2015年12月4日 金曜日
強風で、園庭には落ち葉がたくさんあり園庭では落ち葉を集めて砂と混ぜて料理にしたり、集めて葉っぱの束にして遊んでいました。
青コースの年中・年長は、今日アイススケートに行きました。バスの中では、道路で見つけたイチョウの木を見て「ここ。イチョウの木が並んどるんよ。」の声から、みんなで何本あるのか数えてみることにしました。どこまでも続くイチョウ並木は最後の1本を数えると、142本でした。又、イチョウの葉っぱの色の違いについても気付いていたようで、高いところはまだ緑色。低いところは黄色になっていると気付き、幼稚園のイチョウの木はどうかな?と思い出す姿も見られました。スケート場に着くと、まず最初にスケート靴に履き替えました。いつもとは違う靴でしたが、子ども達はぺんぎんみたいにチョコチョコ歩く姿がとても可愛く見えました。リンクの上は氷なので、上手な転び方からまず練習です。お尻から転ぶことを教わり、起き上がり方の練習では、カメポーズから両手をついたまま片足ずつ立ててカエルのポーズ。そして、最後はペンギンポーズになって歩ける体制になります。
年長児は、去年2回行って今年で3回目ということで、何度も転びながらもコツをつかみ、ほとんどの子が滑ることができるようになっていました。教師の後ろについて、一生懸命バランスをとりながら滑っている子や、後ろ歩きをしている子。ゆっくり周っている子等、みんな楽しんでいました。また、滑れるようになってくると「見てー。上手に滑れるようになったんよ。」と笑顔で見せに来てくれました。最後は、全員でリンクの端から端までの競争をしました。スタートと同時に勢いよく走りだし、転んでも転んでも起き上がり全員がゴールを目指して滑っていました。帰りのバスの中では、滑りつかれて寝る子もいましたが、「また、スケートに行きたいね。次もスケートで競争しようね。」と話している姿もありました。
日曜日の13時30分からは、くま組・きりん組が代表で?島屋幼稚園フェスティバルに出演します。ちびっこサンタになった子ども達が元気いっぱい歌ったり、踊ったりします。一人ひとりが意識して、みんなが笑顔で演技が出来ていました。日曜日は舞台の上で元気いっぱいの演技を見せてくれることでしょう。楽しみです。
2015年10月27日 火曜日
今日は、ポンタ農園にさつまいも掘りに行きました。ポンタ農園に着くまでの道中、「メイちゃん今日もおるかな。」「お芋掘るの楽しみやね。」と友達と話しながら歩き、農園では子ども達のことを待っていてくれた、藤岡さんや田中さん、メイちゃんやポンタ君に元気な声で「おはようございます。」と挨拶をしました。昨日頂いたさつまいものつるで作ったリースやネックレス、冠などのことを話すと藤岡さんも「すごいなー!!そんなのできるんやね。」と子ども達の話を聞いてくださいました。畑に入ると、目の前にある太い茎に興味深々の子ども達。隣に、そのまた隣に長く伸びたつるを伸ばしてみると、何メートルあるのかと思うほど長くなっていました。茎からあちこちに伸びているつるを一本ずつ子ども達に引っ張ってもらい、土の中でお芋が大きく育つためにつるがどんどん伸びて栄養をとってくれているんだと教えてもらいました。長く伸びたつるの途中の所々に生えている根っこから水や栄養をもらうのだそうです。
ひよこさんも年少・年中・年長児もみんな固い土を一生懸命掘っていくと、ちょっぴり頭を見せたさつまいもを見て、勢づいてせっせと掘っていました。掘れたさつまいもは、小さいものや大きいのもありましたが、例年より収穫が少なく、おみやげに持って帰ることができなくてとても残念でした。しかし、子ども達はこれをさつまいもご飯や焼き芋にするんだと期待いっぱいです。何よりもさつまいも掘りを自分の手でしたことがとても楽しかったようです。一生懸命苗を植えた年長児、世話をして下さった藤岡さん、田中さんに感謝しながら、自然の厳しさもちょっぴり感じさせられた一日でした。
2015年9月29日 火曜日
昨日の夜は、満月でとてもきれいな空だったので、朝登園するバスの中では「昨日はお月様見ながらお団子食べたんよ。」「お月様がピカピカ光ってきれいやったよ。」「お月様には、うさぎもおったしカメもおったよ。」とバスの中では、満月の話しで盛り上がりました。
年長の子ども達と植えた朝顔が夏休みの間に紫色や水色、ピンク色等きれいな色で咲き誇り、そろそろ花達は種になり始めていました。先週の土曜日に預かり保育に来ていた子ども達と種を採ると、その日は全部で26個ありました。「朝顔の種が26個あったよ。」と話していると、副園長が「この種おうちで植えたらいいよ。みんなが1年生になって5月になったら植えるんだよ。みんなの卒園式に1個ずつ持って帰ったらいいね。」と声を掛けてもらいました。それを聞いたA君が、クラスの友達に伝え今日はみんなで朝から種を採りました。みんなで採った種を集めると、前に採ったのを合わせて60個になりました。「60個やったらくま組と、きりん組の分しかないよ。」とA君。「まだまだ足りんけんもっと採らんといかんね。」とB君。これからも毎日種を採ることを約束していました。
部屋に帰ると箱と紙を用意して、2人で相談しながら”あさがおのたね 29にち 60こ”と書いて箱に入れて見える所に置きました。年長児みんなの分が集まるまであと少しです。年長児分116個の種が集まるのを今からとても楽しみにしています。
2015年7月9日 木曜日
朝から、ポツポツ降っていた雨から、突然の豪雨に変わり、園庭で遊んでいた子ども達は少し驚いていたようでしたが、テントから落ちてくる大量の水をバケツに入れて”ポンポン”という音を楽しんでいました。一方、室内では各クラスで廃材遊びやお絵描き、折り紙や粘土遊びをして外の”ゴー”という雨の音を気にすることなく遊んでいました。そんな中で気が付くと、年長児がテラスで育てている朝顔に水をやっていました。それを見た副園長が「雨の日だけど、お水あげるの?だったら雨の水をあげたらいいよ。」と、その子達に話し掛けていました。それを聞いた子ども達は、雨どいのパイプから流れ出している雨水をカップで汲み、ジョロをいっぱいにして水やりを続けていました。大雨だったので、パイプからは勢いよく雨水が流れてきて、水たまりができ渦巻いていました。それに気付いたAちゃんが「何か、川になっとるね。」と言いました。それを聞いた他の子ども達が「船を作って浮かべてみよう!!」と廃材箱の中から、水に濡れても大丈夫な素材を探してきて、様々な大きさのカップを重ね合わせて一人ひとりが船を作りました。完成すると、早速水たまりにそっと浮かべました。しかし、パイプから勢いよく渦巻いて流れてくる水は、船にぶつかっていきました。「わぁー!!船が沈むー!!」と、パイプの下を船が通るたびに、「キャーキャー」と大騒ぎしながら楽しんでいました。遊んだ後は、作った船を「また使うけん、乾かしとこ。」と新聞の上に並べていました。
1時間程降った雨が突然止み、日差しが出てきた園庭には、大きくて長い川がいくつもできていました。子ども達は見つけて、またまた大騒ぎ!!雨の日も、様々な発見がありました。
昨日に続いて、今日も園児募集説明会がありました。大雨にも関わらず、たくさんの方が来園して下さいました。室内での活動が主でしたが、クラスに入り園児たちが小さい子に折り紙のプレゼントをしたり、廃材で遊んだりしていました。説明会では、話しをよく聞いて下さり、子ども達もとても落ち着いて遊んでいました。副園長手作りの【☆七夕そうめん☆】も、みなさん残さず食べて下さり、おかわりもして下さっていました。中には、最後にそうめんのつゆまで飲み干して、ピカピカになったお皿を見せてくれる幼児もいました。とても家庭的でいい雰囲気な説明会となりました。本日は雨の中、見学に来て頂きありがとうございました。また園に遊びにお越しください。お待ちしております。
今日の手作り給食は、 ☆胚芽米・鶏のから揚げ・ひじきの煮物・コーンサラダ・バナナでした。調理室からいい匂いがするので、お昼の手作り給食を楽しみにしていました。次々に「おかわり♪」と、お皿をピカピカにしておかわりをし、どの学年も鍋は空っぽになりました。
〈本日の健康状態〉風邪をひいている子が数名います。手洗い・うがい・規則正しい生活を心がけて下さい。
2015年3月9日 月曜日
年長児が登園する日も、あと8日となりました。先週からホールで卒園式の練習をしてきましたが、どうも今日の子ども達の表情や雰囲気からは緊張感が感じられませんでした。今日の練習から進行とピアノの先生達にも練習に参加してもらい、本番を意識しての練習が始まりました。副園長は、そんな子ども達に、「昨日、偉い先生からこんな話を聞いたんだよ。」と話をしてもらいました。これから大切になることは、「はじめの一歩を踏み出す主体性」「廃材から何かを作り出そうと考える創造性」「みんなのことを思いやれる優しい心」をもつ人が大切なんだと話してもらいました。その話を聞いていた子ども達の表情が次第に引き締まってきました。修了証書の受け渡しも緊張感をもってきびきびとこなし、精皆勤賞や記念品をもらう代表の子ども達も、どう動けばいいかを考えて頭を働かせて練習することができました。
「きみとぼくのラララ」では、子ども達から自然とある演出が生まれました。副園長と教師、そして子ども達は、どんな演出がいいかなと話し合って決めました。まだ、ここではお教えすることができませんが、本番を楽しみにしていて下さい。教師と子ども達が共に作り上げていく、今年ならではの卒園式ができそうな予感がします。残りわずかな日々が、子ども達にとって充実した園生活になるようにしたいと思います。
2015年2月11日 水曜日
今日は、平成26年度の生活発表会がありました。三葉幼稚園の発表会は、お遊戯会や音楽会とは違い環境による教育の中で体験してきたこと、お絵描きや制作、友達と協力することなど全てを折りこんだものになっております。又、本番では子ども達が主役です。教師は、子ども達が伸び伸びと表現できるよう、サポートするのみです。「自分の身は自分で守る」教師が届かない部分も、子ども達が何気なく補ってしまう、そのような力を1年間を通して身に付けた子ども達は、今日も舞台の上で伸び伸びと表現することができていました。
保育所ぴよぴよの子ども達は、たくさんのお客さんを前にしても年長のお姉さん達と一緒に踊ったり、リズムに合わせて体を動かすことができていました。
満3歳児のひよこ組は、大きな舞台の上でも、堂々と大きな声で元気よく歌ったり踊ったりしていました。始まる幕の裏側では、教師が豚さんのお家の屋根をはずしておくことを忘れていました。それに気づいたHくんは、幕が上がる直前に屋根をぱっと取り付けていました。又、副園長の話しをしっかりと聞いて、列に並ぶ姿に成長を感じました。
年少のオペレッタでは、CDの曲を聴いて台詞をしゃべったり、それに合わせて体を動かしたりと曲を覚えて楽しそうに表現していました。演技中、自分の位置が分からなくなっていたAくんに気付いたBちゃんが手を引いて位置に戻してくれました。共に生活する中で、友達を気にかけて思いやる気持ちが育っているなと感じる出来事でした。
年中は「楽しく元気よく」を目標にやってきました。手をしっかりと伸ばして振り付けをみんなと合わせて元気いっぱい表現することができました。オペレッタでは、友達の足が当たって泣き出したSくんをTくんが慰め、その後も気に掛けて助け合いながら、終えることができました。あと1か月で年長になるという自覚が感じられました。
年長の劇は、3年間の幼稚園生活の総まとめです。台詞のやり取りや大道具の準備などは自分で考え、全て自分達で進めていきます。今日も、劇中に大道具が壊れると舞台袖から教師にガムテープをもらって、なんとか直して舞台に戻ったり、トラブルも自分達で解決したりして力を合わせてやり遂げることができていました。今年1年、「踏み出そう、はじめの一歩」を目標にしていた年長児ですが、「はじめの一歩」を歌い、小学校に向けても力強く進んでいくことを誓いました。アンコールでは、大好きなお父さん、お母さんへ「この広い野原いっぱい」の手話をプレゼントし、会場に大きな感動を与えてくれました。
環境という教育の中で育んできた力を生活発表会の舞台の上で存分に発揮してくれ、私達教師も子ども達からたくさんの感動をもらった1日でした。生活発表会を見に来て下さった皆様、ありがとうございました。
2015年1月20日 火曜日
先週から事務所横の水槽の水替えをしようと思っていたのですが、すっかり週が変わってしまい、今日になってしまっていました。早く登園してきたくま組の子ども達の手を借りて、水槽の掃除をしました。水槽では、保護者の方から頂いた鯉と副園長が持って来てくれた5年程生きているどじょうを飼育しているのですが、子ども達はすばやく逃げる魚達を捕まえるのに苦戦していました。子ども達はどうすれば上手く捕まえることができるか意見を出し合いながら、魚との知恵比べが続きました。無事に魚を水槽からバケツに移すと、水槽を洗い始めました。水が掛かると「冷たーい!」と大はしゃぎしていました。しかし、しばらくするとAくんが、「先生、水が温かくなった。」と気付きました。そして、他の子ども達も水に手を入れて、「本当や!温かくなっとる!」と喜んでいました。なぜ、水が途中から温かくなったのか?それは、幼稚園には水道水と井戸水の蛇口があって、子ども達は井戸水を使って水槽を洗っていたのでした。寒い季節が子ども達に、水によって水温が違うことを気付かせてくれたようです。
昨日の私達年長担任の反省なのですが、3学期が始まってからすぐ、副園長から「卒園DVDの収録に必要な物は、忘れずに持ってくること」と声を掛けてもらっていたのですが、昨日になっても持ってくるのを忘れている子がいて、全員が揃えることができていませんでした。副園長から「小学校に就学するまでに、子ども達には自分で準備するという意識を持たせることが大切だ」と指導を受けた私達は、本当にその通りであり、自分たちの意識の低さを反省しました。今日の練習でも、忘れていた子がいたのですが、小学校では宿題や次の日の準備など、自分でしなければならないことがたくさんあることを副園長に話してもらい、子ども達の就学に対しての意識が高まったように感じられました。また、三葉幼稚園の制服は、どの子も似合う色や柄で1番素敵な服だという話もしてもらいました。幼稚園の制服を着て登園できるのも、あと2ヶ月です。「汚れても、毎日着ておいで。」と優しく副園長に声を掛けてもらって、残りわずかな幼稚園の行事に意識をもって参加できるよう励まされて、年長児は大きくうなずいていました。
ぱんだ組は、初めて施設訪問でケアフル竹原に行きました。子ども達は、「ドキドキする。」と言って少し緊張気味でしたが、「おじいちゃん、おばあちゃんが一緒に歌ったり踊ったりしてくれて嬉しかったよ。」と満足そうでした。
コメント (「たくさん滑ったよ♪」 くま組 井上沙紀 はコメントを受け付けていません)