幼稚園の日記(ブログ)

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2016年9月14日 水曜日

今朝の天気予報で80%の降水確率が出ていたにもかかわらず、私達教師は、雨が止むことに少しの望みを持っていました。しかし、その希望に反して8時頃からものすごい勢いで雨が降り出し、思わず「運動会の練習ができない」と心で声をあげてしまいました。

その時です。ひまわり組のテラス前でW君がどしゃぶりの雨を見て「泥のプールみたい」とつぶやいた後、「トンボは、どこに行ったん?」と言いました。そして、園長に少し恥ずかしそうに質問をし楽しいやりとりが始まりました。

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W君・・・「トンボは、どこに行ったん?」

園長・・・「W君は、雨が降ったらどこに行くの?」

W君・・・「家の中」

園長・・・「トンボさんも雨が降ったらみんなみたいなこんなおうちではないけどトンボのおうちに行くんだよ」

W君・・・「小さいおうち?」

園長・・・「みんなは、雨が降ったら、あっ雨だと慌てておうちに入るけどトンボさんは、そろそろ雨が降るに違いないと思って雨が降る前におうちに帰るんだよ」

W君・・・「ふーん」

この季節になると子ども達が運動会の練習を始めるとトンボが子ども達の頭の上に降りてきて飛びかっているのです。それに気付いた子ども達はいつの間にかトンボに親しみをもっているんだと実感しました。このやりとりを「かわいいな」「純粋だな」と思い私は、普段から虫が大好きなW君の姿を追いました。すると、ひまわり組ではさっきのW君と園長のやりとりを聞いたわけでもないのにYちゃんとMちゃんがヤクルトの容器にペットボトルのキャップを付けてトンボのおうちを探す為の望遠鏡を作っていました。

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完成すると望遠鏡でYちゃん、Mちゃん、W君はテラス前に座ってどしゃぶりの園庭を見ながらトンボのおうちを探していました。「見つからんね」のMちゃんの言葉をきっかけに次に登園してきたNちゃんが「みんなでトンボを作ろう」と言い、いつの間にか廃材箱をみんなで囲み材料を探し、トンボ作りが始まりました。Hちゃんの口からは♪トンボのメガネは水色メガネ♪と歌がこぼれいつの間にか大合唱になっていました。そして、大きさも形も違う楽しいトンボが次々と完成し子ども達も手に持ってとても嬉しそうでした。

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昼食後にみんなで「あかトンボ」のDVDを視聴しました。表面では見られないトンボの生態を興味を持って見ていた子ども達はますます、トンボに親しみを持ったことと思います。頭の中のタンスに溜め込んだ知識は他の遊びの引き出しからいつ出して来て利用するのか楽しみです。

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本日の給食のメニューは、にんじんちりめんごはん、厚揚げステーキ、肉じゃが、酢の物、りんごです。

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☆健康情報・・・・嘔吐下痢で欠席している子が5名います。季節の移り変わり目、健康に注意して下さい。手洗い、うがいをしっかりしましょう。、

 

 

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コメント (「雨が降る中・・・トンボは何処に?」 ひまわり組 山田美和 はコメントを受け付けていません)

2016年6月7日 火曜日

今日は、園田学園女子大学の堀田先生が“保育でタブレットを活用する遊びのプランの実践”ということで指導に来て下さいました。今回はくま組の子ども達が中心になり活動しました。タブレットは幼稚園にも各クラス1台あり、今までに遊びの中で、ひっくりかえったダンゴ虫を見つけた子ども達が、元に戻るまでの様子を撮っていました。最初は映っていたダンゴ虫がいつの間にか消えて、子ども達の足やケンカの声が入っていたことがありました。“今日は大丈夫かなー”と不安に思っていましたが、2?3人のグループに1台のタブレットを順番に仲良く使いながら活動することができていました。今日のテーマは、園内にいる先生でも、お友達でもその他の誰でもいいので「好きなもの」についてインタビューする内容でした。30分間園内を歩いていろいろない人に、中にはひよこ組の二歳児にまでインタビューしてきます。10時45分にはには部屋に戻ってくる約束をして、いざスタートしようとした時、古森園長が「突然インタビューするとびっくりしてしまうかもしれないから、“おはようございます。今からインタビューをします”って言ってからがいいかもね」と、教えてくれました。

少し練習してからそれぞれが自由に散っていきました。最初は仲間同士で撮りあっているグループもありましたが、すぐに使い方を覚えて、古森園長や友達、事務員さん調理師さん、ひよこ組さん、こあら保育で来ているお母さん達、色々な人達に質問していました。普段恥ずかしくてなかなか自分が出せない子が、一生懸命インタビューする姿や3人グループでも自分達でうまく貸し借りをしながら撮る姿がみられました。また、インタビューをしながら、逆にインタビューをされたり、とても楽しいムービーが撮れていました。自分達で時計を見て、約束の時間にはしっかり帰ることが出来ていて感心しました。

お部屋に帰ってから、それぞれが撮ったものを発表しました。普段消極的な子も自分で撮影したり、インタビューしたりした動画をしっかり紹介することができていました。R君は、「俺の声、ガラガラやぁー」などと撮ったものを見ながら笑い合っていました。撮影したものをすぐに見れて、どの子もとても楽しんでいました。いつの間にか、使い方を覚えて、人差し指でスライドさせながら撮った物を選ぶ慣れた手つきに驚かされました。

帰りの前に、施設訪問でする“ちゃつみ”をしている所を動画で撮り、「間違いさがし」と言って子ども達と見ました。すると、YちゃんとH君「はすぐに気が付き、「手が違う。手がバツになってない」と気付きました。間違えていたH君とT君も映像で見ることで、どこが違っていたのか気付くことができました。

これからも、いろいろな活動の中で、タブレットを使っていきたいと思います。

健康情報…感染症は出ておりません。

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2016年5月12日 木曜日

早コースで来た(らいおん・ぞう組)子ども達は、「青コースに(くま・きりん組)にリトミックで負けないぞ!」と、朝からやる気満々でした。園長も出てきて子ども達に声をかけてくれました。指さしで友達との間隔をしっかりあけること、指先までしっかり伸ばすことなどををもう一度声をかけてもらってから、「今日は先生と競争だよ」と声をかけてもらい、教師も入ることになりました。競争という言葉を聞いて、子ども達の気分も盛り上がり、教師も負けじと指先までしっかり伸ばして足を上げて本気で参加しました。「今日は先生たちの勝ち!」98点のとっても上手な友達もいるけど30点の友達もいる。一人でも30点の友達がいれば、それは、50点になるんだよ。一人一人が一生懸命して100点を目指さなくてはならない」と話してもらいました。赤コースがしているのを見たくま組の子ども達は「大変だ!」と、思ったようで、どんどん集まってきて赤コースの後ろで一生懸命練習している姿がありました。その後、年長は生石農園の草抜きに行くため、バスに乗りました。いざ出発という時に、年中さんが見送りに来てくれた……と思いきや「1・2・1・2」と行進をしているではありませんか、しっかり足を上げ、手を振り、とっても上手です。最初は「上手やね」と言っていた子ども達でしたが、「次はちょうちょ?!あれ?リトミックやー」と、年長がミニ運動会でするリトミックだと気付いたようでした。そして、くま組のNちゃんは、今にも泣きだしそうになり「だめー」H君も「運動会でするんは年長やけん」と顔色が変わってきた子ども達でした。園長と一緒に次々リトミックの表現をしていく年中児を見て「だめー」と言いながらも負けじと年長児もバスの中からちょうちょや船、兵隊の指さしまで一生懸命していました。バスの中でも「やばいねぇー」、「早く帰って練習せんといかん」など子ども達も危機感を感じていました。


一方、園に残った年中年少児は、園長の「リトミックしよう」の言葉にパーっと並び始めたのです。教師が驚いたのは、イチョウの木の下から年長児は出発しているのですが、気付くと年中児もイチョウの木の下に2列で並んでいました。本当に、遊びながらもよく見ているんだと思いました。その後気付くと年少さんも入って来て最後は年中年少みんなのリトミックになりました。


生石農園は、運転手さん達が、草を抜いてはくれていましたが、ジャガイモの間に生えている小さな草を子ども達で抜くことにしました。出発前に園長からよくよく頼まれていた子ども達は、どの子も一生懸命で、玉ねぎの間の草を引き、咲いていたじゃがいものきれいな花は摘んで帰ってお部屋に飾りました。最後は、みんなが楽しみにしていたビワを収穫しました。まず1人1個づつおいしそうなビワを採って、その場で食べました。皮を剥いて1口食べると、「おいしーい」「あまーい」と言って大喜びので食べた子ども達は、園に残っている皆の分も収穫しました。


園に戻ってから、改めて年中さん達がリトミックをしたことを聞いた子ども達は「明日絶対する。がんばる」と言って帰っていきました。
今日は、今年初めてのミキスタディー交流があり、ひつじ組さんとゲームをしたり、手作り給食を食べたり、楽しく過ごしました。

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コメント (「たいへん!リトミックをするのはどっち?」  くま組水木良美 はコメントを受け付けていません)

2016年4月13日 水曜日

昨日入園式を終えたばかりの年少組さんもバスに乗り、幼稚園児として初めての登園でした。園に着くと同じバスの年長さん年中さんが、年少さんの手を引いてお部屋に優しく連れて行ってくれました。


園庭では、新入園児も不安な様子も見せず、進級児の中に溶け込んで、皆が一緒になって遊んでいました。砂場では、年少さん、年中さん、年長さんが一緒になって大きなお風呂を作っていました。また、砂場のふちにたくさんのケーキを作っていた年中さんのR君は、最初は作ってはすぐに壊していましたが、10個作ると、どんどん楽しくなって次々と作っていました。その時です、年少さんのA君が1つ壊してしまいました。そこにいた教師が「あらー。小さなお友達がこわしちゃったね。でもR君はすぐ作れるから大丈夫だよね。」と声をかけると優しくうなづき黙々と作っていました。

一方、色水コーナーでは年少さんが年長さんに作り方を教えてもらいながら、ジュースを作ったり、包丁ままごとでは、就園前保育で遊んだ経験からとっても上手に包丁を使ってお料理を作ったりしていました。


幼稚園の駐車場のニラ畑の真ん中に竹の子が頭を出していることに気付いた園長が数日前に竹の子のてっぺんにリボンをつけました。それを知った年長組4クラスで駐車場に見に行き、園長に竹の子の話をしてもらいました。「竹の子のお母さんは後ろの背の高い竹がお母さんで、“たけ”の子どもだから竹の子って言うんだよー」と教えてもらうと、子ども達は自分の名字を言いながら〇〇〇の子と盛り上がっていました。また「竹の子って、どうやって出来るんかなー?」と問いかけると、くま組のHちゃんは「根っこが伸びて、そこからなる」と答えました。竹の子はかたい、たくさんの服を着ていて、大きくなるたびに1枚また1枚と脱いでいくことも教えてもらいました。

そして、竹やぶの中の大きくなった何本もの竹の中に根元に皮がついているものを見つけると様子が、人がパンツを脱ぎかけているのに、似ているねと教師も子ども達も皆で大笑いしました。最後は、古くなったきりん組さんの帽子を竹の子にかぶせて、認定こども園三葉幼稚園の園児に仲間入りです。これからどんどん大きくなって、きりん組の帽子が高くなっていくのがとっても楽しみです。

まわりを見まわたすと、色々な所から頭を出している竹の子ですが、なんと先日舗装した駐車場を割って竹の子が頭を出しているではありませんか。それを見つけた園長が「ここから頭を出すのはやめてー」と、思わず悲鳴をあげ、子ども達も「ほんとだー」とその力の強さに驚いていました。

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コメント (「どこまでのびるかな?」    くま組水木 良美 はコメントを受け付けていません)

2016年3月12日 土曜日

今日は年長組のクラス別お別れ会でした。保護者の方々にも参加して頂き、卒園式の練習、各クラスのゲーム、会食を楽しみました。

今回は、真近で立派になった子ども達の姿を見て保護者の皆さんの心にしっかり残して頂きたいという思いから、卒園式の形式を替えてみました。式中、保護者の皆さんにも一緒に歌ったり、手話をして頂いてより式の雰囲気を高めていきたいと、今日は歌の練習もしました。子供たちが家でも話題にし、一緒に練習をしてくださっていたので、【キミとぼくのららら】や【キラリキラリ】は、とても上手に歌って下さり、中には、子ども達の歌声を聞いて、感動してくださる方もいました。卒園式当日は、式に集中し真剣な表情で参加する子ども達の立派な姿を見たいなと思います。


役員さんの考えてくださったゲームは、保護者の膝を借りての椅子取りゲーム。自分のお母さんではなくて、ほかのお母さん、お父さんの膝に座る時は、少し照れて座る子や、勢いよく座る子、とても嬉しそうに座り、ほかのお母さん達との触れ合いを楽しんでいる子など、様々な姿が見られました。ジェスチヤーゲームでは、役員さんの考えたお題を見て、子ども達が全身を使って表現する姿に、保護者の方も元気よく答えていただきとても盛り上がりました。伝言ゲームでは、先生に向けてのメッセージを伝言で回していくということで、保護者から子どもへ、子どもから保護者へ。と伝わっていき最後の人が先生にメッセージを伝えていました。じゃんけんゲームでは、先生と子ども達一人一人がじゃんけんをし、子どもが勝ったら自分がして欲しいこと【抱っこしてもらう】【頭をなでてもらう】【握手をしてもらう】を選んで、先生にしてもらいました。どのクラスも役員さん達が考えてくださったゲームをみんなで楽しみ、クラス全員で盛り上がり、とても楽しい時間を過ごすことができました。


会食では、みんなが楽しみにしていた、カレーライス・サラダ・ドーナツの献立を始め、みんな笑顔で頂きました。年少・年中の教師達に配膳してもらって子ども達も保護者の皆さんもとてもよい雰囲気の中食事をすることができました。中には、「手作り給食は今日が最後やね。」「やっぱりカレーが一番おいしいね」とカレーを食べながら保護者同士の会話が聞かれました。皆様のご協力のおかげで今日は、どのクラスも暖かい雰囲気に包まれたなかでお別れ会をすることができました。年長児は幼稚園での生活もあと3日となりますが、残りの園生活を笑顔で楽しく過ごしたいと思います。

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コメント (「年長クラス別お別れ会♪」 くま組 井上沙紀 はコメントを受け付けていません)

2016年2月17日 水曜日

発表会まで、あと2日となりました。年長児達は、登園してくると自分達が劇で使う道具を確認し壊れている小道具をセロハンテープで頑丈に貼り直したり、大道具を修理したりして劇の練習に備えています。毎日劇で使う道具は、自分たちでホールに運び舞台のセッティングも自分達でしているので、使っているうちに壊れてしまい毎日、自主的に直すようになりました。

今日は、青コースの子ども達が衣装を着て発表会の練習をしました。やはり、衣装を着ると子ども達の気持ちも高まり表情も違い、踊りやオペレッタ、劇とみんなとても張り切っていました。また、踊りではお客さんがいるということもあり、指の先までしっかり伸ばし、その先を見てどの子も張り切って踊っていました。今日は、ほぼ仕上がりどの子も一生懸命演技をして、お客さんからもたくさんの拍手をもらうことができました。明後日に向かってまた一つ、子ども達の自信になったことと思いました。年長児は、合奏・歌・アンコールの後、最後まで見てくれていた年少、年中児から「かっこよかったよ。」「上手やったよ♪」と言ってもらい、みんなとても嬉しそうでした。部屋に戻ってからも、年中児が「歌が上手だったから涙が出たよ。」と言いに来てくれました。このような子ども達のやる気と、相手を励ましたり認めたりできる気持ちを大切にし、明後日の本番への期待と、当日のやり遂げた喜びと満足感につないでいきたいと思います。

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コメント (「発表会の準備 みんなで頑張るぞー!」  くま組 井上沙紀 はコメントを受け付けていません)

2016年1月23日 土曜日

今日のフリースクールは、「カルタを作って遊ぼう!」をテーマに参加して下さった皆さんと楽しく過ごしました。カルタには様々な種類があり、今日はなぞなぞカルタ・食育カルタ・伊予弁カルタを紹介しました。伊予弁カルタでは、“さぶいぼ” “じゅるたんぼ” “つばえる”ってどういう意味だろう?と保護者に質問すると、説明してくださり皆で「なるほど?!!」と頷いていました。そして、各県や地域にはその土地土地の特色あるカルタが作られており、四国の中でも愛媛県には伊予弁カルタのほかにも道後温泉カルタ。香川県にはうどんカルタ。高知県には土佐弁カルタ。徳島県には阿波弁カルタがあることも分かり、子ども達も教員もたくさんの種類のカルタに興味を持ちました。
カルタ取りでは、保護者の皆さんに読み札を読んでもらい、子ども達はカードを見つけて元気よく「はい!!」と言って取りに行っていました。年長・年中・年少・教員の順番にカルタ遊びをしましたが、最後まで盛り上がりとても楽しそうでした。カルタ取りの後は、みんなで三葉幼稚園のカルタ作りです。自分で好きな文字を決めて、そこから絵を描きました・年少児のAちゃんは、自分の書ける字が“つ”だったので“つ”から始まるつりかんの絵を描いたり、クレヨンで塗るのが好きなプレ年少児のB君は、お兄ちゃんに “おえかきたのしいよ” と読み札を書いてもらってカルタを作りました。その他にも「きのぼりできたよ たのしいな」と木登りをしているところや、「こだいこをねんちょうになったら ぜったいする!」「つりかんがだいすきすぎて ようちえんからかえらない」「きらきらきれいな おつきさま」と以前のフリースクールでしたお月見をカルタにしている子もいました。出来た三葉幼稚園のカルタは、どれも楽しくとても素敵なカルタでいっぱいになりました。


手作りカルタにニスを塗って乾くまでの間、子どもだけでなく保護者の方も一緒にお正月遊びを楽しんでいただきました。夫婦でけん玉の対決をしたり、子どもと羽根つきをしたりして和気あいあいの雰囲気をとても心地よく思いました。
フリースクールも2月で最後になりますが、また子どもたちと保護者の方と一緒に楽しい時間を過ごしたいと思っています。

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