2023年3月8日 水曜日
先日より、今日の園内さよなら会のために年中児達は、年長さん達へのプレゼントを考えて作っていました。ハサミが上手に使えるようになり、自分の家から使いたいリボンや折り紙を持ってきて心を込めて作っていました。今日までプレゼントのことは内緒にしていて、バスの中でもコソコソ話をしながら「なんにもないよ!」と誤魔化している年中児の姿がとても可愛く思いました。昨日、ぞう組さんにみんなでさよなら会の招待状を持っていくと、「えっそんなことしてくれるの?楽しいことってなに!?」とキラキラした目で真剣に話を聞いてくれました。
今日の10時、年長児が卒園式の練習で部屋に入ると、年中児達が年長児に気付かれないように準備を始めました。入場する花道のアーチや柵に、クラスみんなで協力して作った輪飾りを自分達なりに飾ったり、描いた絵を貼って楽しい雰囲気になるようにしたりしました。「こうしたら可愛いかな」「これでいいんじゃない?」と声を掛け合いながら飾っていて、年長児のために協力して会場作りをしている姿に心が温かくなりました。
そして、年中組各クラス代表児が卒園式の練習が終わった年長児をさよなら会に招待するべく呼びにいきました。年中児がホールに入ってくると、練習が終わったばかりの年長児が「なになに?あっもしかして…」とワクワクしながら一斉に回れ右をして年中児の方を向きました。そこで園長の助け舟で「楽しいことってなあに?何をするの?」と問いかけてくれました。「踊りやゲームをします!」と年中児が元気いっぱいの声で言うと、「いえーい!やったー!」と大喜び!練習したばかりの退場行進で退場し始めると、うさぎ組のYちゃんは、「かっこよく歩いてる!」と手拍子しながら尊敬の眼差しで見ていました。
いよいよ園庭で年中児主体のさよなら会が始まります。年長児達は2学期に作ったペットボトルの入場門から年中、年少、たんぽぽ組の子ども達の手拍子で堂々と入場です。プログラム1番はみんなが大好きな「やっぱノリノリ!」「お祭りドッキュン!」から始まり気持ちも高まっていきました。年長児達も大好きな曲で各クラス混ざりながら強いポーズ勝負をするなど、異年齢関係なく元気いっぱいです。
プログラム2番はお引越しゲーム。各クラスのお部屋のお引越しも上手にできました。プログラム3番は子ども達が1番楽しみにしていた、こいのぼり競争も復活?⋯しかし、運動会でしたこいのぼりとは何かが違います。秋の運動会はみんなの手作りのこいのぼりだったのですが、なんと今回は、園長からの許可もあり本物のこいのぼりが登場しました。1度したことがあるこいのぼり競争!子ども達はやり方も分かっており、年長児からもらうこいのぼりのバトンも楽しみです。今回は大切な布のこいのぼりです。汚れないように人工芝を敷くように園長からアドバイスももらい、大切にしながら運んでいきます。布のこいのぼりはヒラヒラしていて、たるんだりシワになったりしないようにぴーんと伸ばして運ばなければなりません。こいのぼりの中に入れていない年少児がいるとそれに気付いた年長児が「待って!まだいったらだめ!」と声を掛けたり、「ここ持って!」と教えてあげたり手を添えたりと助けるも見られました。大盛り上がりのさよなら会も大盛況の中終了しました。
しかし、子ども達にはまだまだお楽しみが待っていました。それは今年度最後の家庭弁当の日だったのです。お母さん達から温かいメッセージが入っていて子ども達は嬉しくて嬉しくて「先生見て〜」と持ってきます。「いつも残さず食べてくれてありがとう」「ピカピカのお弁当箱見せてくれて嬉しかった」と書かれているのを見せてくれて、心がじーんとしました。3年間、子ども達のために美味しいお弁当を作って下さってありがとうございました。子ども達にとって一生忘れられない嬉しい嬉しい何よりの母の味になるに違いありません。年長児、年中児、年少児、たんぽぽ、みんなが色々な思いでお弁当を頂きました。こうしてお弁当を食べる機会もなかなかなかったため、顔を見合わせながら話ができて嬉しそうでした。
年長さんのためのプレゼントもとても喜んでくれて、渡す時に「小学校頑張ってね」「こいのぼり楽しかったよ」とそれぞれの思いを伝えて渡していました。
卒園まで残り4日、最後まで年長児と楽しく遊んで笑顔でお別れしたいと思いました。
2023年2月13日 月曜日
今日は発表会の本番を3日後に控えて、ホールでひつじ・うさぎ組ではじめのことばと歌「たきび・うたえバンバン」の練習をしました。山中先生から教えてもらった手話を最初は覚えていない箇所を友達同士見合いながらしていた子達も前を向いて自信を持ってできるようになっていました。歌も歌詞を覚えて自信を持って元気よく歌えるようにはなったのですが、元気すぎて怒鳴り声で音程を外す子も出てきました。それを見ていた園長からもっと上手に歌えるアドバイスをもらいました。「ニコニコ笑顔で歌っていたら優しい可愛い声になるんだよ。やってみて。」と声を掛けてもらい、友達同士で微笑み合う姿がありました。「頑張って!」ではなく「可愛い笑顔で!」の方が音程も外さず明るい歌声になるので、明日のリハーサルも16日の本番も聴いているお客さん達に笑顔と可愛い歌声が届けられるようにできればと思います。
その後、会議室とホールで各学年入れ替わりで明日のリハーサルに向けて各学年劇や踊り等の最終調整をしていたので、年中児は年長児の劇を見せてもらいました。うさぎ組のO君は「何が始まるの?」と見る前からワクワクしていてとても楽しみにしていました。ぞう組の「だいくとおにろく」の劇は、観ながら「次は何が出てくるんだろう。」と友達と話しながら観ていました。セリフを言う時のコロコロ変わる表情、子ども達が考えた面白いセリフの数々など見ていて面白かったです。うさぎ組の子ども達も目を輝かせながら観ていました。「あの歌面白かったよね」とエンディングの替え歌を口ずさみながら部屋に帰ったり、まだ自分達の発表会も終わってないのに「オレは桃太郎の劇がしたいなぁ。かっこいいなぁ」と年長児になった時のことを思いながら話をしていました。
また、反対にくま組にお客さんになって踊り・オペレッタを見てもらいました。Y先生が「見てるよ~!かっこいい人は誰かな~」と声を掛けてくれたおかげで、子ども達もシャキッと背中が伸びて最後まで元気よく練習することができました。明日のリハーサルは本番と同じ大きい舞台で練習をします。今までの練習の成果を少しでも出せたら本番の自信にも繋がっていくのかなと思います。
一方では、今年もコロナ禍の中でいっぱいいっぱい遊んで、元気いっぱいの子ども達は、3学期から始まったお味噌汁パワーで更に活動的になっています。その分、年長組は発表会の練習が疎かにというよりもごっこ遊び的になっていて、只今、劇として成立できるようにまとめることに教師達はやっ気になっています。明日のリハーサルでは子どもを信じて、楽しい劇?になることを願いながら準備をしています。
2023年1月20日 金曜日
ままごとコーナーに行くと、何やら準備をし始めた子ども達。「今からレストラン屋さんするから!」と言って机や椅子を運んできていました。椅子の置き方も工夫していて、くま組のSちゃん、らいおん組のAちゃんは「今はコロナだから1つの机は4人までね」と間隔をあけて置いていて、コロナ感染対策をしながら生活をしてきた子ども達にとっては当たり前になってきているんだなと感じました。
そして、まずは何を作ろうかと考えている時に教師が「ハンバーガー作ろうかな」と大根を丸く切ってバンズを作っていると、Sちゃんが「これじゃダメだから!」とハンバーガーの中身の白菜を自分が納得のいくように切って作り直していました。Sちゃんは「ポテト作る!」と言って大根を細長く切りポテトに見立てて、塩のかわりにみじん切りにした大根を振りかけて美味しそうなフライドポテトを作っていました。本物そっくりに作っていく子ども達を見てとても感心しました。
また、Aちゃんもさつまいもと大根と白菜を混ぜ込んだサラダを作ったり、大根の真ん中をくり抜いてドーナツを作ったりメニューを増やしていきました。メニューは段々増えてきたものの「足りないものは〜」と見回していたAちゃん。「あっメニューがないと分からないね!作らないと!」と言って本のようになっているメニューを作っていきました。なげっと、ろうるちゃべつ(きゃべつと書いたつもりです(笑))、ぽてと、どうなつ(どーなつ)、はんばーがー、くっきー、さつまいもさらだ、じがいもすーぷ(じゃがいも)などみんなで協力して作ったメニューをAちゃんが一生懸命書いてくれました。
夢中になって準備をしていると、らいおん組のY君が「やってる?」とお客さんになってやってきました。「スープとロールキャベツ下さい!」と注文し、「美味しい!」と言いながら食べてくれました。食事をしながら足りないものがあると声を掛けたり、箸がないことを教えてくたりと優しいお客さん第一号です。その後も店員さんになって呼び込みしてくれたり、お店の看板がないと気付いて「あった方がいいよ!ここにつけよう!」とアドバイスをくれたりしていました。呼び込みのおかげで大量のお客さん(さくら組さん)が来てくれて、厨房で働いてくれている調理師さんは大忙し!小さい組の可愛いお客さんに優しい年長児達は、水がこぼれたら台拭きで拭いてあげたり、ポテトが冷めてしまったからといってもう1度揚げ直したりと年齢に応じて関わり方を変えていてすごいなと思いました。発表会練習前の午前中、頭も体も使って沢山遊んだ子ども達でした。
年中児は、駐車場の以前コスモスが咲いていたところをきれいに耕して菜の花の種を植えに行きました。「大きくなあれ!」と言いながらうさぎ組のYちゃんは種を蒔いたり、りす組の子ども達は菜の花の落ちていた種を探して拾ったりして、みんなが年長さんになった頃綺麗な花が咲くことを楽しみにしています。
2022年12月9日 金曜日
コロナ感染症の増加の報道の中、本園の園児の家族の感染の報告が増えていることからお楽しみ会を園庭ですることにしました。それなら昨日子ども達がせっかく飾り付けをしてくれていたホールのカーテンを外して園庭に持っていく?とI先生が思いつき、当日の朝つけようということになりました。初めての園庭でのお楽しみ会ということもあり、大忙しです!
朝、子ども達が登園する前に舞台やテントの位置を考えながら動かしました。バスに乗っていたぞう組のAちゃんは、門に入ると「ホールのカーテンがある!」とテンションが上がり、運転手のMさんは「どっかの劇団がくるんか!」とびっくりしていました。幼稚園の外から見ると、サーカス劇場のような特別な空間が出来上がっていました。
教師が日よけを準備して暗幕のかわりにしようとすると、子どもの方から「こっちじゃないほうがいいよ!」とダメ出しされたり、日よけの小さな穴が沢山空いていることに気付いたきりん組のMちゃんは、飾りや輪つなぎを穴にさして飾ったり、ぞう組のYちゃんもビニール紐を自分で切って穴に通してつけたりと、大人顔負けのアイディアと技術で協力して飾っていきました。
その様子を見ていた年中児も、年長児の中に混じって飾りを作ってつけている子もいました。園長から「サンタさんは太陽と友達じゃないんよ。月と友達なんよ。」という話を聞いて、月の絵を描いてパラソルに飾ったり、「部屋が明るすぎる!」と子どもからの指摘をもらったり、「サンタさん来てくれますように」という可愛い願いが微笑ましいなと思いました。
またマイクが3つあることに気付いてらいおん組のYちゃんが忙しい園長に「サンタさんは3人くるの?どうなの!」と問い詰めている姿もあって、とても楽しい準備の時間でした。
お楽しみ会がはじまり、ワクワクの子ども達。
教師達の演奏では、ハプニングもありましたが子どもと一緒に「つばめ」の歌を踊ったり、M先生がカッパのあおになりきりサプライズで出てきたりと大盛り上がりでした。劇の方では、前日に園長から面白いアドバイスをもらい、偽物サンタの登場する面白い部分を作ることができ、子どもの心も掴むことができました。その偽物サンタは鈴ではなく、楽器の「ギロ」を持っていたので、「ギロギロ音がしてた!」「ギロギロサンタだったね!」と終わった後も楽しそうに話をしていました。
劇の中ではニセサンタの問いかけにEちゃんが言ってほしい言葉を全部言ってくれるなど子どもにも助けられながら進行していきました。
本物のサンタさん登場場面では、夜を想定してサンタさんが来てくれるよう後ろを向いて寝る子ども達がとても可愛く教師達は温かい気持ちになりました。
いよいよ本物のサンタさんが出てくると「おっきいね!」「すごい!」とテンションMAXになりました。年長児からのサンタさんの質問コーナーも夢の時間で「フカフカで大きな白いお髭はどうやって生やしてるの?」「トナカイはどうやって空を飛ぶの?」と言う質問に丁寧に答えてくれて、飛ぶためには「マジカルパウダー」が必要ということを知り、「マジカルパウダーやって!すごい!!」と喜んでいました。
サンタさんが帰った後、カラスが大量に飛んでいてサンタさんの後を追ってさんさんらんどの方に行ったかも!と年長児は写真を撮りに出掛けました。園長から聞いた話ですが、うさぎ組の子がずっと後ろをついて行って「サンタさんに会いに行くんでしょ!?」と付きまとったり、ちゅうりっぷ組のMちゃんは年長さんが本物のサンタさんを見たことを知ると「サンタさんに私も会いたかった!」としばらく大泣きしていたそうです。さんさんらんどで本物のサンタを見て帰った年長児は大騒ぎ!年中や年少組に行って「サンタさんおったよ!ほんとに!」と報告して回っていました。そこでは「ウソだぁ〜」と信じない教師に「じゃあ、証拠持ってくる!」と年長組の教師からI Padを奪いとって見せに来てくれて誇らしげな顔をしていました。
実は雲が多くて帰っていくサンタさんが見えなくて「どこだ〜」と探しているといつものカラス達が突然現れて西に飛んで行って教えてくれたのです。サンタさんに2度会えた年長児は「夏にみんなのトマト沢山食べて美味しかったからサンタさんの場所を教えてくれた!」「カラスはお楽しみ会をずっと見ていて、楽しかったからお返しに教えてくれたんよ!」など口々に話をしていて話がつきません。
1日限りの夢のような世界を見ることができた子ども達はとても幸せそうで、そんな子どもの顔を見ることが出来た私達教師も幸せな気持ちになりました。良い子の三葉のみんなにプレゼントが届いて良かったね♪
2022年11月15日 火曜日
①アンパンマン列車送迎編
今朝、子ども達が登園してくると、数人の教師達がいそいそと何やらバックに詰め込んで準備をしていました。子ども達は「何しているの?」「どこに行くの?」と興味津々!すると、A先生が「アンパンマン列車に行ってくるね!」と手を休めず答えました。すると、お留守番の子ども達が集まってきて「いいな〜行ってらっしゃい!」と笑顔で言いました。年少の時にアンパンマン列車のお見送りをしたことを覚えていたRちゃんは、「みんなでバイバイしたよね!」と楽しそうに話していました。そして、お留守番の年長児達が長いカレンダーに「いってらっしゃい」の文字を書き始めると、うさぎ組のMちゃん、Rちゃん、Oちゃん達が「私達もやる!」と言ってクレヨン、ハサミを持って急いでやってきました。包装紙を切って可愛いうさぎさんを作って大きな横断幕に貼ったりアンパンマン列車にちなんでアンパンマンの顔を描いて飾り付けをしたりする子もいました。そんなお兄ちゃん、お姉ちゃんの姿を見て、すみれ組の子ども達も自分でお見送りの準備を始めました。「たのしんでね」を「たもしんでね」と書いていたり、「いってらっしゃい」を「いってらさい」と書いていたりと可愛い文字間違いもありでとても微笑ましい場面です。
準備万端で団地の前の踏み切り前に急ぎます。もうすぐ松山駅発のアンパンマン列車がここを通るのです。着いて電車を待っている時からワクワクの子ども達。「まだかな〜まだかな〜」と言いながら踏切が鳴るたびに横断幕を上げたり手を振ったりと落ち着きません。すると、汽笛が鳴って電車が…来たー!!子ども達の前に来るとアンパンマン列車はとってもゆっくりで今にも止まりそうな位スピードを落としてくれ、乗っている1人1人の顔が見えるのです。「◯◯ちゃん見えた!」「おーいってしてくれた!」と大興奮です。いつ、どの時でもみんなでのお見送りが恒例になっている三葉幼稚園ですが、今日のアンパンマン列車のお見送りは特別です。その光景はとても温かく、電車に乗っている子も乗っていない子も笑顔で手を振っている姿を見て、やっぱりいいなと改めて感じました。
園内では、アンパンマン列車の興奮が収まらず、ダンボール電車が出現しました。1つだった車両はどんどん増えていき、いつのまにか6車両になりました。そこで教師が白線で線路をかくと、三葉幼稚園駅が出来ました。代わりばんこで車掌さん、お客さんが乗って仲良く順番に遊んでいました。待っている子、並んでいる子も、さっき自分達がお見送りしたように「バイバイ〜」「行ってらっしゃい!」と手を振っていてその姿も可愛いのです。自分達が経験したこと、見た物をすぐに遊びの中に取り入れるのは流石三葉っ子だなと思いました。
帰りの電車が踏切を通るのは16時頃です。お迎えも預かりの子ども達と一緒に踏切で今か今かと待っていました。すると、帰りもゆっくり電車が走ってくれたので「おかえりなさい!」とみんなで手を振ることが出来ました。離れた所にいても心は1つの子どもや教師。三葉ならではの光景だと嬉しく思いました。
②アンパンマン列車の旅~編
昨日から「明日はアンパンマン♪すご~く楽しみ♪」と言っていた子どもたちと保護者の方たちです。今朝は「9時集合」に遅れることなく😊晴れやかな表情で集まって来ました。お見送りに駆けつけてくれた園長が「ポンタ農園のところで幼稚園の皆と先生たちがお見送りにきてくれますよ~」と話すと「ワ~すごい!ほんとですか?」と大感激でした。
『松山駅を出発!』のベルが鳴りました。古森先生・長曽我部さんそして~なんと!JR四国の方たちが勢ぞろいでお見送りをしてくださったのです。あまりの大勢の駅員さんたちのお見送りに皆、びっくりしてしまい、思わず必死でみんなで手を振り返していました。
そしていよいよポンタ農園の近くの踏切だと思っていると急に列車のスピードがゆっくり、ゆっくり・・・になってきたのです。ふと見ると・・・「わ~!♪すごい!!幼稚園の皆がいる~いる!!いる!!」大勢です!みんなが手を振ってくれていました。なんとその中にアンパンマンも立っているではありませんか?(T先生が子どもたちと作った段ボール仮面をかぶっていたのです。)もうあまりの感動で胸がいっぱいになってしまいました。
こうしてアンパンマン列車は、幼稚園の子どもたちと先生たちの心と遠足に向かう子どもたちの夢と期待をますます膨らませながら波方駅に向かって行きました。
アンパンマン列車の中はどこもアンパンマンだらけ!♪アンパンマンの曲を聞きながら写真撮影をしたり、トロッコ列車の風邪を心地よく感じたりしながらの旅となりました。
波方公園までの距離は約3キロメートル!田んぼのあぜ道を歩きます。親子で手をつないで風を心地よく感じながら楽しく歩いていきました。たくさん歩いた後の手作りのお弁当はまた格別です。
公園の遊具でも三葉っ子たちはたくましく、頼もしい姿を見せていました。たんぽぽ組さん、年少さんたちでもどんどん上まで階段をのぼったりとちょっと大丈夫かなと思うロープもよじ登ったりゆっくり降りて来たり思い切り身体いっぱい動かして遊んでいました。いっぱい遊んだ後の帰り道も・・・なんだかとても楽しそうに歩いていました。友達同士で手をつないで次々と色々な歌を歌って楽しそうに歩くちゅうリっぷ組さんたち。♪本当に心が和みます。
そして・・アンパンマン列車での帰り道。思いもよらない嬉しい出来事がありました。なんと!三葉っ子たちと先生たちが帰りも同じ場所にお迎えに来てくれるというのです。富田先生から連絡をもらった後、ポンタ農園が近くなると皆窓にかじりついて今か今かと待っていました。すると・・・・・いました!いました。預かりの子たちと先生たちがまた大勢で迎えてくれています。「おかえりなさい~」「たのしかった?」のお迎えの幕に代わっていてこれまたビックリでした。「ばいきんまんがいる~!!」と年長のMちゃん!が教えてくれました。あっという間にみんなの中にばいきんまんがいることを見つけていたことに又ビックリしました。
本当に三葉幼稚園の「温かい仲間の心」は一つだな~と嬉しくなります。感動です。今日遠足に参加された保護者の方々も温かい人ばかり・・・・。みんなで助け合ったり譲りあったり、仲間として一緒に心から楽しんだ一日となりました。♪JR四国の 方に心から・・感謝です。
2022年10月17日 月曜日
運動会の余韻が残る今日は、久しぶりの雨で園庭が使えません。しかし、子ども達は気にすることなくテント下やプールの中でアスレチックで遊んでいました。よく見ていると、らいおん組のH君が、たんぽぽ組のS君に手を差し伸べてハシゴを渡りやすいように助けてあげていました。さらに、邪魔をしないように左右に場所を変えながらついていってあげている姿に、年長児なりに優しくたんぽぽ組さんに関わってあげていることをとても嬉しく思いました。
教師達は来月の作品展に向けての作品作りをするチャンス!!といそいそと材料を用意していました。それを知ってか知らずか運動会の絵をその子なりの表現方法で描いている子。また、さり気なく置かれている廃材を使っていそいそと何かを作っている子もいました。
うさぎ組では、ハサミの使い方がとても上手で、1学期に比べて細かい物が切れるようになっていてびっくりしました。自分達で「これはツルツルだから切れないね。これは箱だから切れる!」とハサミで加工出来るものまで仕分けていて、よく理解をしているなと感心しました。たまたまティッシュの箱が面白い形に切れて「ゾウみたい!」と嬉しそうに話をしているT君、怪獣が作りたくて2本足で立たせたいけどバランスを崩してしまう事に悩んでいたO君など、「自分でしたい!」「これ面白い!」という気持ちが強く、とても楽しい作品が作れそうで私もワクワクしました。
年長児の部屋を覗くと、さらに面白い作品が沢山できていてびっくりしました。飛行機を作ったらいおん組のK君は、翼が開くところを上手に箱を半分にして座席を上につけて表現していたり、くま組のIちゃんはチラシを棒状に巻いてハシゴにして二階建ての図書館にしたりするなど身近な物で自分のイメージ通りに仕上げてくる年長児を見て、改めてすごいなと思いました。
作っている様子を写真に撮ってうさぎ組の子ども達に見せると、「すごい!」「どうやって作るの?」「見せて見せて!」と興味津々で見ていました。お兄ちゃん、お姉ちゃんから沢山の刺激をもらって楽しく作品作りをする子ども達の姿に今日も感動すると共にどんな環境にも適応して遊びにしていく子ども達の能力に驚かされたのでした。
2022年10月11日 火曜日
運動会まで今日を含めて残り2日の練習となりました。今まで元気いっぱいの三葉っ子達ちはコロナも恐れをなして近寄れないのかと思うほど感染が少なかったのですが、今月に入って保育園から幼稚園に広がってきました。先日のブログでも紹介したように、最近流行っているコロナは感染力がとても強く今までの感染対策では太刀打ちができず、子どもたちのすぐ横に迫ってきています。
そのことを園長から聞いた子どもたちは、「向き合ったらいかんね。」「ソーシャルディスタンスやん‼」とすぐにコロナ感染防止のために自分たちができることを次々に言葉にしていました。コロナ禍の中で遊びや様々なことを自分たちでやり遂げ、生きる力を身に付けてきた子どもたちの姿に朝一番驚かされました。
朝9時頃空を見上げると…「ひこうき」や「くま」など様々な形の雲がまるで三葉幼稚園のみんなを見に来ているようです。そんな中、赤コースの総練習がスタートです!!!どちらのコースのどの学年の子どもたちも気合いが入り、いつもとは少し輝き方が違っているように見えました♪年中、年少、たんぽぽさんもかけっこの時に、お父さんやお母さんが付けてくれた大切な自分の名前を自分で言うカッコいい場面が一人ひとりにあります。今日は本番に向けて年少さん達は名前を言う特訓です。保護者のみなさま、ぜひ子どもたちの逞しい一瞬を聞き逃さず、そして、見逃さないようにお願いします!!
どこの誰よりもスーパー気合いが入っていたのは、年長さんたちです。先週、すぐに話を聞き理解して「すごい!小学生みたい!」と褒められることもあれば、時には「今からできていないところを発表します!」と喝をいれられることもあった子どもたちですが、今日はその全てを出しきろうとする様子が、演技に溢れていました。そのオーラも感じとった年中、年少さんも自然にニコニコ笑顔で身体が動き始めます。そんな三葉ならではの可愛い光景に、教師達もニコニコになっていました。
年長さんたちはもう1つ自分で頭をたくさん働かせないといけない鼓笛隊が待っています‼︎一回の演技に全ての思いを込めてやり遂げると、今まで「まだまだ〜」と言われていたのに、今日はなんと園長から「まあまあできてたよ!」と褒められた?のです。それを聞いて、子どもたちは「イェーーイ!!」と大喜びです。しかし、くま組のAくんが「ちょっとまって‼︎まあまあってすごいにはなってないんよ!みんなをオォーって言わせんと!」とみんなに呼びかけます。すると、みんなからも「本当よ!これからも頑張らんといかんね。」とまだまだ当日までにはかっこいい成長が見られそうです。
練習が終わった後には、みんなで空になびかせる顔旗を描きました。運動会当日の青空にみんなのニコニコ笑顔が飾られるのが楽しみです♪
残念ながら運動会当日参加できないお友達も参観日の日に第二回運動会をすることを先生たちで話し合いました。各家庭1人にはなると思いますがぜひご参加ください!!
コメント (「年長さん、ありがとう!」 うさぎ組 岸田亜寿美 はコメントを受け付けていません)