2020年6月28日 日曜日
梅雨入りをし、蒸し暑い日が続いていますが、ひよこ組の子ども達は水分補給や衛生管理をしっかりする中で、元気に過ごしています。
そんな子ども達が関心を示しているのが、小さな生物です。
トマトのプランターにいたダンゴムシや、園庭でみつけた アリやカタツムリに、そっと手を伸ばしたり、動きを見つめたりしています。
W君、F君は絵本や図鑑から虫を見つけると笑顔で保育教諭に見せてくれます。
小さなもも組さんにも生き物に関心をもつ三葉っ子魂が芽生えています。
最近は、特にカタツムリに興味を持っています。
でんでん虫、虫の歌を歌うと、両手を合わせて可愛いカタツムリを作ります。
両手で作るチョキとグーの組み合わせが両方共グーの子、グーの上に指を1本だけ乗せている子、グーを横に並べている子、表現の仕方は様々だけど、それがまたとっても可愛いのです。
組み合わせた手を動かして、かたつむりのお散歩を楽しんだり、友達に見せたたりしています。
そこで、カタツムリを作ってみることにしました。
以前シール貼りをして遊んだトイレットペーパーの芯(その時は、転がしたり、並べたり、のぞいたり)を使って、その上に丸く切った廃材氏を乗せて、目玉を付けました。
出来上がると、とっても喜んだW君は、窓辺に持っていき這わせていました。
バスの運転手さんが来ると、「たたつり」と言って教えていました。
J君は、ソファーに座らせて自分の手で表現しているかたつむりと遊ばせていました。
M君は、大切そうに持ち歩き、みんなに見せていました。
次に保育教諭が天井から吊るすと、風が吹くたびに揺れて、本当に動いているように見え、子ども達はキラキラした目で見ていました。
次の日、F君が泣いていたK君を見て「たたし」「たたし」と言いながら揺れているかたつむりを指差すと、K君は泣き止め手を伸ばしていました。
K君をあやすF君の優しさに助けられ、とっても心温まるひと場面でした。
また天気や水温と相談しながら水くみや砂場遊びも楽しんでいます。
砂場は涼しい風が吹き、開放的でお気に入りの場所です。今日もご飯を作ってはスマイルハウスに運ぶHちゃんRちゃんの姿が見られました。
遊びが日増しに発展している事を嬉しく思います。
1日1日を大切に子ども達と楽しんでいきたいと思います。
2020年4月27日 月曜日
今日から青コースは新園舎、赤コースは幼稚園での保育になりました。ぞう組のGくんは新園舎での生活を楽しみにしていて今朝早起きをしてゴミ出しのお手伝いをすると「早く幼稚園で遊びたい!」とお母さんを急かしていたそうです!連休に入ることもあり青コースは先週よりも人数が少なかったのですが、遊ぎ場で子どもたちはのびのびと遊ぶことができました。ひつじ組のNちゃんは山の上から芝生をころころ転がりながら「あー最高!先生、今日って最高やね!○○くん、最高やね!!」と喜びを“最高”という言葉と満面の笑みで表現していました。
遊ぎ場のフェンス付近に植えてあるイチゴを「赤くなっていないかな〜」と観察していると近所の方が通りかかりました。うさぎ組のHちゃんがそれに気付くと大きな声で「こんにちは!!」と挨拶しました。その声に釣られるようにして他の年中児も「こんにちは!」と挨拶しました。するとそのおばちゃんが「あら、えらいねぇ。元気そうでよかったわ。みんながニコニコでかわいくておばちゃんも元気になったよ。病気にならないように頑張ろうね。」と声をかけてくださいました。先週から幼稚園と新園舎を何度も散歩する中で“自分から挨拶すること”が身についたんだなと嬉しく思うと同時に、近所の方にもあたたかく見守って頂けていること、又子ども達の元気な笑顔は人々に力を与えることができるんだなと思いました。
自由登園も6日目になりました。赤コースは久しぶりに幼稚園の園舎へ戻ってきました!
たった1週間の間でしたが園庭の桜の木は装い新たに若葉が萌え自然の移り変わりの早さを実感させられます。園庭では、連日青コースさんが盛り上がっていたボーリングや色水遊びを楽しみました。そして、遊ぎ場へ行った時はまだ緑色だった苺が少しずつ色付いてきています。早速楽しみにしていた園庭のプランターの苺を観察すると、、、、大変です!、まだ全部が赤くなっていない苺の赤い部分だけが誰かに食べられていることに気づきました。りす組、ぱんだ組の子どもたちは「誰が食べたんだろう。」と話し合っていました。「食いしん坊の先生?」「ムカデじゃない?」「わかった!甘いのが大好きなアリさんだ!!」「あー上からカラスが見てるからそれだー!!」と大騒ぎしながらみんなで一生懸命に推理していました。そして、『赤くなったら誰かに食べられる前にすぐに食べないと!!』と話し合い、また明日の収穫を楽しみにしていました。
さて、屋外遊ぎ場では山に登って探索するのが日課になっていた子どもたちは「今日はどこか行かないの?」と尋ねてきました。それじゃあ、駐車場のたけのこを観察がてら散歩に行こう!と言うことになりポンタ農園まで散歩することにしました。農園の奥には一面にたんぽぽ畑が広がっていました。綿毛もたくさんできていて、空に向かって、ふぅ〜っと飛ばして遊びました。たんぽぽの花は摘んで花束にして、園に持ち帰ったり、大切にお家に持って帰っている子もいました。
散々遊んでお腹がすいた頃には、丁度お昼になりました。手洗いを終えた子どもたちは、、、「あれっ?」とタオルドライが新しい物になっていることに気がつきました!このタオルドライは手を乾かすと同時に殺菌もできます。乾かす手順が色で示されていて、赤から黄色になったら手のひらを乾かし、緑色になるまでしっかり乾かすことで殺菌でき、手の表皮も保護できるのです。丁寧な手洗い、乾燥の仕方を指導すると、よく理解して手順通りに乾かすことができていました。
今日、しばらくぶりに帰った幼稚園はいつもの園庭や園舎も、周りの自然の変化や新たな発見があり、少し新鮮に感じられました。今、自宅待機をして下さっている子どもたちも、幼稚園での発見を参考に日々移り変わる自然の変化にも目を向けてみてください。部屋の窓から見える景色の変化に気づくと少しでも新鮮な気持ちになるかもしれません。
今朝、早番の教師が門にかけてある水色のビニール袋を見つけました。その中には、可愛い手作りの色とりどりの子ども用マスクが60枚も入っていました。お手紙がついていて、幼稚園の先生への感謝の文章が書いてありました。教師一同涙が出るほど嬉しく、勇気づけられました。感謝の気持ちでいっぱいです。無記名で幼稚園に手作りマスクを届けて下さった方本当にありがとうございました。このように支えて下さっている方がいらっしゃることは、私達にとって何物にも変え難い喜びです。心よりの感謝の意を申し上げます。
2020年2月25日 火曜日
今朝、園庭には何やら面白そうなものが出ていました。園長が歩き椅子を使って、三輪車のトンネルを作ってくれたのです!目ざとい子ども達はそれに気づいてどんどん周りに集まってきました。気づくと、三輪車にまたがってトンネルの開通を待ち遠しそうにする子ども達が、長い列を作っていました。トンネルの設置が終わりいよいよ開通です。開通と同時に三輪車が次々スタートしました。高さは頭スレスレ、三輪車の幅もスレスレで、頭をぶつけないように三輪車の両輪も当たらないように注意しながら通らなければいけない分、難易度もかなりアップしています。三輪車に乗りなれた、年中年長児は頭を下げ、難なく通っていくのですが年少やたんぽぽの子たちはタイヤをぶつけないようにと、ゆっくり慎重に通り抜けていて、その集中力と小さいなりに器用に進む様子に感心しました。しばらくするとRくんとYくんが水を持ってきてトンネルから出た三輪車に洗車を始めたのです。初めは手でしていたRくんとYくんですが、教師からたわしを受け取ると1回1回たわしを水につけタイヤに付いた砂を落としていきました。洗車をしてもらった子ども達は「タイヤ綺麗になったー!」と嬉しそうに出発していました。洗車が盛り上がると、その後方が大渋滞になりました。空に気づいた年長児のTくんを筆頭に交通整理が始まり、事故が起こらないよう至る所で「ちょっと待ってくださーい!」「どうぞー、ゆっくり進んでくださいーい」と、声が聞こえてきました。その年長児の姿を見た年少の子達もメガホン片手に「早く行ってくださーい」とお兄ちゃん達の真似をして、みつばの交通整理をしていました。
しばらくすると、ぞう組のHくんがたくさんの四角の線を水線で書き始めました。何をしているのか聞いてみると、「これ駐車場なんよ」「この丸があるところは車椅子のところ」と、教えてくれました。三輪車を停められるようにとたくさんの駐車場を作っていました。車椅子専用の駐車場を作るHくんもさすがだなと感じました。駐車場ができると、少し休憩しようとたくさんの三輪車か泊まり始めました。ちゅうりっぷ組のSくんは「たくさん停まってるね」「ぼくも停めてるよ」「あ!また入ってきた!」とたくさん出入りする三輪車を嬉しそうに眺めていました。Hくんによるとすぐ側にはお店があるそうです。トンネルの入口には、年少のYくんが、駐車券を発券している姿もありました。
今までにない程の盛り上がりだった子ども達の気持ちをそのままに、明日も楽しんでいけるようにしていきたいと思います。
2019年12月18日 水曜日
昨晩の雨で、園庭にはたくさんの水たまりが出来ていました。登園した子ども達は、カバンを置くとすぐに園庭に出てきて泥遊びを始めました。しばらくすると、うんていのそばの水たまりがなんだか賑わっていました。行ってみるとイチョウの葉で船を作って遊んでいました。それを見た他の子ども達も水に浮いている船を見ながら同じように作り、次々と水に浮かばせて行きました。子ども達の作った船は上手に浮くのもあれば、すぐに沈んでしまうものもあり、子ども達はなぜ沈むのか考えながら何度も挑戦していました。そのうちイチョウの葉だけでなく落ち葉を使った船も作っていました。又、園長が笹の葉を使って”笹舟”を作ってくれ、子ども達も大喜びでした。園長の作った笹舟は沈むことなく最後まで浮かんでいました。くま組のA君は、笹の根元に落ちているイチョウの葉がとても綺麗だと気付くと船を作ろうと葉っぱを探している子に「あっちに綺麗なのがあるんよ!ついてきて!」と教えてあげていました。つりかんをしている子ども達も何をしているのか気になり、ついて行きました。その頃にはフーッと息を吐くとスイスイと進む船が沢山あり、誰の船が1番早く進むのか競争も始まっていました。どの子も1位になりたくて船を走らせようと一生懸命息を吹きかけていました。真っ直ぐには中々進まない船をゴール目指して頑張っていました。船を沢山作りたいと思った数人の女の子は片手にイチョウの花束を持ち、いくつも船を作って浮かばせていました。イチョウの船が上手く作れなかったRちゃんは、沢山作るうちに上達し、最後には「家でも船を作りたい!」と、たくさんのイチョウの葉を持って帰っていました。
昼食が終わったあと、秋にみんなで掘ったさつまいもがまだ残っていたのでそのさつまいもを使って茶巾絞りでおいものケーキをみんなで作りました。各クラスで、さつまいもを潰して自分でサランラップで茶巾絞りにしてお皿に移すと、かわいいお花の形のおいもケーキができるのです。そのきっかけは、園長が最初、らいおん組に1つ作った茶巾絞りを見せてくれました。それを見た子ども達は、大興奮!!ほかのクラスにも見せたいと、年長のみんなに見せて回っていました。年中児は、年長から下でいいことをしていると聞き、興味津々で見に行きました。さつまいもを潰している時には、「おいしくな〜れ!おいしくな〜れ!」と、お願いしながらみんなで力を合わせて潰しました。茶巾絞りのお花ケーキを食べた子ども達は「ほっぺが落ちそう!」とほっぺを押さえる子どもがいたり、「美味しすぎる〜!」と倒れてみせる子がいたりと、自分たちで作ったおやつを満喫していました。
2019年11月22日 金曜日
今日、朝登園すると、以前子ども達と作った藁の家のそばに子ども達が集まっていました。その様子に気付いた子ども達も次々と集まって来ました。朝、教師が出勤して園庭に出ると藁の家が半分壊れていて、どうしたものか眺めていたのでした。修復を試みましたが壊れた方の藁は別の遊びに使えないかと考えた園長が、つりかんの下にクッションの代わりに敷き詰めてくれました。それを見た子ども達は嬉しそうにつりかんをして遊んでいました。しばらくすると、さらに園長が集めた藁くずを拾って何か作り始めました。その側で見ていたKちゃんとEちゃんは何ができるのか興味津々で、じっと見つめていました。出来上がったものはなんと「藁のボール」でした!そのボールを貰ったKちゃんは嬉しそうに蹴って遊んでいました。いつもサッカーをして遊んでいる男の子達はそのボールを見つけるとすぐに近寄ってきました。ボールを受け取ったY君は自分たちが今までしていたサッカーボールと藁のボールを交換し、サッカーを始めました。いつもと違うボールで、サッカーをしていると知った子ども達が集まってきて大盛り上がりのサッカー大会でした。サッカーボールが出来上がると次は小さな手のひらサイズのボールを作ってくれました。今度はその小さなボールを使ってキャッチボールが始まりました。以前、年長児のマンダリン野球教室の様子を見ていた子ども達は、教師と上手にキャッチボールをして楽しんでいました。自分のボールが欲しいと思ったT君は「古森先生の作ったボールが欲しい」と、園長の作っているボールをじっと待っていました。完成すると、嬉しそうにボールを貰って教師とキャッチボールをしていました。
藁ボールで盛り上がっている中、気の家では、何やら年少児達が楽しそうに遊んでいました。「煙突に触ると熱いよ」と言う子ども達の声が聞こえてきたので覗いてみると、家の中で火をおこしていたのです。3びきのこぶたの話の流れで作った木の家を今度はレンガの家に見立てて狼を退治するためにザルの中に藁を入れて火をおこしていました。昨日の焼き芋を間近で見ていた子ども達だからこそ藁を集めて火をおこす発想になるんだなと思いました。
今日の給食は、胚芽米、はまちの塩焼き、肉じゃが、ドレッシングサラダ、キウイです。
2019年10月24日 木曜日
昨日の遠足が楽しかった子ども達は部屋で絵を描きながら楽しかった思い出を話していました。
そして今日は年中児はホールでスポーツダンスの先生達による体力測定がありました。ホールに集まり園長の話を聞いた後、担当して下さる先生方から今日することの説明を受けた子ども達は気分も盛り上がっていました。初めにぱんだ組とうさぎ組が測定を行いました。鉄棒ぶら下がりでは鉄棒から落ちないように必死につかまり、手がだんだん滑り落ちそうになるとそれでも踏ん張る姿が見られ頼もしく思いました。待っている子ども達は「頑張れー!」と応援し測定を受けている子は応援を力に変えて頑張っていました。往復25m走では腕を一生懸命に振って走っていました。つまづいて転びそうになり悔し涙を流してる子もいて子ども達はいつでも本気でチャレンジしているんだなと改めて感じました。
昼食後ぱんだ組とうさぎ組は明日の施設訪問の練習を行いました。普段クラスごとに練習をしていた子ども達は初めてお互いの練習を見ました。初めは自分たちもするという意識が無く見るだけだった子ども達に園長から「お互い見合いっこして勝負だよ」と声をかけてくださったことで、うさぎ組のH君はぱんだ組の振り付けを真似して負けないように踊る姿も見られ、だんだんと子どもたちの意識も高まっていきました。練習後に園長から「明日の訪問で一緒に行った先生から点数を付けてもらおうね」と声をかけてもらった子ども達は、明日の施設訪問を楽しみにしている様子でした。明日はおじいちゃんおばあちゃんにたくさんの笑顔をあげられるように頑張ってきます。
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