幼稚園の日記(ブログ)

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2023年3月4日 土曜日

朝晩は寒いものの日中暖かくなる日が多くなり、春がもうすぐそこまでやって来ているなと感じる今日、ひよこ組のおゆうぎ会がありました。保育教諭達は子ども達がいつもと違う雰囲気を感じないようにいつも通りを心がけて朝の受け入れをしました。数人泣いて来る子もいましたが、お部屋に入ると泣くのをやめ、遊び始めました。会議室に上がってからも広い部屋が嬉しくて走り回っている子もいれば、友達衣装を見せ合ったり、友達と遊んだりしている子、さまざまでしたが、いつも通り過ごす事が出来ていました。ホールに移動してからは、慣れた場所だったのでリラックスした表情を見せてくれました。保護者には子ども達が手遊び、大型絵本を楽しんでいる間にそっと後方座席に座ってもらいました。

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ほとんどの子が気付いていない間にいよいよおゆうぎ会開始です。

最初に古森先生から話があった通り、ついこの間まで遊ぎ場で自由に過ごしていた子ども達はここでも自由に動き回っていましたが、何回も練習していく内に、少しずつ落ち着いてきていました。もも組は実は「いないいないばあ!」が大好きな子ども達に「かわいいかくれんぼ」の踊りをと選んだのですが・・・いざステージに上がると、全く動かずほとんどの子ども達が座って前を凝視状態になってしまいました。それを見ていた古森先生が「いつも遊んでいる物を出してみたらどう?」とアドバイスをしていただき、すぐに電車やボールを出すと、動かなかった事が嘘の様にそれぞれが好きな事を見つけて遊び始めました。「おゆうぎ会」=生活発表会は日頃に子ども達の園生活を見て頂くのもまた嬉しいのではないかという考えに達したのです。今日も子ども達がとっても可愛い衣装を着て、自分達が好きな遊びを見つけ、それぞれが遊んでいました。保育教諭が‘‘させなければ’’と思ってしまっていましたが、保護者の方には普段の子どもの姿を見て頂いて安心して頂けることが1番なのです。リズム遊びでも、鈴の音が鳴る事が嬉しくてたくさん音を鳴らしている姿はとても可愛いかったです。

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次はみかん組です。運動会では泣かなかった子がいなかったのでは?と思う位たくさん泣いてしまったみかん組でしたが、今日はステージに上がる前に保護者に気付いてしまって泣く子も数人いましたが、いざステージに上がるとほとんど泣かず、しっかり頑張っていました。初めて見る大勢のお客さんにびっくりしてしまい、踊りの時には固まってしまう子がほとんどでした。練習の時に誰もいない状態で練習をしていたので、子ども達の目の前に広がった大勢のお客さんの風景は不思議だったと逆に見入ってしまったのではないかと思いました。アンパンマンの手遊びになると、慣れてきたようで1人2人と手遊びをし始めましたが、その間に終わってしまい、「残念」と思った瞬間、古森先生に「もう1回しましょう!」と声がかかり、もう1回やらせてもらいました。衣装を着て立っているだけでも可愛い子ども達ですが、一生懸命やっている姿にはすごく感動しました。この5ヶ月ですごく成長した子ども達を見て頂けたかなと思っています。

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最後はれもん組です。リトミックで動物になりきって動くのですが、最初に自分の動物を呼ばれると「は~い!」と自分たちのお家に入って行く姿やリズムに合わせてドンドンとゆっくり歩いたり、ニョロニョロ出て帰ったり、ピョンピョンジャンプをしたり、走ったりとたくさん動きながら音をよく聴いている姿はさすがだなと感じました。歌も練習の時はマイクを向けて聞こえるようにしていましたが、今日はそのマイクがいらないくらい大きな声で歌う事が出来ていました。そして、アンコールをもらうと急いでもう1回ステージに上がって行く姿に成長を感じました。アンコールは保育教諭も急だったので少し心配でしたが、そんな心配はよそに子ども達は立派な姿を見せてくれました。もうすぐたんぽぽ組へ進級する子ども達がほとんどです。こうして幼稚園とつながっていき、来年度はもっともっと大きなステージで立派にやっている姿を想像すると今からとっても楽しみになりました。

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みんなで踊った‘‘ジャングルぐるぐる’’は、全クラスが大好きな曲です。手をグルグル回したり、「あっ!」と指を差したりする姿がとっても可愛い踊りです。ママやパパを見つけて泣き出す子もいましたが、それも良い思い出です。「こんな時もあったんだよ!」と大きくなったら見せてあげて下さい。

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みんなが頑張ったので、古森先生がお土産を用意してくれました。何でも腕にかけるのが大好きな子ども達に袋を腕にかけてあげると、笑顔になり、大切そうに持っている姿はとっても可愛いかったです。保育園では行事がほとんどなく、園での様子を見ていただく事もほとんどないので、運動会やおゆうぎ会でこの様に泣いたり笑ったりする姿をたくさん見ていただけてよかったです。今日はたくさんのご協力ありがとうございました。

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コメント (「令和4年度ひよこ組おゆうぎ会」  みかん組 今川未貴 はコメントを受け付けていません)

2023年2月26日 日曜日

梅の花も咲き春の訪れが嬉しい今日この頃です。

2月21日(火)
「青森りんご対策協議会」よりりんごが届きました。
何か?まだよく分からないひよこ組の子ども達も園庭いっぱいに集まっている幼稚園児や、見慣れないトラックとおじちゃん達をじっと見ていました。
古森先生のお話の後、何やらりんごもらえるの?と察したかのように、人工芝の1番前まで集まってくる子ども達に、思わず笑ってしまいました。
古森先生が「保育園のみんなもおいで〜」と呼んでくれると、急いで靴を履くと、僕も私もと中央市場のおじちゃんの所まで行きました。
幼稚園のお兄ちゃん・お姉ちゃんのように並んで順番に1個ずつ丁寧に持たせてもらったりんごを大切そうに両手でぎゅっと抱きしめて帰ってくる姿は、とても可愛かったです。
抱きしめたままもも組のお部屋に帰る時も、自分だけの特別なりんごなので、落とす事もなく、ヨチヨチ歩きの子もしっかり持って歩いていました。
部屋に帰ると、給食準備のためりんごを1度集めようとすると、大泣きが始まりました。
大切なりんごを取り上げられると思った子ども達は、イヤイヤアピールでりんごを守ります。
「じゃあもう1回だけりんごぎゅっする?」と声かけをして、また持たせると、すごくいい笑顔になりました。
この真っ赤なりんご、幼稚園のお兄さん、お姉さんと同じりんごは、自分だけの特別な宝物です。
そこに1歳児の嬉しいと言う精一杯の感情のアピールがあるのを見て私も嬉しくなり、集めることを躊躇してしまいました。
「うんご、うんご、ぎゅっ」と言い、涙目で渡してくれたR君。
お迎えの車の中でも「Rのうんご」と言いながらずっと持っていたそうです。
またIちゃんのお母さんより連絡ノートを通して、甘くていい香りのりんごに幸せな気分になりました。と嬉しい報告も頂きました。
幼保連携の三葉幼稚園では、様々な体験をこんなに小さなもも組の子ども達にも平等にさせてくれるのです。よく分からなくてもこの年齢ならではで、感じる事を大切にしたいなと思います。
小さなアピールが成長と共に形になっていくのが今からとっても楽しみです。

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3月4日のおゆうぎ会に向けて毎日3Fホールまでの階段移動も頑張っているもも組です。

月齢の高い子は手すりをぎゅっと持って「ガンバレガンバレ」のかけ声で上っていきます。
褒めてもらい自信のついたK君、Hちゃんには、「待って、待って」の声かけも必要になりました。
時々振りかえってにこっと笑ったり、ハァーハァーと息をしながら友達を待っている姿もまた可愛いのです。

おゆうぎ会まで後1週間となりました。
課題はまだまだいっぱいなのですが、子ども達は、日々の練習を楽しんでいます。
1日の長い時間を保育園で過ごし、当日その保育園で、大好きなお父さん、お母さんを見つけると嬉しすぎて泣いてしまう子もきっといると思います。
運動会の時、園長よりお話があったように「泣くも表現、笑うも表現。子どもの素直な表現を受けとめて」をご理解いただき、楽しんで頂けたらと思います。

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追伸

広告紙をちぎって口にあてている写真、マスクだそうです。
コロナ禍で生まれてきた子ども達にとって、自分はしていなくても幼稚園児や周りの大人のマスク姿は当たり前に目にする姿なのですね。
コロナ収束が言われていますが、このようにして、またマスクも自然な形で引き継がれて習慣として根付いてったであろうと、時代と歴史の流れを想像しました。
マイマスク姿可愛かったので載せますね。

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コメント (「うんご」「うんご」ぎゅっ ひよこ・もも組 松末華来子 はコメントを受け付けていません)

2023年2月18日 土曜日

幼稚園の生活発表会があった今週、リハーサルと本番の日は幼稚園児が出かけると園庭はひよこ組の貸し切り状態になりました。そこで「今日は三輪車する?」と子ども達に声をかけると「するー!」と三輪車置き場の方へ駆けて行き「僕はこれがいい!」と保育教諭が来るのを待ち切れない様子で、何とか自力で出そうと大きい三輪車を引っ張り出していました。そしていざ乗ってみるとペダルに足が届かず、足をしっかり伸ばして届いても重くて漕げません。「ん~できん!」と体を前後させて悪戦苦闘。「小さいのもあるよ」と他の三輪車を用意すると、すぐさま乗り換えたもののやっぱりペダルを漕ぐのは難しく、地面に足を付けて蹴ってみると進むことができました。三輪車が動くと笑顔が弾け、「せんせー!」とアピールして走って見せたり、友達と追いかけっこをするように園庭を自由に走り回ったりしていました。そんな中、どうしても大きい三輪車に乗りたいMちゃんは二人乗り用の三輪車に跨って「せんせい、うごかないよぅ」と困り顔。保育教諭が前に乗って園庭を一周すると「もういっかい!」と要求してきました。今度はMちゃんが前に乗って後ろから押してもう一周しました。すると満足したのか「たのしかった♪」と他の遊具へ駆けて行きました。

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スワンボートでは歌の大好きなIちゃんが「バスに乗って揺られてる♪」と歌うと一緒に乗っていたYちゃんが「ゴーゴー♪」と返す可愛い場面が見られました。ビッグボスの裏側は隠れ家のようで、砂場の道具を持ち込んでごっこ遊びをしている子もいました。初めてドームに登ったRくんは「すごいね!Rくん!」と保育教諭に拍手をもらうも、緊張した面持ちでてっぺんに立っていました。「下りる?」と聞かれると小さくうんうんと頷き保育教諭に支えられながら腹ばいでゆっくりと下りてきていました。いつも優しいお兄さんお姉さんの遊びを見て真似したり、遊んでも らったりしている保育園児が広い園庭を思い思いに楽しんだ2日間でした。

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一方室内遊びでは、ブロックをしていたKくんが「ティラノサウルス作ったよ!」と見せてくれました。首、尻尾、足がパッと見てよく分る程再現されています。恐竜が好きで毎日図鑑を見てはブロックで作っていたKくん。最初は一列につなげていただけの物から長方形の箱が作れるようになり、最近は箱に足を付けて「ティラノサウルス!」と見せてくれていました。そして今日は更に進化して一目で分かる「ティラノサウルス」になったのです。「すごい!本物みたい!」と感心しました。すると他の子も「先生見て!」とサイコロ型に組み立てた物や「マイクつくった」と目的をもって作ったものをたくさん見せてくれ、子どもの成長のスピードの速さに驚きました。このクラスで過ごすのもあと1ヵ月ですがどのように遊びが展開されていくのか、ここからどのような成長を見せてくれるのかが楽しみです。

 

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コメント (「たくさん遊んだよ」 ひよこ れもん組 満永舞子 はコメントを受け付けていません)

2023年1月22日 日曜日

大寒を迎えて本格的な冬の到来です。
猛威を振るっているコロナ、インフルエンザの感染予防対策にと、三葉幼稚園では今週からみそ汁大作戦が始まりました。
ひよこ組も温かくって美味しいみそ汁を朝の10時のおやつに頂いています。
各自のスプーンを使い、こぼさないように少しずつ口に運んでいるのですが、驚く事に給食とは違い、すごい集中力でおわんを持ち、こぼす子が少ないのです。
そして残す子がひとりもいないのです。
もっと欲しくて友達のおわんに手を伸ばしてしまう子もいます。
ありのままの1歳児達は給食前になるとおなかが空いたと泣き、眠くなったと泣き、なのです。
もも組のお部屋のすぐ側の事務所では、見えなくとも今は何をしている時かすぐ分かりますが、みそ汁大作戦が始まってからは、分からなくなったと古森先生に褒めて(?)頂きました。
季節の野菜がいっぱい入った栄養満点の温かいみそ汁は、子ども達の身体も心も満足させ、落ち着いて過ごす事ができているのです。

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ひとり遊びが多いもも組ですが、本舎に帰ってきてからは、多くの保育教諭や異年齢のお兄ちゃんやお姉ちゃんと接することで、より感性が育ち、ごっこ遊びらしき事が始まりました。
砂場横のスマイルハウスや小さなお家に入っていき、友達に砂ごはんを渡したり、もらったりしながら、喃語で何やら話し、ままごと遊びらしきことをしています。
会話の内容は分からないのですが、お互いに通じ合っているようでそばで見ていると、とっても微笑ましいです。
うさぎ小屋では、自分より小さいと思っているうさぎをのぞき込むと優しい目で話しかけています。
T君がウサギに白菜をあげ「うまい」と言い網の柵越しに「よしよし」をした後トントンとたたき「ねんね」と言い寝かしつけをしていました。
まだ指すいのチュッチュッがとれないT君ですが、かなり老齢のウサギさんもチュッチュッの子からお世話されるとは…と思っているのでは…と思うと笑ってしまいました。

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毎朝古森先生がもも組のお部屋に日誌を届けに来てくれ「はい、先生に渡して」とおつかいをさせてくれます。
初めは受けとったもののどうするの?とキョロキョロしていた子も何度かすると理解して届けられるようになり褒めてもらうと嬉しくっておつかいをしたい子が増えてきました。
そこから小さなおつかいやお手伝いも始まりました。
お片付けも、おつかいやお手伝いに言葉を変えて、お願いすると喜んで始めます。
小さいながらも大人が喜ぶ事を知っているのですね。

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これからも感染予防中だからこそできる体験を楽しみながら、予防対策に気を引き締めて、日々の保育を頑張っていきたいと思います。

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コメント (「元気のひみつはみそ汁だよ」 ひよこ もも組 松末華来子 はコメントを受け付けていません)

2022年12月18日 日曜日

先週の幼稚園のお楽しみ会でのこと・・・ひよこ組が生活しているゆうぎ場に年長さんが写真撮影に来て空に向かって「サンタさ~ん」と何度も呼んでいました。さんさんらんどのタワーの上からサンタさんが現れ手を振っていたのです。「サンタさんが来ているよ!」と年長さんから教えてもらい、みかん組の子ども達もテラスへ出てサンタさんを見る事ができました。1歳児ですので言葉にしてはっきり伝えられないのですが、子ども達は「さん!」や「タンタたん!」と大喜びで手を振っていました。サンタさんが帰った後もほんの少し開いている窓とテントの間から小さな体をもっと小さくして「おらん!」とサンタさんを探している子ども達の姿が見られ、とっても可愛く、良い経験が出来たと心から思いました。また、玄関前にあるクリスマスツリーが大人気で「キラキラ!」と言いながら優しくそっと触るなど、興味津々です。まだ分からない事が多い子ども達ですが、保育教諭の伝え方次第で理解したり興味を持ったりして分かるようになる大事な時期なので、もっともっとたくさんの経験をさせてあげたいと思います。

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12日には幼稚園で避難訓練がありました。ガタガタ揺れたら頭を隠して小さくなる事。防災頭巾はみんなの大事な頭を守ってくれる事を分かりやすく伝えてから防災頭巾を被ってみると、どの子も嫌がる事なく、しっかりと被る事が出来ました。その姿を友達と見合って笑い合ったり、脱げてしまった頭巾を一生懸命被ろうと、子どもなりに理解している様子で嬉しくなりました。そして、幼稚園に消防車が来ているという事で、みんなが大好きなバスに乗って消防車を見に行きました。運動会、お楽しみ会と園バスに乗る機会があった事でバスにもすっかり慣れっこです。時間的には1分程度で到着してしまいますが、子ども達はバスも大好きで大喜びで乗っていました。園に着くとすぐに大きくて赤い消防車が見え、子ども達はさらに大喜びで「しょうぼうしゃ!」とバスの中から大騒ぎしていました。バスを降りても目線は大きな消防車から離さず歩いている子ども達に「連れて来てよかった~」と嬉しくなりました。近くまで行って見せてもらい大きなタイヤ、自動車の中に入っているホースなどをじっと珍しそうに見ていました。遠くから走っている消防車は見た事はあっても、停まっていて間近に見たり触ったり出来る事はあまりないので子ども達にとって心に残る経験になった事と思います。

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今週に入り、日中も気温の低い日が多くなってきましたが、子どもは風の子。とても元気に走り回っています。今年も後2週間。私達も寒さに負けず、子ども達と一緒に走り回って楽しく過ごしていこうと思います。

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コメント (「楽しい事いっぱい♪」  ひよこみかん組 今川未貴 はコメントを受け付けていません)

2022年11月27日 日曜日

学童保育棟のみつばっこハウスで過ごすようになって、20日近くになったもも組の子供達は、随分と頼もしくなり元気いっぱい楽しんでいます。
ある日、いつもの朝の絵本タイムの後「お外行く人?」と声をかけると「はぁーい」と手を上げた子供達と準備して庭に出ると、ビニールプールとタライにいっぱいの落ち葉が入っていました。それに気付いた子供達は「わぁー」の歓声でみんな一目散に駆け寄って行きました。
実はこれは学童の三好先生とYちゃんMちゃん姉妹からのサプライズだったのです。
この時期ならではの心温まるサプライズに保育教諭達は胸がいっぱいになりました。

さぁ、この小さなもも組さん達が落ち葉を使ってどんな遊びを繰り広げていくか、楽しみに見守る事にしました。
・握りしめてカシャカシャと音を楽しんでいる子
・一枚手にとってじっと見ている子
・タライをひっくり返して落ち葉を落としている子
・おわんに入れて砂場に運んでいる子
・落ち葉の上を足を踏みならしながら歩いている子
・ビニールプールの落ち葉のクッションにダイビングして寝そべっている子
・スコップを持ってきてすくい上げている子
・落ち葉吹雪をしている子
・すべり台から落ち葉をすべらせている子
それぞれの遊びは違うけれど、どの子の顔もキラキラしていました。
一方では三輪車のカゴや器に入れて砂場に運んでいる内に庭中落ち葉だらけになってしまったけど…そこは満喫している子供達に免じて…。

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落ち葉でいっぱい遊んだ後はいつものお散歩タイムです。
こちらにお引っ越ししてから毎日お散歩リングを(もも組ではお散歩電車と呼んでいます。)使って屋外遊ぎ場や北広場へ出かけています。
5人1組でゆっくりゆっくり電車は走ります。
広場のお向かいのお家のベランダに猫がいて、いつもみんなを見ていてくれます。
「猫さんバイバイ」と手を振り、さんさんらんどに来ている幼稚園児や先生達に「バイバイ」と手を振り1号車が帰ってきます。次の2号車に乗りたい子が待ち構えているのです。
降りたくなくて泣いてしまう子もいるけれど「また明日乗ろうね。」でお友達とタッチして交代です。
電車が出る度「いってらっしゃい」「バイバイ」帰ると「おかえり」「ただいま」を繰り返しているとはっきりした言葉にはならないものの、語尾や喃語でそれらしきことを言い始めた子も増えてきました。そのやりとりはこの1歳過ぎのもも組さんならでは…で、たまらなく可愛いです。

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その後はタライに入れたほんのり温かい湯で綺麗に足を洗ってお部屋に帰ります。
みつばっこハウスでの生活は経験を学びに変えていける環境がいっぱいです。
三葉幼稚園の中で1番小さいもも組にこの環境を与えてくださった園長に感謝です。
美しい自然に触れながら心や身体が育っていくことを楽しみにしています。

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コメント (「みつばっこハウスは楽しいよ」 ひよこ・もも組 松末華来子 はコメントを受け付けていません)

2022年10月23日 日曜日

10月22(土)の今日、ひよこ組の運動会を行いました。コロナ禍により今年4月からみかん組・れもん組は屋外遊ぎ場での生活が始まりました。子ども達は登園すると心地よい環境の中、テラスで遊んだり戸外で遊んだりして春・夏を過ごしてきました。そのおかげで子ども達は健康で元気いっぱいになってきました。10月に入り幼稚園の運動会の練習が始まりました。踊りやかけっこの曲を聞きながら保育園の子ども達の運動会ではどんなことができるかと保育教諭もそれぞれ考え、案を出し合いました。子ども達の遊びの様子を見ながら「あれはどうか」「これはどうか」思いあぐねている間に遊びはどんどん変化していきました。そして、方向が決まると、気が付くと幼い子ども達に教師の思いを押し付け「違う」「それはダメ!」などと指示・指導が多くなっていて、園長から子どもに合わせて援助することを教わり、大いに反省することがあり、改めてプログラム編成をやり直すことになりました。子ども達が興味を持った遊びを運動会用に替えることで、生き生きと活動できるということも園長から教わり急遽、変更することになってしまい私達の大いに反省することとなりました。1・2歳児ができること、楽しんでいることなど遊びの様子を見て、内容を考えなければならないと、もう一度子どもたちの姿を見直すことから運動会準備が始まりました。そうしている間に幼稚園の運動会が終わり、いよいよ次は保育園の運動会です。園長に練習を見てもらった初日。園長は「うーん。」と言いながら子ども達の遊びや動きを見ていました。そしてバスケットゴールや玉入れのカゴ・タンブリンなど子ども達が興味を持って遊ぶだろうと思える道具を幼稚園の先生に指示をして出して、幼児の高さに合わせて調節してくれたのです。すると、子ども達は出してくれた物でどんどん遊び始めました。そしてその翌日、雨が降ったので会議室に行くと、またまた園長が大きなマット・大きなボール・バスケットゴール・小さなボール・トランポリンなどなど子どもが喜びそうな物をたくさん出してきてくれたのです。幼稚園にいるもも組が先に上がっていましたが、なぜか動きません。そこへバスで上がってきたれもん組・みかん組の子ども達が加わると、急に活気が出て子ども達が遊び始めました。夢中になって遊ぶ子どもの姿に運動会始まりのプログラムが決まりです。毎日、そのようにして幼稚園で遊んでいくと子ども達はどんどん遊び始め泣いていたもも組の子ども達も練習の最終日には泣く子もいなくなりました。

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昨日「あと、一日ほしいわね」と園長は心配してくれていましたが、今日いよいよ運動会当日を迎えました。子ども達を保護者より一足先に会場にセットした遊び場に誘導し、保護者にはその間に席について頂き、運動会開始です。練習の時は張り切って遊んでいたれもん組の子ども達も保護者を目にして次々に泣き始め、保護者の所へ行こうとする子が出てきたのです。そこで園長がつぶやきます。「おやつー」それを聞きつけた幼稚園の先生がおせんべいを届けてくれ、まずはおやつタイムとなりました。2番目の踊りの次の、「磁石くっついた!」は子ども達が日常的に幼稚園の扉に磁石がくっつくことに気が付き、夢中になって試しながら遊んでいるもので急遽、入れることになった競技です。泣いていた子もお母さんの手を振り払って走っていく姿がとても可愛く、心の中で「大成功」と保育教諭達は胸をなでおろしました。

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それでほぼ落ち着いたと思っているとみかん組はそれでも泣き止みません。その理由は座席の位置だったのです。実は昨日、朝日がみかん組の子ども達の顔に当たって暑いのではないかと変更したのです。座席を保護者の前方にすると不思議。一人二人と泣き止んでいきました。そしてかけっこも予定変更し、保護者に抱っこしてもらってのアンパンマン競争になりました。「よーいドン」の合図で子ども達も笑顔です。もうどうしていいか分からなくなっていた保育教諭達はこの笑顔でホッと一安心、胸をなでおろしたのでした。そしてれもん組もやろうということになり、またまた変更!!保護者抱っこのアンパンマンです。子ども達は大喜びです。最後の踊りは幼稚園児の兄弟にも入ってもらい泣かずに参加することができました。

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こうしてひよこ組の運動会は無事?終了しました。毎回、反省ばかりの運動会ですが、保護者の方には喜んでいただき、またご協力いただきありがとうございました。園長からは泣くも表現・笑うも表現、それが子どもの素直な表現であること。保護者が来てくれて泣く子はいつもけなげに我慢している子だから、泣くことはお母さん・お父さんが大好きだということを今、自分で見守ってくれているお父さんお母さんに甘えられることを泣いて表現したのだから、良かったよねと言ってくれました。この言葉は運動会を失敗と気にしている私達保育教諭と、泣いていた子どもの保護者の皆様への園長からの励ましの言葉です。これからもこの正直に表現してくれる子ども達と何事も前向きに進みたいと思いました。

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コメント ( 「ひよこ組 運動会」 檜垣美恵子 はコメントを受け付けていません)