幼稚園の日記(ブログ)

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2009年2月16日 月曜日

 「うわー!!お花が咲いとる!!!」今朝、ひまわり組の花壇に小さなクロッカスの花が咲きました。水やりをしていたAちゃんは、そのことが嬉しくて、クラスの友達みんなに知らせていました。Aちゃんは一日中クロッカスの花が気になり、泥団子を作りながら花のところに行ったり来たり…そしてお昼になると「見て!お花が朝よりも開いとる!!」「太陽が大好きやけん、いっぱい開いとるよ!」と言うと、Mちゃんが「でも何で他のクラスはつぼみもないのにひまわりさんだけ咲いたんやろー?」と疑問を投げかけました。そして、「毎日お水やりよるし、お外もあったかくなったけんよ。もう少ししたら春になるんよ。」とAちゃん。少し早い春を感じた日でした。

 今日から自由参観日です。年少はお母さんやお父さんの姿を見つけると、嬉しくなって「一緒に泥団子作ろう!」「ままごとしよう!」と遊んでいました。戸外では、どこの環境にも異年齢児とのかかわりが見られ、かっけっこを楽しんだり、テラスでは、発表会でほかのお友達が踊った踊りを保護者に見てもらうなど、好きな踊りも思い切り楽しむ姿が見られました。

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 年中5クラスはお天気がよかったのでお出かけバックをもって、園周辺にお散歩に行くことにしました。踏切を越えると山や畑があり子どもたちも「うわあ!すごーい!!」と思わず歓声を上げました。早速図鑑を広げ一つひとつ「これはなに?」と不思議そうに眺めていました。なずなやほとけのざ、たんぽぽ、よもぎなどたくさんの草花を見つけました。「これはよもぎだよ」と教えると「よもぎは、おもちつきの時に使ったんよね。」とK君は、去年のことをよく覚えていました。それを聞いた他の子どもたちも、「じゃあ、これ持って帰る!!」と言って摘んで袋に入れました。見晴らしも良く空も晴れ晴れとしていて、空気もおいしく全身で春の訪れを感じることができました。たくさんの草花と春の空気を袋に入れておみやげに持って帰りました。

 また、年少、年中新館のクラスでは冬の間は、廊下側の戸を閉めて生活していましたが、気温もあたたかくなり、お部屋も春の準備をしていこうということを古森先生が考えてくださり今朝、模様がえをしてみました。登園してくると子どもたちは「わー!これどしたん!!すごーい!」「部屋が広くなっとる!!」と驚いたり、歓声を上げたりしていました。ぺんぎん組では廊下側に置いた棚の上でラーメン屋さんごっこが早速始まりました。ぱんだ組でも女の子の中でチョコレートやさんが始まり、昼食後も作る姿が見られました。また明日からの続きが楽しみです。

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 くじら組では卒園文集の表紙を作りました。昨年はマーブリングをしていたのですが、今年はブラッシングに挑戦しました。「ブラッシングをするよ。」と話をして準備をしていると「ブラッシング?」「何をするの?どうやってするの?」と興味津津!!ためしに厚紙を切り網とはぶらしを使って絵の具をはじいていくと絵の具が紙の上に霧状に散り、紙をはがすと形が浮き出てきました。「わー!きれい!」「すなみたい!」と初めて見る絵に驚いて歓声が上がりました。そして、自分たちが思い思いの絵を切っていました。中には「電車を走らせたいから線路もいる!」と細かく作ったり、「下が海の青で船があって、上にはロケットを作って赤にする。」とイメージを広げていました。自分たちで一生懸命作った表紙の世界で1つの文集が出来上がるのがとても楽しみになりました。

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2009年1月19日 月曜日

 3学期から年長児に代わって年中児たちがケアフル竹原と合歓の木訪問をすることになりました。そこで今日、1番バッターでぱんだぐみがケアフル竹原を訪問しました。練習の時から、年長さんのかわりにケアフル竹原のおじいちゃん、おばあちゃんのところへ行くことを楽しみにしていた子どもたちは、今日も登園してくると「今日はケアフル竹原に行くんよね」「おじいちゃん、おばあちゃんに会いに行くんよね」と話していました。バスの中でも「がんばる!!」と言って意欲満々でした。

 ケアフル竹原に着くとバスの中とはうって変わって子どもたちの表情は緊張していて、古森先生から「今日は何しにきたの?」とたずねられても声が出ません。「大丈夫かな?」と思いながら進めていくうちに手をつなごうの踊りの頃から表情もやわらいできて元気いっぱい踊ることができていました。

 触れ合いあそびでは、お年寄りの中にすんなり入っていくことができ、一緒に手をたたいたり、肩をたたいたりして楽しむことができました。

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 かるたあそびでは、かるたの絵は子どもたち1人ひとりが描いて、文字はお年寄りの方が読めるように拡大して持っていきました。おじいちゃん、おばあちゃん達に札を読んでもらい、子ども達が3人ペアで絵札をとります。文字を読み始めると勢いよくスライディングして取りに行く子ども達の元気な姿にお年寄りの方からも拍手がわきおこりました。「僕は、2枚もとれた」「私は1枚もとれんかった」と子どもたちの表情は様々でしたが、かるたとりは、お年寄りの方からも大絶賛でした。

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 歌は、こぎつねとななつのこを歌いました。特にななつのこは一緒に歌って下さり、終わってから1人のおじいちゃんが「うまい!!」と手をたたいてくれました。Aくんは、いつもはおふざけが多いのですが今日は全く違っていました。言葉も大きな声で言ったり、歌も堂々と大きなきれいな声でうたうことができていました。終わってからも、よっぽど嬉しかったのか、ピョンピョンとびはねてみたり、「幼稚園に帰りたくない、ずっとおりたい」と言ったりする姿も見られました。

 最後にケアフルのお年寄りを代表しておばあちゃんが「今日はとっても楽しかった。カルタもみんなとるのが早いし、みんながとってもかわいくて感動した。元気をたくさんもらったから、みんなも幼稚園に帰ってからまた力をたくわえておいてね。年長さんになったら、また会いにきてね」と、たくさんの温かい言葉をいただいて、子どもたちの表情も満面の笑みでいっぱいになりました。バスに乗ってからも、窓をあけて、「ありがとう」「ありがとう」と握手したり、姿が見えなくなるまで手をふったりしていました。

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コメント (「初めてケアフル竹原に訪問に行ったよ」  ぱんだぐみ 小倉彩子 はコメントを受け付けていません)

2008年12月18日 木曜日

今日、朝登園してくるなり、子どもたちが「昨日、サンタさんにもらったトランプで遊んだよ。」 「お母さんに見せたんよ。」と、嬉しそうに話しに来てくれました。

 さて、2学期が終わる日まで、あと1日になりました。どのクラスも今日は使ったお部屋を掃除したり、片付けをしたりしていきました。自分のロッカーの中を雑巾できれいに拭いたり、お道具箱の中を整理したり、窓拭きをしたりしながら、「ピッカピカになったね。」 「お部屋がきれいになったね。」と、嬉しそうに言う姿が見られました。また、アルバムを1枚1枚見ながら、2学期の思い出を振り返っていきました。「運動会のかけっこ頑張ったよね。」 「スケートすべれるようになったよね。」 「遠足楽しかったね。」などと、友だちと言い合いながら、じっくり見ていました。思い出つまったアルバム、またおうちでも家族で楽しんで見てください。

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さて、ぞう組さんが、ケアフル竹原のおじいちゃんたちのために『ももたろう』を演じたという噂を聞きつけたぱんだ組の子どもたちは、先日から、「ぞう組のももたろうを見たい、見たい。」と、とても楽しみにしていました。今日、見せてくれることになり、子どもたちも大はしゃぎしながら、会議室へ上がっていきました。そして、年少・年中の赤コースみんなで見ることになり、ぞう組のお友だちも少し照れ笑いしながらも、とっても立派なももたろうの劇を見せてくれました。ぱんだ組の子どもたちは、「大きなももおいしそう!!でもすごく重たそうやね。」 「わぁー鬼が出てきた。」 「あのきびだんご、大きいね。」と、劇に見入っていて、終わってからも「ももが、ぱかって割れるところがおもしろかった。」 「鬼が戦うところが楽しかった。」と、口々に話す姿が見られました。その反面、直したらいいところは?と聞かれると、「ももたろうがもう少し大きな声出したらいい。」 「箱の中がからっぽやけん金庫とか宝物とか作ったらいいやん。」という、厳しい指摘もありました。年少・年中児からの声に、「じゃぁ、もっとかっこよくできるように頑張るけん。」という、ぞう組さんの声に、年中組の子たちも、「僕らも発表会頑張ろう。」と、意欲満々の表情をうかべていました。

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 明日は終園式です。残り1日、子どもたちと大切に過ごしたいと思います。

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2008年11月27日 木曜日

 「先生スケート楽しみやね」「手袋がいるんよね」と前日から、とても楽しみにしていた子どもたち。今朝登園してくると、「僕、この前スケート行ったんよ」「滑れるようになるかなー楽しみやね」と、いろいろな会話がとびかっていました。

 迎えに来た大きないよてつスポーツセンターのバスに乗ってアイススケート場に着くと、「わーついたついた」と歓声があがり、早速手袋をはめて、スケート靴にはきかえました。古森先生からアイススケートをするための注意を、静かに聞きました。その中で、転んだら危ないので友達や役員さん、先生とも手をつながないで一人で滑ることや、氷は絶対削らないこと、転ぶときは、おしりはクッションみたいにやわらかいのでおしりから転ぶことなど、一つひとつの約束ごとにしっかりとうなづいていました。

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 まずしゃがんで片手をついて、もう片方の手をついて、起き上がるよう立ち方を教えてもらって実際に練習もしました。そして、小さいリンクからハイハイしながら大きいリンクへ移動していきました。年長児は、去年の経験とプレオープンで先日行って今年は2回目であることから、すぐに立って滑ることができていました。年中児も、そんな姿を見ながら、教えてもらったように立とうとしていました、Yくんは、滑っていた方に「ゆっくりしゃがんで顔はまっすぐ向けたら滑れるよ」と教えてもらい、そのようにしてみると、少し滑れてとても喜んでいました。又「スケート選手みたいに滑れるようになりたい」と言っていたTくんや、「スイスイ滑れるようになりたい」と言っていたMちゃんも、いつのまにかリンクの端から端までいけるようになっていました。他の子たちも次々やってきて、「見て見て」と言って立てるようになったところや、滑れるようになったところを見せてくれました。帰ってからも「滑れるようになってとっても嬉しかった」「またスケート行きたい」「今度はもっと滑れるようになりたい」と昼食中も話題に花が咲いていました。明日は反対のコースが行きます。とても楽しみにしているようです。

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コメント (「アイススケートにいったよ」     ぱんだ組  小倉彩子 はコメントを受け付けていません)

2008年10月28日 火曜日

 1ヶ月前にDVD視聴で「やおやさん」を見たことをきっかけにぱんだ組であめやさんが始まりました。昨年年少時の経験もありすぐに呼び込みに行ったり、売り買いを楽しんだりする姿がみられました。小さなあめやさんがだんだん広がっておかしやさんになりラムネやチョコレートなどたくさんの種類のお菓子ができました。女児数名だけのごっこあそびがどんどん広がっていき男児の間では、おそばやさんやジュースやさんが始まりました。そして、Rくんの「DVDも見れるけん映画館にしよう」という一声からクラス全体でのごっこあそびが始まりました。その中でレジをする人、チケットを売る人、映画館の案内人、ジュースやさん、おかしやさん、ポップコーンやさんに分かれて必要なものを考えながら作っていく姿が見られました。 「レジにはカード通すところもあるよね」「ピッってするところもあったよね」「お金おくところもいるよね」とお買い物に行った時にしっかり見てきたレジもできました。次々にアイディアがひらめいていきました。映画館では、積木をせかせか運んできて、自分たちが、座りながら「ここやったら見えるよね」「ここに座ったら目が悪くなるやんか!!」と言い合いながら座る場所を考えていきました。映画館は暗いけん、暗くしようや!!という案にごみ袋を使って、暗くしたり、ダンボールで囲い、飾りもつけました。毎日次々と準備は進められていきます。映画館の名前も決めようということになり「わくわくぱんだがいい」「ドキドキさん」などいろいろ案が出ましたが、みんなで話し合った結果「えみふるぱんだ」に決定しました。「エミフル」には何でもあるから…という理由からでした。早速看板づくりも始まりました。

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年少さんやひよこさんが、今日は遊びにきてくれ、えみふるぱんだは、たくさんのお客さんでとてもにぎわっていました。その中で問題点も次々でてきました。なかなか売れないおかしやさんをどうするか、映画館の中でのルールも決まりました。明日からも子どもたちのアイディアがたくさんでてくるでしょう。又どのようになっていくかが楽しみです。

 そしてぞう組では今日から「レストランエレファント」がいよいよオープンしました。昨日まで、開店する為に必要なものを作って揃えてきましたが、いざオープンしてみると一度に沢山のお客さんが来てくれて、自分が考えていた以上に品物を作ることが大変なことに気付いたようです。レジ係が4人もいたのにボーッと立っている暇もなく、品物作りにまわったり、お客さんを誘導して注文を受ける係りに進んでなったりしていました。その中で、Kちゃんがちょっぴり疲れた様子のI君に「ひつじ組のお風呂でも入ってこんけん」と声をかけるとA君が「わかった、I君、一緒にお風呂入りに行こう」と言ってお金を作り、ひつじ組へ行きました。約10分後二人は、笑顔で帰ってきて「あったかくて、いいお風呂やった」と報告してくれました。又、K君は「こんなに料理を作るのが大変だとは思わんかった。すっごく忙しかったね」と一日を振り替える姿も見られました。明日は、料理の内容ごとに仕分けをしたり、作る人を増やしたりしていくという相談がまとまりました。みんなで考え、いかにお客さんを喜ばせていくかがこれからの課題です。

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コメント ( 「えみふるぱんだとレストランエレファントの紹介」                               ぱんだ組小倉彩子ぞう組原田寿子 はコメントを受け付けていません)

2008年10月17日 金曜日

 昨日の朝幼稚園の駐車場にある畑の草引きをしていたところ、ブロッコリーの若葉に、あおむしがたくさんついているのを発見しました。早速、子どもたちに見えるように、飼育ケースに葉っぱを入れて、育てることにしました。登園してきた子どもたちが、それに気がついて、集まってきて、「これ何になるんやろね・・・」「大きくなったらちょうちょになるんよね」などと、口々に話す姿が見られました。そして、今日年少児たちが、えさをあげに行くと言ったまま戻ってこないので、行ってみると、子どもたちが、じっとケースの中を覗き込んでいました。教師も覗いてみると、さなぎになりかけていて、目や足が少し分かるだけになっていました。1日でこんなに変化する成長ぶりに驚きましたが、これから、育っていく様子を見ることがとても楽しみです。

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 今日も昨日に引き続き、木工コーナーやお絵かきコーナーは、たくさんの子どもたちで、賑わっていました。木工コーナーでは1つのテーブルが、おうちづくりで盛んでした。2階建てのおうちや、庭を作ったり、階段も作ったりと、日に日に手を加え、まるでそこの場所が、1つの街のように見えました。まだまだこの遊びは、続くようですのでとても楽しみです。その他にもさつま芋掘りの時に、とってきた数珠玉で、ネックレスを作ったり、うでわやゆびわ作りをしたり、又、どんぐりに穴をあけて、こまを作ってまわして遊んだりする姿が見られています。

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  さて今日は手づくり給食でした。今日のメニューは、さつま芋と黒豆のごはん・さつま芋のおみそ汁・豆腐ステーキ・切り干し大根・さつま芋唐揚げの黒蜜かけ・柿でした。子どもたちに、自分たちが掘ったお芋が入っていることを伝えると、「このお芋甘い」「あっここにもお芋が入っとる」「でも俺は、やっぱりみそ汁が一番やな」などと、子どもたちの会話も、いつも以上に、弾んでいました。又、食べた後の食器洗いも、子どもたちの楽しみの1つになりました。友達の分も、洗ってあげる姿まで見られるようになりました。野菜嫌いの年長児のK君も、友達に「昨日とったお芋を古森先生が工夫して作ってくれたんやけん」と言われて、全部残さず食べたり、S君は、切り干し大根を食べたことがなかったようでしたが、「栄養がたくさんあっておいしいんよ!」と友達に言われて、1口食べると、「おいしい」と言って、全部食べていました。昨日のさつま芋掘りで、持って帰ったさつま芋も「お母さんと一緒にお芋つぶして食べたんよ」「お芋の皮は、天ぷらにしたんよ」と、料理して食べたことを口々に話してくれました。

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コメント (「あおむしがさなぎになったよ」    ぱんだ組  小倉彩子 はコメントを受け付けていません)

2008年9月26日 金曜日

 最近のぱんだぐみの子どもたちの大好きな遊び場は砂場です。今日も登園してくると、友達と誘い合って、砂場へ一目さんに駆けていきました。明け方までたくさんの雨が降っていたこともあり、水の中へ足を入れると「わあー氷の世界みたいやね」「冷たくて気持ちいいー!!」と言ってキャーキャーひとしきりさわいだ後、「今日は山と川を作ろうや!!」と言って遊んでいました。運動会の踊りのグループ作りゲームのなかで、グループに入れないで立っている友達に「おいでおいで」と言って入れてあげていたYくんは砂場でも、じっと立って見ている友達に「おいで」「こっちにおいで」と言ってスコップを渡してあげる姿がみられました。他の子たちの中でも「仲良くしてあげんといかんよね」「ケンカしたらいかんよね」などという会話があちこちで聞かれるようになりました。運動会の練習は子ども達からみるとゲームや遊びの部分も沢山あります。そんななかで友達関係も広がり、仲間意識も芽ばえてきているようです。

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 又、今日は、子どもたちの楽しみの手作り給食でした。今日のメニューは豚丼、サラダ、りんご、スープでした。子どもたちは「おいしいね」と言いながら残さず食べ、コップに入ったスープも「こうやってしたら具がまざるよ」と言って底に沈んでいた具をくるくる箸でかき混ぜて「にんじんとお芋が入っとるね」などと言って食べていました。そこで「ごはんは残さないで、きれいに食べましょう」という古森先生の放送を聞いた子どもたちは、「お皿がきれいになるように食べんといかんのよね」と口々に言いながら全部食べると、ピッカピカになったお皿を見せにきてくれました。

 又、今日は、午後から年長児対象の愛媛県出身のオペラ歌手二宮のり子さんの「親子ふれあいコンサート」がありました。オペラ歌手の二宮のり子さんがスパンコールがいっぱいのキラキラドレスを着て登場されると「うわぁ、かわいい!」「きれい」という声があちらこちらからあがりました。出身が宇和町ということで親しみのある伊予弁で子どもたちに語りかけて下さり、和やかな雰囲気で始まりました。(ちなみに古森先生と同郷で話が弾んだようでした。)イタリアの「オーソレミオ」をとても美しい声でうたって頂いた後からは、子どもたちも一緒に「犬のおまわりさん」や「ぞうさん」などを歌って楽しみました。その合間に、たくさん子どもたちに語りかけをして下さいました。先生が「わたしはお姫さまになりたかった」と言われると、すかさず子どもたちは「もぅお姫さまになってるじゃない」「お姫さまだよ」と口々に言いました。子どもたちから見れば、あのキラキラのドレスはお姫さまなのです。「つらいことがあったら、窓をあけて、お星様を三っつ数えよう! 一つ目は今日は悲しかったね! 二つ目はでも頑張ろう! 三っつ目は明日はもっと頑張ろう!! ファイト!」この言葉も何となく子どもたちの心に残ったようでした。私たち教師もとっても楽しく、勇気をいただきました。参加された保護者の皆さんにも「自分より大きい人になるに違いない。この子達の集中力と笑顔を信じましょう」と静かに語りかけられて、みんなが優しい気持ちになりました。

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   ★豚丼のレシピ★

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 材料    豚肉(モモ切り落し)、たまねぎ、にんにく(少々)、豆腐(又は卵)、春菊(緑の色付け、みつばなど)、三温糖、みりん、塩、しょう油、春雨

・豚肉は一口大に切ってみりんとしょう油で下味をつけておく

・たまねぎはくし切り、にんにくは薄切

・豆腐は手でくずす

・春菊は2cm程度のザク切

1.にんにくを油で炒めて豚肉を入れてさらに炒める。

2.次にたまねぎを入れて炒め、しんなりしたら三温糖とみりん、塩、しょう油で濃い目に味をつける。

3.手でくずして水を切った豆腐を入れて煮る。

4.豆腐を入れて味が薄くなっているので春雨を入れてやわらかくなったら、もう一度味を整える。最後に春菊を散らす。

※(ごはんにかけるので味は濃い目でよい)

5.ごはんにおつゆごとかける。(卵を使う場合は3の段階で流し込む。手作り給食メニューは全ての園児が食べられるよう卵、牛乳、鶏肉その他アレルギー材料を除外しております。)

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コメント (「大好きな遊び場」      ぱんだぐみ 小倉彩子 はコメントを受け付けていません)