幼稚園の日記(ブログ)

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2012年2月27日 月曜日

 今日は、風が冷たくて水たまりの水が凍っていました。その氷を叩くと「バリッ」といい音で割れ、割れた氷を持ったひよこ組の子ども達は、「これは、恐竜に見えるね」「これは、イルカに見える」と何の形に見えるか話し合っていました。

   

 うさぎ組の子ども達は、最近ままごとが盛んで、かばんを片付けると、ままごとコーナーへ行き、にんじんや大根をトントンと切って一人一皿料理を作っていました。Mちゃんは、にんじんを半分にして、一枚一枚を薄く切り、まな板のはしっこに並べて上から包丁を入れて5、6枚を一気に切って太陽の部品にしたり、いちょう切りした、にんじんを大根の上に花びらにして並べてお花を作ったりして工夫して遊んでいました。りんごを見つけた子は、すりおろしてお皿に盛りつけていました。少し経つとH君が、りんごの色が変わっていることに気付きました。「りんごの皮が入ったけん茶色なんかな?」「すった時は、こんな黄色よ」と友達と言って色の変化に気付きながら料理を作っていました。

   

 また、今日は松山市婦人防火クラブの方が年中児に防火紙芝居と防火指導に来て下さいました。紙芝居は、「おかしの国は大さわぎ」というお話で、女の子がお母さんとケーキを作っていた時、お母さんに用事ができてしまい、20分したら、火を消すこと、火元を離れないことのお約束をします。でも、約束を忘れてしまい、火事になってしまうというお話でした。防火クラブの方と、避難訓練の時の「お・か・し・も」の約束の意味を実際にやってもらいながら教えてもらいました。「お」→おさない。「か」→かけない。「し」→しゃべらない。「も」→もどらない。ここまでの指導を受けた後、みんな覚えたということで防火クラブの方と同じ色の幼年消防クラブのハッピを園児達も身につけさせていただきました。なんだか得意そうな子ども達に、次はおうちで火事になったらどうするか、ドアを開ける時には、ドアノブを触ると火傷をして次の作業ができないので、手の甲で熱いかどうか確かめること。煙は、上に流れるので体を低くしてハンカチで口を覆うこと。窓のないところでは、扉から遠いところへ逃げて、声を出すと疲れるので音を出して知らせること。逃げ場がなかったら、外に出ないで窓を開けて大きな布を大きく振って居場所を知らせること。を聞きました。もし、服に火がついたら走らないで寝転がってくるくる回って火を消す練習もしてみました。この方法は、アメリカの子ども達は、訓練しているけど愛媛では婦人防火クラブの方が幼稚園児に教えるのは、初めてだそうです。教師自身も、火事になった時にはどうすればいいのか、改めてしっかり学ぶことができました。避難訓練の際にも、今日学んだことに気を付けて落ち着いて行動できるようにしたいです。  

   

      

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2012年2月3日 金曜日

昨日からチラチラと降っていた雪が今朝、起きて外を見ると数センチも積り、辺り一面真っ白になっていました。園庭の遊具も、雪の歌にあるようにまるで綿帽子をかぶっているかのようでした。今日は、園付近の道路の渋滞によりバスが出ることができず、自由登園になりました。しかし、元気な三葉っ子達はクラスによってはほとんど出席していて驚きました。登園して来た子ども達は、「今日は、雪が積もっとる♪」「雪合戦できるね!」と嬉しそうに話していました。部屋の中で集まっていると副園長が「せっかく雪が積もっているのに。外で遊んだら?」と声をかけてくれました。雪に触れる機会のほとんどない子ども達は戸外に出ると「わぁーー」っと走り教師や友達と雪を集めて体にかけ合ったり、手で雪を丸めて「冷たーい!!」と手を真っ赤にして雪の冷たさを感じていました。テントの上に、たくさん雪が積もっているのを見つけた教師が「雪が降るよ?」と声をかけ、テントを叩くとサラサラの雪が子ども達に向かって降ってきました。「キャー雪が降ってきた?」と子ども達は、大騒ぎ。私も、雪に触れる機会が今までに2回くらいしかなかったので、子ども達と雪をかけあったり、雪だるまを作ったりして「キャーキャー」はしゃぎました。

たくさん遊んだ後は、子ども達の大好きな給食の時間♪今日のメニューは、恵方巻き、ブロッコリーサラダ、ししゃも、お吸い物、デザートです。恵方巻きの中には、土のパワーをもらって大きく育った、にんじん、ごぼう。お魚からできている、さくらでんぷ。空に向かってつるが長く伸びたつるに実がなるきゅうり、かんぴょう。大豆から作るあげ、そして海のパワーは、こんぶなど全部で7種類具材が入って栄養満点。「いただきます」をした瞬間、みんながお寿司にかぶりつきました。中には、中身だけを上手に食べて「穴が開いたよ」と穴の中を覗き込む子もいました。みんな、よく食べていて中には、4、5個も食べる子もいて、子ども達の食欲にとても驚きました。

たくさん食べた後は、みんなで豆まきです。副園長から「いつも怒ってプンプンしている人はいない?」「何でも嫌々な嫌々鬼さんは?」という質問に子ども達は正直に「は?い!」と手をあげていました。「先生達の中には、どんな鬼がいる?」という質問に、うさぎ組の子ども達は「プンプンの怒りんぼ鬼!」と、みんながいっせいに言うので子ども達からみると、いつもゆとりがなくて、つい大きい声を出している私は、いつも怒っているように見えるのかな?っと、ちょっぴり恥ずかしくなりました。逆に子ども達には、「おしゃべり鬼をやっつけるよ?!」と言ってお互いに悪い鬼をやっつけあいました。お部屋に帰りみんなに豆を配ると、自分で1,2,3,4,5,6と一粒一粒数えて大切に食べていました。今日、来ていない子ども達は、きっとおうちで節分を楽しんだことでしょう。年始めの節分は、寒さに負けず、病気や自分のよくない心(鬼)を追い出して1年間の健康な心と体を祈る催しです。恵方巻きも7種類の芯は七福神を意味するそうです。今年もみんな健康で、明るく、仲良く、幸せな1年にしましょう。

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2012年1月12日 木曜日

 朝、バスで子ども達を迎えに行くと「今日は、とっても寒いね」「田んぼの草が白く凍っとるよ」「車も凍とった!」と口々に話していました。しかし、幼稚園に着くとすぐに外に出て、自分のしたい遊びに入っていきました。昨日、竹馬に挑戦してなかなかできなかった年長児達は、今日も早速竹馬に足をかけて練習をしていました。何度も何度も足をかけて歩こうとしますが倒れてしまいます。しかし諦めずに挑戦しつづける子ども達に副園長が声をかけました。裸足になって親指と人差し指に棒を挟んで歩くとやりやすいことを教えてくれたのでした。それを聞くと、みんなが靴下と靴を脱いで足をかけました。すると、一番勇敢に向かっていたM君が1歩、2歩と進めるようになったのです。1歩、2歩進んでは転び、5歩、6歩そしてついに17歩も歩けるようになりました。また凧揚げでは、もっと高く凧を揚げたいと教師達は、大きさを変えたり、足を多くつけたりして何度もやり直したり試したりしながら、凧を作っていました。そして、ついにできた大きなビニールの凧は揚げてみると空高く揚がり、周りで見ていた子ども達も「わぁ?!!!」と歓声があがるほどでした。その他にも、なわとびの一拍子を続けて跳ぶことができないので一生懸命練習をしたり、鉄棒のところでは逆上がりの練習を何度もしているなど、一つのことに一生懸命挑戦している子ども達の姿が多くみられました。3学期になって自分の目標に向かって一心に挑戦する子どもの姿が多く見られるようになり、冬休み中、家族で素敵な満足できる生活をしてきたのだろうと嬉しく思います。

             

うさぎ組では、再来週、合歓の木のおじいちゃん、おばあちゃんのところへ行くので、その時みんなでカルタをすることにしました。そこで、今日はみんなでカルタ取りをしてみました。カルタを並べていくと子ども達の顔は真剣になりました。読み札を読むと必死になってカルタを探し、「はいっ!」と手で押さえて嬉しそうに取っていました。他にも歌を歌ったり踊りも見せたいね」と子ども達と話合っています。元気いっぱいできるように練習していきたいと思います。

     

 今日、昼食中、突然地震予知警報機が鳴り、「関東地方で地震が起こります」という放送が流れました。その情報をそのままマイクにつないで副園長が一斉放送で流したのです。それを聞いた年少の教師が「地震?」と言うと子ども達は、すぐに机の下にもぐったり、防災頭巾をかぶったりととっさに判断して身を守ることができました。職員反省会で副園長から、南海地震が起きたら震度10近くになるかもしれないという話を聞いて、改めて地震の恐ろしさを感じました。話をよく聞いて、とっさの判断で行動できるように年中児にもしっかり指導をすること、そしていつ何が起こるか分からないので教師も放送をよく聞き、とっさに判断してチャンスを生かして子ども達自身が安全な生活ができる能力を身につけさせなければと改めて思いました。

年長児が刈ったお米で副園長がいり玄米を作ってくれました♪

     

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2011年11月7日 月曜日

 今日から、自由参観です。戸外では、わらのコーナーで年長児に混じって年中児がなわを編んでいました。まとまった、わらを両手に分けて持ってねじるのですが、手のひらで上手くねじれず、バラバラになってしまうのです。少しでも、くずれてしまうと、ずれたところまで戻り、何度も何度もやり直して編んでいました。その一生懸命な姿を見ていたお母さん達はとても驚いていました。ふと見るとそばの地面に乗り物の走った線がついていました。2本の線を見て線路に見えた、ひつじ組のH君は、横に線を描いて線路を作りました。そこへ松葉を持っていたS君がやって来て持っていた松葉を線の上に並べていきましたが松葉の部分がちょっと見えにくいのです。すると「上から見るとよく見える」と言って太鼓橋に登って松葉がつながっていないところを友達に教えてつないでいきました。この時期になると子ども達の面白い発想がいろいろなところに見られ、それに気付いた教師達はその知恵のすごさに驚かされます。

     

 年中組では、今日チューリップの球根を植えました。子ども達が植え方が分かるように、大きな鉢を作って説明をしました。わざと球根を下向きに植えてみると子ども達は「それでは、芽が出ないよ!」と言ってパネルの球根を直してくれました。また、水を入れると土が沈んでしまいことをパネルでやってみると実際に植えて水をあげた時、「うわー、土が減ったー!!!」と不思議そうに声をあげました。子ども達は、自分一人の鉢をもらってとても嬉しそうで、大切に水をあげ「大きくな?れ」と話しかけていました。早く芽が出るのが私も、楽しみです。明日は、自分達でミニ運動会の計画を立てる予定です。帰りに、子ども達にその話をすると自分達で何がしたいか考えてくるとワクワクしながら降園していきました。子ども達からは、どんな意見がでるのでしょうか?その意見を私達は取り入れて、より楽しいものになるよう援助していかなければと話し合いました。

        

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2011年10月12日 水曜日

 今日、戸外では、かけっこが人気でチームをつくって教師も加わって競走する姿がみられました。教師が後ろから走り、子ども達を追いかけると子ども達も抜かれるものかと必死に走ります。その様子を見た周囲の子ども達の「先生、頑張れ!!!」と一生懸命声援を送る姿を見て、とてもいいなと思いました。

      

 今日は、昨日に引き続いて青コースの運動会の総練習を行いました。年少児のタイヤ引きでは、教師が言わなくても走ってくる友達を見て自分でスタート位置について、手を伸ばして待つことができていました。

       

年長児のリレーでは、年長児の一生懸命走る姿に年少・年中児達も「がんばれー、がんばれー」と夢中になって応援をしていました。

       

年中児の踊りでは、変身のタイミングも覚えてかっこよく「へーんしん!!!」と言って、にこにこして踊る姿も見られるようになりました。うさぎ組では、クラスの円になるのに遠回りをして曲のテンポに間に合わない子がいて、なかなか揃わないので、かっこよく並んで入れるように練習をしました。始めは、自信がなさそうに走っていた子ども達でしたが、理解できると自信を持って円になって友達と手をつなごうと、しっかり手を伸ばしている姿にとても嬉しく思いました。赤コースのぺんぎん組は、昨日まで最初の円がどうして上手につくれません。どうすればいいのか教師が悩んでいると副園長が円の場所が遠すぎるので前にもってきたらいいのではないかとアドバイスをしてくれました。三つの円の一番奥のところは、子どもの感覚では見えにくいというのです。そこで円の位置を変えてみると、行く位置がはっきり分かり、すぐに円になることができました。昼食後、うさぎ・ひつじ組が踊りをしていると、ぺんぎん組さんも踊りをしようとやってきました。コースが違うので一緒にはできないと思って見ていると副園長が「もう一つ円があるので一緒にしたら」と声をかけてくれました。3クラスで踊ってみるといつもと違う雰囲気に子ども達もさらにやる気になり、大きな声で歌いながらかっこよく踊ることができていました。違ったコースでが3クラスで邪魔することなく上手に場所を考えて踊ることができ何でも柔軟に考えることでさらに気持ちが高まっていくことがあるということを学びました。踊りが終わった後は、ぺんぎん組の子ども達と見ていた教師達がハイタッチをする姿も見られ、このような達成感を味わうことも運動会の目的なのだろうと嬉しい気持ちになりました。運動会まで残り2日!子ども達と思い出に残る運動会にしていきたいと思います。

           

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2011年9月13日 火曜日

 今日は、副園長が黒板に「きのうは、おつきみでした。きょうから、おつきさまはすこしづつちいさくなるよ」と書いてくれていました。黒板を見た子ども達は、友達と一緒に読むと、黒板に描かれた月の絵を見て「昨日は、まんまるやったけん今日も見てみよう」「昨日、見るん忘れたけん、今日は見んといかん」と言って夜が来るのを楽しみにしている様子でした。また、ひよこ組のT君は、昨日家に帰ってから「今日は、お月さまがまんまるだから給食にお団子を作ったよ。夜になったらお月さまを見ようね!」と言っていた副園長の言葉を覚えていてお父さんに話したそうで、「お父さんに肩車してもらって見たんよ」と話してくれました。お母さんの手紙でそのことを知って私達教師も、とても嬉しくなりました。

      

戸外では、最近三輪車に乗って遊ぶことが盛んになり、プレ年少児から年長児まで、友達を乗せて走ったり競争をしたりして楽しんでいます。うさぎ組の女の子達は、クラス対抗で二人乗り三輪車の競争をした時、なかなか進まなくて悪戦苦闘していました。その次の日からは、毎朝必ず乗って練習する姿が見られるようになりました。友達を乗せて走ることが難しかったFちゃんも友達を追いかけて走っているうちに、だんだん力強くこげるようになってきました。今度の競争では、うさぎ組の活躍が楽しみです。また、「にわとりのチャボ」の踊りでは、移動の場面を増やすなど隊形を変えてみました。振りも、手を伸ばして止めるところを練習すると上がった手がそろっていてとてもかっこよく見え、列の後ろになった子たちも「後ろから見たら、きれいやった!」とみんなに嬉しそうに言っていました。

         

そして今日は、敬老の日のハガキを書きました。「何を書こうかなー」「おいちゃんの服、どんなんやっけー」とそれぞれが一生懸命考えながら書いていました。また、文字が書ける子は、「いつもありがとう」などと感謝の気持ちを書き、早く届けたいなと楽しみにしています。子ども達の気持ちのこもったハガキが敬老の日におじいちゃん・おばあちゃんのもとに届くのがとても楽しみです。

 ★★今日の給食★★

ごはん、肉じゃが、納豆揚げ、ブロッコリーのサラダ、ポテトチップス、りんご

   

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2011年8月30日 火曜日

 今日は、一昨日と昨日お泊り保育だった年長児を除く年中・年少・プレ年少児達が3週間ぶりに登園して来ました。うさぎ組の子ども達は、同じクラスの友達がバスに乗っているのを見つけると走って門のところへ行き「おはよー♪」と声をかける姿が見られ、私も子ども達の笑顔が見られてすごく嬉しく思いました。

今朝、砂場では雨どいをいつもよりなだらかにして、つないで遊んでいました。そこで、「何を作ったの?」と聞くと、「そうめん流ししよんよ!」と年少組のNちゃんとMちゃんが答え、相談しながら遊びを続けていました。楽しかった夏休みの経験をすぐ遊びに取り入れていく姿が見られ、大変頼もしく感じました。2学期がもうすぐ始まるので、運動会も少し意識しながら三輪車やタイヤを出していると友達と二人乗りをしたり、タイヤを引っぱったりして遊ぶ姿がありました。プールでは、久しぶりにみんなで入れたことをとても喜び、友達に泳げる姿を見せる子もいました。ホールにみんなで集まった時、副園長から昨日のお泊り保育の話をしてもらいました。年長さんは、自分達で材料を切って夕食のハンバーグを作ったこと、友達と一緒に布団をひいたこと、みんなでお風呂に入ったことを聞き、みんなも憧れの年長さんに少しでも近づけるように「自分のことは自分ですること」「よく話を聞いて素早く行動すること」など、目を輝かせながら副園長と約束をしていました。プールの後は、おやつでぺんぎん組の子のおじいちゃんが育てて届けてくださった、ももを食べました。ももを食べた子ども達は、自然に笑顔が見られ、中には「おいしいー!!!」と叫ぶ子もいるくらい、とても甘くておいしかったです。明後日から、2学期が始まります。子ども達が2学期も楽しく過ごせるようにしていきたいなと思います。

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