2024年6月25日 火曜日
朝、ままごとのコーナーに行くと、いつものように子どもたちが野菜を手慣れた様子で上手に切って料理を作っていました。りす組のYくんは、にんじんをいろいろな形に切ってコップに入れると、それをお玉で混ぜようとしますが、持っていた大きなお玉では混ぜることができません。そこで、Yくんはコップに入れることのできるぴったりサイズのスプーンを友達と探してきて、嬉しそうに混ぜて、野菜ジュースを作りました。そこにM先生が「この花も使っていいよ!」と言って落ちていた花を持ってきてくれました。その花を見て、Yくんは何かを思いついたようで、にこっと笑うと野菜ジュースが入ったコップのふちに飾りました。そうすると、おしゃれなお店で売っていそうなジュースになりました。一緒にままごとをしていた友達から「かわいい~」と言われたYくんは、嬉しくなってもう1杯今度は緑色のジュースを作りました。完成すると、「オレンジ色のジュースがみかん味、緑色のジュースが抹茶味なんよ。」と教えてくれました。ジュース屋さんになった気分のYくんに「このジュースは何円ですか?」と質問すると、「1つ100円・・・いや、200円です!」と言いました。そして、「先生、200円って分かる?100円が2枚いるんよ。」と、この前のこふき芋屋さんで経験したことを自慢気に教えてくれました。
また色水のコーナーでは、年中さんたちが古森先生とN先生と一緒に何やら実験を始めていました。古森先生とうさぎ組のSちゃんがキッチンペーパーに花をはさんで、すりこぎで叩いたり、コロコロさせたりすると、花でキッチンペーパーが染まっていきました。面白そうなことをしていることに気付いた子どもたちが西洋朝顔の花を使って、染めることができるか挑戦していました。すると、キッチンペーパーにくっきり紫色の花が映り、朝顔の花が咲きました。朝顔のキッチンペーパーがテーブルに何枚も並んでいき、みんな満足そうでした。
たんぽぽ組では、29日(土)の作品展に向けて、自分たちが作った作品を展示室まで運びました。壊さないように両手で大切に持つことを伝えると、みんな小さな手で一生懸命そろりそろりと持っていきました。たんぽぽさんになって初めての作品展。子どもたちも「早くパパやママに見てもらいたい!」と楽しみにしています。
2024年6月21日 金曜日
「うわ〜!」「きゃあ〜♪」「たのし〜い♪」昨日から始まったしゃぼん玉遊び。昨日ずーっと羨ましそうに見ていた年少さんがさっそく集まりました。年長さん・年中さんがしているのをみて、あーなるほどと真似っこから始まります。同じような廃材を持ってきて穴をあけてもらい、いざ吹いてみます。ヤクルトやヨーグルトの筒状になっている容器は、ぷ~っとしゃぼん玉がすぐに出来ました。そんななか、すみれ組のTくんは、納豆の四角い容器を持ってきました。ぷ~っと吹いてみるものの、すぐにパチンと割れてしまいなかなかできません。それでも何度も何度も挑戦し、息の吹き方、液をつけてそっと持ちあげることを身に付けていき、そっと長い息でゆっくり吹くと大きい大きいしゃぼん玉ができました。「できた!」と喜ぶTくんの嬉しそうな表情がなんともいえないかわいい表情でした。できたことを喜ぶ年少さん、遠くに飛ばしたいからと少し高いところから吹く年中さん、「息を早く吹いたら小さいのが出来て、ゆっくり吹いたら大きいのが出来るんよ。空気が違うからよ。」とそんな賢いことにも気付く年長さん。同じしゃぼん玉遊びでも様々な楽しみ方があります。さて、たんぽぽ組さんはというと…パチンパチンとお兄さん・お姉さんが作ってくれたしゃぼん玉を見て飛び跳ねていました。喜んでくれるもんだからお兄さん・お姉さんも何度も見せてくれます。その姿はまるでしゃぼん玉ショーのようでした。
そんな時、「お芋を洗うよー!!」との声。すぐに子どもたちがかけよって洗い始めます。”これは何か始まるね。””きっと、いいことだよね。”とわくわくしながら洗っているのが表情から伝わってきます。「あー水遊びみたいでお芋を洗うの楽しかった♪」と何でも楽しめる子どもたちです。しばらくするとテントの下に設置された大きな鍋が火にかけられました。中にはたっぷりの水と先程洗った芋が入っています。始めは、洗った子たちや近くにいた子たちだけだったのが湯気が立ち上がってくるにつれて人だかりも増してきました。鍋はあつあつ!蓋の上でも芋が焼けるほどです。なんだかいい匂いもしてきました。茹であがった芋の水をとり、大きな鍋を揺すって揺すって塩をふり…「おいしそ~う!」食べてみたい気持ちが溢れます。でも、テントに表示された「こふきいもやさん ○○えん」には値段が書かれていません。ここで年長さんの値段交渉の始まりです。交渉するのは、もちろん古森先生へ。昨日の塩もみ野菜も作ってくださった三葉幼稚園レストランの名コックさん、古森先生です。”何円で買う~?”「100円で買えますか?」”今は値上がりの世の中、100円では難しいかなぁ。”「じゃあ190円はどうですか?」”うーん…”なかなか決まりません。”190円+10円は?”「200円!社長さん、200円でどうですか?」よし!200円に決まり。算数の計算も食べ物で分かるのが三葉幼稚園の子どもたちです。
さてさて、「200円」というお金はあるかな?200円玉というのはありません。さすが今まで何度か経験している年長、年中さんはすぐに作り始めました。「100円と100円で200円!」200円玉がないということも分かっていました。そんななか…ちゅうりっぷ組のKくんは「お家にお金あるよ!」たんぽぽ組のKちゃんは「ママに持ってきてもらう。」Eちゃんは、「お母さんが来たらまた幼稚園に買いに行くね。」と…。それはそうだよねぇ。お店で売ってある物はお金で買うことを分かっています。お兄さん・お姉さんがお金を作っているのをみて、幼稚園での手作りお店やさんごっこは!?は、お金を作るんだねということを知りました。
買うときは、「こふきいもください。」もう1つ欲しかったら、「おかわりください。」ということも知り、「こーふきいも」「おおきいも」「おふきいも」一生懸命言いました。その後の昼食では、「こふきいも!」「こふきいも!」と連呼し、あのおいしかった食べ物は「こふきいも」だということも学びました。遊びからたくさん学び、楽しめた1日でした。次またお店やさんが始まったら、このときのことを覚えているかな?どうするのかな?私もとても楽しみです。
2024年5月27日 月曜日
新園舎に引っ越して、1週間がたちました。子どもたちは、したい遊び、楽しい遊びをたくさん見つけて元気いっぱい遊んでいます。
砂場では、年長さんたちが大きなスコップで穴を掘ったり、じょうろに水をくんで流したりしていました。砂場で遊んでいたらいおん組のYくんは、水路を作って別の場所の水路につなげたかったようで、近くにいた友達に「一緒に掘って!!」と声をかけ、水が流れるように工夫しながら掘っていました。少しして、また砂場を覗きに行くと、子どもたちの人数も増え、一人ひとりが役割分担をしながら「ここを掘ったほうがいいんじゃない?」「ここにつなげてみよう!!」と言いながら遊んでいる姿がみられ、「さすが年長さんだな〜」と思いました。そんな中で、黙々と何かをしていたぞう組のMくん。「何をしているの?」と聞いてみると、「水が流れるトンネルを作りたい!」と言って、2つのといをトンネルのように重ね合わせていました。何度か挑戦して、上手く重なる部分を見つけると、そのといの周りに砂を置いて固定していきました。「壊れないように砂で固めてみたよ。」とにこにこ笑いながら話してくれるMくんの表情は自信たっぷり、まるで工事屋さんです。遊びの中で、これまでの経験を生かしたり、自分たちで新しいことを考えたり工夫したりする姿を大切に見守ったり、援助したりしていける教師でありたいと思いました。
たんぽぽ組の子どもたちも本園での生活に慣れてきて、「外に遊びに行こう!!」と声をかけると、大急ぎで帽子を取ってきてかぶります。そして戸外に出ると、もう40年も幼稚園の子どもたちが遊んできた大好きなあひるの遊具で遊んだり、砂あそびをしたりしていました。今日も元気いっぱい遊んでいると、たんぽぽ青組のTくんが先週みんなで植えたトマトの苗をじっと見ていました。そして、あることに気付いたTくんは、友達や教師を呼んで、トマトを植えたプランターのところまで連れていきました。そして、「ここ!!」と指差しながら教えてくれたところを見ると、そこには小さな小さなトマトの赤ちゃんができていました。Tくんは赤ちゃんトマトを見て、「ちっちゃ〜い!」「赤ちゃんだね♪」と近くにいた友達に教えていました。そして、一緒に見ていた友達と隣のプランターを見ると、そこには今見ていたトマトよりも、もっともっと小さな赤ちゃんトマトがありました。一緒に見ていた子どもたちも「わぁー!!」と小さな小さなトマトに目を丸くしてのぞき込んでいました。
2ヵ月前に入園したばかりの今年満3歳になる小さなたんぽぽさんたちでも、いろいろなことに日々、気付いています。幼稚園のお兄さん・お姉さんは、たんぽぽ組の子どもたちにとって何でもできて、楽しいことをいっぱいいっぱい知っている憧れの存在です。そんな幼稚園児達の姿から私たち教師もたくさんのことを学んでいきたいと思うばかりです。
2024年5月23日 木曜日
新園舎生活になり4日目。靴の脱ぎ方、靴箱、保育室をどの学年も覚えてきました。シールを貼り、かばんを片付け一番に戸外に駆け出してくるのは年長、年中さんです。昨日のこと、園庭にできている三輪車用道路を走り出した年長さんに「あれー大変!バイクの人ー!ヘルメットかぶらないと大変よー!」と古森先生。「おまわりさんにつかまっちゃう~!」とM先生に教えてもらい、子どもたちは「あぁ、そうだった!!」と急いで大林組さんからいただいたヘルメットを取りに行きました。そんなことがあった今日、、、子どもたちはちゃんと覚えていました。言われなくても自分でかぶり、忘れていた子も友達がかぶっているのを見て気付きます。バイクはもちろん、今は自転車もしっかりヘルメットを着用しています。それを見て「朝、自転車で幼稚園に来る時にお母さんもかぶっているよ。」と言っている子もいました。こうして子どもたちは自分の身を守ること、社会でのルールを身につけていくのだなと思いました。ヘルメットをかぶって運転する子どもたちのかわいいこと。見ていてとても楽しい気持ちになりました。
その時です。ままごとコーナーからとてもいいにおいがしてきました。ぞう組・きりん組の子どもたちがせっせと忙しそうに働いていました。「あー、雨が降ってきそう。パーティーの準備がまだ終わっていないのに!!」「あー、間に合わない!!」と料理しているのでした。昨日、自分たちで取りに行ったびわ。傷があったり黒くなったりしても大丈夫!そのびわはままごとコーナーで大活躍です。一人ひとり分担していて「これはスープだから水を入れて混ぜるよ。」「これはびわジュースだからコップについでね。」と言っていました。そんな中びわを潰している子がいたので何を作っているのか聞くとジャムにしているとのこと。びわは潰していくうちに色が変わり汁も出てきて、ねっとりとしてきました。料理が終わると自分で運び、「もう!使った物は洗っていかなくっちゃ、キッチンがいっぱいになるー!」と急いで洗ったり、びわの皮や種も「ママがいつもこうやって1つの所に入れているよ。」と入れ物を用意し、一ヶ所に捨てたりしていました。テーブルを拭き、キッチンを片付けながら「まだ食べちゃだめよ。ちゃんとキッチンを片付けてから。」の声も聞こえます。テーブルに全員座ってパーティーの始まりです。「かんぱ〜い!!」自分でとったびわを使った料理は絶品です。「昨日のびわね、お母さんがすごく美味しくて嬉しいって言ってた。」と話しながらの今日は素敵なパーティー。びわが出来るまでの袋掛け、収穫、びわの色の変化、どのくらい汁がでるのか、、、びわからたくさん学びました。お家の方の様子もよく見ていて、いいお父さん・お母さんになるな〜と、とてもほほえましく思いました。
たんぽぽの部屋に上がると今日は年中さんが駐車場にびわをとりに行っているのが見えました。先生と「おーい!頑張ってねえ。」、「危ないけど頑張ってね。」「ありがとう。」等と声を掛け合いながら収穫する様子が見られました。その後年中さんがびわの木を持って「くるくる回してとってください。とったら調理室に持って行ってね。」と来てくれました。「くるくる??」と首をかしげるたんぽぽさん。くるくるとびわをまわすと上手に実がとれるのでした。
「くるくる」の仕方を年中さんがして見せてくれ、今日とったびわを自分で食べました。「美味しかった?」「うん!」「甘かった?」「うん!!」この「うん!」の中には美味しい、甘い、ありがとう、、、たくさんの気持ちが詰まっているのだろうと思いながら、ほっぺを赤くしながらうなずく顔から嬉しい気持ちが伝わってきました。花のまま冬を越して実ったびわからこんなにも楽しいあたたかい一日を受け取り、幸せな気持ちになりました。
2024年4月12日 金曜日
先日、進級・入園したばかりのたんぽぽ組さんですが、今日もさんさんらんどに登園すると、荷物を置いて一目散に外に出て、園庭でいろいろな遊びを楽しんでいました。
色水のコーナーでは、年中や年長のお兄さん・お姉さんたちに混じって、当たり前のように年少さんやたんぽぽさんたちが色水づくりをしていました。昨年度のたんぽぽさんから年少になった子どもたちは、色水の作り方がよく分かっている子が多く、水の量を調節したり、すり鉢でする回数を調整したりしながら作っていました。たんぽぽ組のYちゃんは、朝から色水のコーナーに行くと、まわりで作っていた教師や年長児に作り方を教えてもらって、一生懸命作っていました。たくさんの花びらの中から、綺麗な色が出そうな花びらを自分で選んで何回も何回も挑戦していました。そして、完成した色水をカップに入れて、満足そうに教師に見せてくれました。また大きなテントの下では、年少さんやたんぽぽさんたちが入れ替わり立ち替わり遊んでいました。
ままごとのコーナーをそっと覗いてみると、おもちゃの包丁を持って「トントントン」と言いながら、料理を作る真似をしている子、お皿におもちゃを並べて、友達に「どうぞ」と運んでいる子など、新入児達も少しずつ新しい環境に慣れて、自分たちがしたい遊びを楽しむ姿が見られました。
来週からは、通常保育で給食も始まります。優しくて、かっこいいお兄さん・お姉さんたちに遊んでもらったり、教わったりして、いっぱいいっぱい楽しんで、優しくて元気いっぱいのみつばっこになってほしいと思います。
2023年7月11日 火曜日
昨日の大雨が嘘のように晴れ上がった青い空!朝からお日様が照りつけます。朝早く仮園舎の様子を見に来てくれた古森先生が仮園舎の水道の流し台がとても熱くなっていることに気付き、急いで日よけをすることになりました。昨日は大雨、今日は暑い日差し!毎日天候、自然と向き合い共に生きていく私たちは子どもと共にいろんなことに気付き対処し、安全に心地よく生活していく力を身に付けていかなければと思います。
さて、今日「キャッ!キャッ!」とたんぽぽ組さんたちが水遊びをしているとIちゃんが「Iちゃんのおふろとおんなじ~♪あったか~い♬」というのです。どれどれ?と言ってみると・・・ひなたにおいていた水汲み遊び用の桶の水が本当にお風呂くらいのあったか~いお湯になっていたのです。YちゃんもK君も Y君も・・みんなが集まって来て「あったかいね~」と言っているとペットボトルの水を「シャ~!!」とかけてきたA君!「これは冷たいね~」「きもちいいね~」どうもこの水はテント下に汲み置きしていたおけの水を汲んできたようです。
「なんでこの水あったかいのかなあ?」と問いかけてみましたが、そこは「???」「おふろだから~」の声。まだまだそこには興味がない様でしたが・・・「つめた~い!あったか~い!」に気付き遊ぶうち水の温度にも気付くようになるのかな。これが科学の芽が育つ体験となっていくと思うのです。水をかけられるのが嫌だったK君、O君も少しずつ自分でペットボトルに水を入れて運び、お友達と触れ合いながら水遊びを楽しむようになってきています。今では笑顔いっぱいで水しぶきの中で遊ぶ子どもたちは本当にキラキラと輝いています。
さて、仮園舎チームは、今日みんなで作品展を見に行くことにしました。家族の方とは見に行きましたがお友達皆で見に行く作品展はまた違った楽しさ、感じ方があります。作品展示場に入るなり「わ~すごい」の言葉が口々に飛び交いました。まず向かったのは、たんぽぽ組さんの展示です。「Tちゃんのだ~」「A君のだよ~」と自分の作品や絵を指さして「見て見て~」のアピール度のすごさ、さすがたんぽぽさんたちです。そして大きい組さんの作品や絵を見て回ると一つ見て「すご~い!」また一つ進んで「ワ~かっこいい!」「この中に何が入ってるの~?」と言ってはひとつずつ覗き込んでいました。あまりのカッコよさにおもわず触ろうとするたんぽぽさんたちに先生たちは大慌てでした。「大きい組さんはやっぱりすごいね~」とますます年長さん年中さんに憧れの気持ちが膨らんでいくたんぽぽさん達でした。これからこの子たちもいろんな発見、イメージ、経験が積み重なっていき表現力がどんどん身についていくんだろうなととても楽しみです。
☆たんぽぽおまけエピソード☆
作品展を見に行くため屋外遊ぎ場からたんぽぽ組さんだけで幼稚園まで歩いていきました。「あるこ!♪あるこ!♪」と散歩の歌を歌いながら元気に出発したのですが・・・・・・・・少し歩くと「あれ?ダンゴムシ・・・」と言ってダンゴムシを掌にのせて見せます。「歩いていくからダンゴムシさんはおるすばんね~」と何とか説得して道端に返します。また少し歩くと「アッおはな~」「棒があった」と次々と道端のものを発見するのでなかなか前に進みません。でもこれもまた楽し♬
そんな中でも出会った人に「こんにちは!~♪」と挨拶をし、車が待ってくれていると「待ってくれてありがと~♪」などという言葉が誰からともなく出るのです。かと思うと「なんかにおいがするね~。かぜさんのにおいかな~」などと友達同士で話しながら歩いているのです。散歩に出ると景色、木や草を見て天気や風を感じ、また地域の人との触れ合いもあります。そんな子どもたちの姿を見ているとこの年齢ならではの一人一人の純粋な感性を豊かに育ててあげたいなと思う教師たちです。
そんなこんなで大にぎわいで歩くたんぽぽさんたちの散歩♬これがまた可愛らしく楽しいひとときなのです。
2023年6月8日 木曜日
今日も、仮園舎の子ども達は朝から大好きな築山で遊んだり、汽車の滑り台で遊んだりと自分の好きな場所で楽しんでいました。又、三輪車で遊んでいる子ども達を見て吉本先生が白線の道路を引いてくださってことで三輪車が走りやすくなりました。
一方ままごとコーナーでは、たんぽぽ組のTくんやGくんが料理をしていました。Tくんは野菜を切る係、GくんはTくんが切ってくれた野菜をフライパンで炒める係で2人仲良く料理をしていました。その姿を見て他のたんぽぽ組さんもままごとコーナーにやってきました。包丁の代わりに手で野菜をちぎってサラダを作る子や水を皿に入れてスープを作る子などどの子も素敵な料理を作っていました。
また、年少さんたんぽぽさんが好きなブランコでは、順番を守りながら楽しく遊んでいました。ちゅうりっぷ組のYくんは、「たんぽぽさんどうぞ!」と言って自分の乗っていたブランコから降りて代わってあげ、さらにたんぽぽさんの乗るブランコを優しく押してあげていました。
今日は子ども達も「わぁー!」とびっくりするような出来事がありました!!さんさんランドに大きなダンプカーがやってきたのです。大きくて迫力満点のダンプカーに子ども達も目が釘付けです。そのダンプカーに積んでいたのは、沢山の砂利。仮園舎のあるさんさんランドは、雨が降ると地面が泥々になり、車や徒歩で送迎に来られる保護者の方ももちろん、子ども達も教師も歩くだけですぐ泥々になっていました。それを見かねた古森先生は工事の方にお願いをし、今日仮園舎の裏側に砂利を敷く事になったのです。さあ、いよいよ砂利の入ったダンプカーが動き出します。子ども達は部屋の窓から砂利が落ちる瞬間を息をのんで見守ります。ダンプカーが傾き始め砂利が勢いよく落ち始めると「うわー!!すごー!」「落ちるのはやーい!」と驚きの声をあげていました。
仮園舎よりも他の家の屋根よりも高く傾いたダンプカーの迫力を身近に感じた子ども達は貴重な瞬間を見る事ができました。最後には砂利を丁寧に敷いて下さる工事の方に「ありがとう!」と言うことができました。
たんぽぽ組の子ども達は仮園舎生活にもだんだんと慣れ始め、登園すると所持品の始末やシール貼りなど、自分で少しずつできるようになりました。そしてみんなが頑張っている排泄も個人差はありますが日中は、ほとんどの子が時には失敗もありますが、パンツで過ごせるようにきています。教師が声をかけると、トイレにも嫌がらずに行く事ができ、成功率も上がってきています。引き続き子ども達が自分から進んでトイレに行けれるように援助していきます。
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