、机の上に配られてきた玄米を見つけたHちゃんが「ふりかけいらない。ごはんの上に玄米をかけて。」と言い、お茶碗を持って来ました。Hちゃんは偏食が多く、給食が大の苦手なのです。時にはそのために登園をしぶることもある程なのですが玄米をかけると嬉しそうに席へ戻り「おいしい。おいしい。」と言いながら完食したのでした。

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久しぶりの玄米の匂いに楽しみにしていた子ども達。おいしく食べた後は古森先生にお礼を言いに行きましたが古森先生が外出中・・・。「あー、おらんかった。」と残念そうに事務室から出て来る子ども達。きっと明日の朝、一番で「ありがとう」と古森先生に言うことでしょう。
子ども達は感謝の気持ちを持ち、そのことを言葉で伝えられるようになったんだと感心しました。

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