2007年11月28日 水曜日
今日は紅葉が風が吹くたびにはらはらと散ってとてもきれいでした。この自然を壊さないよう、自然のままで子ども達を迎え入れました。今日は落ち葉を使った遊びが砂場の周りや包丁ままごとの所でたくさん見られました。年長のAちゃんは砂場の土を固めて山を作ると、焼き芋の所に集めてあった松の木の枝をみつけて「それください」と言って枝をもらって山のてっぺんに立てました。そしてその山に何を思ったか目を作って片目に落ち葉を貼りました。「海賊のできあがりー!」と言うともう一つ作って「次は子分!」と親分と子分の山ができました。
ままごとコーナーでは女の子が落ち葉を丁寧に切り刻んで料理に使っていました。そして片付けをした後、年長組は5クラス全員でリレーをしました。
らいおんぐみでは先週、作戦を練っていて、古森先生にもアドバイスをもらっていたのでリードの仕方がとても上手になっているのに驚きました。その後、昨日から話題になっている園庭の紅葉について古森先生に話していただきました。園舎側から園庭に立っている木を見ながら桜やイチョウの木の葉っぱは色が変わっているのにオリーブや松の木は一年中緑のまま。それに桜の葉は赤色、イチョウの葉は黄色になるけど何で違う色なんだろうと沢山の「なぜだろう」が見つかりました。するとTちゃんが「桜の木はさくらんぼがなるよね。イチョウの木は黄色の実がなるよね。だから葉っぱの色も一緒なんかな。」と語りかけてきました。確かにそうです。さくらの赤い葉っぱと赤い実、イチョウの黄色い葉っぱと黄色い実、そしてオリーブの緑の葉っぱと緑の実。このような発想がでたことに「なるほど!!」と感心するばかりでした。私自身、それなりに知識を身につけておかなければ子どもに追い越されてしまうと少しあせりを感じました・・・。
その時に聞いた内容だけを考えるのではなく、さらに先を考えて実がなっている時の事も頭に思い浮かべられる子どもの発想力の豊かさに今日も驚きと感動をもらいました。
明日からもいろいろな環境の中で子ども達の発想が豊かになるような保育をしていきたいです。
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