2024年12月16日 月曜日
先週のお楽しみ会でサンタさんからプレゼントをもらった子ども達は、登園すると「サンタさんからもらったカルタしたよ!」「お兄ちゃんとお姉ちゃんとしたよ!」などお家の人と楽しんだ事を嬉しそうに話してくれました。たんぽぽさんでも、今朝からサンタさんの話をしている声が聞こえてきました。「サンタさんはお利口さんのところにくるんだよ。」それを聞いたKくんは取り合いをしていたおもちゃを「どうぞ」と貸してあげていました。先週から「サンタさんが来てくれるからお友達とけんかをしたり危ない事はしないようにしようね」と約束をしていたので、今日も「サンタさんが見てくれてるかも・・・」と言われるとピシッとお利口さんになるたんぽぽさんでした。来週のクリスマスの日まではサンタさん効果がありそうです。
今日園庭に出てみると、いちょうの木がより一層黄色く色づき葉っぱもひらひらと落ちて、まるで黄色のじゅうたんのようなきれいな光景がありました。それに気が付いた子どもたちは、真っ先にいちょうの木の所までかけていくと「きれーい」と葉っぱを集めて花束を作ったり、空めがけて投げて落ちてくる葉っぱを手で受けながら「キャー!!」と言いながら喜んでいました。たんぽぽ組のTくんは、いちょうの木の下にあるわらでできたマンモスを見つけていちょうの葉をかけていました。「何してるの?」と聞くと、「寒いからかけてあげてるの」と黙々とかけている優しいTくんの姿にほっこりさせられました。いちょうの木の下で遊んでいると高い木の枝に小さな巣箱があるのを見つけたHちゃん。「あんなところにひよこさんのお家がある!いいな~。」と見上げて言っていました。「どうして?」と聞くと「だってこんなきれいなところにお家があったらいいね」とHちゃんのかわいらしい会話に癒されました。こんな風に満3歳児なりのかわいい感性に気付かされる毎日です。
今日登園した子どもたちは、嬉しそうにシール帳を開いて保護者の方のコメントを見せてきました。それを読んであげると、とても嬉しそうな表情で教師に笑いかけていました。いろいろなことができるようになったね。運動会、作品展頑張っていたね。など成長した子どもたちの姿を喜んでくださっているコメントばかりで、読んでいる私もとても嬉しい気持ちになりました。子どもたちにもその気持ちは伝わっていると思います。大きくなったこの子達が、このシール帳できっとお父さん、お母さんの愛情と励ましで育ったことを感謝することと思います。お忙しい中コメントを書いていただきありがとうございました。2学期もあと4日ですが、子どもたちとたくさん遊んでその余韻を楽しみたいと思います。
2024年12月12日 木曜日
園庭で,年中児が鉄棒で逆上がりをしていたので行ってみると、一番高い鉄棒にいたひつじ組のSちゃんが「先生見てて」と言って、クルンと上手にまわっていました。「Sちゃん上手にまわれるんやね」と声をかけると、そばで見ていたYちゃんは「私もできるんよ!」と前まわりをして見せてくれました。また、Kちゃんは「まだ出来んけどみてて!」と逆上がりを見せてくれました。しばらくすると、Hちゃんが鉄棒の近くに来たのですが何やら表情が優れないので「どうしたの?鉄棒する?」と声をかけると、「鉄棒したいけどまわれんのよ・・・」と言いました。「何度も練習してたらすぐにできるようになるよ」とはげますと「じゃあしてみる」とちょっぴり笑顔になり練習をし始めました。Hちゃんの練習を見ていたKちゃんが「もっと足を早くあげたらいいんよ!」と声をかけるとHちゃんは、教えてもらったように試してみましたがうまくいきません。「全然できんやん」と言うと「違う!もっとびゅんって足をするんよ!!」と力のこもった声をかけてもらいました。すると、足を早く上げることを意識して練習をし始め、だんだんとコツをつかみついにクルンと廻れるようになっていました。「すごーい!逆上がりできるようになったやん!!」と声をかけるとちょっぴり恥ずかしそうにしながら「できた」と喜んでいました。
たんぽぽ青組は、昨日クリスマスの袋作りをしてたり、部屋やホールに飾る絵や輪飾りを作ったりしました。友達が輪飾りを作っている様子を見ていたAくんが「先生、Aちゃんも一緒にする」と言ってきたので作り方を教えると、「のりをちょんちょん。トンネル入ってクルン」と教師がAくんに教えたように歌いリズムに合わせて繰り返し言いながら輪飾りを作っていきました。後から来た友達にも「のりはちょんちょんよー。のりいっぱいはだめよー」と教えていました。
絵や輪飾りを作り終え、ホールに飾りつけに行き、3階の廊下に上がると窓にカーテンがしてあり暗くなっていました。子どもたちは「まっくらー」「こわいね」などと初めは言っていたのですが、カーテンに飾りつけられていた靴下を見つけたYくんが駆け寄り中を覗き、手を入れて「プレゼントないよー」と言うと子どもたちは、靴下を叩いて確認したり他の靴下の中を覗いたりしていました。ホールに入ると、他の子どもたちが作った飾りが付けてあるのを見て「わー綺麗」と目を輝かせて見ていました。入口の正面にサンタクロースが飾ってあることに気がついた子どもたちは「サンタさーん」と駆け寄って見ていました。自分で描いた絵をカーテンに貼り終えるとNちゃんが「とってもきれいになったね先生。明日楽しみだね!」と明日のお楽しみ会を楽しみにしていました。
2024年11月26日 火曜日
自由参観日2日目。今日はあいにくの曇り空で、早く登園した子ども達は戸外で遊んでいましたが、しばらくするとポツポツと雨が降り出し、室内での活動になりました。たんぽぽ黄組は、初めての作品展を経験する子が多いので多目的室に展示してある作品を見に行きました。自分達が描いた絵を見つけると「あったー!!」と指差して喜び友達の作品を見つけると「〇〇ちゃんのだ!!」と教えてあげている子もいました。次に、年長・年中児の作品が展示してあるホールに入ると、上からぶらさがっている作品を見て「うわぁー!!」「ロケットかな?」「飛行機かな?」と大興奮の黄組さんでした。
その他にも、乗り物や動物の作品を見て回った子ども達は、自分達の部屋に帰って廃材遊びをし始めました。お兄さん、お姉さんの作品に刺激をもらって、思い思いの作品を作っていました。2才の子ども達が、廃材を使って自分のイメージを膨らませて作品を作り、それを使って遊ぶ事ができるなんて本当にすごいことだと感じました。「お家に持って帰る!!」と大事にバックに入れて帰った子もいますので、ぜひお家で子ども達の思いを聞いてあげてください。
室内で活動していると、雨が止んだのをいち早く気付いたちゃうりっぷ組さんが園庭に出て来ました。すると、うさぎ組さんやひつじ組さんも出て来て、三輪車をしたり、鬼ごっこをしたりして園庭に元気な声が響いていました。
さて先日、古森先生に渋柿の事について教えてもらった事をブログでお伝えしましたが、まだまだ皮をむいていない渋柿がたくさんあり、参観に来て下さったお父さんや、お母さんにお手伝いしてもらいました。”誰の柿の皮が長くむけるかな?競争”をして、子ども達は「頑張れー!!」と手を叩きながら声援を送っていました。お手伝い頂いた保護者のみなさんありがとうございました。自由参観日と作品展は、明日も引き続きありますので、子ども達の日頃の様子を御覧になって下さい。お待ちしております。
今日年長児は、味生小学校の秋のフェスティバルに参加しました。数日前に味生小学校の生徒から招待状をもらい、どのコーナーで遊ぼうと今日をとても楽しみにしていました。秋のフェスティバルには、番町幼稚園、味生保育園、こどものくに保育園の子ども達もいて、一緒にゲームを楽しみ交流する事ができました。1年生が準備してくれていたコーナーは、まつぼっくりやどんぐりなどの自然物を使った魚釣りや的当て、迷路、ボーリングなどがあり、子ども達は好きなコーナーに行って時間いっぱい楽しみました。小学校のお兄さん、お姉さん達は、ルールやゲームの遊び方を優しく教えてくれたり上手にできるとたくさん褒めてくれたりして、小学校就学に向けて期待をもって帰って来ました。
2024年11月15日 金曜日
今週は11月とは思えないような暖かさが続いていましたが、今日は朝からくもり空で今にも雨が降りだしそうな天気でした。しかし、子ども達の元気なパワーが空に届いたのか、日中は雨も降らず園庭では子ども達の元気な声が響いていました。
今日はどんな楽しい事をしているのかな?と園庭のいろいろなところをのぞいてみると「せんせーい!見て!」と砂場から呼ぶ声がしました。行ってみると年少さんから年長さんまでが一緒になって裸足で砂場遊びをしていました。大きな山の上には何人もの子ども達が登ったり、その周りを掘ったりしている中ぞう組のMくんは丸いパイプや手を使って山の斜面をたたいています。よく見ると砂の中にすのこが入っており、段差をつけ階段を作っていたのです。その手つきは職人さんのようで片手に砂と水を混ぜたコップを持ち、一段一段その砂を手に付け階段の補強をしていました。慣れた手つきのMくんに周りにいた教師が「すごーい!かっこいい」と言うと得意気な顔で黙々と作っていました。
山作りはどんどん広がって大きい山は「お父さん山」そして小さい山の「赤ちゃん山」もできました。他にもバスケットや木工、わらのコーナーなどいろいろな学年が一緒になって遊んでいる姿が見られました。三葉の保育は異年齢児がかかわり刺激を受け合いながら子ども達同士で学び合える環境がいろいろなところにあります。私たちもそんな環境で子ども達の姿を見られることに日々幸せを感じています。
今日年少さんとプレ年少さんは、さんさんらんどまで遊びに出かけました。直前まで「天気大丈夫かな?」と心配していましたが、「絶対大丈夫!」という気合で出発しました。先週の遠足でさんさんらんどまで歩いて行ったたんぽぽさんですが今日は頼りになる年少さんと一緒です。年少さんが「こっちだよ」「危ないよ」と嬉しく声をかけながら手をつないで歩いてくれたおかげであっという間にさんさんらんどに到着しました。
さんさんらんどではローラー滑り台や、築山、遊具などで体をたくさん動かして元気いっぱい遊びました。そして帰りも年少さんと一緒にしっかり歩いて帰ってくることができ「楽しかったー!また行きたいね!」とたんぽぽさんもまた行けることを楽しみにしているようなので機会があればまた遊びに行きたいと思います。
今日は北条にあるあい幼稚園の年長、年中児約30名が三葉幼稚園に交流に来てくれました。あい幼稚園も遊び中心の保育をしている幼稚園ということもあり、教師たちの心配をよそに自然とみつばっ子たちの中に混じって遊び始めました。みつばっ子たちは、あい幼稚園の子どもたちに「木はこうやって釘を打ってくっつけるんよ。」「包丁は気を付けて使わんと危ないけんね。」と三葉幼稚園の遊びを教えていきながら、段々と仲良くなっていきました。室内では、廃材を使った作品づくりが盛り上がっていて、自分が作った作品をあい幼稚園の先生たちに自慢げに説明していました。一通り園庭で遊ぶと次は手をつないで一緒にさんさんらんどまで行きました。ローラー滑り台を一緒に滑ったり木の葉の遊具のロープを協力して引っ張ったり、築山を一緒に転がったりして1時間半ほどの交流ではありましたが、随分と仲が深まったようでした。帰り際に「また遊びに来てね!」と約束をして、また一緒に遊べることが楽しみになったみつばっ子たちでした。
2024年11月8日 金曜日
登園バスが終わり部屋に戻り子ども達とおはようのあいさつを終えると、「ねぇねぇ先生、昨日お弁当と一緒にクッキー持って来て食べたんよ!」「みんなでいっぱい遊んだんよ!」などと昨日の遠足の話をたくさんしてくれました。
今日たんぽぽ青組は、室内で作品展に向けて活動した後園庭で遊びました。靴を持ち一階のテラスに出ると、日が当たりテラス全体がポカポカしていて子ども達は「暖かくて気持ちいいね!!」と話していました。靴を履いたTくんとHくんは大好きな砂場に走っていき、「お山つくろう!」「いいよー。おっきいのがいい!!」と言いながら作り始め、そのうち近くで遊んでいた子ども達も一人また一人と増えて山作りが広がっていきました。
しばらくして、砂を集めていたTくんが「かたーい」と言うので行ってみると、砂の表面が押し固められていてプレ年少児の力では砂を集めにくそうだったので、教師が園芸で使う大きなスコップで砂を掘り起こしいきました。その様子を見ていたMちゃんとKちゃんが、掘り起こして柔らかくなったところで、教師の真似をしながら「よいしょ!よいしょ!」と子ども用スコップで掘っていました。二人が声を掛け合い協力しているその姿がとても可愛いなと思いました。
みんなで協力して完成すると、Yちゃんが「先生お目々できたよ!」と言いながら小さいスコップで山に目を作っていたので、「目の次は何作る?」と問いかけると「えっとねー。お鼻と口作る。あっお耳もいるー!」と言うと近くにいたTくんと目、鼻、口を作り顔を完成させ、やったーと喜び集まていました。幼稚園生活が始まった頃は、一人遊びか中心だった子ども達ですが、少しずつ集団で遊ぶ姿が見られるようになりました。
たんぽぽ青組では、給食のあと子ども達と部屋の拭き掃除をしています。降園前に掃除を楽しみにしている子ども達に「掃除するよー」と声を掛けると「雑巾いる!」と雑巾を取りに集まって来ます。雑巾を持って拭き始めると乗り物に乗って遊んでいるかのように「次はあっちに行ってみよう」と言いながら部屋のあちこちを探検しながら拭いたり、速さを競いながら拭いたりなど子ども達は雑巾がけを遊び感覚で楽しんでいます。
季節の変わり目で、寒暖差の大きい時期なので子ども達の体調に気を付けながら保育をしていきたいと思います。
2024年10月25日 金曜日
明日は保育園の運動会の為園庭の真ん中には子ども達の演技場になる人工芝が敷かれていました。練習が始まるまでの時間、その場所を借りて大玉転がしやトランポリン、ファンタジースペースなど、どの学年も関係なく幼稚園児達が自分の好きな所に行って身体を動かして楽しそうに遊んでいました。その中でも鉄棒は大人気で順番待ちの列が出来ていました。年長児のA君、J君、R君はみんなにさか上がりを披露し「私も出来る!!」と年中のMちゃん、Sちゃんが負けじと挑戦していました。さか上がりを練習中の子達ができなくても諦めずに列の後ろに並び何回も何回も頑張る姿に心打たれました。
遊び終えた後は保育園児達が運動会で使用する道具を運ぶお手伝いをして芝生を使わせてもらったお礼をしました。可愛いひよこ組さんの運動会が楽しみです。
さて、先日の幼稚園の運動会を経験したたんぽぽ組の子ども達は、マイクで自分の名前が言えた事が大きな自信につながりひと回り大きく成長したように思います。今日も砂場では裸足になり泥んこになりながら水を使ってダイナミックに遊ぶ姿が見られました。
28、29日は、さつまいも掘りがあります。秀野邸の畑で試しに掘ったさつまいもとつるを飾ってくれていたので、黄組さんに声を掛けると「おいもー!!」と嬉しそうに手に取っていました。「さつまいもの葉っぱ」だよ、と伝えると「長いねー!!」と言いながらたくさんの子ども達が「ワッショイ!!ワッショイ!!」と電車のようにつるを引っぱって遊んでいました。お帰りの時も「バスに乗る!!」「みんなで行く!!」と黄組さんの頭の中はさつまいも掘りの事でいっぱいのようでした。29日が今から楽しみです。
2024年10月9日 水曜日
今日は昨日までの天気とはうってかわって、朝から良い天気で秋らしい一日となりました。こんな日は、地面もしっとりと湿り気があり、運動会の練習もやりやすく子どもたちもやる気満々です!各学年順番に園庭を使って練習をしていきました。たんぽぽさんは運動会当日は、体操服で参加するのでその練習も兼ねて今日から体操服で登園してきました。お家では嫌がっていた子も園に着くと教師たちに「かっこいいねー!」と言われると思わずニコッも笑顔になり友達同士で見せ合いっこをしていました。体操服を着てきている子どもたちはいつもよりちょっぴりお兄さん、お姉さんに見え子どもたちもすっかりその気分です。かけっこの練習では、誰も泣く事もなく走っていて驚かされました。体操服の魔法がかかったたんぽぽさんは何でもできそうです。
戸外で遊んでいると年長さんが鼓笛隊の練習をしていました。初めて年長さんの鼓笛隊を見たたんぽぽ組のAちゃんは「私もしたいの!」と言っていました。子どもたちに「何がしたいの?」と聞くと「ポンポン」「たいこ!」など気になる楽器を言っていました。こんな年長さんの姿は小さい子どもたちにとっては憧れのようで遊んでいる途中でも手を叩いてずっと見入っていました。運動会まで練習日もあと少ししかありません。どの学年も合言葉は、かっこいい姿をおうちの方に見てもらうということで頑張って練習をしていきます。
最近たんぽぽ青組ではブロック遊びをよくしています。初めは一人遊びが多かった子どもたちですが、最近は友達と一緒に何かを作ったり、遊具で遊んだりと関わりが見られるようになってきました。昨日からブロックで家らしい物を作り、人形を動かして遊んでいるので「何を作ったの?」と聞くと「三葉幼稚園!」と返ってきました。確かにブロックで作った家には階段があったり、椅子や机があったりします。そして「バスが来ました!」と車を走らせたりと幼稚園ごっこをして遊んでいました。2、3歳児たちですが、遊び方も少しずつ変わってきてお友達との関わりも楽しんでいます。初めて目にすること、耳にすることが毎日。その度に、何かを感じ学んでいるたんぽぽさんの姿を嬉しく眺めています。
コメント (「いちょうの葉っぱきれいだね!」 たんぽぽ青組 藤原愛梨 はコメントを受け付けていません)