2022年3月14日 月曜日
今日も園庭からは、いろいろな学年が交じってわいわいと楽しそうな声が聞こえてきました。いつもと違うのは、ここに年長さんがいないことです。明日は卒園式で、しかも今日は午前保育。年長さんは大忙しなのです。さて、今朝の園庭では年少さんやたんぽぽさんたちがお兄ちゃん・お姉ちゃんの真似をしながら遊んでいました。
たんぽぽ組のKくんは、よく年長さんのお姉ちゃんたちが縄跳びをしているのを見ていました。お姉ちゃんが卒園式の練習でお部屋にあがってしまったので、今日は1人で縄跳びに挑戦です。最初は何回も失敗していました。しかし、何度も挑戦するうちに1回だけ飛べるようになりました。「とべた〜!」と言って、Kくんは嬉しそうに飛び上がって喜んでいました。またドームのところでは、たんぽぽ組の女の子たちが順番にドームに登っていました。ロープをつかむ力も強くなってきて、前まではあがるのに時間がかかっていたOちゃんは、すぐにドームの上にあがっていました。私が「上手にあがれたね!」と言うと、Oちゃんは少し誇らしげにしていました。子どもたちは、たんぽぽ組で過ごした1年間でいろいろなことができるようになりました。遊びだけでなく、普段の生活でもお兄ちゃん・お姉ちゃんたちからたくさんの影響をうけています。最初は1人で遊ぶことの多かったたんぽぽさんも、今では集団で遊ぶ子も出てきました。友達に「鬼ごっこしよう!」と言って、走り回っている子どもたちを見ると、1年間の成長を感じ嬉しくなりました。
卒園式を明日に控えた年長さんは、お道具箱をきれいにしたり、シールをはがしたりして卒園に向けた準備をしていました。明日はいよいよ卒園式です。少し天気が心配ですが、年長さんの晴れの舞台を三葉天気で祝ってもらえるといいなと思います。
2022年2月28日 月曜日
土曜日に2日目の生活発表会を終えた子どもたちは、野外ステージを使って、自由にオペレッタや踊りを楽しんでいました。そんな子どもたちの様子を見ていると、年長さんから年少さんまでコースも関係なく、入り交じって踊っている子どもたちがにこにこ笑っていて、とても楽しそうでした。他の遊びをしながらもステージを気にして見ている子、音楽が聞こえてくると遊びながら身体が自然と動いている子、歌を口ずさんでいる子など、今日は発表会の余韻を楽しんでいました。
そんなとき、くま組のHくんがダンボールの箱を持って、教師のところにやってきました。そのダンボールには、「ままごとのやさいだけいれてね。」「みんな、ままがいらないっていったらもってきてね。」という手紙とトマトやにんじんなどの野菜の絵が貼ってありました。Hくんは、ダンボールを手に持って歩きながら、「やさいがあったら持ってきてね!」と声をかけてまわっていました。すると、お家から大きな大根を持ってきてくれていたS先生がHくんのダンボールに大根を入れてくれました。Hくんは、とても嬉しそうにしていました。金曜日のブログにも書いていますが、子どもたちの大好きなままごとを存続させていくために、使わない野菜がもしありましたら、持ってきて下さい。ご協力よろしくお願い致します。年長さんが作った野菜箱が野菜でいっぱいになると嬉しいですね。Hくんの嬉しそうな顔が見えるようです。
お昼過ぎから屋外遊ぎ場にある汽車の遊具が山の上に引っ越しをするということで、みんなで工事の様子を見に行きました。たんぽぽ組の子どもたちも給食を早く食べると、急いで準備をしました。そして、友達と2人組で手をつないで歩いて遊ぎ場に到着しました。そこには大きなクレーン車が止まっていました。クレーン車を使って、大きな汽車の遊具が持ち上がると近くにいた子どもたちから「わぁー!」と言う声がもれて拍手が起こりました。「すごいね!」と言う声も聞かれ、行くごとに変わる遊ぎ場の様子を見ながら、子ども達が遊ぶ姿を想像すると教師達もワクワクした気持ちになっています。
2022年2月3日 木曜日
今日はまめまきの日、教師達は恵方巻きをどのようにして子ども達に指導するか話題にしていました。そんな中、子どもたちは野外ステージを使って発表会の自主練習をしていました。一方、園庭の真ん中では、年長の子どもたちがボールを投げて遊んでいました。先日も登場したきりん組のSくんは、今日も反対側に置いてあるバスケットゴールのところからボールを入れようとしていました。ゴールに入ると、「よっしゃ~!」と言って喜んでいました。
また、子ども達は今日の節分の話を昨日教師から聞いていたこともあって、鬼のお面をかぶって、自分たちの中にいる悪い鬼を退治していました。たんぽぽ組の子どもたちも教師が扮した鬼に向かって、新聞紙で作った豆を投げたり、的あてをしたりして季節の行事を楽しみました。内容を理解しているかどうかは疑問ですが、そのやりとりが楽しくて「鬼はそとー!」「福はうちー!」と言いながら、いろいろな鬼を退治していました。
そして、いよいよ楽しみにしていた節分給食の時間になりました。今日の給食は、節分の特別メニューです。自分たちで恵方巻を作ります。給食の前に戸外で古森先生からいろいろな野菜と栄養いっぱいののりを使って恵方巻を作ることを話してもらいました。のりのふとんを敷いて、ごはんを平らに伸ばして具材を「にんじんさん。」「ごぼうさん。」「しいたけさん、きゅうりさん。」と歌いながら並べてのりのおふとんでぎゅうぎゅうとして逃げないように巻くことが大切だと教えてもらい、各学年の代表の子どもたちがチャレンジしてみました。古森先生から教えてもらった作り方の通りにしていくと、みんな上手にできていました。食べるときには、北北西のほうを向いて、しゃべらずに食べることを教えてもらいました。まさに今年のコロナ対策の黙食です。
お部屋に戻って、自分たちで巻いていくと難しい子もいましたが、どうにか自分たちで作ることができました。自分が巻いた恵方巻は、とてもおいしくて、野菜の嫌いな子も全部食べることができました。コロナの拡大が心配されますが、そんな中でも子どもたちがいろいろな経験をすることができるようにこれからもしっかりと、何事も前向きに考えていくことを実践していきたいと思います。
2022年1月13日 木曜日
今日は、曇り空で肌寒い1日となりました。子どもたちは自分がしたい遊びを見つけて、元気いっぱい遊んでいました。
羽根つきやこままわしなどのお正月遊びも最初はなかなかできず、何度も挑戦していました。羽根つきをしていたらいおん組のMちゃん・Hちゃんはお互いに打った羽根をしっかりと見て打ち合っていました。2人は、昨年、経験していたこともあり、すぐにコツをつかんでいました。またテラスの凧作りのコーナーでは、子どもたちが教師に作り方を教えてもらいながら自分だけの凧を作っていました。年少の子どもたちも作った凧を持って走って、振り返って見ると頭の上まであがっていて、とても嬉しそうでした。この時期ならではの伝承的な遊びをみんなで楽しみたいと思います。
たんぽぽ青組では、みんなで月刊絵本を見ました。その中に、友達が使っているおもちゃを使いたいときにはどうする?というお話がありました。友達が使っている物が欲しいときには「かして!」と言うこと、少し待ってもらいたいときには「あとでね!」と自分の気持ちを言葉にして友達に伝えるように声を掛けました。すると、戸外で遊んでいるときのこと、Mちゃんが乗っている三輪車に乗りたかったKちゃんが「かして!」と言いました。するとMちゃんも「少し待ってね!」と言うことができていました。その姿を見て、子どもたちの成長を感じることができ、嬉しくなりました。まだまだ自分の気持ちを伝えることが難しくトラブルになることもありますが、年少に向けて言葉でやりとりをしながら、会話をする楽しさに気付かせていきたいと思います。
2021年12月7日 火曜日
朝からたんぽぽ青組の前のテラスでは、教師が子どもたちと机やのりなどを用意していました。準備ができると、サンタさんやトナカイの絵を描いたり、細く切った折り紙を輪っかにして輪飾りを作ったりしていました。また、そこに他の先生もひらめいて、園庭にあるわらぐろに子どもたちが作った飾りを飾って「わらぐろツリー」ができました。今、あるものにほんの少しだけ知恵を使って活かし別のものとして利用していくアイデアを保育に活かしていきたいと思いました。年長児・年中児に交じって、たんぽぽ青組の子どもたちもクリスマスの飾り作りをしました。年中のお姉ちゃんたちに「ここをまるめるんよ。」「ここにのりをつけて。」と教えてもらいながら一生懸命作っていました。
10時頃になるとお陽さまがあたって、暖かくなってきたので園庭に遊びに行きました。子どもたちはうさぎ小屋の近くにある木のお家に友達と入って、お家ごっこをしたり三輪車に乗ったりして遊んでいました。
砂場では、Kちゃん・Mちゃん・Rちゃんたちが集まっていました。「何をしているの?」と聞くと、Kちゃんが「ごはんパーティー」と教えてくれました。お椀やお皿に砂を入れて、「これが野菜、これがケーキ」と言って、みんなで食べる真似をしていました。
部屋でのままごとや年長さんのお店やさんに行ったことで、少しずつごっこ遊びが盛んになってきています。また、一人遊びから、数人での遊びにも変わってきています。子どもたちの成長を見守りながら友達との関わりを増やせるようにしていきたいです。
2021年11月9日 火曜日
秋本番、今日も朝から肌寒い1日となりました。そんな中でも、子どもたちは元気いっぱい遊んでいます。戸外では、木工あそびのコーナーが盛りあがっていて、年中の子どもたちに交じって、年少の子どもたちも木工あそびを楽しんでいました。さくら組のTくんは、「どこに木をつけようかな」と悩みながら、木と木を組み合わせて釘を打っていました。分厚い木をくっつけようと釘を打っていたTくんはトントンと何度も打ちつけていましたが、何度力まかせに打っても下まで届きません。「なんでだろう?」と思ったTくんは、教師に聞いてみることにしました。厚さのある木には長い釘を、うすい木には短い釘を使うといいことを教えてもらって、Tくんは長い釘を取ると、トントン打ってみました。すると、上手に留めることができてTくんは嬉しそうにいろいろな人に見せていました。
また、ままごとのコーナーでは年長の子ども3人が料理を作っていました。「先生、できたけん見て!」と言うので見に行くと、「メルパルクのごはん」と誇らしげに見せてくれました。大きな弁当箱のふたをおぼんの代わりにして、たくさんの料理を作ってのせていました。それを見ていて、経験したことを自分たちで考えて表現できるのは「さすが年長さんだな!」と思いました。
今日の朝、さつまいも掘りで掘った傷のあるおいもが傷みかけていることに古森先生が気付いてくださり、「あっ!」と反省した先生たちできれいな所だけを切って、さつまいもの素揚げにして頂きました。子どもたちもみんな「おいしいね」と大喜びでした。子どもたちが掘ったおいもをおいしいうちに食べることができるように今日の反省を忘れないようにしたいと思います。そして、調理して下さった人達や食べる準備をして下さった人達への感謝の気持ちを言葉にして伝えられるように、子どもたちだけでなく教師も一緒になって、ありがとうの輪を広げていきたいと思います。
2021年10月21日 木曜日
「アンパンマン列車を見送ったよ♪&廃材あそびをしたよ!」 たんぽぽ青組 森岡朋音
今日は、朝から登園してきた子どもを連れて近くの踏み切りまで歩いて、アンパンマン列車の旅に参加している子どもたちのお見送りに行きました。子どもたちは踏み切りまで行くと、アンパンマン列車がやって来るのを今か今かと待っていました。そして、待ちに待って9時35分頃、カンカンカン!と踏み切りが下がって、列車が近づいてくる音が聞こえました。そして、アンパンマン列車が見え始め、子どもたちのテンションもあがっていきました。松山駅で運転手さんにスピードを落して頂くよう園長がお願いしてくださっていたのですが、予想以上にスピードを落して進む列車にみんな大歓声でした。そして、アンパンマン列車の窓から参加している子どもたちが嬉しそうに手を振ってくれている様子を見て、お見送りに行った子どもたちも「〇〇くんがいた!」「先生が見えた!」と口々に言っていました。
幼稚園に戻ってからは、いろいろな学年が混じって、遊んでいました。三輪車に乗ったり、友達とリレーをしたり、ルールを守って遊ぶことができていました。たくさん戸外で遊んだあと、たんぽぽ青組では廃材あそびをしました。2学期から入園した子どももいるので、改めてセロハンテープの使い方を指導してから始めました。廃材あそびが大好きなたんぽぽ組の子どもたちは、使いたい廃材を自分たちで選んで貼り合わせていました。バックやアイスを作る子どもたちがいる中で、今朝見たアンパンマン列車を作る子がいました。また、年長児の作った獅子舞がいたのを見て、獅子舞の顔を作る子どももいました。実際に見たことや感じたことを子どもなりに表現する姿を見て、経験がとても大切だと感じました。11月には、作品展があります。いろいろな場面で経験したことを絵や廃材で表現している子どもなりの感性を汲みとっていきたいと思います。
「ゆうゆうアンパンマン列車でこあらと幼稚園合同遠足に行きました。」 こあら組 須賀真由美
今日はこあらぐみ、プレ年少、年少さん親子と「アンパンマントロッコ列車とゆうゆうアンパンマンカーの旅」で波方公園に遠足に行きました。
JR松山駅で古森先生と駅員さん達に見送られて出発してしばらくすると、幼稚園近くの踏切沿いに沢山の園児や先生達が見送りに出て来てくれていました。運転手さんが列車をゆっくり走らせてくださったおかげで「いってらっしゃい」「いっぱいあそんでね」の横断幕もはっきりと見えて、友達の見送りに列車内でも大喜びで手を振り返していました。
朝から曇り空で、トロッコ列車は風を受けて少し寒さを感じながらも、トンネルに入り真っ暗になると大はしゃぎでした。波方公園ではお弁当を食べたり、大型遊具で遊んだりして日頃忙しいお父さんやお母さんと一緒に自然の中でおもいきり体を動かして楽しんでいました。子どもだけでなく家族ぐるみの交流もでき「お仕事を休んで来てよかった」という声も聞かれ、嬉しく思いました。
帰りの列車内では、疲れ知らずの子ども達が室内遊具で遊び、また帰りも幼稚園近くの踏切りでは「いっぱいあそべたかな?」の横断幕とみんなのお出迎えが見えたときは感動で胸が熱くなりました。沢山の人達のおかげで本当に素敵な一日になりました。
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