2017年5月30日 火曜日
本日の最高気温は、29.9℃!! 真夏のような暑さで、陰のある砂場やみつば図書館下は、水遊びに最適の遊び場でした。又、園庭に水を撒くと思わず子どもたちが走ってきて、手足を濡らして水遊びを楽しんでいました。そんな暑さにも負けじとすくすくと大きく育っているのは、トマトのリリコです。黄色い花が咲いて、緑の小さな実が出来始めている所です。幹が長くなってきていて、今にも倒れそうだったので支柱を立てることにしました。トマトの幹と支柱を止めるのは、園芸用のビニールタイです。クルクルとねじると止まることをやってみせると、年少児でも器用に回して止めることが出来ました。ついでにプランターに生えていた草も引いて「大きいトマトができますように」とお祈りをしました。赤いトマトができるのを子どもたちは楽しみに待っています。
そして、駐車場では玉ねぎが「そろそろ抜いて!」と言わんばかりに頭を出しているのに気付いたひよこぐみとたんぽぽぐみの子どもたちが堀りに行きました。軽く引っ張っただけでスポッと抜けるので大喜びで収穫していました。抜いた玉ねぎには長く根が伸びていて園長に見せると、長く伸びた根は水や栄養を取る口の役割があることを教えてもらうと、3歳になったばかりのたんぽぽの子どもたちもよく分かっていて、部屋に帰った後も玉ねぎを収穫した話を何度もしていたそうです。
更に今日は、年長のくまぐみ・きりんぐみが合歓の木を訪問しました。昨年、年中で訪れた時とは違って年長になったという自覚を持って訪問する子どもたちの表情や思いやりの心を持つ気持ちにも少し変化があったように思いました。教師がプログラムの順番を忘れてとばしているとMちゃんが気付いて1つ抜かしていることを教師にこっそり教えてくれました。そのおかげで触れ合い遊びをすることができました。少しずつ、自分たちで考えてすることが、できるようになってきている年長児たちです。
すみれ組では、お部屋でひまわり組ときのこ体操をしました。初めてする体操でしたが、すぐに覚えてしまった子は見本に背を向けて堂々と踊るなど、親子運動会で立派に踊りを踊った子どもたちの成長の姿を改めて思い起こし、たくましく思えました。クラスの中では、大きい積み木を電車にして、みんなで乗るなど友達同士の関わりが少しずつ増えてきている子どもたちです。
2017年5月8日 月曜日
連休明けの今日、心地いいそよ風の中久しぶりに元気いっぱいに登園してきた子どもたちと笑顔で挨拶を交わしました。少し永い休みでしたが、シール帳にシールを貼ったり、自分の所持品もテキパキ片付けて、朝の支度ができる3歳児たちに感心しました。
久しぶりの園庭では、子どもたちの楽しい遊びや発見で溢れていました。夏に近づく日差しの下では、気持ちいい水汲み遊びに夢中です。カップに水を入れて並べている年少児、ペットボトルからペットボトルへ集中して水を入れかえる年長児、それぞれがさまざまな遊びを展開していました。色水のコーナーでは、魔法の水で色が変化する色水をたくさんの年中児が作っていました。先週遊技場で採ってきたレモンを紫色の色水に混ぜると、スーッとピンクに変化しました!!その色水は、紫キャベツを使い、更にその色が濃く出るようにおろし器ですりおろしてからすりこぎですって色水を作っているのです。この手法の1つの科学だなと思い、とても楽しいなと思いました。
そして、すみれ組では今日はみんなで浸し初めをしました。遊びの中で繰り返し経験しているKちゃんは「ちょん、ちょんとつけたらいいんよ」と友達に教えていました。はじめてした子もキッチンペーパーに色が浸透して他の色とぶつかるまでじっと見ていました。このきれいな浸し初めは、子どもたちの手によって更に何かの作品になって楽しませてくれるのです。とても楽しみです♪
さて、今日は給食のお皿にはこいのぼりのパンがのっていました。今年は、パン屋さんから届いたパンを園長がこいのぼりにデザインしてこいのぼりパンにしてくれたのです。それを見て「お魚さんだ!」と言っていた子どもたちでしたが、部屋に飾っているこいのぼりを見て「あーこいのぼりだ!」と気づいて一番に手に取って嬉しそうに泳がせていました。今日のお昼の放送では園長が、子どもの日は子どもがこんなに元気で大きく育ったお祝いの日であると同時に子どもは、こんなに大きく育ててくださったお父さん、お母さんに「ありがとう」と言う日であることを話してくださいました。昔からの伝承的なお祝いの日にはたくさんの意味や教えがあります。子どもたちと一緒に改めてその意味を知り学んでいます。
更に、連休中には幼稚園の園庭の苺が真っ赤に熟して、駐車場には黄色い琵琶の実が成り、たけのこも見上げる高さに生長していました。玉ねぎやブロッコリーも食べごろに大きく生長していました。子どもたちと観察をしていただくのがとても楽しみになりました。苺は前よりも大きめに切ってもらってみんなで分けて食べました。
☆健康情報☆
水疱瘡・・・1名
2017年4月12日 水曜日
満開の桜の下、本日は認定子ども園三葉幼稚園の入園式が挙行されました。
保護者に手を引かれて、自分の足でしっかりと歩いて登園する子どもたちは、今日から制服を身にまとい、とてもお兄さんお姉さんになったようでした。まだまだ不安でいっぱいの子も満開の桜に背中を押されるようにアーチをくぐると、少しワクワクした様子でした。クラスでは、お家の人とロッカーやタオルかけなど1つずつ確認しながら、同じマークを見つけると「あった!」と言ってすぐに自分で片付けができる子もいて驚きました。
入園式では、園長から「ありがとう」「ごめんなさい」や「いただきます」「ごちそうさま」など何気なく言うようにといつも子どもに教えている言葉ですが、その言葉に込められている思いがあると言ってだきました。これからの毎日、私たち教師はそんな子どもたちの心がすくすく育っていけるようにしたいと思いました。少しずつ式の雰囲気に慣れた子どもたちは「おめでとうございます。」の言葉に「ありがとうございます。」と言葉を返したり、チューリップの歌やわにの家族の手遊びも子どもたちが楽しそうに真似をしていて、明日からの毎日が楽しみになりました。
クラスに戻ると新しいシール帳に入園式のピカピカシールを貼りました。そして手作りの袋に入ったお土産をもらって明日からの登園を楽しみにして笑顔でさようならができました。
帰り際に門の前のアーチをくぐる時、お土産の袋をシール帳の表紙とアーチの絵が同じことに気付き「同じだ!」と見比べている子がいました。これからも、行事ごとの手作り案内状には教師たちのその時、その時の思いが込められています。気付いて頂くと嬉しく思います。
明日からいよいよ保育がスタートします。今日まで、お部屋に飾られた誕生日表やシール帳、ロッカー、、、いろいろな物にクラスの子どもたちの名前を書きました。名前を書く度に、どんな子どもたちかな、笑顔で来てくれるかな、とたくさん想像して今日の日を心待ちにしていました。きっとそれは、子どもたちも一緒だったんじゃないかなと思います。今日、クラスのみんなと顔を合わせた時、とても嬉しく思いました。担任だけでなく、どの教師からでも、今日の「おめでとう」にはそんな思いが込められていました。これから一年間、素敵な毎日が送れるよう他の教員たちと力を合わせて頑張ります。よろしくお願いします。
2016年9月14日 水曜日
今朝の天気予報で80%の降水確率が出ていたにもかかわらず、私達教師は、雨が止むことに少しの望みを持っていました。しかし、その希望に反して8時頃からものすごい勢いで雨が降り出し、思わず「運動会の練習ができない」と心で声をあげてしまいました。
その時です。ひまわり組のテラス前でW君がどしゃぶりの雨を見て「泥のプールみたい」とつぶやいた後、「トンボは、どこに行ったん?」と言いました。そして、園長に少し恥ずかしそうに質問をし楽しいやりとりが始まりました。
W君・・・「トンボは、どこに行ったん?」
園長・・・「W君は、雨が降ったらどこに行くの?」
W君・・・「家の中」
園長・・・「トンボさんも雨が降ったらみんなみたいなこんなおうちではないけどトンボのおうちに行くんだよ」
W君・・・「小さいおうち?」
園長・・・「みんなは、雨が降ったら、あっ雨だと慌てておうちに入るけどトンボさんは、そろそろ雨が降るに違いないと思って雨が降る前におうちに帰るんだよ」
W君・・・「ふーん」
この季節になると子ども達が運動会の練習を始めるとトンボが子ども達の頭の上に降りてきて飛びかっているのです。それに気付いた子ども達はいつの間にかトンボに親しみをもっているんだと実感しました。このやりとりを「かわいいな」「純粋だな」と思い私は、普段から虫が大好きなW君の姿を追いました。すると、ひまわり組ではさっきのW君と園長のやりとりを聞いたわけでもないのにYちゃんとMちゃんがヤクルトの容器にペットボトルのキャップを付けてトンボのおうちを探す為の望遠鏡を作っていました。
完成すると望遠鏡でYちゃん、Mちゃん、W君はテラス前に座ってどしゃぶりの園庭を見ながらトンボのおうちを探していました。「見つからんね」のMちゃんの言葉をきっかけに次に登園してきたNちゃんが「みんなでトンボを作ろう」と言い、いつの間にか廃材箱をみんなで囲み材料を探し、トンボ作りが始まりました。Hちゃんの口からは♪トンボのメガネは水色メガネ♪と歌がこぼれいつの間にか大合唱になっていました。そして、大きさも形も違う楽しいトンボが次々と完成し子ども達も手に持ってとても嬉しそうでした。
昼食後にみんなで「あかトンボ」のDVDを視聴しました。表面では見られないトンボの生態を興味を持って見ていた子ども達はますます、トンボに親しみを持ったことと思います。頭の中のタンスに溜め込んだ知識は他の遊びの引き出しからいつ出して来て利用するのか楽しみです。
本日の給食のメニューは、にんじんちりめんごはん、厚揚げステーキ、肉じゃが、酢の物、りんごです。
☆健康情報・・・・嘔吐下痢で欠席している子が5名います。季節の移り変わり目、健康に注意して下さい。手洗い、うがいをしっかりしましょう。、
2016年9月8日 木曜日
台風の影響か、今朝も涼しく雨も時々降ってきて、ぐずついた天気でした。しかし、子ども達が登園する頃には、いつのまにか青空が広がり太陽がひょっこり顔を出していました。「晴れてほしい!」という子どもと教師の願いがお天道様にも届いたようでした。
今日から教師も子ども達も、運動会の雰囲気を感じながら意識が持てるようにと万国旗を飾りました。環境の変化に敏感な三葉っ子たち。バスから降りるとすぐに「旗がある!」「わくわくランドと同じやね」と変化に気付いていました。年少児のKくんは、白十字のマークの国旗を見つけて「あ!病院のマークやね。あれはどこ?」と早速興味を持ちました。教師が「スイスだよ」と教えると、Kくんは嬉しそうに「スイス!スイス!」と口ずさんでいました。っそして周りにいた教師や友達に「これがスイスなんよー!」と嬉しそうに話していました。年長児の中には国旗を見てパッと国名が言える子がいて驚きました。
すみれ組では先日「廃材でお弁当を作ろう」という内容のテレビ視聴をしたことで、子ども達は今、お弁当作りに夢中になっています。テレビではキッチンペーパーを丸めておにぎりを作っているのを見たSくんは、「幼稚園のごはんは白じゃない」と呟き、実際に茶紙を丸めて玄米ご飯のおにぎりを作りました。Sくんは園で田植えをした時に、園長が白米と玄米の違いを話してくれたことを、しっかりと覚えていたのです。他にも、クレヨンで色を塗った広告を切ってレタスにしたり、包装紙をねじったり丸めたりして、からあげやカニカマを作ったりして、テレビで見たこと以外にも自分たちで考えて、新しい作り方を生み出す姿を見て、さすが三葉っ子だと感じました。子どもの発想は無限大で、教師がその発想の広がりを妨げず、さらに広げていくことができるようにしたいです。
今日は赤コースが手作り給食で、メニューは、きのこご飯・ぶりの照り焼き・切り干し大根・大根の酢の物・梨でした。たくさん動いてお腹のすいていた子ども達は今日も食欲旺盛です!
健康情報 特記事項なし
2016年5月16日 月曜日
朝からどんよりとした雲が広がって、今にも雨が降りそうな中、子どもたちはキラキラの明るい笑顔で登園してきました。今日は吉本先生の家の近所の方が見つけて持ってきて下さった大きなミドリガメが幼稚園にやってきました。間近で見るミドリガメに子どもたちは興味津々で「大きい!」「ちょっと怖いね…」と呟き、まじまじと眺めていました。さくら組のSちゃんは、去年の発表会で「うさぎとかめ」を踊った事を思い出したようで、「うさぎとかめが競争したら、かめが早いんよねー!」と嬉しそうに話していました。一方、すみれ組ではKくんが3匹のカタツムリを虫かごに入れて持ってきてくれました。ご飯は何を食べるのか…この三匹は家族なのか…子どもたちの口からは質問がたくさんありましたが、Kくんは「カタツムリはニンジンを食べるよ!ニンジンを食べるとオレンジ色のウンチが出るんよ」と皆に教えていました。「Kくんは博士やね」と声をかけるとニッコリ笑っていました。生き物の飼育を通して、育てることの大切さや命の尊さなどを伝えていけるようにしたいです。
登園して間もなく降り出した雨が止んだ合間を見て園庭に出て遊び始める子どもたちを尻目に、すぐにポツポツと雨が降り出し、いつのまにか大雨になっていました。砂場下で取り残された子どもたちを見て、年長児はすぐに傘を持って迎えに行く姿が見られました。傘に一緒に入れてもらった年少児は嬉しそうな表情で「優しかったんよー!」とヒーローのような年長児を憧れの目で見ていました。
ミニ運動会まで残り5日となりました。青コースの子どもたちは雨が止んでいる隙を見計らって運動会の練習を始めましたが、なんとなく元気のない子どもたちに園長が「お引越しゲームをするよ!」と声をかけてくれました。年少児は初めてですが、どこに引っ越すのかしっかり話を聞いてとても上手に引っ越すことが出来ていて驚きました。そして「次は先生がみんなの所にお引越しするけど、間違えるかもしれないよー!」と声をかけると何人かの教師が迷子になってしまい違うところに引っ越してしまいました。「あっち!あっちだよ!」と子どもたちが大きな声で教師に呼びかける中、すみれ組のいつもは消極的なMくんが、自信がなさげにゆっくりと歩き出し、迷子になっている教師を迎えに来てくれました。その小さな勇気に感動し、嬉しい気持ちで胸がいっぱいになりました。
今日の給食は、黒糖パン、具だくさん味噌汁、野菜の天ぷら、バナナ、牛乳でした。少し肌寒い今日にぴったりの温かい味噌汁は「おいしい!」と何度もおかわりをしていました。
【本日の健康情報】
休み明けで体調を崩している子が数名います。運動会まであと5日です。手洗いうがい・規則正しい生活を心がけてください。
2013年1月30日 水曜日
今日も気温が低く大変寒い朝でしたが、三つ葉っ子パワーは大全開!!先日の食育後援会のお話のように、子どもたちは大地と太陽からエネルギーをもらって、エネルギッシュに進んでいました。そんな子どもたちを見ると嬉しくなり、私自身ももりもり力が湧いてきます。「今日も元気に張り切っていこう!」と思うのです。三葉っ子達に感謝!です。
さて、そんな元気なお兄ちゃん、お姉ちゃん達の刺激を受けて、一人で登園してきているこあら組さん達も泣く子も少なくなり、(朝、お母さんと離れる時に泣いていても、すぐ機嫌がよくなります。)元気に遊ぶようになってきました。こあら組さんも三葉っ子の仲間入りです。そんな時、副園長が、園児達にも「小さなこあら組さんがいる事を考えて遊ぼう!思いやりを持てる子になってほしい。」と話し、そんな願いを込めて子ども達に呼びかけようと話し合いました。色々な場所、場面で、子ども達は学ぶチャンスがあるのです。もちろん、三葉の園児達は自分がこあら組の頃、そして小さい組の時、年長さん、年中さんにしてもらった事は身体で覚えています。こあらさんがバスから降りると、自然に手をつないで、「一緒に行こ!」と、声をかける年長児のMちゃん。三輪車の後ろに「どうぞ!」と言って乗せてあげている年少児のRちゃん達の姿が見られます。砂場では、ひつじ組さんが砂山を作っているそばで、大勢のこあら組さんが次々と集まってきて、スコップを持って同じようにエッサ、ホイサと山を作り始めました。ひつじ組さんもその姿を見て、にこにこになっていました。
また、年少組の赤コースさん達は、発表会の練習の後、戸外へ出て元気いっぱい遊びました。その姿を見ると、クラス関係なく同じ演技をするグループでいつの間にか仲良しになって、遊んでいました。色々な場所で、三葉っ子の仲間の輪が広がっていっています。ほほえましく、嬉しい事です。たくさんのコミュニケーションの場を見つけていって欲しいなと願います。
今日の希望給食のメニューは、胚芽米、ししゃもの天ぷら、ほうれん草の白和え、りんご納豆、肉じゃが、イチゴでした。今日も家庭のお弁当、希望給食弁当を作って下さった方に感謝しながら、美味しく頂いて、満面の笑顔の子どもたちでした。
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