2020年6月16日 火曜日
今日も良い天気で子ども達は涼しい所を探しながら色水、浸し染めなどをして遊んでいました。自分のクラスのミニトマトを毎日気にかけて友達と水やりをしている子もいて、自分のクラスのものを自分達で育てるというのはとても大きな意味があることなんだと改めて感じました。少しずつ緑色の実も増えてきて大きくなってきているのが目に見えるので毎日様子を見ながら、ミニトマトの成長を子ども達と喜んでいきたいと思います。
また、今日、先日から出来ている水くみ遊びのために作られたテントの中を覗くと、広くて涼しい海の家になっていました。子ども達は気持ちが良いござの上に寝転んだり、テントから外の様子を見ていたりと楽しく過ごしていました。すみれ組のK君は、ままごとコーナーに行くと、ぬいぐるみの前の机にお皿を1つずつ並べて、果物を入れてお家ごっこをしていました。準備が出来ると、「先生!今ね、ぱんださんとこあらさんのご飯作ったんよ!」と嬉しそうに見せてくれました。「美味しそうだね〜」と言うと、「先生にも作ってあげるね!」とフルーツジュースを作ってくれました。
自分の部屋で遊んでいる時は、同じクラスの子と遊ぶようになってしまいますが、海の家だと、色々なクラスの子が休憩に来たり、遊びに来たりして自然と関わりが出来てきます。この海の家は言わば子ども達のコミュニケーションの場となり新しい遊びも生まれて刺激し合える憩いの場となっているのです。海の家なのである時は水遊びコーナーになり、ある時は釣り堀になったりと、とても便利な遊び場なので大切に子ども達と使っていきたいと思います。
今日は初めて水着を着て水遊びをしました。年少児でも保護者の方が用意して下さった水着が早く着たくて頑張って着替えをしていました。ボタンなども1つずつ時間がかかりながらも自分でしようとする姿も見られるので見守りながら「出来た!」という思いを共感していきたいと思います。
2020年5月15日 金曜日
平常保育が始まって5日目、今日も登園してくると出席スタンプを自分で押すのですが、園長の提案でコロナウイルス対策で密集を防ぐ為に白線を引いて並ぶようにしました。バスから降りてきた子ども達は、「お店みたいだね」と口々に言いながら間隔を空けて順番に並んでいました。これからの社会ではコロナが収まっても手洗い、マスク、人と人との間隔は少なからず残るであろう事を考えると子ども達にも友達とくっつかずに広がって活動することが習慣づくように注意していきたいと思います。
今日も園生活に不安を持たせないよう年少児は室内で落ち着いて過ごしていましたが、園庭からとても楽しそうな声と音楽が聞こえてきました。「何かな?」とテラスに出てみると年中、年長児が玉入れ対決をしていました。お姉ちゃん、お兄ちゃんがいるY君、M君、Sちゃん達は、「きりん組出てきた!」「Kちゃんがおるよ!」と友達同士で言い合って盛り上がっていました。みんなで玉が何個入ったのか数えている時にも、テラスの上で見ているちゅうりっぷ組、さくら組の子ども達は大きな声で一緒に数を数えていました。10までの数なら分かるかなと思って見ていましたが、30まで数えることが出来ている子もいて感心しました。その時、園庭から園長が「年少さんもおいで〜」と呼んでくれて、年少児も園庭に出て玉入れに参加しました。出番を待っている時も密集しないように飛行機のポーズをして両手を横に広げて子ども達自身で間隔が空けられるようにしました。分かっている子ども達は「コロナやけん離れて!」「ひっついたらいかんのよ!」と友達同士で声を掛け合っている姿も見られました。玉入れの様子を見ていると上にあるカゴに向かってジャンプしながら投げている子もいて、制限時間が短く感じるぐらい楽しそうに夢中になってしていました。カゴの高さも変えながら難易度を上げて運動会本番も楽しく参加出来るように工夫をしていきたいです。
実はこの「うんどうかい」は年長児が中心になって進めています。降園前にはくま組さんがお部屋に来てくれて応援合戦の練習を一緒にしてくれました。「ちゅうりっぷ組さん大丈夫かな?応援合戦出来るかな?」と心配して来てくれましたが想像以上に大きな声で応援が出来て、くま組さんから「すごいね!」「上手だね!」と沢山拍手をしてもらいました。子ども達はとても嬉しそうでした。かっこいい気をつけの姿勢や行進の仕方まで教えてもらって、少しかっこいいちゅうりっぷ組さんになれたかなと思います。
また、本番までの残り数日、教師と子ども達で盛り上げていきたいと思います。残念ながら保護者の皆様にはご覧頂けませんが、当日のブログでの速報でご覧ください。
2020年2月17日 月曜日
今日は風も冷たく、登園してきた子供たちは「わぁ〜さむいー!!」と頬を赤く染めながら体を縮めていました。今年1番の寒さに、さすがの子供たちも室内遊びを楽しんでいると…突然、空が曇り、雨が降り出したかと思い窓を開けると音を立ててあられが…と子供たちに「雪だよー」と言ってテラスに誘うとなんと6〜7㎜のひょうが降っていました。子供たちが集まり「わぁ〜手に乗った!!」と嬉しそうにいい、テラスにいた子達は上靴で踏んだ時に「ジャリっていった」などと目で見て、触って感じることができ、冬の寒さを体感出来ました。ほんの短い時間でしたが、空からの今年1番の子供たちへのプレゼントになりました。
ちゅうりっぷ組では、S君とT君が廃材で電車や飛行機、戦車を作って遊んでいました。するとY君が「電車って線路通るよねー!」と言ったので、今日はみんなで乗り物や道路作りをすることにしました。新聞で道路を作っていると、またまたY君が「信号がいるんよ!」と気付いて牛乳パックで信号を作りました。そして今度は「電車が入るところがいる!」「ガソリンスタンドもいる!」「道路に模様あったよね?」などと他の子たちも次々とアイディアを出して表現を楽しんでいました。また、友達と協力して新聞紙をちぎる人とセロハンテープをちぎってくる人、新聞紙を押さえる人と役割を分担してどんどん自分たちで道路を広げていく姿に驚きました。また、要領いいなぁと感じたのは、セロハンテープを1枚ずつちぎって来るのではなく、何枚かを1回でちぎってきて何ヶ所か一気に止めていく姿に”あぁ〜すごいな”と、私も見習わないといけないなと感じる場面でした。4月は個々の遊びだった子供たちが、今はこうして「ああしよう、こうしたら?」と相談し、協力し合って一緒に作ったり、イメージした物を表現できたり、知恵を寄せ合いながら色々な力を身に付け、成長しているんだなと感じることが出来ました。楽しんでいる子供たちを見て、私自身も幸せを感じる時間となりました。
今日の給食のメニュー
パン・具だくさんポトフ・ドレッシングサラダ・りんご
2020年1月21日 火曜日
今日はテラスの前でちゅうりっぷ組のKちゃんが「先生曲かけて!」と言って発表会のオペレッタと踊りの曲をかけてもらって、楽しんで踊っていました。あまりにも楽しそうに演じたり踊ったりしているので他の子たちが次々と寄ってきて気がつくと年中組のSちゃん達も入って、一緒に真似て踊っていました。一曲終わると「年少さんの可愛いね!私たちの踊りも見て〜、やってあげるけん」と言って年中組の踊りも見せてくれました。ここでじっと見ているだけじゃないのが三葉っ子!一緒に見様見真似で年少児達も手足を動かし踊り始めました。お手本で踊ってくれていたSちゃん達が小さな先生になって「次はこうよ!」と言いながら踊っていました。こうして遊びの中で、お互いが刺激し合いながらどんどん上手になっていくのだなと感じ、三葉幼稚園の保育の”遊び中心”というのがまさしくその通りだなと感じることが出来ました。
また今日は、赤コースの年少児はホールで舞台を使って練習して見ました。すると、朝テラス前で踊っていた子供達は踊りも、セリフも自信たっぷりで、大きな声で演じていました。遊びながら覚えて自信を持って生き生きと踊ったり演じたりする子供達に、指導、援助の仕方を学んだ気がしました。また、楽しく子供達と練習をしたり、大道具・小道具作りを進めたりと少しづつ発表会に向けて意識を高めていきたいと思います。降園前に、ちゅうりっぷ組は「発表会頑張るぞー!!」と気合を入れました。みんなで頑張ること、出来るだけ自分達で考えたり工夫したりして満足感が得られるように雰囲気作りをしていきたいと思いました。
2019年12月6日 金曜日
今日も朝からサッカーや長縄、ままごとで遊んでいた三葉っこたちです。りす組のK君はイチョウの木を見て「あれ?前は銀杏の木だったのに、今はイチョウの木になってる!なんで…??あっそうか 、寒くなって冬になっているからか〜」と自然の変化に気付いて呟いていました。また別の場所ではりす組のYちゃんが空を見上げて「あそこ光ってる!」と曇り空の後ろに隠れていた太陽が雲を通してぼんやり光っていたのです。「あそこは何があるんだろうね?」と問いかけて見ると「うーん…あっ太陽かな?」と答えていました。また、一方でちゅうりっぷ組の子たちが大発見していました。ビックボスにちゅうりっぷ組の子たちが登っているので近づいて見ると、桜の木にカマキリが卵を産んでいるのを発見したのです。誰かが見つけるといつの間にか他の子に伝わっているのが不思議です。次々とカマキリの卵を見に集まってきていました。
そんな中、ちゅうりっぷ組のT君、S君がすぐ横の砂場で朝から山づくりに励んでいました。子供達は楽しいことを見つけると嗅ぎつけて集まってきます。今日も砂場の山づくりが盛り上がっているとどんどん集まってきて気がつくといろいろな子が一緒に山づくりを楽しんでいました。数日前も砂場で年中、年長さんがトイやホースを使って水を流していたのを見ていたT君が「みんなでここに水流そうや!」と声をかけ、その声に応えてY君がホースをつなごうとしましたが、あれあれ?お山まで届きません。みんなが作っていた山は水道から離れていたので、ホース一本では届かなかったのです。どうするのかな?と見守っていると、T君がトイを持ってきました。それを見た他の子たちも気付いて次々とトイをつないでいきました。長くなったところで水を流すと…あれあれ?またもや山に届かず、しかも1個目のトイから水が漏れているではありませんか。みんなが次のトイを上に上にと重ねていたので水が上手く流れて行かなかったのです。その事になかなか気づけなかったようで「なんでやろう?」「つなげたのに…」としょんぼりしてしまいました。そこで、今日はここで助け船を出すことにしました。トイの重ね方を下に下にと置いていくように援助していくと「よし!これでいけるかも」とS君が声をあげました。さぁ、今度こそ!と水を流すと…またしても失敗です。砂がデコボコしていて途中でトイがV字になってしまっていたのです。でも残念ながら今日はそこでお片付けの時間になってしまい、子どもたちは「月曜もう一回する!」と意気込んで部屋に帰りました。今日は色々なところで子どもの、不思議だな…と感じた事を呟いていたり、なぜ出来ないんだろうとみんなで考えたりする姿を見ることが出来ました。この時期の子どもたちにとって夢中になって集団で遊ぶ込むことが大切な学びになるのだなと感じました。子どもの目線で見える世界を呟いてくれるおかげで、改めて私も目を開くことができ、その度に感心させられます。また色々な発見を子どもたちと楽しんで、学んでいけたらと思います。
今日は個別懇談がありました。寒い中足を運んでくださった保護者の皆様、ありがとうございます。明日もお待ちしております。
2019年11月14日 木曜日
朝、子供達と園庭に出ると時より冷たい強い風が吹き、「うわ、寒いね」と思わずにを縮めましたが、子供は風の子。やはり寒くても園庭で元気いっぱい体を動かし遊んでいました。
作品展まで後2日になり、戸外では各学年の子供たちがそれぞれの共同作品作りを進めていました。昨日から落ち葉を捜し集めていた年少児は昨日の風や雨のおかげで落ちた色とりどりの落ち葉に気づいていました。最初に気づいたひまわり組のY君、Eちゃんが拾い始めると、どんどんちゅうりっぷ組、さくら組、すみれ組の子どもたちも拾い始め色とりどりの落ち葉を集めることができました。それを使って今度は各クラスで縄で作った動物の体に一枚ずつ丁寧に貼っていきました。時々遊んでいる年中さんや年長さんが横を通ると「あっこれワニ?」「らいおんだ!」などと声をかけてくれると年少児たちは得意顔で「そうよ!」と答えていました。その一方では、その近くで年中さんたちが、藁の家から逃げ出した子ブタとオオカミを作っていました。また門の近くでは年長さんがトントントンと釘を打ち木の家を作っていました。各年齢の子供たちがお互いを意識しながら作っていてお互いの共同作品への関心を高め、更にいろいろな先生や友達に声をかけてもらっていい刺激を受けながら活動していて園内には活気溢れていました。当日は各学年の素敵な作品をお母さんお父さんに見てもらえるのを、子供たちと楽しみにしています。
また今日は、味生第二小学校との交流がありました。味生第二小学校の一年生に招待され、ワクワクしながら来年進学する子供たちがバスで出かけていきました。一年生の子たちがお店やさんやゲームコーナーを準備して心待ちにしてくれていました。お店やゲームコーナー、作って遊ぶコーナー等、幼稚園児たちは迷うことなく、一目散に気になるところへ向かっていきました。秋のフェスティバルということで作るコーナーやゲームコーナーにはドングリやまつぼっくりを使った遊びがたくさんあり、子供達は驚きながら取り組んでいました。写し絵コーナーに行ったぞう組のT君、F君は一年生のお姉さんにやり方を教えてもらった後、自分達で写したい葉を選びました。学習机に座ってはのデコボコを感じながら真剣に擦っていました。小学生たちと触れ合いながらいろんな体験をして子供たちは今日も気持ちの上で一歩小学生近付いたのでは、と思いました。今日から年長さんたちのお店やさん作りが始まりました。サニーマートでのお買い物、小学生との交流をヒントにどんなお店やさんが開店するのでしょうか。参観日にはお店やさんが開店すると思います。銀行もありますのでご利用ください。
今日のメニュー
芋ご飯・豚の生姜焼き・青菜とキノコの煮物・酢の物・キウイ
2019年11月12日 火曜日
11月も間もなく、中旬にかかろうとしています。今朝は爽やかな秋晴れとなり、子どもたちは少しの寒さも気にせず、今日も園庭で元気一杯遊んでいました。
今朝、登園してきたちゅうりっぷ組のHちゃんは、ちゅうりっぷ組の部屋の中がいつもと変わっていることに気がつきました。「あれ?どしたん!お部屋がなんかちょっと、新しい!!」作品展の準備が始まり、ちゅうりっぷ組の部屋は大変身しています。登園してきて部屋の変化に気付いた子どもたちの可愛らしい反応がたくさん見られました。作品展当日はどんな部屋になるのか楽しみです。
戸外では、年少組の子どもたちが藁のコーナーに集まっていました。近づいてみると、協力して藁を叩いたり、友達と一緒に縄を編んでいる子どもたちの姿がありました。
そんな中、すみれ組のAちゃんは、今日初めて縄を編みました。Aちゃんは初め、藁を上手くねじることができませんでした。しかし、何度も藁をねじり、キュッと引っ張ることを繰り返していくうちに、上手に縄を編むことができていました。1つコツを摑むと、どんどん何でも挑戦してやり遂げていく子どもたちには驚きです。
その隣で、「先生見て!」とちゅうりっぷ組のYくんとSくんが長くて太い縄を見せてくれました。「これYくんとSくんが作ったの?」と聞くと、「うん!」と嬉しそうに答えました。「へびさんみたいだね」「綱引きができるね」と言って、1本の長くて太い縄で様々な想像を楽しそうに繰り広げていました。
ちゅうりっぷ組では、今日作った長くて太い縄で何が作れるのかを話し合いました。「ねこさん!」「きりんさん!」といろいろな意見がでる中で、Sくんが「わにさん!」と答えました。わにさんをどんな形で作るのか、実際に形を作ってみたところ、見事にわにさんの口と体を表現することができました。他にも、うさぎやらいおんも作ってみました。子どもたちの表現する力、想像する力は改めて素晴らしいなと思いました。この縄がまたどんな形に変身するのかとっても楽しみです。
コメント (「海の家涼しいね!」 ちゅうりっぷ組 岸田亜寿美 はコメントを受け付けていません)