幼稚園の日記(ブログ)

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2012年3月13日 火曜日

桃の花が色づき、幼稚園の裏山では、うぐいすが鳴き方の練習を始める頃になりました。三葉幼稚園にも春がやって来ました。園庭もぽかぽかあったかくて、登園して来た子から嬉しそうに戸外に遊びに行っていました。

つりかんや縄跳びも、3学期に入った頃に比べれば、とても上手になりました。りす組の子どもたちが友達をたくさん誘って、4人組で長縄跳びに挑戦していました。始めは息が合わず、みんなで跳ぶ事がなかなかできなくて、みんな悔しがっていましたが、「みんなでせーので跳ぶんよ。」「大きくジャンプするんよ。」と、励まし合って、最後には13回も跳ぶ事ができて、とても喜んでいました。また、ブランコの隣の桜の木では、ぺんぎん組の男の子たちが木登りを楽しんでいました。A君が、とても高い所に登って、クラスの友達に「おーい!!」と、手を振っていました。身軽に登るその姿を見て、いつの間にスイスイと登れるようになったんだろうと思っていると、子どもたちの身体が、なんだか大きくたくましく見えてきました。この1年でとっても大きくなったなぁ、と感じると共に、たくさんの遊びを通して腕や足の力もいっぱい鍛えられただろうなぁ・・・と思いました。

そして、A君の後に続いて登ったB君が、「あ!」と言って指さしました。桜の木の枝の先に、小さなつぼみができていたのです。ピンクのかわいらしい桜の花が咲く頃、みんなが年長さんになるのも、あと少しです。

また、今日は今年度最後のお弁当の日でした。年長さんは、幼稚園で食べる最後のお弁当。くま組のCちゃんのお弁当には、お母さんからのお手紙が添えられていました。今日は、みんなで戸外やテラスで、あったかい陽だまりの中、いろんなクラスのお友達と一緒に食べる事ができました。工事の様子も間近で見ながら、「屋根ができよる。」「もうすぐ完成やね。」などと話しながら、様子を見ていました。お弁当も、「おいしいね。」「おいしいね。」と、隣の友達と顔を見合わせながら、味わって食べていました。幼稚園の手作りお弁当も、今日はあんかけ豆腐、にんじんの天ぷら、ポテトサラダ、みかん、玄米ご飯と、とっても豪華で、注文している子も、「おいしそう!」と、嬉しそうでした。食べ終わった後、お母さんにお礼のお手紙を書いている子たちの姿も見られました。お手紙をそっと覗くと、今日食べたかわいらしいお弁当の絵が描かれていたのを見て、なんだか微笑ましくなりました。

明日は、年長さんのミニ卒園式と、年長さんを送る会があります。ミニ卒園式では、在園児がお客さんになります。年長さんへのプレゼントの絵や、みんなで作ったお花などを飾って、会場もどんどん準備が進んでいます。明日、年少さん・年中さん・年長さん、みんなで過ごす1日を、大切にしたいと思います。会食もとっても楽しみです。

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2012年2月21日 火曜日

今日も元気いっぱいな三葉っ子。自由参観日2日でしたが、戸外では、たくさんの子どもたちでにぎわっており、サッカーやなわとび、鬼ごっこなどをして、身体をいっぱい動かして遊んでいました。

りす組のA君に呼ばれて行くと、「これ、うさぎさんにあげるんよ。」と言って、木の根っこを持っていました。昨日、りす組とぺんぎん組は、『 しぜんとあそぼ 「うさぎ」 』のDVDを視聴しました。その中で、うさぎは草や、木の葉っぱ、根っこなどを食べると言っていたのです。その事を思い出しながら、「いつも野菜ばかりあげているけど、根っこも食べれるんやねぇ。おいしいかなぁ?」と言って、うさぎの顔を覗き込んでいました。その様子を見ていたBちゃんは、ちゅうりっぷの水やりをしている時に、「あ!ちゅうりっぷの雑草も、うさぎさんにあげたらいいんやない?」と気付いて、抜いた雑草の土をきれいにおとして、うさぎにあげに行っていました。他にも、DVDの中で言っていた、うさぎは鼻や耳がとてもいい事、あごを木にこすりつけたり、うんちをして仲間に分かるように匂いを残する事なども話題にしながら、うさぎの耳の形やしぐさなども、じっくり観察していました。幼稚園で産まれたうさぎの赤ちゃんもまだ少し寒くてなかなか穴から出てきませんが、「早く見れたらいいねぇ。」と言って、楽しみにしていました。

また、今日は赤コースのミニ発表会がありました。園内リハーサル、市民会館でのリハーサル、本番、そして今回と、衣装を着るのも今日で4回目。子どもたちも、自分でできる所は自分で着たり、脱いだ服もきちんとたたんで入れる事ができていました。今日もたくさんの保護者の方が来られていて、少し恥ずかしそうな子どもたちでしたが、楽しく演技していました。市民会館の舞台に比べて、間近で見てもらえるので、子どもたちの役になりきっている表情や、年長児の手話の指の動きなども、じっくり見て下さっていました。自分の出番が終わって、会議室に戻った(年中)ブレーメンの音楽隊の子どもたちに、「終わったね。」と声をかけると、ぱんだ組のBちゃんが、「今ここにいるみんなでするブレーメンは、もうこれで終わりなんよね。」と、ポツリとつぶやきました。それを聞いたぺんぎん組のCちゃんが、「なんだか寂しいねぇ。」と言いました。「でもまた一緒に遊んだりしようね。」と、言っている子どもたちの姿を見ながら、クラスの枠を超えた小さな絆が見えたような気がして、なんだか微笑ましく思いました。一つの大きな行事を経験して、少し成長した子どもたちです。

そして、昼食の時間になりました。今日はお弁当持参で来られている保護者の方も多く、一緒にお話しながら、楽しく食べていました。午後の時間も、それぞれのクラスでエプロンシアターを見たり、踊ったり、絵本サークルのお母さんに絵本を読んでもらったりして、ゆったりと過ごしました。ぺんぎん組は、先週借りた図書の絵本を、図書室に返しに行きました。絵本についている平仮名や番号をしっかり見て、元の場所に返したり、順番が違っている所に気付いて直したりする事ができていました。ぺんぎん組で過ごすのも、もう残り1ヶ月弱となりました。日々の生活を大切にしながら、年長さんへの準備をしつつ、楽しく活動していきたいと思います。

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2012年1月26日 木曜日

 体の芯がきゅっと締まるような寒さに包まれていましたが、みつばっ子たちは今日も元気です。今日は、宮前小学校の2年生が里帰り訪問ということで、卒園生を含めた約20名が遊びに来てくれました。卒園生のC君がマイクで元気いっぱい「こんにちは」と挨拶をしてくれて、「お兄さんお姉さんが来たね、何をしてくれるのかな。」と、ドキドキしていたみつばっ子たちです。お部屋で絵本を読んでくれたり、折り紙を教えてくれたり、みんなを巻き込んで鬼ごっこをしたりして、楽しく遊んでいました。『変わってないな。』と思う所もあり、『大きくなったな、しっかりしたな。』と思う所もあり、何だか懐かしい気持ちになりました。

      

 そして、今日ぺんぎん組は、歩風里交流に行きました。「おじいちゃん、おばあちゃんたちに元気をあげに行くんよね。」と言って登園してきた子もいれば、「ドキドキしすぎて怖い。」と言って、ちょっぴり泣いてしまう子もいました。でも、そんな友だちを見て、「深呼吸しよう。スーハー、スーハー。」と言って、大きく目と口を見開いて言ったA君の顔がなんだかおもしろくって、その場が和み、みんなで深呼吸をしたり、変な顔をしたりして笑っていました。少し緊張がほぐれた所で、バスに乗っていざ出発!!

 初めて訪問する老人施設でしたが、スタッフさんも、お年寄りの方も、みんな歓迎して下さり、自然とみんなニコニコになりました。歌やおどりは、1人ひとりが一生懸命で、おじいちゃん、おばあちゃんたちから手拍子も頂き、とっても嬉しくなりました。ふれあい遊びは、『お寺のおしょうさん』と『キンダーポルカ』をしました。おじいちゃん、おばあちゃんの所に行くと、子どもの名札を見て、「おぉ、B君って言うんじゃな。」と名前を読んで下さり、嬉しくなったB君。「あなたのお名前はなんですか?」と、こちらからも質問していました。じゃんけんもとっても盛り上がり、「うわぁ、負けた。」「次こそは!!」と、色んな場所から声が聞こえてきて、どのペアも顔を見合わせて笑ったり、お話したりしている姿が見られました。

         

 そして、お正月明けからみんなでしていた大好きな『カルタ遊び』も、今日はお年寄りの方に読み札を読んでもらって行うことができました。「おじいちゃん、おばあちゃんの声を最後までゆっくり聞いて取るんだよ。」と言うと、静かに耳をすませて集中していました。「ハイ!」と言う声と一緒にカルタを取ると、おじいちゃん、おばあちゃんも「わぁっ。」と盛り上がり拍手喝采!「この札を取ったよ。」と見せると、読み札を読んで下さった方と目が合って、2人でニコッと微笑んでいました。一生懸命読んでくれるその声に集中する姿、取った時の嬉しさ、読み手と取り手の通じ合う気持ち、それらが十分に伝わってくる、楽しい時間になりました。『カルタとり』という遊びのすごさ、すばらしさを改めて感じました。

            

 そして、最後に歩風里の方から、なんと『感謝状』を頂き、その場で読んで下さいました。予想外のプレゼントに、子どもたちも嬉し恥ずかし、ちょっぴり照れながら、喜んで受け取りました。今回の施設訪問に向けて、子どもたちと何がしたいか話し合ったり、時間の合間に歌ったり踊ったりと、練習を進めてきた中で、しっかりと話をしている人の顔を見て聞く事や、人のために何かをするということ、誰かを喜ばせてあげたいという子どもたちの気持ちが、どんどん大きくなっていくのが分かり、この短期間でみんなの成長が感じられ、とても胸いっぱいになりました。今日経験した事を、明日からの生活につないで、年長さんへの準備がしっかりできるようにしていきたいと思います。

                 

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2011年12月1日 木曜日

 今日、年中・年長の赤コースは、伊予鉄スポーツセンターに、アイススケートに行きました。今日の日を心待ちにしていた子どもたちは、朝からワクワク。すべれるかな、ころぶかな・・・と、期待半分、不安半分でバスに乗りました。スケート場に着くと、建物の中に入った瞬間に、ひやりと肌寒く、冷たい空気がほっぺにあたりました。

 スケート靴を履いて出てみると、あたり一面に氷のリンクが広がっていて、子どもたちは、「ワー!!」と、歓声をあげました。「ひろーい!」「さむーい!」と口々に言いながら、慣れないスケート靴でヨイショ、ヨイショ・・・と1歩ずつ歩いていきました。「靴の先には、包丁のように尖った鉄がくっついているので気をつけようね。」という話を思い出して、注意して歩きながら、少し広い所まで進んで行きました。そこで、リンクの上での立ち方を副園長に教えてもらいました。「1.まずはハイハイで広いリンクまで行く。 2.両手を氷についたまま、片足を立てる。 3.まだ手は氷につけたまま、もう片方の足を立ててカエルさんになる。 4.両手を前に出して、おばけのように立ち上がるんだよ。」と、実際にやってみて、なんとなく感覚をつかんだ様子です。

 そして、いよいよリンクへ!!小さいリンクから大きなリンクまでの長い距離をハイハイで進みます。年長さんは、さすが経験者というべきか、多数の子どもたちがすぐに感覚を思い出して立ったり、スイスイすべることができていました。年中さんは初め勇気が出なくて固まっている子もいましたが、Aちゃんが真ん中でステーンと転んだのを見て、ふっと笑いがもれました。みんなの緊張も溶け、よーし!やってみよう!と意気込んで立とうとする姿が見られました。Aちゃんに「大丈夫?」と声をかけると、「全然平気!もう1回!」と、逞しい返事が返ってきました。

         

 今日はみんな何回も何回も転んだけれど、その分、『挑戦してみよう!』という気力と、『まだまだ負けない!』という根性が培われたように思います。終盤になると、年中さんもほとんどの子が立つ事ができて、「見てみてー!」と、満面の笑みでアピールしていました。たくさん遊んだけれど、「もっとすべりたいね。」「また来たいね。」と、スケート靴を脱ぐ時も、バスに乗る時も、園に帰ってからもずーっと話していました。氷の世界を思う存分楽しんだようです。

 一方、園に残っていた年少組・ひよこ組と、青コースの子どもたちは、焼芋をしました。お芋を洗って、新聞紙で包み、アルミホイルで巻いて火の中に入れると、「まだかな、まだかな。」と、焼けるまでずっと火が燃える様子を見ている子もいました。やがて、おいしそうな焼芋の匂いがしてきて、お芋が焼けました。できた焼芋を割ってみると、ほかほかの黄色いお芋がフワフワーっと見えて、みんな大喜びでした。ひよこ組のB君は、『やきいもグーチーパー』の歌を思い出して、「アチチのチーやね!」と、にっこり微笑んで食べていました。

         

 そして、今日は夕方5時から、幼稚園がピカピカにライトアップされました。クリスマスイルミネーションの点灯式に訪れて下さった方や、預かり保育の子どもたちと一緒にカウントダウン!!「5・4・3・2・1!」の掛け声でピカーっと光ると、「ワー。」「キャー。」と拍手があがりました。もうそれが楽しくて楽しくて、カウントダウンのアンコールで、何度も何度も点灯がある点灯式になりました。あったかいおしるこを食べて、夢見心地の子どもたちでした。なお、クリスマスイルミネーション点灯は、12月25日まで、毎日午後5時から8時半までです。近くに来られた方は、ちょっと立ち止まってご覧になって下さいね♪

         

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2011年11月21日 月曜日

 週末のどしゃぶりの雨からうって変わって、今日は気持ちのよい太陽の光が、園庭いっぱいに降りそそいでいましたが、冷たい風が吹き、身がきゅっとひきしまるような秋の空気が感じられる1日でした。赤や黄色に染まったきれいな落ち葉をたくさん集めて遊んでいたぱんだ組の子どもたちは、「いっせーのーで。」の合図でふりまいて、落ち葉シャワーをして、ケラケラ笑って楽しんでいました。

            

 さて、作品展・バザーまで、あと1週間と迫ってきましたが、子どもたちと一緒に門に飾るアーチ作りをしたいと、教師たちで話していました。しかし、どうやって進めていこうか悩んでいたところへ、園庭のど真ん中に副園長が大きなブルーシートを持ってきてくれました。

           

           

 そのシートを見て、「何だ、何だ。」と集まってきた子どもたちの前に、色んなクラスから沢山の廃材を集めてどかーんと置いて、準備はOK。長くつないだ竹をしならせて左右の柱に固定し、落ちていた桜の枝を付けていきました。そこに、副園長が卵パックの中にピンクのビニールを入れて枝にはさむと、きれいな桜の花びらになりました。そのひとひらの桜を見て、きりん組のA君が、「花さかじいさんや!!」とつぶやきました。その桜の木を見た事で、先週観た『人形劇』にすぐ結びついたのです。お話がどんどんよみがえってきました。「お話みたいに、桜の花を咲かせましょう。」と声をかけると、1人ひとりの子どもたちが、すぐに思い思いの桜の花びらを作り始めました。ピンク色のカップにはさみを入れて作ったり、廃材の空き箱の裏にパステルで描いて切ったり、中にはペットボトルの花もあり、1つ1つに個性や工夫が見られ、様々な形の花びらが作られ、あっという間に満開になりました。

 そのそばでは、お話に出てきた犬のポチを作ろうと、牛乳パックを組み合わせて作っている年長児がいたり、ダンボールに絵を描いて、おじいさんやおばあさんを作っている子もいました。それをよく見ると、着物の色や形、いじわるじいさんの持っていたお酒のひょうたんまでもが、リアルに再現されているではありませんか。子どもたちの記憶力やイメージ、また、それにプラスされる新しいアイディア・・・頭が堅い私たち教師の予想をはるかに上回る今日の製作活動を見て、本当に子どもたちにはかなわないなと思いました。みつばっ子の手にかかると、人形劇も1日だけでは終わりません。保育は次に、次に、つながっていくのです。ひよこさんから年長児まで、年齢に関係なく誰もがかかわり、子どもたちの手ですばらしいアーチを作る事ができました。全部違う花なのに、立てて見ると、とーっても素敵!みんなのお花、みんなの木、みんなが花さかじいさんになりました。そして、みつばの庭に、桜の花を咲かせたのです。この桜の花とポチたちが、作品展・バザーに来られる皆さんをお迎えするのです。

            

            

 また、作品展に向けて、年中フロアは展示会場としてお部屋を使うことになったので、ぺんぎん組はきりん組へお引越ししました。1週間、同じお部屋で共同生活をします。「よろしくね。」とお互いに挨拶して、一緒にご飯を食べたり、歌をうたったりしました。お互いが刺激し合って、楽しい生活を送っていけたらいいな、と思います。

                 

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2011年10月27日 木曜日

 今日赤コースは乗馬に行きました。昨日から話を聞いて、とても楽しみにしていた子どもたちは、目の前で歩いているお馬さんを見て大興奮!!お馬さんはとても優しくて臆病なので、大声を出したり、いきなりバタバタ走ったりすると、びっくりしてしまいます。行く前にその説明を聞いていた子どもたちは、大きな声を出さないように、優しく挨拶したり、近くから静かに見たりしていました。ドキドキしながら自分の順番を待っている子どもたちの表情は嬉しさ半分、緊張半分。でも一緒に乗ってくれたトレーナーの方とお話しながら、お馬さんの名前や歳を聞いて、とってもにこにこでした。「バイバイってしたら、お鼻ブルブルってして答えてくれた!」と言って、A君がいつまでも手を振っていました。馬から降りて、写真撮影をしたそばには、ポニーが木につながれていました。そこで、ポニーと一緒に写真を撮りたいと、こちらでも並んでパシャリ。そのポニーはもうおじいちゃんらしく、とても大人しくて優しい目をしていました。トレーナーさんが「触っていいよ。」と言って下さったので、みんな代わりばんこにお鼻や体をなでる事ができました。フサフサでとってもかわいらしくて、何度も何度もゆっくりとなでていました。

         

馬舎見学でも、近くで馬を見る事ができ、鼻が長い事や目がキラキラしている事を友だちと小声で話しながら歩いていました。「馬のお洋服がいっぱいある!!」とBちゃんが指さした小屋に、背中につける装具がたくさんあるのに気付いたり、馬を洗う道具を見せてもらったりして、みんな興味津々でした。

         

 見学も終わり、さぁ帰ろうとバスに乗ったところで、副園長が「大きな風車(かざぐるま)があるよ!!」と声をかけてくれました。「どこどこ?」と言ってバスから1人降り、2人降り…気がつくと全員降りていました。少し遠くの草むらに、1mほどの大きな風車がぐるんぐるんとまわっているのを見て、5月頃幼稚園で作った紙の風車と同じ形だねと話し合っていました。その後、年長さんは今日小学校の健康診断に行くために早めに帰りましたが、年中3クラスとひまわり組は少し時間があったので、そのまま少しお散歩して河川敷まで行きました。草むらを抜けて道の上に出ると、ぱぁっときれいな川の風景が広がりました。反対方向を振り返ると、長い橋の上を車が並んで走っており、こちらの景色もなんだか素敵で、松山にもこんな場所があるんだと思うくらい、絵ハガキになりそうな風景でした。空もきれいで、天気も良好!周りにはいろんな種類のすすきや、かわいらしい草花などが見られたり、蜂蜜を採る木製の巣箱が並んでいたり、キラキラ光る川が反射してまぶしかったり…秋の自然をいっぱい感じる事ができたお散歩でした。また、子どもたちが大きくなって、こんな風景を見た時、今日の事をふっと思い出すかもしれません。

            

        

 そして、幼稚園に帰る道中、副園長がぱんだ・ぺんぎん組さんにお話をしてくれました。年中さんはこれから年長さんになる準備をしないといけないという事で、『話を聞かなければいけない時はしっかり聞く、そして次にする事を”自分で考えて動く”」という事を約束しました。早速、「今日帰ってからの行動はどうしたらいい?」と聞かれ、少し意識して早めに給食の準備をする姿が見られました。3学期には、老人施設訪問も年長さんからバトンタッチして行くようになるし、自分たちが中心になってやらなければいけない事がどんどん増えてきます。自分で考えてすばやく行動できるように、教師も子どもたちと一緒に成長していきたいと思います。

 園に帰ると、早速ひよこ組さんに行って、今日の楽しかった様子を一生懸命に、嬉しそうに説明する年少さんの姿が見られました。「黒や茶色や白の馬がいたよ。」「フワフワやったんよ。」と言って、誰かに伝えたい!!という気持ちがすごく伝わってきました。また、馬の絵を描く子どもたちもたくさんおり、「お散歩に行った。」「お馬さんの顔は細長かった。」と思い出しながら、パステルでスラスラと描いていました。絵に表現する事で、より思い出に残り、大人になっても忘れず、見て思い出す事ができるのです。それぞれが個性豊かで、かわいらしいものを描いていて、見ているだけでもとても楽しく、微笑ましく思いました。

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2011年9月30日 金曜日

 「今日のお空の雲はねずみさんの色やね。」と、たんぽぽ組のAちゃんがつぶやいたその瞬間、ポツ、ポツ・・・と雨の雫が落ちてきました。「わぁ、雨が降ってきたぁー!!」と言って、戸外で遊んでいた子どもたちが園舎の方へ走って帰ってきました。そんな中、Aちゃんは、「ピッチ ピッチ チャプ チャプ ランランラン♪」と歌いながらスキップをしていて、なんだか嬉しそうでした。

 さて、秋の運動会も、あと半月と迫ってきました。今日は、ホールや会議室、そして各クラスのお部屋を工夫して使って練習や準備を進めていきました。ぺんぎん組では、年中のおどり『にわとりのチャボ』で使う”ベルト”作りをしました。初めはお面にしようかと教師たちで話していたのですが、途中で曲調が変わり、太陽に変身する場面で、マントの着脱にお面は邪魔になるのでは・・・と行き詰まっていました。すると、「ベルトにしたらいいかも!」と、副園長からアドバイスを受け、作ってみることにしました。腰に付けるベルトは、子どもたちにとってはアニメ等の変身場面から憧れです。とても喜んだ子どもたちは、嬉しそうにベルトに付けるチャボの絵を描きました。「チャボって茶色なんよ。」 「顔は笑っとるようにしよ。」などと、おしゃべりをしながら描いていました。1人ひとりのチャボを見ると、ヒョロヒョロと首の長いチャボや、口ばしをパカッと開いているチャボなど、色んなチャボがいて個性が豊かで楽しいベルトができていました。それを腰に巻いて留めてあげると、手を腰にあてて格好良くポーズを決めてみせました。チャボが自分のクラスのお池にお散歩しに行くのですが、そこには狸さんや虫さんが草の周りで遊んでいたり、中にはヘビさんが陰で隠れてチャボを狙っているかもしれません。チャボに変身した年中さんが、片手を口に当てて、「ワワワワワー!」と陽気に声を出しながら、ヘビさんや動物を追い払いながら元気に登場します。そこへギラギラ輝く太陽さんが・・・。そこで、ベルトにはさんでいたマントをさっと取り出し、チャボは太陽に変身します。お話にのせて、だんだんチャボの踊りが楽しくなってきた年中さん。ベルトを付けて、チャボのお話をつぶやいている子どもたちです。・・・本番まであと少し!かわいいチャボさんたちの奮闘気はまだまだ続きます。どうぞお楽しみに!

            

            

 また、今日は勝山中学校から職場体験で中学校のお姉さんが4名来られました。初めは少し硬い表情でしたが、だんだん笑顔も見られ、いつの間にか裸足になって、子どもたちと同じ目線で楽しく遊んでいました。第3者として運動会の練習を見てアドバイスを頂いたり、一緒に踊ったり、組体操に入ってもらったりして、子どもたちにも刺激があり、嬉しかったです。

            

 手作り給食の匂いがしてきたので、お昼の準備を始めると、さんまのフライを見て、B君が「おいしそ?。」と手をほっぺにあててやって来ました。今日のメニューは、『5分づき米』 『さんまのフライ』 『マカロニサラダ』 『きのことピーマンのソテー』 『巨峰4つ』 でした。ひよこちゃんから年長さんまで、みんな何杯もおかわりして、ペロッと食べてしまいました。大きな口を開けて、「おいしいよー。」とアピールする子どもたちの顔がとってもかわいくて、微笑ましかったです。

    

 ★10月からは火曜日はお弁当(注文者のみ給食)になります。お間違いのないよう、お願いします。

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