2019年4月25日 木曜日
昨日の雨もあがり子ども達は元気に園庭を走り回っていました。昨日遊べなかった分子ども達も嬉しそうに色水や三輪車、砂場やつりかんなどで遊んでいました。
そんな中、たんぽぽ青組前のテラスではこいのぼり作りをしていました。たくさんの子ども達が集まって思い思いのこいのぼりを作っていました。年中児のM君は「こいのぼり作りたい!」と笑顔でクレヨンとはさみを持ってきました。教師に教えてもらいながらこいのぼり作りがスタート!!教師が一緒に作りながら教えるのを真剣に見ながら進めていき、一つ一つのパーツが出来上がると「次はどうするの?」「こうする?」と早く完成させたくてうずうずしている様子でした。尻尾を切る時には線に沿って慎重にゆっくりゆっくり切っていました。尻尾を切り終わると次はいよいよこいのぼりのうろこや目を付けていきます。クレヨンで目を描いた後たくさんの包装紙の中から気に入ったものを選び好きな形に切っていき、自分だけのこいのぼりを作っていきました。気に入った包装紙がなくなると「ほかにないの?」「オレンジ色が欲しい!」「僕はもっとたくさんの色でこいのぼりを作りたい!」と言ってそばにいた教師たちにいろんな包装紙を要求して選び切って付けました。片付けの時間になると「明日はこれの続きする!」と言って今日作ったこいのぼりを見せてくれました。M君がどんなこいのぼりに仕上げるのか明日が楽しみです。
昼食後にはうさぎ組のT君とAちゃんが昨日作った月刊絵本の付録のこいのぼりを片手に「これに棒とひもを付ける!」と言ってきたので広告を渡すと、上手に丸めて剣を作って付けていました。完成すると嬉しそうにこいのぼりを高く持ち上げてしばらく飛ばして楽しんでいました。
明日はどの子がどんなこいのぼりを作るのか楽しみです。
2019年2月15日 金曜日
今朝、昨日の年長さんの雪山のお土産があるのに気づいた年中さん、年少さんたちは、冷た~い雪に触れて大喜びで遊び始めました。すみれ組のY君とNちゃんは、カップに雪を入れてひっくり返すときれいな形ができることに気づきました。カップに雪を入れスコップでたたいて底を整えて型抜きをするともう一人の子が同じように型抜きをし、またその上にそっと型抜きをして乗せていきました。それがなんと6個高く積み重なっていきました。それを見て「東京タワー!」と言って「1.2.3.4.5.6」と数えあっていました。7個目をそっと乗せたとたん、崩れてしまいましたが3段目から力を合わせて再挑戦していました。年長さんからのお土産にたくさん触れて楽しむことができました。年長さんお土産ありがとうございました。
さて今日は、年中の子ども達は秀野邸の畑へじゃがいも植えに行きました。今週の火曜日にはみんなで母いもを切り、灰をつけてじゃがいもを植える準備をしました。どうして灰をつけるのか、どこから芽が出てくるのか教えてもらいました。「じゃがいもの芽は、みんながお母さんのお腹の中にいたころと同じように赤ちゃんいもに栄養を上げる役割をしているんだよ」と園長先生に教えてもらった子ども達は、自分のおへそを覗きながら「へぇ~」と言っていました。そして「じゃがいもを半分に切ると表面がぬるぬるしてるよね?これはみんながケガしたときに血が出るのと同じなんだよ」と教えてもらうと「じゃあ、包帯巻く!」「ティッシュかぶせといてあげる」と自分たちなりにどうしたらいいか考えたことを言っていました。そんなことを楽しく話しながら灰を付け終わった子ども達は、みんなじゃがいも植えをとても楽しみにしている様子でした。
そしてじゃがいも植えの今日、朝から子ども達は「今日おいも植えに行くんよね!」と言って楽しみにして準備をしていました。今回じゃがいもを植える畑は秀野邸の畑です。今年土地の改良をし、バスも中まで入れるようリニューアルしました。その畑に初めてじゃがいもを植えるということで、教師たちも少々緊張しながら現地に到着するとまず畑の敷地内にある、旧家「秀野邸」を見学しました。今日はこの「秀野邸」を見学に味生第二小学校の三年生が来ていました。「この家はお侍さんがいたころに建てられたんだよ」と園長先生から聞いていたR君やI君たちは「あっ!今忍者がおった!!!」と教えてくれました。まさかそんなはずはないと思った教師の気持ちを感じたのか、「いや、ほんとにおったんやって!!!」「じゃあ、先生見てきてや!!」「黒いやつ被った忍者がおったんよ!!!」と信じてもらおうと必死に伝えてきました。でも、もしかすると子ども達にしか見えない忍者がいたのかもしれません。
実は後で分かったことなのですが、(子どもには内緒ですが、)、、、、。家の角から黒い帽子と黒い服の運転手さんがそっと覗いているのを目ざとく見つけた子ども達が大騒ぎ!!!秀野邸は、昔々の夢の忍者のお家になりました。
忍者を見つけた子ども達はそこから気分も上がり、初めて入る部屋に興味津々でした。「部屋の数はいくつあるかな?」と聞かれると大きな声で数えながら部屋を見て回りました。畳の数も100枚以上あること、入り口から一番近い部屋の天井を低くすることで刀が振り回せなくて戦いにくくなっていることなどたくさんの工夫を教えてもらいました。
そのあと畑にじゃがいもを植えに行きました。「灰をつけた部分を下にして植えるんよ」と言われると「どこかな?」とじゃがいもの向きをしっかり確認しながら植えていました。手がドロドロになっても気にせず楽しそうに植えていました。幼稚園に帰ると子ども達はいろんな先生に「忍者のおるところに行ったんよ!」「俺、忍者見つけたんよ!」とじゃがいもを植えたことより忍者を見つけたことのほうが嬉しかったようです。
今日植えたじゃがいもは年中さんが年長になった6月頃に収穫に行きます。収穫が楽しみになるように子ども達とも話していきたいと思います。
今日の給食は胚芽米、タラのフリッター、きのことひき肉のスープ、根菜とキャベツの胡麻和え、バナナです。
2019年2月5日 火曜日
今日も暖かくも過ごしやすい1日になりました。子ども達も元気いっぱいです。園庭に目をやると何やらブランコの向こう側に子ども達が集まっていました。何かと思い近寄って覗き込んでみると、年中児たちが冬休み前に自分で植えたチューリップの成長を見ている所でした。3学期が始まり毎日のように水やりをし、様子を見守っている子がいると思うと反対に遊びに夢中になって全く見ていなかった子もいます。今日はどういうわけかそんなクラスのみんながチューリップの様子を見ていました。そして先生を見つけると「先生!俺のチューリップこんなに大きくなっとる!」「みんなはいっぱいでとるのに俺のはちょっとしか出てない!」と自分のチューリップを見ながら報告してきました。中には「チューリップ1つしか植えてないのに2つでとるのがある!!」と不思議な発見もありました。これからも春まで子ども達と一緒にチューリップの成長を見守っていきたいと思いました。
部屋に戻り2月のシール帳折り紙をしました。2月は鬼を折ります。子ども達は折り紙が描いてある手本を見ながら追っていきます。みんなで「こうするんやない?」「ここはこうやってするんよ!」と教えあっていました。鬼の折り紙を折りながら楽しくなってきた子ども達は”豆まき”の歌を口ずさみながら顔を描いていきました。完成した鬼を「青鬼作った!」「鬼のパンツ描いてあげた」と嬉しそうに先生に見せていました。Hちゃんは折った鬼に折り紙を細く切った手と足をつけて「これ見て!手と足もつけたんよ!」と教えてくれました。鬼を貼り終えて机に並べられたシール帳を見ながらA君が「俺の鬼はどれでしょう?」と言い始め「僕の鬼はどれだ~」とクイズが始まりました。周りにいた子たちも「じゃあ私のはどれでしょう?」と言って当てっこをして楽しんでいました。出来上がって並んだシール帳をみるとかわいいたくさんの鬼が溢れていました。
2018年12月5日 水曜日
今日は、戸外に新しく長縄セットが出ていました。普通の長縄をして遊んでいた子ども達はその3本くっついた長縄セットのところに一目散に走っていきました。長縄が大好きな子ども達は「俺、郵便屋さんする!」「跳び込みしたい!」「4人で跳ぶけん回してや!」と近くにいる先生も誘って遊んでいました。一方では、折り紙で雪の結晶を作ってきて嬉しそうに見せてくれる子もいるなど自分のしたいことを十分に楽しんでいました。
好きな遊びを楽しんだ後は、いよいよ青コースの子ども達はアイススケートに出発です。昨日の赤コースの子たちの話を聞いていた子ども達は「ねぇ、アイススケートまだ行かんの?」とみんな心待ちにしている様子でした。バスに乗り込むと赤コースの年少さんたちが門に集まってきて送ってくれました。道中、バスの中からイチョウの木を見つけた子ども達は幼稚園の木と比べ、葉が少ないことに気づき園長からどうして葉っぱがないものや少ないものがあるのかと聞かれるとNちゃんが「車が多く通る道やけん風もいっぱい吹いて葉っぱが全部落ちるんよ」と言っているのを聞いて、さすが想像力が豊かだなと思う瞬間でした。スポーツセンターに着き、スケートシューズを履いていよいよアイススケートのスタートです。初めての年中児はスケートリンクの氷が昨日の暑さで溶けてツルツルと滑り、氷との格闘でなかなか立てない子が多くいましたが、慣れた様子で歩く年長さんの姿が目立っていました。しかし、さすがの年長さんも転ぶたびに洋服の濡れた部分が増えているのを見て、氷のコンディションの悪い中でよく頑張っているな!と感じました。年中さんは壁につかまり、カニさん歩きを教わったのですがそれでも中々上手に進めず苦労しながらも「楽しい」と言って頑張っていました。次はいよいよ壁から手を放す指導を受け、真ん中までハイハイで行きそこから立ち上がる練習です。立ち上がろうとすると転げてしまい尻もちをつく子がたくさんいました。「全然立てん!」「どうやって立つん?」などと先生の助けを求めていました。そんな中、I君は「先生!見て!立てた!」と嬉しそうに言って転ぶことなく氷の嬉しそうに言って上を滑っていました。
年長さんも上がり、年中全員で競争になり、「よーい、どん!」の合図で大半の子がハイハイでスタートしました。進める子はすいすい進み、その後ろをハイハイで追いかけてゴールを目指していました。ゴールを目の前に立って進もうとするも、立ち上がるたびに転げてしまいリンクから上がると「疲れた!」と言って帰りのバスの中で寝てしまう子もいました。しかし、最後の2メートル程ゴール手前で年中のAちゃんとY君は正面で園長が「前を見てー、ここまでおいでー」と手を広げてくれると頭を上げて園長を見ながらソロリソロリと進み始めたのです。「歩けてるねー、すごいよー、頑張れ!」と励まされながらついに園長の手にタッチすることができました。2人は歩けたという満足感にいっぱいの笑顔でリンクを上がることができました。
2018年12月3日 月曜日
12月3日(月)、子どもたちが登園してくると、幼稚園の所々がクリスマスムードになつていました。そして、今日の朝は緑色の木だったところも、子どもたちが集まってくるにつれ、キラキラのクリスマスツリーに変身していきました。クリスマスツリーの飾りには、キラキラ光るボールや自分たちで考えてサンタさんを折ったり、トナカイやプレゼントを上手に描いて作ったり思い思いにツリーの飾りを作っていきました。こんな素敵なクリスマスツリーを飾ったのだからきっと三葉幼稚園にもサンタさんが来てくれるに違いないと今から楽しみです。
今日、年長赤コースのきりん・くま組は、最後の施設訪問をしました。行く前からSくんは「僕たちは、元気をあげる小さなお医者さんだから元気いっぱいでしないとね!」ととても気合いが入っていました。かっこいい衣装に着替えてバスに乗り込むと、さすが年長さん!バスの中でおじいちゃん・おばあちゃんに言う言葉も長い文が増えて大変かと思いきや…大丈夫!!なんと3回の練習で覚えることができました。施設に着くと、笑顔で迎えてくれたおじいちゃん・おばあちゃん。子どもたちもその笑顔を見ると、自然と笑顔が溢れてきました。始めの運動会の沖縄のおどりでは、うでもピシッと伸ばしながら、キレイな声で歌いながらおどりました。手話では、おじいちゃん・おばあちゃんに教えながら一緒に赤鼻のトナカイを楽しみました。すると、「あなたたちは本当にかわいいね」と褒めてもらい、たくさんの拍手をもらうことができました。
ふれあい遊びでは、初めてにらめっこをしましたが、おじいちゃん・おばあちゃんを笑わかそうととびっきりのおもしろい顔をしたり、顔を見合わせて笑っていたり、最後の勝負ではみんなが大笑いをしとてもあたたかい雰囲気に包まれて時間を過ごすことができました。きれいな声でたきびを歌ったり、イス体操で「おしょうがつのうた」に合わせしっかり手を伸ばしおじいちゃん・おばあちゃんに元気になってもらえるように楽しく体を動かしました。最後におじいちゃん・おばあちゃんがお話ししてくれると、子どもたちはちゃんと目を見て真剣にお話を聞くことができ、一人ひとりに「ありがとう」「小学生になるために頑張ります」と最後まで話しながら握手をして、帰ることができました。帰りのバスでは、おじいちゃん・おばあちゃんに元気になってもらえたことを小さなお医者さんたちはとても喜んでいました。今日は年長さんのかっこいい成長の瞬間を見ることができました。また、このようなかっこいい姿が発表会などでも見れるように子どもたちと相談しながら進めていきたいと思います。
2018年11月27日 火曜日
朝は少し雨がぱらつく時もありましたが、今日は園庭で年長さんが”ちびっこレインボー商店街”の閉店セールをすることになっていました。雨を心配しましたが、その後は降ることもなく、お店の数だけのテントを教師が立てて子供達の登園を待ちました。子供達が登園してくると、園長が不動産やになり、それぞれのお店の場所を自分たちで決めるところから進めていきました。商品が少なくなってくると保護者や教師がアルバイトをして一緒に作っていました。
“ちびっこレインボー商店街”の開店をまだかまだかと楽しみにしていた年中、年少児は「じゅんび中」と書かれた看板の前に1人、2人と集まり、開店40分前には長い長い行列になっていました。それを見た年長さんが「いちばんうしろです」の看板を作り、並ばせていました。さらに列が長くなると「2列になってくださーい!」と誘導していて、教師を驚かせていました。その状況に開店も30分早めることにしました。
開店すると、子供たちは楽しそうに買い物をして、買った物を商店街の横の飲食コーナーに持って来て「ビール美味しいね」「ビールはこどもは飲んだらいけません」などと会話をしながら楽しんでいました。また今日は保護者の方の他にひよこ組さんも買い物に来てくれ、兄弟の子はお母さんお父さんがわりになり「これにする?これ買う?」と聞いて世話をする子もいました。また年長さんはなにを買おうかと戸惑っている子に優しくアドバイスしたり、洋服屋さんではサイズが合わない服はさっとハサミやテープで直して渡したりして臨機応変に対応していました。最後の売り切りセールでは、半額にしたりセットにして安く売ったりと売るための色々な工夫も見ることができました。
二階テラスでは年長児のお店やさんに刺激を受けた年中児たちがも花屋さんやドーナツやさんを始めました。年長児のお店やさんを真似て呼び込みをしたり、お金を貰って商品を渡したり、お花を選んでもらうとヒモを切って結び、花束にして渡したりと花屋さんになりきっている姿が見られました。すると売り終えて閉店した年長児が買いにきてくれ、年中児達は大喜びしていました。どの年齢の子もお店やさんごっこを通して、自分で考えたり工夫したり、色々な教師や保護者の方にも声をかけてもらい、様々な体験をし、たくさんの学びがありました。子供達はもちろん、教師も最後まで楽しむ事が出来、笑顔いっぱいの”ちびっこレインボー商店街”の閉店セールでした。
2018年11月7日 水曜日
雲ひとつない青空の下で、今日も子ども達は元気に走り回っていました。藁や木工などたくさんの戸外遊びが出ている中、今日は”廃材大会”の会場ができていました。子ども達は園庭に出ているたくさんの廃材の中から自分の作りたいイメージに合ったものを探し出してそれぞれが思い思いの作品を作っている中、R君、Y君、U君の3人は「迷路を作る!」と張り切って廃材大会の中に飛び込んでいました。たくさんある廃材の中から使えそうな物を探し出し迷路作りのスタート!「ここスタートにするけんゴール作ってや!」と役割分担をして迷路作りを進めていきます。そこへ年長児のMちゃんも加わり、4人で迷路作りが始まりました。「ここが海エリアで、ここが雷エリア」「ここからお化けが出てくるけんめっちゃ難しくなるんよ」「この廃材、落とし穴に使えそう!」「この廃材は船にして海エリアに浮かべようや!」と4人のアイデアがどんどん出てきました。気が付くと2つだった箱が3つ、4つと増えていきました。「最後には鬼が出てきてそいつ倒さんとゴールできんて言うのは?」「だんだん難しくなるのはどう?」などたくさんのアイデアのおかげで大きくて難しい迷路になりました。片付けの時間になると「明日続きするけん!」と嬉しそうに言っていました。完成した迷路がどんなものになるのかすごく楽しみになりました。
廃材大会の後には、先日のさつまいも掘りで掘ったさつまいもを調理師さんが、ふかし芋にしてくれていたのでみんなで食べました。自分たちが掘ったさつまいもだったので、子ども達はすごく嬉しそうに食べていました。ふかし芋の中にはさつまいもだけでなく紫芋も入っていて、普段あまり見たことがない子ども達は興味津々で見ていました。たんぽぽ組前のテラスではいも掘りのペープサートも行われていて、たんぽぽさんだけでなくほかの子ども達も見入っていました。秋にはおいしい食べ物がたくさんあるので、子ども達と話しながら秋を感じていきたいと思います。
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