2008年10月6日 月曜日
今日は、明日がお祭りということもあって、幼稚園のおみこしを出しました。すると、おみこしを見た子ども達が「あっ!おみこしや」「ちょうちん行列行ったよ」などと、口々に言っていました。また、ひよこ組では、片付けの時に「わっしょい!わっしょい!」と3・4人の子ども達が声をかけあ合いながら積木を片付け、そこをC君が「オーライ、オーライ」と言いながら誘導する姿が見られました。そして、みんなでおみこしを見に行くと、「すごーい。かっこいいー」と言って、おみこしの周りを棒を持って「わっしょい!わっしょい!」と言いながら回っていました。
ひよこ組は、10月で17人になりました。17人になって初めてのお弁当にどの子もとっても嬉しそうで、いつも準備がゆっくりな子も今日はとっても早くできました。そして、「ママが作ってくれたけん全部食べる。」と言ってニコニコ顔でぜーんぶ食べてからっぽのお弁当箱を持って「見て!見て!」と見せてくれました。
ちゅうりっぷ組では、最初はお部屋でお絵かきのコーナーを出して、お絵かきをしていたのですが、運動会の絵を描いている子が多かったので、雰囲気を思い出すために、テラスに出て描くことにしました。すると、最初は「プリキュアの絵を描く」と言っていたSちゃんは「レモンのまるを描いて、そこにおさるの入場門やおにいちゃんや自分、お客さん」まで描きました。そして、練習をしている時にトンボが低く飛んでいたことを思い出して、青い空にトンボを描きました。
今年は、幼稚園のお花畑にもおんぶバッタやかなぶん、てんとう虫など野原で見られる虫もたくさん遊びにきています。まつぼっくりやぎんなん、すぎの実なども園庭で見つけることができます。きんもくせいの花の香りが漂う園庭は、秋の自然がいっぱいです。
2008年9月12日 金曜日
9月15日は敬老の日です。その日に届くようにと、今日は、各学年順番にバスに乗って西郵便局の大きなポストに大好きな人(おじいちゃん、おばぁちゃん、お父さん、お母さん)に描いたハガキを出しに行きました。ひよこ組のT君は、お歩きなのでいつも「バスに乗りたい」と言っていました。今日もひよこ組の中で一番に登園してきたT君に「今日、バスに乗ってハガキを出しに行くよ」と伝えると、「どのバスに乗るん?」「先生バスきたよ」と、とても嬉しそうに言いました。そして、登園してきた子供たちに「今日はバスに乗って郵便局に行くんだって」と話す姿がありました。」
バスに乗ると、郵便局までの間「あっ、この道知っとる。」「あそこ、僕の家」と嬉そうに大声で説明していました。ついてからも、ひよこ組さんは初めての園外なので、「大丈夫かなぁ」と不安だったのですが、子供たちは、教師の話をよく聞いて歩くことができていました。ハガキを渡すと、子どもたちは、「あっ、これは○○のおばぁちゃんなんよ」などと、得意そうにハガキを見せ合っていました。ポストに入れる時は、「届きますよに」と背伸びをしながら、「はがき」と書いてあるポストに入れて「ポトン」という音に耳をすませていました。
12時頃に行った年中さんたちは、丁度郵便局のおじさんが、ハガキを集配される時間と一緒になりポストの中にみんなが入れたハガキや手紙を見せて頂くことができました。
郵便局から帰ってバスから降りると手作り給食の「五目あんかけやきそば」が出来上がっていました。ひよこ組の子供たちは「ちゅる、ちゅるや」と、昼食の準備もいつもより早くすることができました。やきそばを取りに行くときも一列に上手に並ぶことができ、とても慎重に運ぶ姿がみられました。「おいしい、おいしい」と言ってほとんどのこどもが残さず食べることができていました。野菜も古森先生が、シャキ、シャキのままで食べられるにはどうしたらいいんだろうと昨日から考えてきてくださったことで、とてもシャキ、シャキした野菜の入ったやきそばを食べることができました。
そして、もう1つのおいしい食べ方は、パリパリの生のレタスを一口位にきって(ちぎって)、やきそばに混ぜてたべると、さわやかな味になりました。
『五目あんかけやきそば』のレシピ
材料
焼きそば麺、豚肉、玉ねぎ、キャベツ、しいたけ、ピーマン、なす、きくらげ、人参、もやし、(材料はなすとピーマンは、近所の農家の方から頂いたので、入れました。なすは、入れるとおいしいです。)
塩、ウスターソース、片栗粉、植物油
時間がたってもおいしく食べられる作り方です。
豚肉に味醂としょうゆで下味をつけておく。
人参(短冊切)は、塩を入れてサッとゆでて網に入れてさましておく。
もやしもサッと沸騰したお湯を通して水にくぐらせて冷ましておく(ゆで過ぎない)
豚肉を油で炒めて次にたまねぎ(くしぎり)しいたけ、きくらげを入れて炒めて塩・みりん・ウスターソースで味付けしておく。
やきそば麺をほぐして炒め塩とウスターソースで味付けする。(時間をかけないよう手早くする)器に取っておく。
食べる前にキャベツ(一口大)ピーマン(千切り)なす(短冊切)を油でサッと強火で手早く炒め塩、醤油(隠し味)で味付けしを入れ、を入れて混ぜてゆるめの水溶き片栗粉でとろみを付けて完成です(野菜には水分が出ていますので水を入れない)
注意)もやしも人参も肉も火を通してあります。また、キャベツ、ピーマン、なすは、生でも食べれますので炒め過ぎないよう注意して下さい。
食べるときに、炒めておいた麺の上にをのせて頂きます。その時に、レタスを一口大にちぎって混ぜて食べるとサラダ風になってとてもさわやかな味になります。
2008年7月15日 火曜日
カメがいなくなって3週間がたった今日、三葉幼稚園に新しいカメがやってきました。このカメは、ぞうぐみのYちゃんが家の近くで見つけて、K君が捕まえて幼稚園につれて来てくれたものでした。K君は、幼稚園に着くとすぐにカメをゴシゴシ洗ってきれいにして、ごはんをあげました。そして、そのカメをよく見ると片方の目がつぶれていました。それを見た子供たちは、「どしたんやろう?大丈夫かな?ちゃんと前は見えとるかな?」と口々に言いながらとても心配した様子でした。
さて、ひよこ組は、月曜日にJ君が入園して、全員で5名になりました。又、今日は9月から入園のT君とSちゃんが一時預かりに来ました。今日は手作り給食ということで、早目に給食の準備を始めました。いつもは、ゆっくりしているM君の準備がとても早くて「今日は何かな?」と、とても楽しみにしている様子でした。そして、J君、T君、Sちゃんは、初めての手作り給食だったのですが、「並んで行くよ」と声をかけると、どの子もさっときれいに一列に並ぶことができていました。お皿に料理を入れてもらうと嬉しそうに「ありがとう」ときちんとお礼も言えました。「いただきます」をしてからもどれから食べるか迷いながら食べていたり、1番先に大好きなスイカを食べてから他のものを食べる子がいたり楽しい食事会になりました。野菜が苦手なY君は、私が「写真撮るよ」と声をかけると、苦手なかぼちゃを口に入れているポーズをとりました。そして、口を大きく開けて「見て先生全部食べれたよ」と、とても嬉そうに見せてくれました。
今日のメニューは、黒豆ごはん、みそ汁、ゴーヤとりんごのサラダ、納豆揚げ、かぼちゃの煮物、小松菜のおひたし、スイカでした。中でも納豆揚げは、子供たちに人気もがあり納豆が、苦手な子供も食べることができます。お家のほうで作ってみてください。
納豆揚げ
材料…納豆(1パック)にんにく(1斤)にら少々、ねぎ少々、小麦粉半カップ
作り方…にんにく、ちくわ、ニラ、ねぎをみじん切りにしておく。
納豆をパックからだして、よく練り、ついているタレとからし入れてと混ぜ合わせる。(濃い目の味が好きなかたは、それに少量のみりんとしょうゆを入れる)
、に、小麦粉カップ半杯程入れて、ザックリと混ぜ合わせる。(硬さはスプーンですくって形が崩れない程度)
油でカラッと揚げる。
2008年6月20日 金曜日
今朝、古森先生と教師たちで、手作り給食の準備をしていると、早い時間に登園してきたきりん組のHくんが調理室のドアを開けると同時に「昨日の続きしよん?」と聞いてきました。昨日、子供たちが帰った後、古森先生と何人かの教師で今日のメニューの中にある『春まき』の練習をしていたのを預かりだったHくんは知っていたのでした。
ひよこぐみは4人になってから初めての手作り給食でした。初めて食べるTくんは、「先生何しよるん?今日は何のご飯なん?」と、とても楽しみにしている様子でした。戸外で遊んでいても、「今日は何かな?」と気にしていたり、調理室の前を通るたびに覗き込んだりして、「あっ!おとうふがある。早く食べたい」などといっていました。
食事前の部屋の片付けも本当に速くて驚きました。配膳の時も、どの子もお料理をこぼさないようにお皿をまっすぐに慎重にお部屋まで運ぶ姿がみられました。最後の子と部屋に戻ってみると、Yくんが、「先生Tくんが、春巻き食べたよ」と報告してきました。Tくんに「まてんかった?」と聞くと「だっておいしそうやったもん」と答えました。そこで、「おいしかった?」と聞くと「うん。おいしかったよ。」とニコニコ顔でいいました。そして、全員がそろって「いただきます。」をすると、Tくんだけではなくどの子もニコニコ顔で、「おいしいね」「にんじん食べれるよ」「これは何かな?あっ!おとうふや」「中に何がはいっとるん?」などといつも以上に昼食時の会話を楽しみながら、食べていました。
降園時には、「次いつかな?何食べるんかな?」と次の手作り給食をとっても楽しみにしている様子でした。
今日のメニューは、五穀米ごはん、春まき、豆腐ステーキ、にんじんのきんぴら、キャベツとキュウリ(園で採れた)の塩もみ、スイカでした。全てアレルギー対応の食事でみんなが同じものを食べることができました。
【豆腐ステーキのレシピ】
水切りをした木綿豆腐を縦に半分に切って横に五切十枚程度に切りキッチンペーパーで水分をとります。
に片栗粉をまぶして植物油で両面パリッとなるように焼きます。
あらかじめ作っておいた味りん1しょうゆ1と2分の1ににんにくみじん切りを入れたタレをかけてもう1度こがさないように焼い ていき出来上がりです。
2008年5月28日 水曜日
今日は、昨日からしている版画のコーナーにキャベツや白菜をだしました。いつもうさぎにエサをあげたり砂場の砂をあつめたりすることが大好きなひよこ組の子ども達に「今日は版画してみない?」と誘ってみました。すると、「やってみる。」と言ったので、版画のコーナーへ行きました。ひよこのY君は、「どうやってするん?どうやってするん?」と、とても興味を持った様子で、「これがいい」と白菜を持ってきました。「どんなになるかな。たのしみだね。」といいながら白菜に色を塗っていきました。その上に紙を乗せてこすると‥‥‥紙にだんだん模様が浮きでてくるではありませんか「うわすごいすごい」と、どんどんこすっていきました。そして、形が紙の上にくっきりと写し出されたのを見て紙をそーっとはがすと一緒にしていたぞう組のK君が「うわすっごい。大きい木みたいやね。この部分が木で枝でこれが葉っぱやね」と言いました。それを横で聞いていたY君は、とても嬉そうにみんなに見せていました。
版画の横は、スタンプコーナーでした。何色かの絵の具が用意されているのを見たぱんだ組のT君が「色混ぜていい?」と言ってきました。本当は色が混ざってしまうので、同じ色のものを使う決まりがあるのですが、丁度片付けの時間の前だったので「いいよ」と答えました。T君が色を重ねてスタンプしてみると、7色のとてもきれいな模様ができました。花火ができたと大喜びのT君を見て「よかった」と私も嬉しくなりました。
2008年5月1日 木曜日
今日は、ひよこ組最初の入園児Mちゃんの登園日でした。前日までは、練習登園でお母さんと登園していたのに、今日は門の所で、お母さんに「バイバイ頑張ってね」と言われて、今にも泣き出しそうになったMちゃんでした。Mちゃんは、うさぎに餌をあげることが大好きです。「うさぎさんのところ行く?」と誘うと、今までの不安そうな顔がみるみる笑顔になって「うん。行く」と答えてくれました。最初は、うさぎ小屋の前に用意してあるキャベツやダイコン葉をあげていましたが、「トントンする?」と声をかけると「するする。」と言って、包丁ままごとのところへ行きました。そして、ダイコンやニンジンを切って楽しんでいましたが、切り終えるとそれをおわんに入れてうさぎ小屋へ行き、うさぎさんにあげる姿が見られました。自分が切ったものをうさぎが食べると「食べた、食べた」ととても嬉しそうでした。
子どもたちが次々と登園し、戸外で遊んでいると「大きなカブがダンゴムシのお家になっているから見に来てね」と古森先生から放送がありました。それを聞いた子どもたちは、「どこどこ?」とテラス前に集まってきて、水槽の中を覗き込みました。大きなカブの割れ目に大きさ様々なダンゴムシが住んでいました。「カブの穴の中にダンゴムシが入っていきよるよ」などと、ずーっと物珍しそうに観察している子どもたちの姿がみられました。
そして、大きなこいのぼりや、小さなこいのぼりがたくさんきもちよく泳いでいる中、運動会の練習をしました。年少さんの親子競技は、「ここまでおいで」です。今日は年長さんが、お母さんお父さんのかわりをしました。「ここまでおいで」という競技は、子どもと保護者が一緒にスタートして、保護者のほうが、先にゴールして、手を広げて子どもを待つ競技で、年長さんは、年少さんに負けないように一生懸命走り、またゴールでは、笑顔で「こっちだよ、こっちだよ」と年少さんに声をかけていました。とても楽しくて子どもたちの笑顔が楽しい競技です。
2008年3月21日 金曜日
今日は今年度最後の保育日、終園式でした。三葉幼稚園では3学期の終園式に毎年決まってする事があります。それは、進級するクラスの名札と帽子をもらって、自分たちで4月から生活するクラスへお道具を移動する事です。今までにも徐々に進級に向けての話を機会あるごとに話して来ましたが、いよいよその日がやってきたのです。
子ども達を迎える私達教師もなんとなく朝からソワソワして落ち着きませんでした。それは、新しい帽子や名札を身につけた時の表情を見ることがとても楽しみである事と、今まで一緒に遊んできたお友達と別々のクラスになる事についてどう思うのだろう?期待と不安はどちらが大きいのだろう?その場合、どう対応するかはとても大切な教師の役割になるからです。しかし今回はその不安を少し解消できるかもしれない提案を古森先生から頂いたのです。それはお道具を移動する時間を、赤コース青コース同じ時間に合わせて一斉にしたらどうだろう?そうすれば次のクラスのお友達同士がそこで出会って「4月からは同じクラスだね。」「よろしくね。」という気持ちが持てるのではないだろうか、という事でした。
その予想がみごとに的中して、引越しなどで一人だけ別のクラスになった子ども達が荷物を運んでいくと、進級する別のクラスの仲間達と顔を合わせて「あ!!同じ色の帽子だ」「同じクラスのお友達がいっぱいいるよ!」と嬉しそうに肩をたたき合ったり、話合ったりする姿が見られました。帽子が同じというだけでこんなに仲間意識が持てるのは三葉っ子であることの証だと感心しました。4月から自分達が使う場所を再確認することも出来ました。
ひよこ組でも登園してきた順に胸に名札を付けて新しい帽子をかぶせると鏡の前に立って自分の姿を写してみて大喜びしていたり「みて!みて!」と色々な先生達や友達に出会うたびに自慢したりしていました。入園した頃は泣いていた子ども達が笑顔で登園するようになり、4月からはそれぞれ年少のクラスに進級する事を子ども達も私達も実感した一日でした。
年少さんは年中さんへ、年中さんは年長さんへ、新しいスタートを笑顔で迎えられるように春休みは安全に気をつけて欲しいと思います。始園式には皆元気に登園してきて下さい。
コメント (「わっしょい!わっしょい!」 ひよこ組水木良美 はコメントを受け付けていません)