幼稚園の日記(ブログ)

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2009年7月2日 木曜日

 今日、くま・くじら組は、いよてつ高島屋で行われた「ちびっ子たなばたまつり」に参加しました。朝、登園してきた子どもたちは、「今日、飾り16個も作ってきたよ!」「今日は、可愛く髪くくってもらった♪」など楽しみにしている様子がうかがえました。たなばたまつりでは、七夕さまの話を聞いた後、笹に飾りづけをしました。参加した全幼稚園の笹飾りが舞台に飾られると目を見張るほど華やかになりました。その前で、合唱や合奏をしてお祝いしました。七夕の話は、今回は三葉幼稚園の教師が担当でクイズ形式で進めていきました。どの幼稚園の子どもたちも真剣に七夕さまの物語を聞きクイズにも「はい!」と元気よく手を上げて答えていました。笹の飾りつけは、5mもある大きな笹に自分達で作った飾りと、年長5クラスの短冊を一つ一つ丁寧につけていきました。合唱・合奏では、今まで練習を一生懸命してきたので並ぶ時も、さっと並びかっこよく準備ができました。キラキラ星の合奏では、三葉は鈴が担当でした。鈴役の10人の子どもたちは、練習を重ねていくうちにとても真剣な顔つきになり、きびきびと動けるようになていました。その成長している姿を見てとても感動しました。また、代表の子たちを真剣に見て応援してる他の子どもたちもすごいなと思いました。幼稚園に帰るバスの中で「今日は、どうだった?」と聞くとみんなそろって「楽しかったぁ♪」と笑顔で言っていました。今日、たなばたまつりに行ったことで子どもたちは、様々なことを経験することができたし、私自身も学ぶことがたくさんありました。

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園内では、年少・年中児が田植えをしました。副園長の説明を聞くことができていた年少児は、初めての田植えなのに聞いた通りに苗を持って一本一本丁寧に植え、「おいしいお米になりますように」とお願いしたそうです。

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ちびっ子たなばたまつりの笹飾りは、高島屋スカイホールに7月7日まで飾ってあります。また、他のクラスの子どもたちの笹飾り5本は、まつちかタウンの水の広場周辺に7月3日7日まで飾ってありますので是非ご覧下さい。

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2009年6月12日 金曜日

今日は、プール開きとカレーライスパーティーがありました。朝、バスで子どもたちを受け入れると「見てみてぇ、シナモンのプールバックなんよ!」「水着は、フジで買ったんよ♪」などとバックを持つだけでどの子もステキな笑顔でバスに乗ってきました。いよいよ時間になってプールが始まると子どもたちは、先週作った海の家のフックにプールバックをかけてプールに入りました。プールに入ると子どもたちは、「冷たぁいっっ!」「キャアキャア」言いながら肩まで水につかったり、ワニになって歩いたりして初めてのプールを楽しんでいました。

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カレーライスパーティーでは、子どもたちが自分達で抜いてきた玉ねぎの皮と副園長が子どもたちに食べさせたいと買ってきたあまいスイートコーンの皮をむきました。「これは、ぼくが採った玉ねぎなんよねぇ?」と言いながら茶色の皮がなくなるまで一生懸命皮をむいていました。今日は、役員さんがカレーを、副園長がスイートコーンを蒸したりアレルギー用のカレーの味付けとサラダを作ってくれました。普段、食べるペースがゆっくりな子も、今日はカレーをあっという間に食べていました。「今日、4杯食べたよ!」「もう一回、おかわりしてきていい?」「このコーン、甘くておいしいね♪」という声も聞かれました。りす組のH君は、教師に「役員さんに、お礼言ってくるね!」と言って「ありがとう」とお礼を言う姿が見られました。また、ひまわり組のH君は、カレーを食べてあまりの嬉しさにニコニコしながら踊っていたそうです。ちなみにH君は、アレルギー用のカレーでしたが、みんなと同じ物が食べられることが嬉しかったのです。子どもたちが自分達で植え、収穫した野菜を役員のお母さんたちが料理をしてくださり、食べられるということはとても幸せなことだと改めて思いました★”

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2009年5月22日 金曜日

 昨日の雨で園庭には、たくさんの水たまりができていました。外に出てきた年少児達は、教師と一緒に泥団子を作ったり、水たまりに足を入れて土の感触を楽しんだりしていました。年中のRちゃん、H君、Yちゃんは、3人で泥団子やボールの中にさらさらの泥を入れてチョコレートケーキを作っていました。そのさらさらの泥に触ってみたくなって、Rちゃんに断って手を入れてみました。泥の中から出した手を見て、H君が「手袋やぁ!」と叫びました。それを見たRちゃん、Yちゃんもおそるおそる手を入れて泥から抜いた手を見て「うわぁ、見てみてぇ!」と茶色の手袋を見せ合う姿が見られました。そんなH君の「手袋」という発想に私はとても楽しくなりました。ぱんだ組のK君は、普段泥遊びをしないのですが、今日は教師と一緒に泥団子を作りました。手に泥がつくのを気にしていたK君は気付いて思わず手を放して落としてしまいましたが、もう一度勇気を振って泥団子を手にしました。そして、両手でそっとくるむように包んで緊張しながらひょろひょろと2階の保育室まで運んだのでした。そのことで汚れることへの抵抗が吹っ切れたのでしょう再び園庭に行くと泥遊びを始めたのです。いつの間にか洋服が汚れることも忘れて手も足もドロドロになっていました。あんなに神経質だったK君にとって、今朝の雨はまさにダイナミックな遊びへのきっかけであり、子どもとしての変身の時になりました。

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くま組は、今日ケアフル竹原を訪問しました。お部屋で「先生、とっても緊張しとるけどみんなは、大丈夫?」と聞くと「うん、大丈夫!」と言っていた子どもたちだったのですが、実際おじいちゃん、おばあちゃんを目の前にするとみんな緊張してしまい思うように踊ったり、言葉を言ったりすることができなくなっていました。しかし、そのことに気付いたおじいちゃん、おばあちゃんたちが盛り上げてくださり、しだいに声が大きくなり笑顔が見られるようになっていきました。自己紹介の時、あるおばあちゃんが「Sちゃんの名前、覚えたよぉ可愛い♪」と笑顔で話してくださいました。そして、そのおばあちゃんは「今日、子どもたちが遊びに来てくれたことが嬉しい」と言って自分が作ったかたつむりの置き物をくださいました。園に帰って子どもたちと話し合ってそのかたつむりは、みんなが見えるところに置きました。帰りのバスの中でS君、Nちゃんは「おばあちゃん、とっても優しかった!」と嬉しそうでした。今回ケアフルを訪問して私も子どもたちも緊張していたのですが、おじいちゃん、おばあちゃんと触れ合うことができてとてもいい思い出になりました。元気をあげに行っている子どもたちは本当は、おじいちゃん、おばあちゃんたちに育てていただいていることを実感した一日でした。おじいちゃん、おばあちゃんたちは、やはり子育ての名人でした。そして、子どもたちには必要な方々です。元気で長生きして、子どもたちをいつまでも見守ってて下さいね。

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2009年4月28日 火曜日

 入園、進級後、初めての参観日です。嬉しいけれど送って来てくれたお父さんとの別れにちょっぴり不安な表情を見せながら登園してきたたんぽぽぐみのSちゃん。けれど、「後で見に来るから。待っててね」と手を振るお父さんの言葉に安心して、目の前にあった包丁ままごとで遊び始めました。 

 そうです。今日は、いつもと園庭の様子が違います。今日は、園庭が駐車場になるため本当は戸外の遊びは予定にいれていませんでした。しかし緊張のあまり表情が堅くなっている子どもたちと教師・・・のために副園長がすてきな提案をしてくれました。     

   ネットを張って遊べる空間を作ろう。大好きな泥団子づくりも出来るように。うさぎさんともお話が出来るように。包丁ままごとも今日はこっちへお引っ越し。・・・色水と浸し染めのコーナーは作ったものをセンスよく飾ろう。・・・空を泳いでるこいのぼりを見ながらこいのぼりづくりも出来るように。そしてネットの前には、小さなお花畑。・・・ひとつひとつ思いを込めて作った「みつばの遊びの広場」ができあがりました。いつもは遠くにあるものが、今日はすべて近くにあって、いつもと同じものでも新鮮にみえるのでしょう。登園してきた年少さん・・年中さん・・年長さん・・もどんどん増えて「みつば広場」は、おおにぎわいになりました。   そのおかげで誰もが、リラックスして保育室に戻ることが出来ました。

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  さて、保育室では、それぞれの学年、各クラスで様々な楽しいエピソードがあった様です。

  年長ぞう組さんでは、「親子で歌いましょう」と声をかけると、TちゃんとR君のお母さんが、オペラ歌手の様に 素敵な声で歌ってリードしてくださったそうです。またSくんのおばあちゃんは「二十年ぶりに来たけれどこんなに楽しいのならまた来よう」と言っておられた様です。

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年中ぱんだ組では「子どもの手と足でしっかり抱きつこう」がテーマの「くっつき虫くっつけ」では、殆どの子が10秒間しっかりとつかまる事が出来、ぐるぐるまわっても落ちないという「根性」を見せてくれていました。またアブラハムの踊りでは、あまりのかわいらしさにお母さん方はあふれんばかりの笑顔でその踊りに見入っていらっしゃいました。3匹の子豚の指人形をしていたときに写真撮影にきたM先生は、お母さん豚になって人形劇をもりあげてくれてみんな大喜びでした。

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  年少ひまわり組では、お引っ越しゲームでお母さんからお母さんへとお引っ越しをしました。「かわいいお母さんの所へ」の声に思わず自分のお母さんから他のおかあさんの所へお引っ越ししてしまったMくん。Mくんのお母さんは思わず「いかないで」と言ってしまったようです。

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  また、役員さんがなかなか決まらなかったらいおん組さんでしたが、きょうは、殆どの保護者の方が来てくださり、副園長と担任のもと、温かい話し合いが進んで言ったそうです。そのことでクラスが一丸となり、お手伝いを申し出てくださった方も十人以上おられたようです。

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  初めての参観日。楽しんで頂けたでしょうか。今日は、夕ご飯の時、ご家族で共通の話題に花が咲き、一段と温かいひとときになっているのではないでしょうか。休み明け、またキラキラ笑顔のみんなに会えるのを楽しみに待っています。

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コメント (わくわくうれしい初めての参観日  ぱんだ組    吉本多恵子   はコメントを受け付けていません)

2009年4月14日 火曜日

 今日は、昨日と違って肌寒い天気でした。登園してきた年少さん達は、包丁ままごとコーナーに行ってきゅうりやりんごを切ってお皿に並べたり、お姉ちゃんのクラスで一緒に粘土遊びをしたりと各コーナーで楽しんで遊んでいました。途中、雨が降り始めると「ぬれないところで遊ぼ!」という教師の呼びかけにままごとコーナーにたんぽぽ組とちゅうりっぷ組の子ども達が集まってきました。一向に雨が止まないのを見て、古森先生が傘を持ってきてくれました。きりん組のYちゃんは、傘を年少さんが濡れないように差しかけてそろりそろりと歩いて園舎まで連れて行きました。その姿はとても可愛かったです。また、3歳児達がクラス関係なく2・3人で肩を寄せ合って傘に入って移動する姿もほほえましく思わずついて歩いてしまいました。

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くま組、ぱんだ組、ぺんぎん組では、今日なかよし会の練習をしました。何を一緒にしたら楽しいか子ども達と意見を出し合って決めたプログラムで明日は、子ども達と一緒になかよし会を楽しみたいと思います。

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今日、くま組では初めての英語がありました。ピーター先生を見た子ども達は、「キャーキャー♪」言いながら英語で挨拶をしてお部屋に入りました。今日、初めてだったので一人ずつ自己紹介をしていきました。中には、声の小さい子もいましたが、ほとんどの子ども達が大きな声で名前を言うことができました。英語で自己紹介をした時、ピーター先生が「ピーター先生の英語をしていなかった子の方が大きな声で言えるね」と言いました。初めて英語をした子ども達は、とても嬉しそうに隣の友達と顔を見合わせる姿がありました。英語を習っていた子は罰ゲームでバナナダンスをしました。それを見ていた他の子ども達も、みんなで手を上にあげて一緒にバナナダンスをし始めました。

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今日、子ども達と一緒にピーター先生の英語に参加して私自身もすごく楽しかったです。初めての年長クラスの担任で緊張や不安もありますが、子ども達と一緒に楽しいクラスにしていきたいと思います!!!

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2009年3月19日 木曜日

 年中・年少・プレ年少児にとっては最後の保育日、昨日卒園した年長児は最後の自由登園日でした。登園した卒園児達は制服を脱いで私服で嬉しそうでした。荷物をクラスに置くとすぐに外に出て大好きな遊具に向かって走っていきました。きりん組のH君は「証書もらったっけん、もうこれんのよなぁ」と寂しそうに言っていました。また、A君は今朝「今日は、自分でして行かんといかん!」と言って着る服の準備を自分でしたとのことでした。たんぽぽ組のNちゃんは、そんな年長さんを見て「今日、なんか違う・・・」と言っていつもと違う年長さんに気付きました。卒園した女の子達は自分でコーディネートしてちょっぴりおしゃれをしてきていたのです。そして今日、卒園生1日目の写真を撮りました。

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 ちゅうりっぷ組では、2月にお父さんの転勤で愛知県に行ったたくみ君が秋に持ってきてくれて植えていたちゅうりっぷがきれいな花を咲かせたのでみんなで写真を撮りました。ちゅうりっぷの花を見ながら、子ども達と「ちゅうりっぷの球根がきれいな花になったねぇ♪たっくんも大きくなったかなぁ?」と話しました。また、外で遊んでいる時Yちゃんはうさぎにエサをあげながら「私も、にんじんが食べれんかったけど、いろんな野菜が食べれるようになったんよ!」と話しました。入園したばかりの4月は、「野菜が食べれぇん!」と嫌そうにしていた子ども達なのに今ではそんなふうに思って言うことができるということにとても嬉しく思いました。月曜日は、終園式!!!ちゅうりっぷ組の子ども達と離れ離れになるのは寂しいけれど残り一日を楽しんでいい思い出を作りたいと思います。

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「くまぐみの自慢★」 くま組 村田麻美

 昨日、無事に子供たちを送り出すことができ帰宅した晩、くま組の子ども達と過ごした一年間を振り返って”明日のブログには、どんなことを書こうかなぁ”と考えていました。自慢したいことはたくさんあるのですが、私自身が素直に感じていることを書きたいと思います。男の子14名、女の子17名、計31名の元気いっぱいのくま組でした。今までたくさんの経験を積み重ねて子ども達と一緒に過ごしてきたことを思い返すと、子ども同士で刺激し合って、一人だけが成長したのではなくて、全員がぐんっと伸びて考える力が身につき、自信がもてるようになったと感じています。勿論、私も子ども達と一緒に成長させてもらいました。その成長が、今回の卒園式の練習で古森先生から出た宿題で、表れていました。実は、16日月曜日、31名全員がジャケットから全身制服で登園していたのです。休み明けだったのに、きちんとその宿題を覚えていたことに感動し、他の先生に自慢してしまったほどでした。子ども達の力は、教師のかかわりや言葉のかけ方一つで頭の中にある、タンスからどんどん引き出すことができます。そのことを、くま組の子ども達から学びました。あの発表会のパワーもリレーのやる気も、新しいことに挑戦する勇気もこれからの生きる力になることでしょう。こんなに笑ったり泣いたりできる職場はないと思います!(最近よく感じることです)三葉幼稚園のくま組との出会いを作って下さって本当にありがとうございました!これからもスマイルでがんばりましょう!!にっこにっこにぃ♪

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次回の自慢は・・・、きりん組さんです!お楽しみにっっ!

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2009年2月10日 火曜日

 今日、くま組はあい幼稚園を訪問しました。予定では、近くの文化の森で土手すべりをするようになっていたのですが、前日に雨が降ったため、地面が濡れてできなくなり施設内にあるふるさと館でゲームをして遊ぶことになりました。あい幼稚園のひまわり組さんと混合で4グループのチームを作って、ジャンケンゲームやボールを使ったゲームをして楽しく過ごしました。お互いに名前を聞いて作戦を立てるなどゲームを楽しんでいました。すっかり打ち解けたかと思うと、あっという間に給食の時間になりました。あい幼稚園はふるさと館から数分の距離なので、ひまわり組さんと手をつないで、「小学校どこ行くの?」など会話を弾ませながら歩いて帰りました。給食をたくさん食べた後は、時間いっぱいまで園庭で遊ぶことができました。あい幼稚園には、年長5クラスが三度訪問させていただき、本当に楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

くま組の保護者の方へ。

 今日は給食日になるという連絡ができておらず、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

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 さて、生活発表会が終わって、「お母さんが泣いて喜んでくれた!」「ごほうびもらったよ!」と口々に言いながら嬉しそうに登園してきた子ども達は、満足している様子がうかがえました。昨日の発表会ではこんなことがありました。

「さるかにばなし」 きりん組

 わくわくドキドキの生活発表会のリハーサル室では、プログラムの練習をしたり、劇の流れを確認したりして順番を待ちました。きりん組では日頃から「お腹から声を出すこと」を目標にして、毎日練習してきました。当日もインタビューではマイクに頼らず、一人ひとりが元気いっぱいに自分の名前を言うことができていました。口を大きく開けて、お腹から声を出すことで、子ども達の意識も高まり、一人ひとりが自信を持って演じることができました。一人ひとりの頑張る気持ち・・・それは、本当の宝物。これからも、この宝物がどんどん増えていきますように!!

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「あかずきんちゃん」 らいおん組

 発表会数日前から体調不良で欠席が多くなり、各役の子ども達は一人で同じ役の友達の台詞を一生懸命に言いながら練習しました。降園前に「みんなの熱が下がるようにお祈りしとくね!」という声がたくさんの子ども達から聞かれました。その祈りが通じてか、ほとんどの子が元気になって参加することができました。あかずきんちゃんとおばあさんを食べたオオカミを最後まで許さないでやっつけてしまうストーリーに、「悪いオオカミだけど、可哀想だよね。」という古森先生のつぶやきを練習の時に聞いた子ども達はオオカミを許してあげることにしました。オオカミ役の子ども達も、「やっぱり許してもらえてよかったね!」とみんな笑顔になりました。

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「うさぎとかめ」 くま組

 リハーサルから当日までの間に劇の内容が大きく変わりました。古森先生からもらったアドバイスの中に”友達と声をそろえること””お腹から声を出すこと””台詞をゆっくり言うこと”がありました。そのことを意識して練習することで、子ども達の演じ方が変わってきたのです。本番2日前に80点をもらい、「一人1点とったら31人だから・・・。111点だぁ!!」と、ますます意欲が高まった中で、当日を迎えることができました。舞台で待機している子ども達に「100点満点とるぞー!」と古森先生が声を掛けて下さると、「任しとけ!」というような表情で大きくうなずいていました。途中、かめきち役のTくんがつけていたタスキが落ちてしまいましたが、Aちゃんがすぐに拾って近くのSくんに渡し、それを受け取ったSくんがリレーして無事Tくんの手に渡すことができました。31名の子ども達で助け合い、今までで1番の劇を見せてくれました。

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「ブレーメンの音楽隊」 くじら組

 実はリハーサルまでに劇が仕上がっていなかったくじら組は、発表会2日前になっても今ひとつ自信がありませんでした。どうしようと焦っているといると古森先生にアドバイスをしてもらい、1つのことを変えることになりました。それは、フィナーレの踊りです。動きがリズミカルでわかりやすくなったことで、子ども達はとても楽しくなり活気が出てきたのです。そして、劇全体も自分達で考えて進められるようになったではありませんか。本番での約束は”舞台や持ち物は自分達で準備すること”ところが劇のことで頭がいっぱいで楽器を忘れたと舞台から合図を送るSくん。楽器が服にひっかかってしまったAちゃんに一生懸命に後ろから手を伸ばして取ってあげようとしていたYちゃん。泥棒も、今までで1番大きな声ではりきって台詞を言っていました。幕が閉まって古森先生に「100点やったよ!」と言ってもらい、「初めて100点や!」と喜んでいました。

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「ももたろう」 ぞう組

 発表会前日の最後の練習で「明日は自分達で全部進めていこう!」と決め、当日を迎えました。ところが、お休みが二人も出て、みんなちょっぴり動揺しているところへお休みしたKくんから「ぞうぐみさんへ。ももたろうがんばってね。」と励ましの手紙が届きました。「よーし!KくんとMちゃんのために、みんなでももたろうを頑張ろうよ!」と言って舞台に立ちました。それぞれの場面での楽しみ方を古森先生から教わったぞう組は、練習の成果を十分に発揮してくれました。見どころで紹介した「見せる」「歌う」「踊る」という目標も達成していたとみんな大満足していました。

 年長組最後の発表会は、心に残る劇と歌で幕を閉じました。 

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