2019年9月27日 金曜日
今朝園庭の環境を準備しながら、トラックに落ちている大きな石を拾おうとすると、HちゃんWちゃんKちゃんがやって来て「こんな大きな石が落ちてたら踏んだら痛いよね」と拾いはじめました。そして「全部見回ろっか」ととぐるっと一周回りながら大きい石を拾い、「よし、リレーしよう!」と走りはじめました。それを見た年中さんも加わって負けじと走っていました。
今日は、、、古森先生に声をかけてもらっていたこともあり、朝早くから年中さん、年少さんにお願いして鼓笛隊をするために園庭を使わせてもらうことになりました。朝早く来ていたポンポンや旗の子と振りの練習をしていると、その様子を見ていた他のパートの子どもたち、バスから降りて来た子どもたちが急いで準備をしてやって来ました。気付くと全パートみんなが揃っていました。そこで、初めて全パートで練習をすることにしました。練習をしていると古森先生も年長児のことを気にして外に出て来てくれました。
「鼓笛隊は“隊”だからみんなで心と音を合わせてやろうね!」とはじめに声をかけてもらいました。今日初めて太鼓、ポンポン、旗で合わせたのですが新しく変わったところも一回で理解して動くことができていました!!教師が一生懸命?考えた移動や隊形も、、らなんだかどこかが抜けているのです。そんなところをチョロっと古森先生のアドバイスが入ることで“みんなで一つの隊”に見えるようになったのです。どのパートの子どもたちも古森先生の演出を理解し、次の動きを考え動こうとしている姿に、担任全員がみつばっこたち本当にすごいな。。と感動しました。今年はみんなで創る運動会。残り10日ほどしか練習できる日数はありませんが、楽しく心と音を合わせて頑張ります。
そして、年長児が今楽しくなっている人間ブロックもお昼からやりました。前回のクラスのポーズの宿題は「時計」だったので、4クラスそれぞれで時計を作って古森先生に発表し、点数をつけてもらいました。ぞう組の時計は、「鳩時計」です。Hくん鳩がパッポーと鳴いている丸い時計でした。
らいおん組の時計は「大人の時計」です。らいおん組は時計の数字を作りたかったけど、時間内に数字を作ることができなかったので大人の時計のように数字のない時計にしようと考えて12人が真ん中に足を向けて12の時間の刻みをつくりました。
きりん組の時計は、「腕時計」です。身体を使って数字の形を表現しました。この大きな腕時計誰が使うのでしょう!
くま組の時計は「カラクリ時計」です。以前古森先生にアドバイスをもらっていて、動く時計ということで道後のカラクリ時計を作りました。どうしたらカラクリ時計みたいに見えるかな?ということでクラスで考え人形役、時計役、人形が出てくる扉役に分かれることにしました。S君が主となって「俺が扉になるけんね!」と人形役の友達を一人ずつ時計の中にガシャんと言いながら動いていました。人形役の子どもたちの動きもみんな同じでなく、それぞれが動きを考えて進む様子を見て、教師も中に入ってやりたいな♪と思うような楽しいカラクリ時計になりました。
今日の人間ブロックの総得点は50点でした。行進するときの手や足をしっかり振ること、グループ作りもパッと2人3人組に分かれること、カウントを自分たちで数えることなどたくさんアドバイスをもらったので、次からの練習で身につけさせたいと思います。
〈健康情報〉
インフルエンザ1名、はやり目2名、プール熱1名です。
月曜日からもみんなで心を一つにして運動会を作っていきたいです。
2019年9月2日 月曜日
8月の夏季保育も終え、いよいよ今日から2学期のスタートです。今日は太陽もニコニコで顔を出し、戸外では子どもたちの楽しそうな声が響いていました。砂場やままごと、水遊び、、今日はトラック線も引いてあったのでかけっこをしたり、年長児がリレーをしたりする姿が見られました。
そして9月2日の今日からたんぽぽ組さんにたくさんのお友達が入ってきました。不安そうに登園してきた子もいましたがいつの間にか戸外で元気に楽しそうに遊んでいました♪三葉幼稚園には楽しいことがたくさんあります!!これからお兄さん、お姉さんたちと一緒に楽しいことたくさん見つけていっぱいいっぱい遊んで欲しいと思います♪
そして今日は、始園式でした。今日から9月・10月・11月・12月までが2学期です。
「年長さんは年長さんらしく元気いっぱい!」、「年中さんは年長さんと年少さんの間で元気いっぱい!」、「年少さんも元気いっぱい」、「たんぽぽさんはお兄ちゃんお姉ちゃんになる練習しようね!」と、それぞれの学年に声をかけてもらい、みんな大きな声で「はい!」と返事をしていました。三葉幼稚園の2学期の目標は「優しく、楽しく、元気いっぱい」です。誰にでも優しく困っている子がいたら助けてあげ、先生のお話をよーく聞いて活動する2学期にしたいと思います。中には「運動会の練習しようよ」,「人間ブロックのズボン持ってきたよ」,「アンカー走りたいな」ともう気持ちの入っている子どもたちもいました。でも2学期は運動会だけではありません。みんなの楽しみにしている遠足、乗馬、ハガキ投函、サニーマートへのお買い物、アイススケートなど盛りだくさんです♪今日古森先生と約束したように「いっぱい楽しいことがあるから泣かないでね(^ ^)」明日もみんなの可愛い笑顔、元気な姿に会えるのを楽しみに待っています♪
2019年6月24日 月曜日
今日は年長児が高木農園に田植えに行きました。子ども達は先週の木曜日に園内で田植えの仕方を古森先生に教えてもらっていたので、くま組のY君は「もみが一番元気なんよね!もみから芽が出て苗になるんよね!」と話していました。古森先生に「苗のどこを持つんやったかな?」と聞かれると多くの子が「根っこ!」と言って、持つ手もアヒルの口にしていました。そして今日は4つの苗を一人でどうやって持つのかを教えてもらいました。お父さん指とお母さん指の間に1つ、お母さん指とお兄さん指の間に1つ、お兄さん指とお姉さん指の間に1つ、お姉さん指と赤ちゃん指の間に1つ、指の間に4苗挟んで持つことを教わりました。最後に苗がくっつかないよう、赤い印のところに植えることも話してもらい、さあ出発です!!
田んぼの横にずっと繋がっている水路を歩いていくと遠藤さんがみんなのことをまだかまだかと待ってくださいました。まず始めに苗植え機に乗せてもらって田植えをしました。初めて乗る機械にちょっぴり緊張しながらもハンドルを遠藤さんと一緒に握り嬉しそうでした。周りの子も、機械が進むと、苗が綺麗に並びながら植えられるので「すごーい!早いね!」と興味津々に見ていました。
さあ、今度はみんなが自分の足で田んぼに入って手植えする番です。初めての泥の田んぼに足を取られながらも一歩ずつ慎重に歩きながら植えていきました。古森先生に教えてもらった苗の持ち方を上手にすることができていました。アヒルの口で苗を持って“ズブズブズブー”と苗を植えスーッと手を離すことができていました。お米ができたら「炒飯にしたい!卵かけご飯がいい!カツ丼がいい!」と、子ども達は稲が大きく育つのを楽しみにしています。園内で植えた苗もみんなで大切に育てたいと思います♪
今日から3日間自由参観日となっています。子ども達が普段どんなことをして遊んでいるのか、お父さんお母さん達も見て参加してたくさん体験してみて頂きたいと思います。ホールには子ども達の作った作品と絵のどちらか一点が展示されています。発散豊かな子ども達の作品を是非ご覧ください。
2019年5月23日 木曜日
今日もとっても暑い1日でしたが、登園してきたK君は「今日はシャボン玉する!」と急ぎ足でカバンを片付けに行っていました。昨日から出しているシャボン玉を楽しみに登園してきたようでした。そして今日は、、、牛乳アレルギーの子もシャボン玉が出来るように植物石鹸を使ってアレルギーの子のコーナーを特設しました。牛乳アレルギーのB君にシャボン玉できるよ!と伝えると、「え!やった!シャボン玉する!」と嬉しそうに走っていきました。「シャボン玉するの楽しみにしとったんよね!」と石鹸を擦りシャボン液を作りました。シャボン液が出来ると、待ってましたと言わんばかりに、クラスの友達がしている中に入り楽しそうにシャボン玉を飛ばし始めました。今日改めて、みんなが楽しめる環境づくりの大切さを感じました。
色水コーナーでは、古森先生が持ってきてくれたスポイドのような廃材を使って水を入れていました。一度説明するとすぐに使い方を理解して、くま組のSちゃんは使い方の知らない子にも「こうやって水の中に入れてブクブク〜ってしたら、、ほら!水入っとるやろ!」と教えてあげていました。色を変えるには水を足したり、いろんな花を混ぜたりして素敵な色を作ることを楽しんでいました。毎日している子は本当に上手にすることができ、もう小さな先生です♪
今日年長児は生石農園にビワと、年中の時に植えた玉ねぎを採りにいきました。ビワを採る前に古森先生と一緒にビワの歌を歌いました。
♪ ビワはやさしい木の実だから
抱っこしあって うれている
うすい虹ある ろばさんの
お耳みたいな 葉のかげに ♪
この歌にあるようにビワの木を見てみると、ビワの実は葉っぱに守られて抱っこされているように付いていました。またビワの葉の形はロバの耳のような形をしています。子どもたちも「ほんとだ!耳につけたらロバだね」と耳につけている子もいました。何個あるかな?100個?10000個?、誰にお土産あげたい?と聞かれると「おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん」あとは??「あ!幼稚園で待っている年中さんと年少さん達にも採って帰らないと!」、「たくさん採れたらお土産できるからたーくさん採って帰ろうね!」と話してもらいました。バスから降りたときから見えていたまん丸の大きなビワを早く採りたくて、早く食べたかった子ども達は古森先生に「ひとり3つまでは食べてもいいよ!1つ食べてもう1つ食べたい人は2つ目OK!もう1つ食べたい人は3つ目までOK!と言ってもらい、手を洗うと「どのビワが一番美味しいかな?」と探しながらこれだ!というビワを採って食べていました。「甘〜い!とっても美味しいね!」とみんなが約束の3つを食べていました。帰りのバスの中でくま組のS君は、「ああ、美味しかったな、ここでビワを食べながら暮らしたいな〜!」と美味しかったビワを思い出して余韻に浸っていました。この一言になんて素直で可愛いのだろうと思いました♪今しかできない体験を時期を逃さないよう教師が動いていきたいと思いました。今日年長児が収穫したビワは、たんぽぽさんにも、年少さんにも年中さんにもおすそ分けし、お土産に5個ずつ持って帰っています。大きさが小さいビワも生石農園のビワは美味しいです。子どもたちがお父さん、お母さん、兄弟みんな分けてあげたいと採ったビワです。ご家庭で美味しく食べてください!!
2019年5月16日 木曜日
親子運動会まであと2日、今日も子ども達の元気いっぱいの声が園庭に響いていました。今日は赤コース・青コースに分かれて総練習を行いました。ダンスや競技をしっかりと覚えた子ども達は掛け声に合わせて応援したり、自分たちの出番ではなくても周りで踊ったりして楽しんでいました。
お昼ご飯を食べ終え、らいおん組でCDがかかると「ハイタッチ踊りたい!」という子ども達の声から、ひつじ組の子どもも誘って先生になってもらって一緒に踊りました。あまりにも楽しそうな声に歯みがきをしていたちゅうりっぷ組のS君が廊下で踊っていました。「S君も踊れるよ!」と今度は「にこにこひまわりさん」を踊りました。その様子を担任の先生に伝えると、他のちゅうりっぷ組の子ども達を連れて来て、一緒に踊ることができました。
年少さんは年中さん・年長さんとペアになって動きを真似しながら活動していました。「A君も一緒に踊ろう!」と年少さんを誘う年長さんの姿はとてもかっこよかったです。普段一緒に踊らない異年齢児と踊ることで新鮮さを感じました。子ども達もかっこよく踊っている姿を見てもらうことで更に楽しいと感じているのではないかと思いました。
帰りのバスでちゅうりっぷ組のYちゃんはダンスの歌を口ずさみながら「今日、お姉さんと踊ったの楽しかった!」「優しかった!」と会話していました。年少さんにとってかっこいい理想のお兄さんお姉さんと一緒に活動することで、刺激となり励みとなります。又、年中さん・年長さんにとっては小さい組さんがにこにこ笑顔で楽しそうにしている姿をみて、教えてあげる、かっこよく見てもらいたい、喜び、満足感、更に優越感が自分たちの自信と学びになっていくのだと思いました。
異年齢の子供とのかかわりはどちらにとってもいい経験につながっていると感じました。明日は運動会前日で最後の練習日、子ども達と一緒に今までの練習を思い出しながらしっかりと取り組んでいきたいと思います。
2019年4月23日 火曜日
朝歩きで登園してきたくま組のS君は「先生たけのこに身長抜かされてしまったんよ!」と毎日観察していたたけのこがまたグーンと伸びていることに気が付いて報告してきました。又、たんぽぽ組のk君は朝早くから色水コーナーに来て紫色の花を選ぶと小さなすり鉢に入れ、スプーンで水をこぼさないようにそっといれてゴリゴリと力強くすり潰しました。そして綺麗な紫色の色水ができると「袋!」と言って自分で袋を取りに行ったのです。袋のある場所も取り方も知っていてもうすっかり三葉っこ!お兄さんお姉さんの姿を見て学んでいる満3歳児に驚きの1日でした。
戸外の遊びは毎日古森先生が面白くなるように工夫をしてくれています。今日はテントの中の玉入れだけでなく、虫網のバスケットゴールも作ってくれました。子どもたちはよーく狙って集中してゴールすることを楽しんでいました。
一方テントの横では、テコの原理を利用した遊びが始まりました。踏む力によってボールの飛び方が違うので「あれもう少し強くかな?」「わあ!強すぎた!」と自分で力を考えながら遊んでいました。子どもたちの楽しい!やってみたい!という環境づくりは教師自身が楽しい!やってみたいと思える環境でもあります。教師が常に子どもの動きや興味を探りながらさせたい経験と繋がる環境を工夫する大切さを改めて感じました。
くま組は今日初めての習字をしました。まず道具の使い方や道具の名前を教わりましたが、よく聞いて準備することができていました。準備が出来たらいよいよ墨を入れて横線や縦線、渦巻きを書きました。「あ、破れちゃった、、」とk君。菅野先生に「力を入れすぎたら半紙が破れてしまうので優しい気持ちで優しく書こうね」と教えてもらいました。これから卒園までに50音全ての文字を教わります。HちゃんとAちゃんは終えると「ひらがな書くの楽しみだね!早くまた習字したいね!」と次回を楽しみにしていました。今週から習字とピーター先生の英語がはじまりました。これから一年間楽しく学んでいきたいです。
今日は年長児、初めてリトミックを外でしました。古森先生にリトミックって何だろうと話をしてもらい、2分ちゃん、4分ちゃん、8分ちゃんなどを教えてもらいました。昨年までにはなかった新しい歩き方やステップも教えてもらいました。今日初めて教わったのにマイクをよく聞いて動くことができ驚かされました。これからが楽しみです。このリトミックは普段の生活の中でもできるので部屋で歌を歌いながら4分ちゃんや2分ちゃんも入れて楽しく覚えていきたいです。
2019年2月27日 水曜日
年長児が1月から育てている水栽培のヒヤシンスが咲き始めお部屋がパッと明るくなってきました。そんななかRちゃんのヒヤシンスはなかなか咲かなくて毎日まだかとまっていました。そして今朝もいつものように真っ先にヒヤシンスを見に行くと「先生!咲いている!紫色の花だったよ!」と大喜びで呼びにきました。水栽培のヒヤシンスは透明のポットで育てているので長く伸びた根っこも観察することができるので「伸びてる!伸びてる!伸びてる!」と毎日観察しながら先に根っこがなが〜くなったら葉っぱが出て花が咲く過程を見てきたことになります。
年長児は卒園式の練習も始めています。昨日古森先生に教えてもらった証書のもらい方や歩き方はクラスで復習してお父さんお母さんにかっこいい姿が見てもらえるよう子どもたちなりに張り切って練習していました。すると、今日は昨日よりも集中して参加することができほとんどの子が約束通り制服で登園することができていました。言葉や歌はまだまだ覚えきれていないところもありますが残りの日を大切に1日に1歩ずつ立派な年長さんにそして立派な1年生に成長していけるよう援助して行きたいと思います。子どもたちのかっこいい姿楽しみにしていてください。
くま組は昨日の習字でひらがなを全部教わりました。最後はちょっぴり難しい「の、お、ま、ね」のでした。その後みんなが一年間描き溜めた絵をつづる「おもいで」の表紙に「くまぐみのおもいで」と書くことを提案すると「ま、の、おって昨日教えてもらった字やね」と覚えたての文字を丁寧に書くことができました。いつも菅野先生から指導されていた筆を立ててそっと優しく持ち上げての言葉を思い出しながら書くことができていました。表紙に絵を描くときには楽しかったことがありすぎて何の絵にしようかと迷っていました。「リレー頑張ったことにしようかな」「私は雪遊びにしようかな」とそれぞれが1番楽しかったことを思い出しながら描いていました。
四月に進級しての一年間はあっという間であと14日幼稚園にきたら卒園します。英語や手話、習字もあと一回で終わりです。保護者の方々やいろいろなところでアドバイスして助けてもらった先生たちなど周りの人への感謝の気持ちを忘れず大好きな子どもたちと残りの日数を大切に過ごしていきたいと思います。毎日元気に幼稚園にきて可愛い笑顔を見せてくださいね!
いつも家庭弁当ありがとうございます!あとお弁当日も2回です。小学生、中学生、大人になっても週1回お家の方が作って下さったお弁当の味は一生子どもたちの心に残ることと思います。
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