2020年2月22日 土曜日
2月22日(土)平成31年度認定こども園三葉幼稚園ひよこ組・ぴよぴよのおゆうぎ会を行いました。
こども達の普段の姿を見ていただく為、いつもと同じように受け入れ、保護者には時間をおいて入場して頂きました。朝、雨が降っていたので園長の配慮で保護者の控室を急拠設けることにし、急拠メールを流しました。保護者の方も冷静に対応していただきありがとうございました。
会議室に幼児が集まり、順番に着替え、泣いている幼児は園長のアドバイスでアンパンマンのテレビをつけると集中して観て、いつの間にか涙も止まっていました。
お陰でスムーズに着替えも終わりホールに移動して、手遊びや大型絵本で時間待ちをしていましたが、幼児達は大きな声で歌ったり、返事をしたりして楽しんで待つことができました。保護者の協力のもと時間通りに開演することができました。おかげでこども達はオープニングも、にぎやかに笑顔で参加することができました。
プログラム1番の1歳児も泣くことなく舞台に立つことができました。かわいい笑顔も見られ心が温かくなりました。
1、2歳児と2歳後半の2歳児の発達差も見ることができました。
一方では、いつもと違う空気に気分が高揚して歩きまわったり舞台に上がったり、降りたりする子もいて保育教諭はドキドキしました。
今回のおゆうぎ会では、スポーツダンスを入れ、普段の様子を見ていただいたり、2歳児はうさぎとかめの簡単な劇遊びをしました。日頃からうさぎになったり、かめになったりして遊んでいた幼児のごっこ遊びも見ていただくことができました。
保育園の行事としてこのような特別な機会を大切にし、保育教諭も成長していきたいと思います。
保護者の皆様 には御協力いただきありがとうございました。
2016年1月31日 日曜日
突然やってきた寒波ですが、ぴよぴよのお部屋は床暖房で、いつでも春の暖かさです。
ぴよぴよの2歳児の部屋では、友だちとの関わりが増えてきています。
Aちゃんは、ままごとの鍋に新聞紙をちぎって入れると「ご飯できたよ」と大型積み木の上にのせました。何を作ったのか尋ねてみると「うどんなの」と教えてくれました。鍋の中をよく見ると紙を1本1本細くちぎって、本物ののうどんのようでした。
しばらくするとBちゃんが「お箸で食べよう」とレゴブロックを2つ持ってきて、1つブロックを「これAちゃんのお箸ね♪」と渡すと、2人で鍋をグルグルとかき混ぜました。
また別の日、CちゃんとDちゃんとEちゃんと1才児のFちゃんは、ままごとのカゴの中からコップをそろえて出すと、小さな丸になって話をしていました。近くに行ってみると、Cちゃんはジュース屋さんになりきって、お友だちにジュースを配っていました。Cちゃんが「どのコップがいいですか?」と尋ねると「赤!」と答えるFちゃん、そして「黄色がいい!」とDちゃんが答えました。Cちゃんは注文に応えてポットを持ってジュースを入れる真似をしてDちゃん、Eちゃん、Fちゃんに、それぞれ渡しました。みんなコップをもらうと「おいしい!」と言って飲んで、Cちゃんにコップを返して、またジュース屋さんは続いていました。そして「おいしい!」と言われると、ジュース屋さんのCちゃんは嬉しそうに「おいしい?」とうなずいていました。
玩具を分け合って遊んでいる姿や、ごっこ遊びをしている姿を見ると、かわいくて保育士たちも見入ってしまいます。また幼児たちが会話しながら笑い合っている姿を見ていると、相手のことも考えられるようになり、一緒に笑ったり、怒ったり、このような相手がいればこそ、表情や感情の豊かさにつながっていくのだと思いました。
幼児たちの欲求を受け入れたり、援助したり、時には配慮しながら、一人ひとり楽しく接していきたいと思います。
2015年12月13日 日曜日
12月に入り壁面もクリスマスモードになりました。幼児達は壁面のサンタやトナカイを指さしながら「サンタさん!トナカイさん?」と興味津々で見ている姿が見られ、幼児達も楽しみにしているのだなと思いました。
最近、保育室では、毎朝所持品の始末を終わらせると、お絵かきを始める幼児がいます。Aちゃんは所持品の始末を終えると、保育士に「かきかきする!」と言って、絵を描いていました。保育士がクリスマスの話をすると「サンタさん!」と言いながら、紙に大きく顔を描いていました。その様子を見ていたBちゃんも「する!」と言って、一緒に描き始めました。クリスマスツリーを見て、同じ色を見つけて、緑色や赤色のクレヨンを取り、紙いっぱいに描いていました。描き終えると「サンタさん!」と嬉しそうに、保育士や友だちに見せていました。
またAちゃんは、ソフトブロックでサイコロを作っていました。完成するとサイコロの穴から友だちや保育士をのぞいて「見えたねえ!」とニコニコ笑っていました。しばらくすると、サイコロをのぞきながら「はい!チーズ!!」と言って、どうやらカメラやさんごっこが始まったようです。保育士がAちゃんのカメラに向かってピースをすると、隣にいたDちゃんも大型ブロックを1つ持ってきて、目の前で構えました。AちゃんとDちゃんを見ていたEくんも、ソフトブロックで作っていた剣を小さくして、同じように目の前に構えました。するとAちゃんとDちゃんが「ピースして!はいチーズ!カシャッ」と撮る真似をしました。カメラやさんごっこに気付いたFちゃんも、ブロックを丸くつないで花の形にしたカメラを作って嬉しそうに持ってくると一緒に「ハイ!チーズ!カシャ!」と言って、あっという間に、カメラやさんは1人から4人に増え、それぞれが自分で作ったオリジナルのカメラを持って、嬉しそうにカメラやさんになりきっていました。
一緒に遊んでいる姿を見て、同じカメラでも幼児たちの中には、それぞれのイメージがあること、また1つの玩具から、工夫して遊びをどんどん広げていくことを実感しました。また、こんな小さな幼児でも自分のイメージに近いものを作って見立て遊ぶことに気付かされ、保育士の思う型にはめ込まないよう気をつけていきたいと思いました。
2015年11月1日 日曜日
最近ぴよぴよの2才児たちも、友だちと関わって遊ぶ姿が、たくさん見られるようになりました。
保育室で電話でやりとりをして遊んでいるAちゃんとBちゃんとCくんに気付き側に行ってみると、3人が耳に当てていたのは、電話ではなく積木でした。
Aちゃんが「もしもし」と呼びかけると、BちゃんとCくんも積木を耳に当てて「もしもし?」と返事をしていました。しばらくするとBちゃんが「こんにちは」と言うと、Cくんは元気よく「パン1つください!」とパンを注文しました。どうやらパン屋さんに電話をしていたようです。AちゃんとBちゃんが「はーい!わかりました。」と言うと、Cくんは「またね、ばいばい!」と言って電話は終わりました。
今までは個々で玩具の電話を耳に当てて、うなずいて満足していた幼児が、今では、相手の方を見ながら話したり、うなずいたりして、かかわりながら遊んでいるのです。その姿がとても可愛らしく保育士も見入ってしまいました。また、友だちと会話することでコミュニケーションがとれ、遊びも広がっていくのだと感じました。
また戸外でも小さな発見がありました。
Aちゃんが「見て!見つけたよ」と手のひらをパーにして見せに来てくれ、その上にあったのは、小さな貝がらでした。その貝は渦を巻いていて、とても綺麗な形をしていました。近くにいたDちゃんもその貝がらを見て「私も!」と言って一緒に探し始めました。「ここにいっぱいあるよ♪」とAちゃんに教えてもらうと、Dちゃんは貝がらを夢中になって拾っていました。そして、たくさん見つけて「こんなにあったよ!」と見せてくれました。
普段、何気なく歩いていた園庭ですが、幼児たちにとっては、どんな小さなことも、大きな環境になり、新しい発見につながるのだと感じました。
次はどんな発見があるのか、楽しみです。そして、幼児たちの視点を大切にしていきたいと実感しました。
2015年7月12日 日曜日
春の運動会以来幼児たちの間で人気になった足こぎ用カートを久しぶりに出そうと準備をしていると、置いている場所を知っていて目をキラキラ輝かせて嬉しそうに待っていました。そして1台出すと2歳児のAくんにつづき、1歳児のBちゃんも大はしゃぎで「ブーブや!」と思わず声に出うしていました。2歳児のAくんや1歳児のBちゃん・Cちゃんは早速好きな色のカートを見つけて乗りました。保育士が「用意は良いですか??」と呼び掛けると、壁際に整列し、大きな声で「はーい!」と返事をしながら待っていました。
「よーいドン!!」の掛け声に、3人の競争がスタートしました。向こう側にいる保育士の元まで辿り着くと、満面の笑みでハイタッチをする姿が見られ微笑ましく思いました。3人の競争の様子を見ていた2歳児のDちゃんや1歳児のEくんも好きな色のカートを見つけると、急いでとびのりました。
始めは絶対自分が乗ると意地でも離れなかったBちゃんでしたが、他の幼児も「貸して?」と手をそろえてやって来ると、すっとカートから降りて譲ってあげる姿が見られました。それを見て、Bちゃんの大きな成長の芽生えを感じました。また、違うところでは1歳児のEちゃんがカートに乗ろうと一生懸命足をあげていました。真剣な表情で、カートが倒れても自力で起こして乗ろうとしていました。
額に汗を流しながら自力でやっと乗れた時には、嬉しそうに生き生きとした表情で保育士の顔を見ていました。保育士が「できた?!」と一緒に喜んで拍手をすると、Eちゃんも声を出して笑いながら同じように拍手をしました。とても可愛いEちゃんの笑顔に癒された瞬間でした。しばらくぴよぴよちゃんの部屋からはにぎやかに遊ぶ声と音が響き渡っていました。
こうして、幼児たちは保育士や他の幼児たちと触れ合って遊ぶ中で身も心も成長していっているのです。日々の小さな成長を見逃さず、より良い活動ができるよう今後の保育計画を見直していきたいと思いました。
2012年2月25日 土曜日
月曜日の朝、園庭に出ると幼稚園はミニ発表会、自由参観のため誰も遊んでいなくて、ぴよぴよだけでした。広い園庭をいつものように、お目当ての遊具や遊びに向かって走って行きました。いつもなら誰かとぶつからないかハラハラするのですが、この日は見通しもよく伸び伸びと遊べました。三輪車やすべり台、ぶらんこ、大好きな保育士との『ヨーイ ドン!』も自由にできます。三輪車や自転車は、男の子を中心に乗っています。月齢の高いYくんは、いつも三輪車に乗っていて最近ペダルに足をのせ、こぐようになりました。まだ、足の踏み込む力が弱いので、すぐに止まってしまうのですが、どうすればこげるか考え、始め地面を蹴って勢いをつけてペダルに足をのせ進むことで距離が長くなることがわかったようでした。これもやっているうちに自分で発見した知恵ですね。
? 砂場では、幼稚園のお兄さん・お姉さんが作った大きなトリデが残されていました。それを見た ぴよぴよの子ども達は、「うわー!」「大きい!」と目を輝かせて早速、大きいスコップを持って中に入りました。「工事中!!」と言って友達と一緒に壁を叩いたり上の部分を少し削ったりしていました。また、穴があいている所をのぞいたりトイを入れたり汚れも気にせず夢中です。いつもなら幼稚園のお兄さん・お姉さんがいると入れない場所です。その場所に今日は、気にせず入ってそして遊び始めた子ども達に保育士としては崩さないかヒヤヒヤしながら見守り、壊れた所をそーっと直しながら一緒に遊びました。次の日も時間を見て出ると、ぴよぴよだけの園庭でした。砂場に行くと少しトリデの高さが低くなっていましたが、穴は大きいままです。昨日同様に大きいスコップを持って中に入って上の部分を削ったり穴の所を掘ったりと まだまだ工事は続いていました。幼稚園のお兄さん・お姉さんが作ったトリデでしたが、ぴよぴよの子ども達は満足そうな顔をして工事が終わり服も砂まみれになりました。月齢の高い子は、ビックボスにも挑戦。今では、上までほとんど自分の力で登れ上で体の向きを変える お手伝いをしてあげるとスルリと降りられる子も少しずつ増えています。いろいろな遊びに興味をもち挑戦し、できることが多くなってきた ぴよぴよの子ども達です。
木曜日は、雨が降って戸外に出れませんでしたが、園庭にショベルカーやダンプカーが入ってきてプールの横を工事していました。園舎が増築されるのです。片付けを早く済ませ、子ども達と一緒にテラスに見に行きました。ショベルカーが土をダンプカーに入れる所も見ることができ、「うわー、すごい!」「大きい!」など口々に言ったり「ショベルカー、頑張って!」と声援を送ったり月齢の低い子も「うわー!」と指を差して興味深く見ることができました。ぴよぴよのお部屋から山西団地の駐車場の工事もよく見えるので毎日のように「ショベルカー、動きよる」と見ていたのですが、今度は自分達のお庭に沢山の働く車が入って来ているのです。これから毎日 土を掘って、建物が建っていく様子を子ども達と一緒に楽しんで見ていきたいと思います。
この日、お部屋に入って集まりをした後、『アンパンマンの特急電車』の絵本を見せると今まで立っていた子も座って集中して見ることができました。その流れで電車ごっこの始まりです。運転手は、アンパンマンとドキンちゃんの お面をかぶり他の子は『アンパンマン号』と『ドキンちゃん号』のひも電車に乗り動物園へ出発です。お部屋から出て、ひも電車は進みます。途中、保育士と子どもによるトンネルをくぐり動物園に到着しました。「何の動物がおった?」と聞くと、数日前に動物園に行ったRくんを中心に ぞうやきりん、馬など口々に動物の名前が出てきます。「ぞうさんがおったよ」「ぞうさんは?」との保育士の声に片手をブラブラさせ大きくゆっくり動き始めます。そして、鼻から口にもっていき食べている所も表現してくれます。「Rくんぞうさんが、りんご食べよるよ」の声にみんなも真似して次々といろいろな動物を表現してくれました。日頃から『どうぶつのおやこ』の図鑑を見たり休日に動物園に行った子から動物の名前もたくさん出てきたりして表現もより豊かに細かくなっているのには驚きです。
2012年2月18日 土曜日
?週明けの月曜日の朝から雨。 戸外遊びの大好きな子ども達は、窓から外を見ては 「雨 雨」と言って走り回っていました。 長靴を履いて来た子や傘を持って来た子 自分で持っていたくてお母さんに渡さなかった子などいつもと違った体験を楽しんでいました。 火曜日の集まりの時も 「おはようございます」と腰から折り曲げて頭を床につける程ていねいにお辞儀をする子 その様子をじっと見ている子も気持ちでごあいさつをしたあと、一人ずつ名前を呼んでもらうと「はい」と元気に手をあげてお返事ができました。すると、保育士の言葉を待たないで次は靴を取りに向かいます。 「今日は雨だからお外には行けないよ。」 と声をかけると一瞬戸惑いをみせるもののそれでも靴を持って廊下まで行ってしまってもう一度言われてしぶしぶ置きに帰るのでした。 それほど、外が大好きな子ども達です。
?水曜日の集まりでは、「こんこんくしゃん」の歌を歌いました。 動物の名前が出てくるので、「誰の マスクにする?」と聞くと「ライオン」とか「ぞう」
「キリン」など鳴き声や動作を真似て見せてくれました。 そこで、今度は「ライオンになってみよう」と声をかけると ガオーと爪を立てる様な手をして口を大きく開けて恐そうな顔をして走りまわります。「ぞうさん」と声をかけると手を前に伸ばして鼻にして振りながら 大股で腰を低くしてゆっくりと歩き うさぎでは、両手を上げて耳を作ってピョンピョン。 まだ両足を同時に上げることが難しい子もうさぎになったつもり。 その格好はとっても微笑ましくついみとれてしまいました。 ヘビさんの掛け声になると、みんなゴロンとお腹を下にして手を上に伸ばして動かないヘビさん、時々寝返りをして動きを表現します。 このように 雨の日もじっとしていない子ども達は、様々な動物に変身して身体で表現あそびを楽しみました。
??この日は、午睡をした子 眠くなくて起きて遊んでいた子 迎えを待っていた子 様々でしたが、一度片付けてからお待ちかねのおやつタイムにしました。 手洗いも早く 泡を立ててしっかりと洗うことができました。 そして、いつものように消毒をしてもらおうと手をお皿にして待ちます。 自分で水筒を持ってきて準備ができるようになったAちゃん.Bちゃんは、お母さん座りをして待つことができるようになりました。 「いただきます。」と小さな手をあわせて 栄養士の今井さんがにぎってくれた玄米おにぎりを食べました。 「美味しいね」「うん」隣の子が食べるのが遅いとのぞきこんで見て…いらないのなら… にこにこした顔でした。 手や口のまわりについた米粒も一粒ずつきれいに取って食べることができていました。 このようにゆったりとした時の流れの中でお迎えを待っていました。
コメント (「ひよこ組・ぴよぴよ おゆうぎ会」 檜垣 美恵子 はコメントを受け付けていません)