2016年7月13日 水曜日
今日の天気は雨。外で遊ぶことを楽しみにしていた子ども達は少し残念そうでしたが、そんな雨にも負けない子ども達は元気いっぱいです。
バスを降りるとA君が「先生おはよう」と近付いて来ました。「あのね秘密の話があるから耳を貸して」と言うのでワクワクしながら近くにいたNちゃんと聞きました。「昨日の帰りに少し遊んでたんだけどね、トマトのリリコが赤くなっているのがあったよ」と言いました。Nちゃんが「うさぎ組のリリコ?」と聞くとA君は「うさぎ組のトマトはまだ緑だったけど、3つぐらいできていたよ!」と話してくれました。この話をうさぎ組の子どもたちにすると、「カラスに食べられる前に採らないと!」「早くたべたいね、楽しみ!」とそれぞれがリリコの成長を楽しみにしていました。自分達で植えて世話をして収穫することができる喜びを子ども達と感じていきたいです。
戸外では、「パーティー開くよ」とうさぎ組の子ども達がままごとをしていました。Iちゃんはたんぽぽ組の子に「大根はこうやって切るんよ」と教えてあげていました。年中にもなると野菜を上手に手で押さえて切ることができるようになっています。また、男の子たちはテントから落ちる雨をお皿やスコップ、フライパンなどで受け止め「ポチッ」とお皿に当たる雨の色を楽しんでいました。雨の日だからこそ自分達で考えて遊び、雨の音の違いなど新しい発見もあるのだとつくづく感心しました。
今日の給食は、胚芽米、豆腐ハンバーグ、きんぴらごぼう、トマトのドレッシングサラダ、バナナでした。おかわりをする子もいて残さず美味しく頂きました。うさぎ組の子ども達は、ナカフードのお弁当を美味しく頂きました。
昼食のあとは、子ども達のリクエストで「これが日本のお祭りさ」を踊りました。夕涼み会で使ったパラリコなるこを持って帰っているので、また作って踊る子もいました。
〈健康情報〉
夏風邪が多くなってきています。
寝冷えなどに注意しましょう!
2016年5月31日 火曜日
「先生おはよう」と笑顔で挨拶しながら元気いっぱい登園してきた子どもたち。「こっちに来て!」と手招きする年長のAちゃんについて行くと朝顔の種から芽がでていました。「芽が2つもでたんよ!これからどんどん大きくなるけん楽しみ!」ととても嬉しそうに話してくれました。うさぎのNちゃんは「リリコ見に行こう」と言うので行ってみるとリリコの栄養をとろうとしている雑草が生えていました。すぐに草抜きをして水やりを始めたH君は「大きくなあれ、かいわれ大根みたいに伸びろ!」と言っていました。自分で蒔いて育てたかいわれ大根のようにトマトと大切に育てている様子を見て嬉しく思いました。これから子どもたちと一緒に「トマトケチャップを作ってチキンライスを食べる」と言うことを目標に育てていこうと思います。
今日も朝から野菜スタンプコーナーは人気でした。年少児は野菜の形を楽しみながら何個も何個も押して友達と見せ合っていました。年中、年長児は野菜やブロック、廃材などの形をいくつも組み合わせて電車を作ったりくまを作ったり、自分を作ったりしていました。子どもたちの柔らかい発想はとても面白く、明日からもどんな作品が出来るのかとても楽しみです。
子どもたちは今、作品展に向けて自分の作りたいもの描きたいものをいろいろアイデアを出し合って作り始めています。年長児は筍の皮を使ってカゴ作りをするのが上手くなっていてびっくりしました。昨日一緒に教えながら作っていた子が一人で黙々と作っているのを見ると、やっぱり三葉っこはすごいな、覚えるのも早いなと改めて子どもたちの力に驚かされました。個人絵の具を使って絵を描いていた年長組のSちゃんは「先生見て!年長さんはね自分で絵の具も水も用意して色を作るんよ!」と目を輝かせながら見せてくれました。子どもの面白い発想をどんどん引き出せるよう声をかけていきたいと思いました。
みんなが楽しみにしている夕涼み会の盆踊りを踊って身体をいっぱい動かした子どもたちはお腹ぺこぺこ。食べるのも早く御飯のおかわりもたくさんしました。御飯を食べたあと「年長さんのリトミックやりたい!」と曲をかける前から小さくなって準備をして待っていました。憧れの年長さんのようになれるよう子どもたち同士で声を掛け合い張り切って踊っているうさぎ組です。
2016年4月26日 火曜日
元気いっぱい登園してきた子どもたちは鞄を片付けると図鑑を持って出かけて行きました。どこへ行くのかな?とついて行ってみると、友達と協力して重たい植木鉢を動かしてダンゴムシを捕まえていました。年長のR君は「先生ダンゴムシはキャベツ食べるんよ!知らんかったやろ!」と図鑑を見せてくれました。それを見た年少の子も「見たい!貸して!」とダンゴムシのページを嬉しそうに見ていました。
いま三葉幼稚園には、うさぎの赤ちゃんが産まれています!他にもザリガニやカブトムシの幼虫がいます。たくさんの生き物たちがいるなかで、動物達の生命に興味を持って優しい気持ちで大切に育てていけるようにしたいと思います。
今日の遊びのなかでやったミニ運動会の競技「くっつき虫くっつけ」は子ども達も大好きで、笑顔で走りながら飛び込んできます。古森先生に声をかけて頂いてお帰りの時間に少しやって見ようかなと思っていると、いつもはなかなか自分から話しかけてこない子が「またくっつき虫して」と言ってきました。お帰りのときに少しやると、自分の番はまだかまだかと楽しそうにワクワクしながら待っていました。子ども達の名前をただ呼ぶのではなくリズムや歌に乗せて呼んだり、少しスキンシップをはかるだけでこんなにも子ども達と楽しくコミュニケーションが取れるんだなと改めて感じました。
また、ここ数日ミニ運動会に向けてこいのぼり作りをしたり踊りの練習をしたりしています。今日はくま組のお兄ちゃんお姉ちゃんを呼んできて年長の踊り「これがにほんのおまつりさ」を教えてもらいました。T君は「年長さんはかけっこもかっこいいし、踊りもかっこいい」と言って、早くいろいろな学年の踊りを覚えたいと言っていました。これからも楽しく元気いっぱい踊れるようにしたいです。
〈健康情報〉
嘔吐下痢1名
手洗いうがいをして、暑くなってきているので水分補給もしっかりとしたいと思います。
2015年3月10日 火曜日
今日は、松山に珍しく雪が降り、底冷えする一日となりました。先日から副園長に、寒さを表現する言葉にもいろいろあり、「底冷え」や「花冷え」など教わりました。日本ならではのきれいな言葉を子どもたちにもたくさん覚えてもらいたいなと思います。
雪を見て大興奮の子どもたちは「きゃー!」と言いながら園庭を走り回っていました。遠くの山を見ると、山が霞むほど真っ白になった空を見て子どもたちは非日常なその様子にまた大喜びでした。地面に落ちた雪はあっという間に吸い込まれるように消えてしまうけれど、ビッグボスの登る部分には少し雪が積もっていました。「こんな所に雪があったよ!」という声を聞きつけた子どもたちがすぐに集まって、ほんのわずかな雪でしたが、お団子にしたり、手のひらで溶けていく様子を観察したりする姿が見られました。
雪が降るほど寒い一日でしたが、春を感じさせる出来事がありました。冬休み中、折れた桜の枝にたくさんのつぼみがついていることに気付いたうさぎ組のAくんが、その枝を花瓶に生けていました。あれから二か月、何も様子の変わらないつぼみに「大丈夫かな…桜咲くかな?」と不安に思っていましたが、そのつぼみがふくらんで色づいていたのです!
Sくんがすぐに気づいて「先生!ピンクになっとるよ!!」とあわてて教えに来てくれました。声に出さなくても毎日桜の様子を見ていたんだなと嬉しく思いました。きれいな花瓶に生け、水を替えながら花が咲くのを楽しみにしているうさぎ組の子どもたちです。
毎日、きゃっきゃっとかわいい姿を見せてくれるひよこさんたちですが、かわいいだけではありません!日々、お兄ちゃんお姉ちゃんたちの姿を見てたくさんのことを習得しています。ひよこ組のKくんは昨日、3つの穴があいた箱を見つけて副園長に「目と口みたい!」と持ってきました。表から見ると「∵」のような穴があいていましたが、反対側は「∴」のような穴でした。副園長に「さぁこれをどうするー?!」と課題を投げかけられたKくんはその箱とにらめっこしながら廃材箱に向かいました。そしてしばらく考え表から見ても、裏から見ても顔に見えるように工夫した人形を作り教師たちを驚かせました。
今日は飛行機を作り教師に見せてくれました。長い芯に本物の飛行機の羽みたいになるように曲がった厚紙を貼り付け「光るところー!」と言いライトまで付けていました。そのライトは卵パックの小さなへこんだ部分を切り取ったもので、また教師を驚かせてくれました。満三歳の小さな手で上手にはさみを使えること、いろんな素材を、頭をくるくる働かせイメージを広げそれを組み合わせられること、それを自信をもって嬉しそうに見せてくれること等、教師たちはそのひよこさんたちの姿に日々学ばせてもらっています。
こんなに育った子どもたちを、年少、年中、年長で更に伸ばしていきたいねと教師間で話をしました。
2015年1月29日 木曜日
今朝はとても冷え込み、登園してきた子どもたちは「寒いよ?!!」とほっぺを真っ赤にしながらそそくさとお部屋に入っていきました。
うさぎ組・ひつじ組では、先日りす組・ぱんだ組の友だちが途中まで塗ってくれていた背景画を、朝広げていると「うわ?大きい!」「これ何に使うん?」と早く登園してきた子どもたちは興味津々!年中のオペレッタ「みんななかよしおむすびころりんすっとんとん」で使うことを話すと、「やりたい!」「絵の具させて!」とみんな大喜びで色塗りを始めました。徐々に人数が増え始めたのでオペレッタチームと踊りチームにわかれて交代で色を塗りました。順番を待ちながら、友だちが塗っているのを見るのも楽しくて、オペレッタの歌を口ずさみながら全員がかかわって背景画を仕上げることができました。
今、どの学年も自分たちのオペレッタや劇のために、背景画や小道具・大道具作りを進めています。三葉幼稚園の発表会では、子どもたちの手作りのものがたくさん出てきます。教師が作るものは、整って見えるけれど、面白味がなく、みんな同じで魅力のないものになってしまいます。子どもたちが中心になって道具や背景画を作っていくことで世界に一つだけの、三葉ならではの素敵な劇やオペレッタができあがります。
何より、廃材遊びやお絵描きの得意な子どもたちに、教師たちはどう比べてもかないません。年少さんのオペレッタでは振り子時計の周りに子どもたちが好きな模様を描いていきました。貧しいおじいさんの家に飾っている絵も、子どもたちが描いたものです。
ひよこさんたちもこぶたの家の壁にパステルでお絵描きをしました。ドアや模様、中には自分の名前を書いた子もいるそうです!子どもたちも自分が作ることで愛着がわくようで嬉しそうに手に取ったり、大切に運んだりしています。発表会当日、ぜひそんなところにも注目してください。
今日は年中4クラスが集まってオペレッタや踊りの見合いっこをしました。「すごい!手が伸びてる!」「歌いながら踊ってる!」と上手なところを見つけてつぶやいていました。刺激をもらい、明日の園内総練習に向けて意識を高めることができました。
2015年1月19日 月曜日
今朝、副園長がとっても素敵な発見をしてくれました。去年の年長さん(今の小学校1年生)が卒園記念で植えたさざんかの木にかわいいつぼみがついていたのです!教師たちが気が付かない小さな変化を副園長に教えてもらい、「一年生たちは元気かな?」「あれから1年…速いね。」と時の流れを感じました。
遊びの中に、竹馬が出ているのを見つけた子どもたちが「これなんなん?」「やりたい!」と集まってきました。初めて挑戦した子も「どうやって乗るん?」「落ちてしまう!」と言いながら練習していました。少しずつ感覚がつかめたのか、足が一歩、二歩と前に進む子も見られるようになりました。また明日からも子どもたちと一緒にわいわいと練習していきたいと思います。
今日は、うさぎ組の子どもたちが、初めて施設訪問に行きました。年長さんがずっと行っていた施設訪問ですが、年中児がバトンタッチして行くということで先週、年中児全員が集まって副園長に話をしてもらいました。何をしに、おじいちゃんおばあちゃんのところに行くのか、どんな表情で、どんな声で踊ったり、歌ったりすれば喜んでもらえるか、教えてもらった子どもたちは、今日のことを楽しみに練習してきました。
先週の金曜日に「おじいちゃんおばあちゃんのところに行くので、青ラインのポロシャツ、制服のズボンを着てきてね。」と子どもたちに伝えました。休みをはさんだけれど、ほとんどの子が、今日、制服を着ていました。お家に帰って、子どもたちの口から伝えることができたでしょうか?幼稚園でいるものや、「あったらいいな」と思うもの、着てくる服や、持参物について、子どもの口から保護者の方に伝えることがあります。これまでも、「包装紙をもってきてね。」と言われたひよこちゃんたちが」嬉しそうに翌日「持ってきたよ!」と見せてくれたこともあります。自分が必要なものや、服装を、自分の口で伝え、自分が困らないように準備するということは今だけではなく、1年後、2年後…、小学生になったとき、大人になったとき…と、これから成長していく上でとても大切なことです。年長になって、小学生になってすぐにできることではありません。小さいころからの積み重ねで身についていくものだと思います。今後もこのようなことがたくさんあると思いますが、子どもたちの将来のために、ご協力いただければと思います。
歩風里に着くと、職員の方と、おじいちゃんおばあちゃんたちが「よく来たね。」とあたたかく迎えてくださいました。アブラハムの子の踊りはお年寄りの方にも「一緒にしてください。」と言って一緒に体を動かすことができました。一つ一つの踊りや歌が終わるたびに、拍手をしてくださり、子どもたちを褒めてくださいました。
歌は「ゆき」と「こぎつね」を歌いました。副園長が「今の子どもたちは昔からある唱歌を歌う機会が減っている。歌詞や言葉の意味もわからないまま歌っている子もいる。昔からある素敵な歌を通して想像をふくらませ、情景を思い浮かべながら歌うことが大切なんです。」と歩風里の方に話してくれました。おじいちゃん、おばあちゃんたちも「うん、うん。」と大きくうなずきながら話を聞いてくださっていました。
三葉の子どもたちは園内の教師だけでなく、保護者の方、地域の方、施設の方・・・とたくさんの大人が見守り、育ててくださっています。今の時代、当たり前でないこの温かい環境に感謝しながら、子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。
2014年12月5日 金曜日
今朝も風がとても冷たくて「寒いね!」「きゃー!」と言いながらも何だかうれしそうな三葉っ子は寒さも味方につけ元気いっぱい楽しく遊んでいました。鬼ごっこやサッカーを楽しむ子どもたちに教師も混ぜてもらって遊んでいるうちに、いつの間にか対決になっていました。「行けー!!」「守れー!!」とほっぺを真っ赤にしながら走ると、体がぽかぽかしてきて冷たさが心地よくなっていきました。
今日は、青コースの子どもたちがイヨテツスポーツセンターにアイススケートに行きました。昨日、赤コースの友達が出かける様子や、「楽しかったー!」と嬉しそうに帰ってきた表情を見ていた子どもたちは「早く行きたい!」とうずうず!!中には、お店屋さんの経験からなのか、「アイススケートのチケット」を作って楽しみにしている子もいました。
スケート場のバスに乗り、平和通りを走っているとたくさんのイチョウの木が見えてきました。副園長と一緒にイチョウの木を見ていると、木から直接葉っぱがはえていたり、銀杏の落ちた後の枝なのか、とげとげがたくさんついたイチョウの木を見つけたりして、楽しい会話がはずみました。スケート場へ向かう道中でもいろんな発見をしたり、想像をふくらませたりすることで、たくさんの経験ができるのだなと思います。
昨日と同様、運動のお部屋の先生に準備体操をしてもらい、転び方や立ち方を教わりました。普段から体を十分に動かして遊んでいる三葉っ子たちは、教わるうちに怖さもなくなり、徐々に立てるようになりました。立てた子は靴を♪トントントンと鳴らしながら歩くようになり、すーっと滑れるようになりました。らいおん組のKくんは一般のお客さんがしゅっしゅっと壁沿いを腕をふって走るのについて、同じように、腕をふって二周程ついて走っていました。さすがに二周も走ると疲れたのか「ふぅ。」と休む姿はとてもかわいかったそうです。
帰りのバスで「疲れていたら寝てもいいよ。」と副園長に優しく声をかけてもらった年中の子どもたちは出発してから5分ほどでぐっすり眠る子もいました。どの子も「楽しかった!」「また行きたい!」と目を輝かせて話していました。
♪お知らせ♪
12月7日(日)に高島屋クリスマスフェスティバルに、年長くま・ぞう・くじら組が出ます。この日に向け、一生懸命練習してきたかわいい子どもたちの姿を楽しみに、ぜひ見に来てください。
コメント (「リリコさん赤くなあれ」 うさぎ組 重野華 はコメントを受け付けていません)