2009年4月27日 月曜日
「おはよう!」と今朝も元気よく登園してきたひまわり組のR君は、シールを貼るとすぐに戸外のままごとコーナーで大根を見つけ、上手に包丁を使って切っていきました。大根おろしを作ったり、リンゴを切って鍋に入れたりして、お母さんのような手つきで料理作りを楽しんでいました。「今日は○○しよう」と目的を持って登園してくる子が増えてきたことを嬉しく思います。と言っても休み明けは泣いて登園してくる幼児もいるので、教師がいかに子どもの気持ちになって楽しく遊びに加わっていくのか、子どもは教師を見ていると副園長からアドバイスを受けました。そこで、今日は子ども達と同じ目線に立って共に遊ぶことが大切だと思い、かけっこをしてみました。「よーいドン」で走れるだろうか?意味がわかるだろうか?という不安もありましたが、いやいや上手に走れるだろう!きっとおもいっきり教師のところまで走り込んでくるぞ!という気持ちで子ども達に誘いかけてみました。すると、なんとなんとみんな嬉しそうに満面の笑みで教師の胸に飛び込んで来てくれました。次々登園してくる子供ども達を加えて、何度も何度も走って私達も心から楽しむことができました。
かけっこからストッツプゲーム、そして引越しゲームと飽きることなく走り回る子ども達と時間を忘れて遊ぶことができました。たっぷり遊んだ後ひまわり組は、給食前に元すみれ組(遊戯室)でちょっとお昼寝をして疲れをとりました。
ところで、園庭のいちごは日に日に大きな実をつけているのに駐車場のいちごはまだ青くて小さな実です。どうしてなんだろうと不思議に思った年長児は、黒いお布団(マルチ)をするかしないかの差だと気付きました。以前、古森先生から話を聞いていた子たちは、早速マルチをつけようと駐車場へ向かいました。そして1つ1つ丁寧に「あったかいお布団だよ、トントン」と葉っぱを指先でつつきながらつけていく姿が見られました。おいしいいちごをこれから食べられることを楽しみに世話をしていきたいと思います。
明日は参観日です。親子ゲームやフォークダンスをすることを楽しみにしている子ども達です。是非一緒に踊ってください。
☆今日、降園前に、先週から一週間お休みしていたI君が来てくれましたみんな大喜びでワイワイキャーキャー!!友達っていいですね!!
本日、原田(16年)・吉本(16年)・日野(12年)は、私立幼稚園連盟より永年勤続表賞を受けました。18名の受賞者の代表で吉本が、「主婦として、子育てをしながら16年間続けてこれたのも、上司、同僚、家族、常に周りの人に助けられ、支えて頂いたと心から感謝しております。保育暦40年になる副園長は、常々自分の先生は、目の前にいる子ども達だと申しております。本当に子ども達との園生活は新しい出会い、発想、発見、感動そして課題の連続です。このようなすばらしい職業に携わっていけることを誇りに思います。」と謝辞を申し述べました。これからも、初心を忘れず、明るく元気に子ども達と生活していきたいと思います。有難うございました。
2008年8月23日 土曜日
速報でもお伝えしましたが、今日のお泊まり保育のねらいには、違った環境の中で、色々な友だちとかかわり、楽しく遊んだり、協力し合って作ったりしながら、コミニケーション能力と自立心を育てるという意図があります。10時に登園した子ども達は、全員、会議室に集合し、人数点呼の後、説明を聞きました。古森先生との今日のお約束は、「みんな自分達で考えて、自分達で何でもすること」・・・。子ども達はまるで小学生のように大きくうなずいていました。そして、1番最初のテーマは、今日と明日は自分のクラスで過ごすのではなく、クラスを解体し、くじを引いて、あ、い、う、え、お、の5グループに分かれました。いつもと違う友達と、今日の活動を共にすることを知らせると、誰一人嫌がらずグループ活動が始まりました。もちろんお部屋も今までとは違います。それぞれのグループは年少、年中のお部屋を利用して1日の寝食を共にすることになりました。まず最初に昼食作りです。自分の手に合わせた大きさ(少し小さめ)のかぼちゃごはんのおにぎりを2個作り、すまし汁と野菜の漬物をペロッとたいらげました。自分で作ったおにぎりはまた格別のようでした。続いて石原教習所の写真撮影では、一生に残る免許証になることを伝えると、みんないい顔で撮ってもらっていました。カレーライス作りでは、古森先生の話をよく聞いて各グループごとで切っていきました。普段のままごととは違いよく切れる包丁とあって、真剣そのもの。ここでも、友達と順番を守ったり、分け合ったりしてコミュニケーションを図ることができていました。雨が本降りになりちょっぴりキャンプファイヤーのことを気にしながら温泉に向かいました。温泉ではなぜ、みんなは温泉に来たのか話すと真剣に聞いていました。他のお客さんと一緒に入るので教師としては、まわりの方に迷惑をかけないことや、自分のことは自分ですることなど、きちんとルールを守ることなど楽しみながらも公共の場でのマナーを身に付けるというねらいを持ってきたのです。古森先生達に体を洗っていただき誰も入っていない湯舟では平泳ぎをしている子もいましたが・・・。(北島のように・・・)
雨も上がり、キャンプファイヤーに期待を寄せながら帰ると落ち着く間もなくカレールーを入れたり、米を洗ったりして夕食の準備に入りました。あ、い、う、え、おの各グループも自分のクラスの友達とではなく、他のクラスの子と自然にかかわりながら準備をしているのに驚きました。三葉っ子達は大人より人とのコミュニケーションが上手にとれる子に育っていました。
みんなで作ったカレーは「おいしい、おいしい」と言いながら何杯食べたことでしょうか!?食べた食器の片付けからテーブルを拭くところまで、全部自分たちですることができました。(明日からはお家でもお母さんの後姿を見ながらいそいそと手伝うのでは・・・)
待ちに待ったキャンプファイヤーは、もちろん自分達で椅子やベンチを運び設定のお手伝いをしました。陽もすっかり暮れおごそかな気分の中、古森先生の優しい声で今、世界中で感動を呼び起こしているオリンピックの聖火の話から、みんなのキャンプファイヤーの火の話へ・・・。そこで火の神様から各グループのトーチに火を分けて頂き中央の組み木に点火しました。最初は小さな火だったのですが、子ども達の「燃えろよ燃えろ」の合唱に火の粉が天に向かって舞い上がっていきました。そして、教師の子ども達への出し物は、恒例の「うらしまたろう」の劇でした。その劇に見入っていたT君からは、教師の役作りに対して質問がでる一幕もありました。(教師もうかつなことはできないと反省しかりです)フィナーレは、今年最後打ち上げ花火!子ども達から何度も歓声が上がりました。よかった。
そして、今、各グループで寝ることに全く動揺もなくペアで布団を敷き写真撮影をしたり、先生たちの絵本の読み聞かせを聞いたりした後みんなとても良い子で、スースーと寝息をたてています。今回は、幼稚園内でもどこかのバンガローで合宿している気分になるよう工夫を凝らしたお泊まり保育にしてみましたが、あまりにも子ども達のたくましく立派な姿に教師達は、またまた感動の連続です。明日の朝は、親子で食育のルールやマナー、そして誠心を培いたいと思います。お待ちしています。
『あグループ』 『いグループ』 『うグループ』
『えグループ』 『おグループ』
2008年8月23日 土曜日
今回のお泊り保育は自然の中で体験するキャンプを想定し準備を進めてきました。
1時間早く登園した子どもたちは大きな荷物を背中にしょって元気よく、「こんにちは」とやってきました。誰一人泣かずに集合することができ、各グループに分かれる為、くじ引きをしました。
5クラスが全解体して5つのグループに分かれ、違う友達や先生と過ごす今日のお泊り保育は内容の濃い時間を過ごすことになると思います。
(ちなみにお昼ごはんはかぼちゃご飯のおにぎりとすまし汁です。プラス野菜の漬物)
午後からカレーライス作り、温泉とそれぞれに進んでいます。初めての体験を十分に楽しめるよう教職員が一丸となってサポートしております。
みんなで作ったカレーライスを食べいよいよ待ちに待ったキャンプファイヤーです。お天気が心配ですが今のところ決行中です。
現在までの報告を簡単にいたしました。
後程、各パートについて追ってお知らせすることに致しますのでお楽しみに・・・。
コメント (Comments (2))