2020年9月7日 月曜日
心配されていた台風10号も松山地方では少々風が吹いたものの通常登園で保育をすることが出来ました。しかし、瞬間的に強い風が吹くこともあったので戸外で遊ぶのを避け室内での保育となりました。また、年長さんが植えたもち米の稲穂も数本折れているのを見つけ、「大変だ!」とくいを打ち倒れないようにロープをはりました。これで、もち米も一安心です。
たんぽぽ青組は9月から新しいお友達を迎え、21名でのスタートとなりました。2学期が始まり1週間が経ち少しずつ新しい環境にも慣れはじめた子ども達は気の合うお友達と一緒に大型積み木でバスを作ったり、ままごと遊びをしたりと思い思いの遊びを楽しんでいます。9月入園のTちゃんは最初は年中組のお姉ちゃんと離れるのが寂しくて泣いていましたがお友達ができたことで今日はニコニコでおしゃべりを楽しみながらお絵描きをしたり、ままごとを楽しんだりしていました。
また、K君はひよこ組からの進級ということで幼稚園にすぐに慣れ、大きい組のお兄ちゃんやお友達に負けない程、元気いっぱい遊んでいます。時々、ひよこ組さんも気になるようでひよこ組のお部屋を覗きに行き、たんぽぽ組になったことを自慢しに行っているようです。そんなK君が靴箱の所で「虫がおったー!」と興奮気味で皆に伝えに来ました。皆で見に行って見るとトンボでした。風が強かったせいか飛ばずにいたトンボをたんぽぽ組の子ども達は「とんぼのめがねのとんぼやね。」とじっと見ていました。そして、1人が「とんぼのめがねは〜♫」と歌いだすとみんなも一緒になって歌い始めました。その光景がとても可愛らしく私たちも自然と笑顔になりました。そして、そのトンボは風が収まると山の方へ飛んでいきました。その姿も皆で「ばいばーい!」と見送りました。
お帰りの時も『とんぼのめがね』を歌ったのですが、子ども達から「今日のとんぼは赤色めがねやったね。」と言う声も聞かれ実際に見たことでいつもの歌より感情のこもった楽しい歌声が聞かれ教師も嬉しい気持ちになりました。
〈今日のメニュー〉
パン、具だくさん焼きそば、ブロッコリーサラダ、果物、牛乳
2020年3月9日 月曜日
今日は、朝から暖かく過ごしやすい1日になりました。子どもたちもサッカーをしたり、三輪車に乗ったりして身体をたくさん動かして遊んでいました。
先週の金曜日から園庭にでたアスレチックでは、プレ年少から年長までの子どもたちが入り交じって遊んでいました。今日は、ジャングルジムに変化がありました。子どもたちがもっと楽しく遊べるように古森先生が日よけシートやストライプシートを使って目かくしをしてくださいました。ジャングルジムの中が少し薄暗い迷路になりました。中に入っていくときには、「おばけやしき~」と言いながらおそるおそる入る子どもたちも出てくるときには笑顔になっていました。
砂場では、たんぽぽ組の子どもたちが集まって大きな山を作っていました。山ができると、JくんとAちゃんが小さなじょうろを持って、作った山の周りに水を流して川を作りました。Jくんは、「もうちょっと、入れたい」と言って水を運んでいました。しばらくすると、砂場で遊ぶたんぽぽ組の子どもたちの人数が増えていました。何をしているのか気になり覗いてみると、雨どいやキャリーなど身近にある物を使い、水を流していました。雨どいを上手につなげることが難しかったたんぽぽさんは、大きい組さんや教師に手伝ってもらいながら、長い水の通路を作っていました。1人が水を流すと、まわりの子どもがじっと流れる様子を見ていました。すると、そこに松葉を拾ってきて、水と一緒に流す子どもがあらわれました。それを見たすみれ組のYくんは、フライパンを持ってきて、雨どいで作った通路の最後に置きました。流れてきた水と松葉がフライパンにたまる様子を見ていたYくんやたんぽぽさんはとても楽しそうでした。
今日は前ぶれなしで突然の避難訓練がありました。今日の訓練は、いつもと少し違い、教師もいつ始まるか知らず、ドキドキしていると、戸外で子どもたちが遊んでいる時間に園内に緊急地震速報が響き渡りました。園庭にいる子どもたちは、ダンゴムシのように丸まって真ん中に集まり、部屋にいた子は頭に防災頭巾をかぶり机の下にもぐり、ホールにいた子はホールの真ん中にダンゴ虫になって頭を守り先生の指示を待ちます。子どもたちも最適な方法で自分の身を守っていました。特に年長さんはオロオロする教師を尻目にすぐに反応し完ぺきに行動できていて感心しました。地震や火災などは、いつ起こるか分かりません。自分の命は、自分で守ることができるように、日々の訓練を大切にしたいです。
☆今日のメニュー☆
パン、豆乳シチュー、野菜のおかかあえ、オレンジ、牛乳
2020年2月12日 水曜日
今にも雨が落ちてきそうな空の下、朝はどうにか雨が降らず、園庭では子どもたちの元気いっぱいの声が聞こえてきました。
ままごとのコーナーでは、年少・ちゅうりっぷ組のAちゃんが大根を切っていました。Aちゃんが切った大根は、きれいなハート型になっていました。それを4つ作り組み合わせると、大きな四つ葉のクローバーができました。Aちゃんは、教師が野菜をハートに切っている様子をみて、「自分もハート型に切りたい。」と練習し続けていたのでした。そしてついに上手に切ることができたAちゃんはとても嬉しそうでした。
たんぽぽ青組の子どもたちは、おいしいお弁当を食べたあと、隣のクラスの年少・すみれ組さんに踊りを教えてもらいました。すみれ組のY君は、たんぽぽ組の子どもたちと一緒に踊りをすることが楽しみだったようで、「準備できた?」と言いながら、何度もたんぽぽ組の部屋へ呼びに来てくれていました。たんぽぽ組の子どもたちがすみれ組に入っていくと待ちかまえていたすみれ組の子どもたちが「海のダンスパーティー」のオペレッタを教えてくれました。たんぽぽ組の子どもたちもお兄ちゃん・お姉ちゃんの踊りを真似して上手に踊ることができました。たんぽぽさんも教えてもらったお礼にすみれ組さんに「こぶたとおおかみ」のオペレッタを教えました。
プレ年少児の他学年との関わりは、子どもたちにとって良い刺激をもらえると共に、お兄ちゃん・お姉ちゃんに対してのあこがれの気持ちをもつことにつながり、更に自分達ももうすぐ年少のお兄さん・お姉さんになるという自覚も生まれてくると思います。年少組さんになるまでの約1ヶ月の間にこのような機会をまたとっていきたいと思っています。
2020年1月22日 水曜日
今日も園庭では、子どもたちの元気いっぱいの楽しく遊んでいる声が聞こえてきました。
年長児はサッカーをしたり、友達や教師たちとはねつきをしたりしていました。年少児や年中児は、三輪車に乗ったり、踊りをしたりする姿がみられました。また、さまざまな学年が入り混じり園庭に設けた舞台の上で生活発表会の踊りやオペレッタを楽しんでいる子どもたちがたくさんいました。
泥場では、たんぽぽ青組の女の子4人が集まっていました。「何をしているのかな」と思い、そっとのぞいてみると、みんなで泥だんごを作っていました。4人の子どもたちは、自分たちで小さなジョーロを持ってきて、水を運んでいました。泥水を自分たちで作ったり、泥だんごを丸めたり日々子どもたちの成長を感じることが増えてきました。大きな泥だんごを作っていたTちゃんが「できた!」と言って見せてくれました。前に泥だんごを作ったときよりも、大きなだんごができたことが嬉しかったようで、同じクラスの友達にも見せていました。
最近のたんぽぽ組の子どもたちは、お兄さん・お姉さんになるためにいろいろなことを頑張っています。かっこよくきをつけで立ったり、体操座りをしたり、静かに話を聞いたり、入園当初はあまりできなかったことがだんだんとできるようになりました。「すごいね!」「かっこいいね!」と声をかけると、ニヤリと笑って誇らしげに顔を向けてくる子どもたちがたくさんいます。子どもたちの成長した姿を生活発表会では楽しみながら見て頂けるよう指導・援助していきたいと思います。
2019年12月2日 月曜日
2学期もあと14日となりました。園内のいたるところに、サンタクロースやクリスマスのリースなどが飾られていました。登園してきて、サンタクロースの人形やリースを見つけた子どもたちが「あっ、サンタさん!」と嬉しそうに笑っていました。
1階のテラスには、大きなモミの木が置かれていましたが、その木には、まだ飾りがついていなくて、緑色の三角のツリーでした。その側の箱の中には、金銀や赤やピンクの飾りが入っていました。それに気付いた年少さんがやってきて、いろいろな飾りを取ってツリーにまんべんなくつけていきました。子どもたちなりにバランスを考えて、「ここにつけようかな?」「こっち側にもつけたい!」と友達と話ながら楽しそうに飾りつけていました。すると、テラスで年少さん達が楽しそうに何かをしていることに気付いたたんぽぽ青組の女の子たち数人がやってきて、年少組のお兄ちゃん・お姉ちゃんたちのまねをして飾り始めました。丸いボールの飾りを見つけたたんぽぽ青組のYちゃんとHちゃんは「上の方につけたい!」と言って、自分たちの身長と同じぐらいの位置に手をのばして一生懸命つけていました。
今日は、朝から雨が降っていて、たんぽぽ青組の数人の子どもたちは図書館下やお部屋で遊んでいましたが、雨がやむとすぐに外にでて、泥水に手をつけたり、足でピチャピチャしたりして雨あがりならではの遊びを楽しんでいました。また、一方たんぽぽ青組のお部屋では、友達と線路を長くつないで遊んだり、アルバムに写真を貼ったり飾ったりして過ごしました。
自分の気持ちを友達に伝えることができるようになってきたたんぽぽさんと、あっという間に過ぎていく12月を子どもたちと楽しんでいきたいと思います。
☆今日の給食☆
パン、ぐだくさんやきそば、やさいのあまずあえ、バナナ、ぎゅうにゅう でした。
2019年11月8日 金曜日
今日も天気がよく、登園してきた子どもたちは荷物の片付けをすぐに終わらせると戸外に遊びに行っていました。戸外では、わらを編んだり、サッカーをしたり、長縄跳びをしたりして身体をたくさん動かして遊んでいました。そこにたんぽぽ組のKくんが走ってきて、頭につけたわらのかんむりを見せてくれました。「かんむり、どうしたの?」と聞くと、「先生が作ってくれた」と言って、とても嬉しそうにみせました。わらにささった2枚の落ち葉がうさぎの耳に見えました。秋ならではの、自然物を使った遊びを子どもたちと一緒に楽しんでいます。
11月になって、新しい友達が増え、とてもにぎやかになったたんぽぽ青組さん。朝、泣いてくる子も少なくなり、朝から笑顔が見られるようになりました。一方では、たんぽぽ組の女の子たちが数人集まって泥場で泥だんごを作りました。最初は靴をはいて遊んでいた子どもたちも、泥水が気持ちよかったようで、自然に裸足になって遊び始めていました。服が汚れてしまうこともおかまいなしで、泥場に座りこんで遊び込んでいました。EちゃんやIちゃんは、「おだんごを作る!」と言って何個も作っていました。おだんごが何個かできると、IちゃんとMちゃんがままごとのコーナーからお皿を持ってくると、作った子どもたちが順番にのせていきました。お皿を持っていたIちゃんは、「重たくなった。」と言いながらも大事そうに持っていました。自分たちが作った泥だんごは1人ずつ袋に入れて、「お母さんに見せたいから持って帰る。」と自分の靴箱に大切そうにしまっていました。
入園当初は、1人遊びが多かったたんぽぽ組の子どもたちも、幼稚園に慣れてくると少しずつ群れて遊ぶことが多くなってきました。あっという間に11月も過ぎていきます。その時期、瞬間を大切に子どもたちとたくさん遊んでいきたいです。
インフルエンザの季節になってきました。予防接種を受けたり、手洗いうがいをしっかりとして予防していきましょう。教師も来週からインフルエンザの予防接種を受ける予定です。
★今日の青コース手作り給食は、胚芽米,チキンカツ,カレーきんぴら,りんごなっとう,さつまいもでした。
2019年10月8日 火曜日
台風19号発生のニュースのもと空は朝から、どんよりと曇っていて、時折雨がちらついていました。そんな天候のなか、園児たちは元気よく朝の挨拶をして登園してきます。子ども達を迎えながら声をかけていると、登園してきた子どもたちが濡れないようにと、園児席として出していたテントを古森先生が門からテラスまで2基つないでくださいました。子どもたちは嬉しそうに、「トンネルで~す。」と幼稚園へのトンネルを通ってテラスまで行っていました。
空とにらめっこしながら外に出る機会を待っている元気いっぱいの子どもたちの声が届いて、少しずつ天気がよくなってきました。それをすばやく察知した子どもたちはすぐに園庭に飛び出し、年中児はトラックを走ったり、各学年が入り混じって砂場で川や山を作ったり、様々な遊びをしている姿がありました。砂場でお兄ちゃん・お姉ちゃんに教えてもらいながら、大きな山や川を作っているたんぽぽさんも慣れた手つきで参加していて少し大きく見えました。
たんぽぽ青組では、みんなで月刊絵本を見ました。椅子に座ると、話をする教師のほうに椅子の向きを変えることができるようになったたんぽぽ青組さんは、椅子の向きを変えていない友達がいると、「先生のほうを向かないと!」と教えてあげていました。4月からたんぽぽ組で過ごしている子どもたちが9月、10月に入園してきた友達にいろいろなことを教えてあげたり、手伝ってあげたりしている姿を見ると友達を思いやる気持ちが身についてきているのだと思いました。毎日の遊びを通して、少しずつお兄ちゃん、お姉ちゃんになっているたんぽぽさんたちの成長を見守り、楽しんでいきたいと思うきょうこの頃です。
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