幼稚園の日記(ブログ)

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2020年8月26日 水曜日

今日は、青コースの夏季保育でした。夏休み中家庭で過ごして久しぶりに登園してくる子どもたちもいましたが、そんな子もいつものように元気よく登園してきました。「夏休み、たくさん遊んだよ。」「公園に行ったよ。」などと、笑顔で友達や教師と楽しそうに話をしている子どももたくさんいました。

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年長組は、生石農園に6月に自分たちで植えたひまわりを見に行くことにしていましたが、その前に駐車場にゴーヤを見に行きました。古森先生から「ゴーヤには、にがうりという別の名前があること」「きゅうりやかぼちゃの仲間だということ」「ゴーヤの中には布団のような白いわたと種があること」「種が真っ赤だと、甘くなって鳥たちが食べに来ること」などを教わりました。年長さんは、きゅうりやゴーヤの花が同じ黄色だということやゴーヤの形が鬼の金棒に見えるということに気付く子どもたちがいて、「さすがだな!」と思いました。年少組は、部屋でゴーヤについての本を見たり、古森先生から年長さんが教えてもらったことの話を聞いたりしました。子どもたちに実際にゴーヤを見せながら、「なにか分かるかな?」と聞くと、「ゴーヤ」と答えました。「ゴーヤときゅうりは、仲間なんだよ。」と言うと、すみれ組のSちゃんが「色が一緒だね。だけど、形が違うね。」と言っていて、よく見ているなと思いました。子どもたちの中には初めてゴーヤを食べる子もいましたが、ゴーヤチップスにしてもらうと美味しそうに食べていました。どの学年の子どもたちも、久しぶりに友達と会ったり、プールや踊りをしたり充実した1日になりました。

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今日、年長児は生石農園にひまわりを見に行きました。畑に着くとすぐに、子どもたちは大きくなって黄色い花を咲かせているひまわりを見て「うわっ!咲いてる」と感動の声を上げました。夏休みの間に背の高いひまわりのほとんどが咲き終わって種をつけ、その重さで下を向いていましたが、ちょうど子どもの背丈ほどのひまわりたちは真っ盛りで、綺麗な花を咲かせてくれていました。ひまわりの真ん中が茶色いの花や黄色い輪のような模様のある花、一つの茎からいくつもの花を咲かせているものなど、ひまわり畑の中に自由に入っていった子どもたちは友達同士で思い思いに発見した事を伝え合い、楽しんでいました。教師が何も言わなくともこの光景を見て、手に触れた子どもたちは何かを感じたり、自分なりの発見をしたりして、時間を忘れるほど魅入っていました。ひまわりの花と触れ合う子どもたちの表情は光り輝いて見えました。この光景を見て私たち教師も嬉しく、子どもたちには幼稚園での思い出の一つになるに違いないと思います。種ができる頃、また子どもたちと採りに行き、どうするか、今後どう繋いでいくのか、という楽しみな課題ができたので、子どもたちと考える事もお楽しみになりました。

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2020年6月18日 木曜日

昨日までのお日様がいっぱいで日中温度30度程の暑い日とは違い、雨が降って少し肌寒い1日になりました。

朝、教師が園庭の海の家や小さなプールをどのように使おうか考えていると、古森先生から「魚つりをしたら」と提案してもらいました。テントにたまった水を小プールに落し、大・中・小のつり場ができました。廃材で作った魚を浮かべ、いくつもの魚つりコーナーがスタートしました。楽しそうな遊びが始まったことに気付いた子どもたちが海の家に集まってきました。年齢関係なくそれぞれが夢中になって遊んでいました。そんな時、三葉幼稚園では大勢の子ども達が楽しめるルールができます。今日も「ゆずり合う、大切に扱う」等々の魚つりをするときの約束事を一人ひとりが守りながら遊んでいました。そんな子どもたちの姿を見た古森先生が小さなボールを持ってきて、浮かべてくれました。そのボールは2つのボールに分けられました。ボールにタフロープをつけて釣るボール、そのまま水に浮べてひしゃくですくうボールです。すくうボールはひしゃくを使って、年長さんだけでなく年少の子どもたちも上手にすくって遊んでいました。

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一方では、雨の日ならではの遊びも生まれました。ちゅうりっぷ組のKくんは、テントの隅から落ちてくる雨水を小さなバケツで集めて、たくさん溜まると小さなプールまで運び入れていました。また、さくら組・ちゅうりっぷ組の女の子たちは、ヤクルトやヨーグルトのカップを持って来て落ちてくる雨水を容器の小さな口で受けて溜め始めました。雨水が落ちてくる場所に小さな容器をもっていき溜めている様子をみていると、集中して集めていてすごいと思いました。

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遅コースの子どもたちが登園する時間になってくると、くま組の子どもたちが確実にみんなが遊べるよう「さかなつりよやく」と予約表を作ってクラスと時間を書き込みました。予約ができるという放送を聞いた他のクラスの子どもたちも急いで予約をしにやってきました。すみれ組の子どもたちもきりん組さんと同じ時間に予約を入れてもらってきりん組のお兄ちゃん・お姉ちゃんと一緒に魚つりを楽しみました。遊んでいると、すみれ組のSちゃんが「先生、魚つりがしたいけど竿がないの。」と言ってきました。それを聞いていたきりん組の女の子たちが、「貸してあげるよ!」「一緒にやろう!」と声をかけてくれました。「こうやって釣るんだよ!」「ここを狙ってみて!」と年少さんにいろいろなことを教えてくれる優しいお兄ちゃん・お姉ちゃんとたくさん関わっていくっことで、年長さんに対するあこがれの気持ちが育っていくのだろうと思いました。今日は雨の日だからこそできる特別な遊びを十分に楽しみ「明日も雨が降るといいな~」と年長組のKくんは言って帰っていました。いつどんな時もそれを上手に、楽しみや喜びに変えて生活できる工夫ができたらと思いました。

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2020年5月21日 木曜日

登園してくると、子ども達が「運動会のことをおうちで話したよ。」と昨日の子ども運動会が楽しかったようで口々に話してくれました。そして今日も園庭では年中さんが3・4人程集まって、男の子チームと女の子チームに分かれて玉入れをしていました。両手にボールを持って、自分たちの身長よりも高いかごをめがけて、投げていました。昨日の運動会のように、どちらが多く入るか競いあって、自分たちで数もかぞえていました。部屋で十分遊んだ年少の子どもたちも外にでてくると、友達と一緒に玉入れを始めました。そして、なんと、自分達で数もかぞえていました。かっこいいお兄ちゃん・お姉ちゃんの真似をしながら少しずつ成長していく姿がみられ、頼もしく思われます。

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戸外で遊んだあと、年少さんは2クラスずつコースごとに分かれて駐車場にびわの収穫に行きました。毎日のように収穫してきたびわもそろそろ終わりで木の上の方に残っているので教師が長い棒を使って、引っ張って収穫していくのをみんなが息をのんで見守ります。何個か収穫してみると、すでにカラスに食べられている実もありました。子どもたちに「誰に食べられたのかな?」と聞くと、「カラス」「とり」という答えと共に「リス」「ダンゴムシ」などという子どもたちらしいかわいらしい解答もでてきました。

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収穫して持って帰ってクラスごとに分けてもらったびわは、少しまだ緑がかった物もありましたが今まで食べたびわと比べてもとてもおいしく感じました。いちごやびわの収穫やトマトの栽培などを小さいころから経験することで、子どもたちの自然と命、食べることと生きること、そして、物事や事象に対する感性も育っていくのだと思いました。これからも生き物や植物との関わりを大切にしていきたいです。

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2020年5月7日 木曜日

長い休みを挟んで登園してきた子どもたちは、すぐに休み前の遊びの続きの“たけのこの皮遊び”をしていました。くま組のAちゃんは、連休中に家でも!隣のお家の方から頂いたたけのこの皮で、編んだ船を見せてくれました。それを見た年長児たちは興味を持って「やってみたい!」と新たに挑戦する子も出てきました。船は、一度要領を掴むと上手に編んでいくことができます。コツコツと編み進める子がいたり、なかなか要領がつかめず教師と何度も確認したりする子もいますが、その作業はとても地道で根気が必要なものなのです。ものづくりは、出来上がった作品のきめ細やかさや 完成度にその過程や人柄が読み取れるというのは、その通りだと感じます(笑) 子どもたちの職人魂の原石をたけのこの皮と向き合うことで磨いているようです。子どもたちは、そうとも知らず集中して船づくりを楽しんでいました。

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みんなが夢中になって編んでいると、M先生が休みの間にご近所の方にお願いして少し長めに大きく育ったたけのこを持ってきてくれました!!皮で遊んでいた子も他の遊びをしていた子も何事だとみんなが集まってきました。そこで丈が70〜80㎝もある大きなたけのこを縦に切ってみると…「わぁー!!」と歓声が上がりました。その中は、いくつもの小さなお部屋で区切られていて、まるでたけのこでできた、マンションのようでした。

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さて、このたけのこをどんな風に使って遊ぼうか、、、園長の元へ教えてもらいに行くと、まず長い筒状のたけのこを節ごとに切ってくれました。1番長い底の部分は「おちゃ〜?」と口々に言う子どもたち!湯呑みに見えたようです。その次はお皿、ひっくり返てしてみると桶のように見えたり、節2つ分に刃を入れて貯金箱のようになったり、たけのこ1本から様々なものができました。1つ1つ切るたびに「これはなに?」「次は何かな?」と興味津々で、ワクワクが止まらい様子で見ていました。中くらいの大きさのたけのこは、縦に真っ二つではなく!中心をずらして2つに割りました。それにより、少し深めのお皿が繋がり、もう一方は浅いお皿が繋がっていました。「深い方は、水が入るからお花を挿したり?浅い方はお料理を並べてみるといいよ。」と園長に教わった子たちは、「なるほど!」と自分のイメージが繋がって早速それを使って何やら作り始めました。色水を作ってそこに花びらを浮かべたり、花を摘んで水を入れたり、自由自在に遊び始めました。中にはそうめん流しづくりをする子もいました。また、明日以降もたけのこ遊びは続きそうです。

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さらに今日は、園長のアイディアでたけのこ運びゲームも行いました。長いたけのこを、2人1組で肩に担いだり、抱えたりして、大きなたけのこをバトン代わりに運ぶ競争です。思いつきのその遊びですが、なんとも一生懸命な子どもたちのたけのこを抱える姿、思わず笑顔になってしまうとっても楽しいレースができました!!

長〜いたけのこをふんだんに使って1日中楽しみました。

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そして連休中にもう一つ子どもたちが気になっていたものがあります。それはプランターの苺です。休み前の土曜日にカラスにつつかれないように、苺農園にしてくれていたことに気づいた子どもたちは農園へ入って、赤くなった苺を朝一番に嬉しそうに数えていました。青コースも苺が実った噂を聞きつけ、みんなで並べて数えてみることに!休み中に収穫できたものも合わせてその数なんと40個以上もありました♪それをみんなで分けて1クラス3個ずつの苺を味わっていただきました。

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最後になりましたが、また善意の輪が広がり保護者の方から手作りマスクを頂きました。きちんと消毒もして下さり、包んで下さっています。皆様からの温かい心を受け取るたびにとてもありがたく思います。心より感謝申し上げます。このマスクも含めてメールで希望された方々に分配させて頂きました。大切に使用してください。又、同じ柄のものもありますので、必ず名前を記入してわかるようにしておいてください。

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ゴールデンウイークあけの今日も、屋外遊ぎ場では子どもたちの元気いっぱいの声が聞こえてきました。かけっこや色水など、自分がやりたい遊びをしている中で、らいおん組のHくんが楽しい遊びを始めていました。「何をしているのかな?」と見ていると、フープを3本組み合わせて球体の家を作っていました。Hくんはその中に入って、「一人で作ったんよ。」と周りにいた友達や教師に自慢げに言いました。Hくんが作った家を同じように作ってみたくなった同じクラスのTくんがフープを持ってきました。教師と協力しながら、同じように作ろうとしていたTくんですが、なかなか上手くいきません。Hくんからの「真似をしたらできるよ!」と言うアドバイスをもらいながら、どうにか完成させました。Hくん・Tくんは、作った家に入って楽しそうに遊んでいました。

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そして、教師たちも新しい遊びを考えていました。教師たちがその準備をしている様子をすみれ組のKくんが何が始まるのか、わくわくしながら見ていました。教師から「浸し染め」ができることを教えてもらったKくんは、「やってみたい!!」と言って、教師と一緒に挑戦です。キッチンペーパーを何度か折って、青・赤・黄の絵の具に浸していきます。浸し終わると、Kくんはゆっくりとペーパーをひらいていきました。すると、色がにじんで広がって模様が浮き出たペーパーを見たKくんは、「カラフル~!」と言って教師に見せました。今日の遊びを通して、身近な道具を自由に使って遊び始める子どもたちや自分が感じたことを言葉で伝えることのできる子どもたちの姿を見ていると、「さすが、みつばっこだな」と感心しました。子どもたちの気付きを大切に明日からの保育をしていきたいです。

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コメント (「たけのこ物語 第2章 〜長〜いたけのこ編〜 」 赤コース ぱんだ組 濱本果穂 「いろいろな模様」 青コース すみれ組 森岡朋音 はコメントを受け付けていません)

2020年4月21日 火曜日

登園してきた青コースの子どもたちは、イチゴを観察したり、色水遊びなどをしたりして楽しんでいました。子どもたちが遊んでいると、2階のテラスで教師があるものを準備していました。子ども達も「何だろう?」と気になりながら見ていると、子ども達の頭の上に大きなこいのぼりが風を受けて泳ぎ始めました。古森先生は「こんなときだからこそ、こいのぼりを飾ったらどう?」と言い、そして「みんな元気になるように!」とつぶやきました。「どこに飾るといいのか」教師たちが試行錯誤しながら飾りました。頭の上でゆらゆらと揺れるこいのぼりを見た子どもたちは、「わぁー!こいのぼりだ!」「およいでるみたい」と言いながら犬の滑り台の上にのぼってこいのぼりのしっぽをつかまえようと手を伸ばしていました。こいのぼりを見ている子どもたちの目がとてもキラキラしていて、飾ることができてよかったと思いました。砂場では、「こいのぼり」の歌を口ずさみながら遊ぶ子どもたちの姿がみられ子どもの感性を刺激する環境を作っていきたいと思いました。

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一方遊ぎ場では、9時40分になると「年長さん集まれー!!」と教師から声がかかりました。「えー!なんで!」「まだ遊びたいのにー!!」と大ブーイング!!そして担任の教師が「今から幼稚園に行こうと思います。」と伝えると、「えー!青コースと交代?」「まだ遊ぎ場が良い!!」と大大ブーイング!!「交代はしないけど、青コースの友達に遊ぎ場で発見したことを教えてあげようよ。」と話すと、「それは良いね。教えてあげようよ。」とようやく幼稚園への散歩に賛成してくれました。そして、それぞれ遊ぎ場でした遊びのことや、むらさき色のさやえんどう豆や野イチゴのことなど教えたいことがたくさん出てきました。『自分達の楽しい生活を教えてあげるんだ!!』といきごみ、なんなら「自分達の方が楽しいぞ!」という思いで幼稚園の前まで帰ってきましたが、門を入ったとたん『バーン!!』と大っきいこいのぼりが正面に泳いでいるのを見て「教えてあげる」という思いが「ウァー!!すごーい!!」と消えて思わず圧倒されていました。そして、届きそうで届かないこいのぼりをジャンプしてつかまえようとジャンプしたり、すべり台に登ってさわろうと試みたりしていました。そんなこんなで、3日ぶりの幼稚園、3日ぶりの友達との再会を楽しんでいると、「どうして幼稚園に帰ってきたの?」と言われ、「ハッ!」と今日の目的を思い出し、「遊ぎ場にむらさきの豆があったんよ。」と遊ぎ場の紹介がはじまりました。園長がマイクをむけてくれ、「野イチゴを見つけました。」「タンポポもあったよ。」「山すべりができるよ。」と次から次に出てきて、H君は「部屋がピカピカです。」と園舎自慢がはじまりました。すると当然「僕たちも行きたい!!」と青コースの年長児!!「私たちも行きたい!!」と年中の富田先生と西川先生!!それに続いて年中の子ども達!!それに対し、「いいですよ!!」と赤コースの年長児!!結局年中、年長児の青コースが今度は遊ぎ場へ散歩に行くことになりました。驚いたのはここからで、K君が園長からマイクをもらい、「遊ぎ場に行くにはルールがあります。」と話しはじめました。「①てをつないで歩きましょう。」「②遊ぎ場のまるいドロドロの所に入りません。」それにつづきS君は「部屋をきれいに使いましょう。」と自分達が教えてもらったことをしっかり伝達している姿にびっくりです。そういえば最近、教師間で伝達ができていなくて反省したばかり。子ども達の方が大人でした。それからも、遊ぎ場で豆の収穫をしていると、豆の名前が話題になりました。全部をまとめて『えんどう』、さやつきの豆がまだ小さいのを『さやえんどう』、豆が大きくなったら『スナップえんどう』、豆だけを『グリーンピース』と『えんどう豆』、ちなみに今日自分が収穫したのが何なのか考えていました。

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今日一日、赤コース青コースで刺激し合い、楽しいことをわかちあった子ども達は満足感いっぱいでした。今日の刺激が明日への保育につながることが楽しみです。

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コメント ( 「大きなこいのぼり♪&幼稚園にお散歩!?」 青コース すみれ組 森岡朋音 赤コース くま組 河野拓成 はコメントを受け付けていません)

2020年3月10日 火曜日

今日は、雨でお外遊びが大好きな子ども達は戸外で遊ぶことが出来ませんでした。しかし、そこは遊びの天才!思い思いに友達とテラスやプール、部屋で楽しい遊びを見つけて楽しんでいました。テラスでは、すみれ組の子ども達が紙に次々絵を描いていました。そして、Nちゃんは「これは写真なんよ!」と可愛い絵を見せてくれました。Mちゃん、Aちゃん達もどんどん絵を描いて写真を増やしていきました。するとNちゃんが「写真があるならカメラもいる!」と廃材箱からボタンやレンズになりそうなものを探してきて、ひももつけて首からかけられるように工夫していました。

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写真が沢山出来たので、部屋でお店屋さんを開店しましたが、誰も来てくれません。「看板が無いと分からないんじゃない?」と字が書けるMちゃんが“かめらやさん”と書いてくれて、Y君が牛乳 パックで看板を立てる棒とカメラの絵を描いてくれました。すると、Aちゃんが「お店の人はエプロンもいるよね」と紙を長く繋げて、ワンピースのようなエプロンを作っていました。お店の人用の名札もそれぞれ作り、みんなでカメラ屋さんに大変身です。「いらっしゃいませ〜!写真はどうですか〜!」とお客さんに呼び掛けていました。その声を聞いたY君やH君は、「写真撮りたい!」とお店に入っていきました。お客さんを迎えたカメラ屋さんが手作りのカメラを「撮りますよ!」と向けると、Y君とH君がポーズを決めて笑顔で撮ってもらっていました。まるで本物のカメラのように後ろの画面を見せながら撮れているか確認をしてもらい、絵の写真を渡してお金を受け取っていました。

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証明写真を撮るようなカメラを作っていたY君は、お客さんに椅子に座ってもらい、ボタンを「ピッピッピッ」と押しながら撮っていました。色々な種類のカメラを知っているんだと感心しました。

年長児のお店屋さんで沢山買い物をし、観察をしていた子どもだからこそ出来た“カメラ屋さん”なんだと思いました。残り数日ですが、子ども達と楽しく過ごしていきたいと思います。

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コメント (「カメラ屋さん開店します!」 すみれ組 岸田亜寿美 はコメントを受け付けていません)

2020年2月19日 水曜日

今朝、子ども達が登園してくると、空を見上げてSちゃんが「雲が長いね!」と呟くと、すみれ組のHちゃんが「アラジンの魔法のランプの白い煙みたいだね!」、そして、Yちゃんが「バスからでも見えたよ!」と想像を膨らませていました。想像性豊かな子どもならではの考え方だと思いました。

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すみれ組のHちゃんは登園すると、松葉や木の実が入った袋を持って来て、「昨日はR君と集めたけど、今日も集めたい!」と嬉しそうに見せてくれました。一緒に 松葉や木の実を集め、袋に入れていると、突然Hちゃんが「これ繋げたらうさぎ作れそう!ぞうも作りたいなぁ」とアイデアを出してくれました。「じゃあすみれ組みんなで作ってみようか」と声を掛けると、Eちゃん、Mちゃん、H君達がすぐにお皿に沢山の松葉を集めて袋に入れてくれました。たんぽぽ組のEちゃんも「私も手伝うね」と言って沢山松葉が落ちている所を見つけて拾ってくれました。

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部屋に戻って、Hちゃんが考えてくれた素敵なアイデアを伝えると、「楽しそう!」「やってみたい!」とみんなが集まって来ました。松葉を小さくちぎって猫の顔の髭にしている子や、長い松葉を曲げて丸くして利用している子もいました。公園を作っていたEちゃんは、長い松葉と小さく ちぎった松葉を組み合わせて滑り台の階段にしたり、台紙の紙に沢山の松葉を貼りつけてポテトに見立てたりしていました。

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作品展の時にも自然の物を使ってライオンを作りましたが、身近な物でも子ども達は想像を広げて、イメージ通りに作り上げていて、教師の想像以上に子どもの持っている能力はすごいなと思いました。色々なアイデアを生かした作品を見せ合いこして楽しんでいる子ども達を見ると、今日のHちゃんからの発案で始まった遊びは、すみれ組の子ども達にとって充実した活動になりました。これからも子ども達の声に耳を傾けていきたいと思います。

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