2018年9月19日 水曜日
ここ最近、すっかり秋らしい気候になり戸外で遊ぶのも過ごしやすくなってきました。園庭のイチョウの木にもいつの間にかたくさんの銀杏ができて、ポトポトと実が落ち始めました。
たんぽぽ組は9月から赤・青コースの2クラスになりました。青組は18名になり新しいお友達も幼稚園での生活に慣れ、登園すると元気よく戸外に遊びに出かけます。お兄さん、お姉さんたちの真似をして大型遊具に挑戦したり、砂場では一緒に川を作って水を流したりしている姿が見られました。その中で虫探しをしていたたんぽぽさんがあるものを発見!「先生、見てー!」と呼ばれ行ってみると「白いかわいいお花が咲いているよ。」とニコニコして教えてくれました。行ってみるとニラに小さい白い花がたくさん咲いていました。「これはニラって言うんだよ」と言うと「ニラ?」と少し不思議そうにしていました。「給食に出たことがあるよ。ニラみそ知ってる?」と聞くと「ニラみそ!知ってる!」と子どもたちの中でニラが一致したようでした。たんぽぽさんには、この白い花が咲いている物が給食にも出ているニラとは想像もつかなかったんだと思います。こうやって教えてもらって、いろいろなことを吸収しているたんぽぽさんです。
お部屋に入ってからは壁面にぶどうを作って飾りました。初めてのりを使う子もいたので、のりの使い方を指導するとのりがはみださないようにと慎重に裏側に塗ってきれいに横に並べて貼り、重ならないようにと色や柄を変えて貼っている子もいて驚かされました。みんなおいしそうな色とりどりのぶどうが出来ました。
降園前には年中さんがお部屋にきてくれて今日、松山市婦人防火クラブの方々から教えていただいた「お、か、し、も」をたんぽぽさんにもと、教えにきてくれました。「お・・・おさない」「か・・・かけない」「し・・・しゃべらない」「も・・・もどらない」たんぽぽさんもしっかりと聞いていたので、次の避難訓練では守って安全に避難したいと思います。
2018年4月19日 木曜日
戸外遊びが大好きな三葉の子どもたちは、今日も園庭には色とりどりのカラー帽子があふれていました。そんな園庭の隅のほうで仲良くお店やさんごっこをしていたのは、昨年、たんぽぽ組だった4人の女の子でした。4人それぞれ帽子の色が違うのに、今までと変わらず、いつものように自然に集まって遊んでいました。泥団子作りの所にも同じようなグループがありました。いっぱい笑って、話して、友だちと一緒に楽しく遊ぶ姿を見て、とてもうれしく思いました。一方、今年度4月から新入園した年少児たちもかわいらしい姿を見せてくれています。砂場の奥にある祠に手を合わせて拝んでいる子、涙をこらえながら包丁ままごとでにんじんを切って、うさぎにあげている子、幼稚園の環境による保育という意味がとてもよくわかります。
今日は赤コースが手作り給食でした。初めて食べる子どもたちもいましたが、完食する子がとても多くて驚きました。戸外で身体をいっぱい動かして遊び、たくさんの友だちと一緒に同じものを食べることで、食欲も増すのでしょうか。メニューの中に切り干し大根の煮物がありました。小さい子の中には好まない子もいますが、おかわりをする子がたくさんいました。私もおいしくて、調理師さんにどんな味付けをしたのか聞きました。今日はいつもと違い、油揚げの油ぬきをわざとしなかったそうです。とても香ばしくおいしかったです。切り干し大根と油揚げの組み合わせは骨を丈夫にするカルシウムが効率よくとれるそうです。食事も楽しく、おいしく頂くことを、これからも大切にしていきたいと思います。
たんぽぽ組では、アルバムに貼る手形をとりました。2人共ひよこ組で経験しているので、手に絵の具をぬることに抵抗なくできました。それだけで終わるのはもったいないと、包装紙の裏にも2人でペタペタ手形スタンプをして遊びました。こんな小さな手もやがて大きくなり、いろんなことができるようになるんだなあととても楽しい気持ちになりました。
2018年2月23日 金曜日
今朝も、元気な三葉っ子たちは所持品の始末済ませると戸外にすぐに遊びに出かけました。
アスレチックでは、たんぽぽさんが教師の手を借りることなく上手に渡りきり最後に大ジャンプができるようになりました。
ままごとコーナでは、年中さん達に混ざってたんぽぽさんも細かく野菜を切ってお皿に丸く綺麗に盛り付けていました。異年齢児達の遊びをよく見ているんだと感心しました。
お部屋前のテラスは日当たりもよく毎日子ども達の遊び場になっています。今日は、廃材遊びのコーナーになっていて好きな廃材を選んで電車やカメラ、ヘビなど色々なものを作っていました。初めはテープを切ることも出来なかった子ども達が今では上手にテープを切ってテープを横にしたり縦にしたりとその目的によって考えながら作っている姿に成長を感じました。
そんな時、園庭で「年中さん大変だよー」という声が聞こえてきました。みんなが集まってみるとみんなが植えたチューリップの鉢に草がたくさん生えているではありませんか。園長先生が気付いてみんなに教えてくれたのでます。「こんなにも草が生えているとチューリップさんに栄養がいかなくなるよー。」と教えていただき早速みんなで草引きをしました。たんぽぽさんにも知らせると自分たちが植えたプランターに集まって、根っ子まで上手に抜こうと慎重に草を引いていました。
ぱんだ組の子ども達は事務所近くの花壇にもチューリップがある事に気付き草引きをしようとしましたがまだ少ししか芽がでていないチューリップを気付かず踏んでしまっていたのです。それを見たちゅうりっぷ組のI君が「柵を作ったら?」と提案してくれて早速柵作りが始まりました。上手に金づちで十字の形を作ると年中さんが「ちゅうりっぷばたけ」と字を書いて看板を作って花壇に立てました。これから子ども達と一緒にチューリップの様子を観察しながらお世話をしていこうと改めて約束しました。
また、今日は今年度は最後の避難訓練がありました。今日の訓練はいつ放送がかかるか知らされておらず私達教師もドキドキと緊張した気持ちで過ごしていました。そして、ついに戸外やお部屋で自由に遊んでいる時に緊急速報が入りました。泣き出してしまった子もいましたが各場所に集まり落ち着いてから園庭に集合しました。園長先生から災害はいつくるか分からないこと、遊んでいてもそのままでいいから避難することを話してもらい、子ども達も私達も今一度考えることがてまきました。
〈今日のメニュー〉
本日の健康情報インフルエンザ数名
引き続き手洗い、うがい等の生活習慣の指導、健康管理をお願いします。
2018年1月25日 木曜日
今日も朝からとても寒い一日になりました。
自由登園も3日目になり元気になった子ども達が登園しお友達と元気に遊んだり発表会の練習に励んだりしていました。今週は、たんぽぽ組では赤、青組合同で保育しています。一緒に過ごしているうちに仲良しになった子ども達はクラス関係なく困っている友達がいると「大丈夫?」「一緒に遊ぼう」と声をかけてあげていました。また、発表会の準備も子ども達で帽子や小道具を作っています。今日はやぎさんたちのお家の草に花をつけました。ハサミを使って細かく切って花びらにして貼ったり、じゃばら折りを教えると上手に折って丸いお花を作ったりしました。自分たちで準備をすることでやる気満々で練習に参加します。
歌では、昨日から年長さんのエイサー太鼓を使って練習しました。運動会の時から憧れていた年長さんの太鼓を使わせてもらい大喜びで年長児の真似をしてかっこよく移動したり、太鼓を叩いたりして練習しました。
そして、今日も雪がちらちらしていましたが練習の合間には戸外で体を動かして遊びました。遊具に挑戦したり、園庭を走り回ったり、ボールを使って遊んだりと寒くても元気一杯 の子ども達でした。そんな中、園児がアヒルの乗り物に乗ろうとすると足元一面には氷が張っていました。この寒さでお昼前でもぶ厚い氷が残っていたのです。子ども達と慎重に取ると大きな氷が取れ、氷の中で模様のようにイチョウの葉っぱが一緒に凍っていました。それをみた子ども達は「すごーい!綺麗だね」と言い合っていました。他にも氷ごしに友達と顔を見合わしたり冷たい氷をニコニコ笑顔で触って遊んだりしている子ども達を見て私もすっかり寒さを忘れていました。
また、今日も午後からホールに上がり、オペレッタや踊り、歌など各学年によるミニミニリハーサルをしました。見てもらうことで子ども達もさらにやる気になっています。あと発表会まで少しになりましたが発表会に期待を持って練習していきたいと思います。
2017年12月12日 火曜日
今日は朝からとても寒い1日となりました。
しかし、子どもは風の子!登園すると三葉っ子たちは戸外で元気よく遊んでいました。そんな中、今日は園庭にいつもは置いていない物が出ていました。子ども達が数人入れる透明のトンネルが出されていたのです。子ども達はすぐに見つけて何度もトンネルをくぐって遊んでいましたが、たんぽぽさんがトンネルに入るとなかなか出てきません。中を覗くと皆がくっついてニコニコです。私も顔を入れてみると、中は風がさえぎられ、日差しも射し込んでポカポカです。子ども達は遊びの中で温かい場所を見つけていたのには驚かされました。
また、今日はチューリップの球根を植えました。吉本先生が絵本を使いながらどうやって植えるのか話してくれるのを子ども達も真剣に聞いていました。そして、球根を少人数に分かれて植えていきました。穴を掘る人、球根を入れる人、土をかけてあげる人それぞれの役に分かれて植えたあと仕上げに水をやっておしまいです。子ども達に「チューリップさんお水が欲しいって言ってるよ。」と声をかけると、砂場の水道でお水をくみに走っていきました。何に水を入れてくるかなと楽しみにしていると、ジョウロにいれたり、お鍋やコップ、おわん、おたまに入れたりしていました。そして、中には手で一生懸命水を運んで来る子もいました。満3歳児なりに考えている姿に皆が笑顔になりました。これから子ども達と一緒にチューリップの成長を見守っていきたいと思います。
たんぽぽさんのお部屋の前に干し柿が吊るしてあります。今朝、園長先生が干し柿の様子を見に来て、「たんぽぽさんの干し柿が出来ているよ。」教えてくれました。そこで、たんぽぽさんで味見をしてみることになりました。みんなで少しずつですが分け合って食べた干し柿は、とても美味しくて、食べた子ども達は「あまーい!」と大喜びでした。まだ干してある沢山の柿はもう少しかな・・・ということなので、みんなで「あまーくなーれ。」とモミモミしながらお願いしました。
「歩風里に行ったよ」
今日はちゅうりっぷ組が歩風里を訪問しました。出発前、サンタの衣装を着ていろんな先生達に「可愛い!!」と言われた子ども達はドキドキワクワクしながらバスに乗って出発しました。担任の不安をよそに子ども達は、大きな声で挨拶したり、元気いっぱい踊ったりしていました。歩風里の方もいつもよりひとまわり身体の小さな子ども達を見て、最後まで「可愛い〜!」と声をかけてくださっていました。訪問前に子ども達が考えたサプライズで、「メリークリスマス」と言うはずが・・・合図を出す子が忘れていたのですが、気づいた他の子が「せーの」と言って、皆で言うことができました。年少児が施設訪問をするのは初めてのことでしたが、3歳児なりに自信をもって言葉を言ったり元気いっぱい踊ったりすることができていました。今回の訪問で、貴重な経験をすることが出来てよかったと嬉しく思いました。
2017年11月15日 水曜日
今日は、昨日の雨があがってとてもいい天気になりました。朝から戸外では年長さんがアーチ作りに励んでいました。その横でたんぽぽさんは紙にお絵かきをしたり、松ぼっくりや落ち葉、ドングリをボンドでくっつけるのを楽しんでいました。ボンドの使い方も「葉っぱの裏にぬって白いほうを紙にくっつけるんよ」と言うと器用に塗って貼っていました。今日からたんぽぽさんは作品展の準備で、赤、青組、一緒に過ごしています。青組さんは普段見かけない洗濯バサミに興味津々。帽子につけたり、服につけてみたり、廃材につけたりといろいろな物に変身して遊んでいました。
戸外ではお引越しゲームをして遊びました。丸、三角、四角の形によーいどんで移動します。オオカミ役の教師に食べられないように「キャー」と言いながら逃げていました。そんな時、施設訪問に行っていたらいおん組さんが帰ってきました。「おかえりなさーい!」とたんぽぽさんがお出迎えすると、園長先生とらいおん組さんが園庭に落ちていたきれいな葉っぱを見せてくれました。その落ち葉を稲刈りが終って、水をはっている泥舟に浮かべると・・・もみじの歌の「みずのうえにーもーおーるーにしき♪」の情景にそっくりです。子どもたちの歌を歌いながら、落ち葉を浮かべている姿はとてもかわいく、ほんわかした気持ちになりました。
その後、年長さんと一緒に手をつないで道路側に落ち葉がたくさん落ちていたので拾いに行きました。「この葉っぱきれいだよ」「これあげる」とたんぽぽさんにも葉っぱをくれたり、みせてくれたりしていました。たくさんの落ち葉をお土産に持って帰ると、園長先生はテラスの柱にテープで落ち葉をくっつけてみせました。それを見て年長さんも一緒に貼っていくと殺風景だった柱が赤や黄色、オレンジで鮮やかになっていきました。お昼は園庭にブルーシートを敷いてお弁当を食べました。ポカポカの陽気で気持ちの良いおひさまと、色鮮やかな落ち葉でみんなの心と体が温まる一日でした。
2017年10月17日 火曜日
運動会明けの今日、朝からとても心温まる出来事がありました。くま組のH君が担任に金メダルを作って持って来てくれたのです。 「みんなには金メダルあるけど先生にはないから‥」と少し照れくさそうに言って渡してあげていました。富田先生も私達もその気持ちが嬉しくて可愛くて周りにいたみんなの心が温かくなりました。
たんぽぽ組では今日は赤、青コース合同で過ごしました。運動会の練習で一緒に踊ったり、走ったり又普段からよく遊んでいるのですっかりみんなが仲良しなたんぽぽさんです。登園すると大型積み木を並べてカラオケごっこが始まりました。みんなで好きな季節の歌を歌ったり、幼稚園の園歌を歌ったり色々な曲を覚えたたんぽぽさんはひよこ組に遊びに行った時にも得意気にひよこさん達の前で歌っていました。お部屋に帰る前には「また遊ぼうね」「たんぽぽさんになるの待ってるよ」と優しく声をかけている姿はすっかりお兄さん、お姉さんでした。
また今日は、園長が園庭に実ったお米を穫ってきてくれました。いつの間にか園庭の泥舟に植えたお米も黄金色にかわり頭もたれていました。そこでたんぽぽさんで一本の稲に何粒のお米があるか数えてみることにしました。「1、2、3‥」みんなで数えてみると30粒しかありません。それをお茶碗に入れてみるとほんのちょっと。みんなが普段食べているご飯になるには全然足りません。吉本先生が「この泥舟全部のお米でみんながいつも食べているご飯ぐらいだよ。」と話すと子ども達も「えー!」とびっくりしていました。「だから一粒一粒大切に食べようね」と声をかけると「うん!」とみんなで約束しました。そのおかげもあり、今日の給食では「ごはん大切にせんとね」と言いながら落とさないように気を付けて食べて今日はほとんどこぼしがないように感じました。
コメント (「たくさん教えてもらったよ」 たんぽぽ組 藤原愛梨 はコメントを受け付けていません)