幼稚園の日記(ブログ)

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2008年11月26日 水曜日

11月も後半になると子ども達の遊びも鬼ごっこや縄跳びなど体を動かす遊びに変わってきます。今日は、30日のサッカーの試合を前にしてエルピスのコーチの特別指導が入りました。その中で練習試合をすることになっていましたが登園してきた年少さんやサッカーのおへやをしていない子どもがビブスを着て一生懸命ボールを蹴っていました。そんななかいよいよあそびのへやの特別指導の時間になりました。試合が始まろうとするときにちゅうりっぷ組のS君がギブスを着てやってきました。しかし今日は年長児と年中児の試合で年少児はスピードについていけず危険だということで入れてもらえませんでした。S君のお兄ちゃんは年長児でサッカーに入っていました。三葉幼稚園ではたいていのことは年長児や年中児の中に入って遊べているのでS君は納得できなかったようです。泣いていたS君には理由を話して時にはできないこともあるということを分かってもらいました。試合はどの子も精一杯頑張っていて、優勝候補のチームに勝った、ぞう組、ぱんだ組のチームは大喜びでした。負けたチームは勿論「次は勝つ!」と益々競争意識が高まったようでした。

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そして今日は子どもたちの大好きな手作り給食の日。朝来ると「今日納豆やろ。」「早く給食にならんかな。」と楽しみにしていました。駐車場の畑からぞう組の子達が料理に使うためのブロッコリーを採ってきました。さぁ!楽しみにしていた給食の時間です。大根の煮物を食べたAちゃんは「この大根が一番好き。」と言って何度もおかわりしていました。この大根はきりん組のkくんのおじいちゃんが昨日丹精込めて作ったものを子ども達のために50本も届けてくださったものでした。ぞう組が採ってきたブロッコリーは天ぷらの中に使われていておかわりをしたY君は「あれ?さっきと天ぷら違う。いっぱい野菜がはいっとる。」と気付いていました。野菜が苦手なA君も「これ食べてみる。」と食べていました。今日のメニューは他にたことたまねぎのかき揚げ、りんご入り納豆、芋たき、みかん、人参ご飯でした。芋たきの里芋はぺんぎん組のFちゃんのお家から頂きました。皆さんのおかげで子ども達は新鮮で美味しい野菜を今日も頂くことができました。三葉っ子達は寒い冬も温かくて美味しい食事で健康で過ごせることでしょう。

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コメント (「サッカーしたよ」         りす組  和田真佑美 はコメントを受け付けていません)

2008年11月5日 水曜日

今日は子ども達が楽しみにしていた赤コースの乗馬がありました。バスの中でも馬についての話に花が咲いていました。乗馬倶楽部に着くと馬に乗る前に古森先生が『おうまさんは大きいけれどとっても優しい動物です。目を見てごらん。とってもきれいでしょ。だから怒られたりおどかされたりすることは嫌いなんだよ。優しくありがとうして優しく歩こうね。』と話してくださいました。子ども達は約束を守りながら乗る順番を待っていました。R君は待っているとき、自分が少し体重が重いのを気にしていたようで、馬にのせてくれるおじさんに「僕は他の子よりも体重が重いんですけど大丈夫ですか?」と尋ねました。するとおじさんは「じゃあ乗せてくれる人に聞いてみよう。」と言って馬に乗っている人に聞いてくれました。「この馬は平気だよ。」と聞いて安心して乗っていました。 その後、馬舎の見学に行くと間近に見る馬にとても興奮していました。その時乗馬が終わって帰ってきた馬とすれ違ったSちゃんは「ちょっと触っていいですか?」とお兄さんに聞いて馬の顔をなでさせてもらいました。

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もう一つのニュースは三葉幼稚園と日頃何かと交流のある北条のあい幼稚園の年長組ひまわり組さん32名が交流に来てくれました。放送研究大会で私達の指導助言と司会をしてくださったあい幼稚園園長の西宮先生と主任の伊藤先生が当日の子ども達の遊びを見てあい幼稚園のひまわり組さんにもこのような経験を是非させたいと急遽三葉幼稚園訪問が決まりました。勿論レストランごっこやお店屋さんにお客さんを迎えて知恵を出し合ってより活発に遊べることは三葉幼稚園にとっても素晴らしいことです。ぞう組はみんなで話し合って乗馬を明日にしてあい幼稚園のお友達を迎ええることに決めました。待っているとあい幼稚園のお友達到着!!園に着いた子ども達は「うわー大きい。お城みたい。」「すごーい。」と口々に言いながら入ってきました。荷物を置いて早速戸外に出ると、遊具で遊んだり包丁を使ったままごとをしたり、玄米作りに加わったり物怖じすることなくとても活発にのびのびと遊んでいました。いよいよ11:00頃からは各フロアーのお店屋さんが開店です。あい幼稚園のみんなも各自で用意した財布からお金を出して買い物をしたり、みつば銀行へ行ってキャッシュカードを作ってお金をおろしてはレストランへ行ったり映画館ではジュースを飲みながら入って観たり楽しんでいました。今日から始まったらいおん組、くじら組のキラキラコンサートではあい幼稚園のA君が「あれは何?」とくじらの部屋の隅に付けられた穴の開いた箱を見つけて質問しました。三葉のS君が「あれはコンサートで使う青の照明よ。」と答えるとA君が「じゃあ部屋を暗くせんといかんね。」と案を出してくれました。そして部屋の電気が消され本当のコンサート会場になりました。給食も一緒にテラスで食べました。あい幼稚園のお友達も三葉の子ども達と同じ玄米給食を仲良く食べてここでもゆっくりと交友を温めました。

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私達教師にとっても今日のような他園との交流は刺激になりました。又、子ども同士でコミュニケーションを図り、自分たちで相手のことをお互いに思いやりながらかかわっている姿を見て、子どもの生きる基がここにあると感動しました。

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今日、三葉幼稚園に来てくださった元気でたくましいあい幼稚園のひまわり組さんとても楽しかったです。また遊びに来てください。今度は焼き芋をしませんか?そしてこの交流を申し出て下さったあい幼稚園の先生方、ありがとうございました。

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コメント (和田真佑美 《あい幼稚園のお友達》原田寿子  はコメントを受け付けていません)

2008年10月16日 木曜日

火曜日から木工のコーナーができ、毎日そこにはたくさんの子ども達がやって来て作る姿がみられます。年長組とちゅうりっぷ、たんぽぽ組が芋掘りに行っている間、園では、年中組、年少組の赤コースの子ども達がそこで活発に遊んでいました。そこの台の上には、火曜日に古森先生が木工で作った家の形をした釘置きがおいてあります。それを見た子ども達が「可愛いなー。こんなおうち作りたいな。」と言ってその家を見てどうやって作っているのかを考えながら作っていました。土台を作るのが難しいようで、中には「先生ここ持っといて。」と言って教師に木を打ちやすいように押さえてもらって一生懸命釘を打つ姿も見られました。Aちゃんは土台と屋根を作って組み合わせると、その中にベッドや机、いすを釘で打ったり、ボンドで貼ったりして作って笑顔で「可愛いおうちができたよ。」と見せてくれました。子ども達は興味のあるものを見つけると、自分で考えて自分で最後までやり遂げようとする姿が見られ、その中で、成長しています。

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また、今日はままごとコーナーの入り口に「おいしそうななんでもりょうり」と書いた紙が貼ってありました。そのコーナーに三葉の子達はもちろん、今日はこあらの子とお母さん達もたくさん集まってきました。年少児のHちゃんは「おいもやさんでーす。おいしいですよ。」と言いながら、昨日取れたばかりの小さなさつま芋を売っていました。昨日さつま芋をお土産で持って帰り、「焼いもしてもらった。」「お芋のお味噌汁やった。」とおうちで自分たちが取ったお芋の話をしながら、ままごと遊びをしていました。今日はお料理の材料の野菜は仕分けしないでいろいろなものが混ざったままの状態でおいてありました。その中から、自分の欲しい野菜を見つけて取り出して楽しそうに料理を作っていました。

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お絵描きのコーナーでは運動会の楽しかったシーンを描く子、自分の顔や家族の絵を描く子などいましたが、やはり一番多かったのは昨日のさつま芋掘りでした。大きなお芋を取った絵やお芋を紙いっぱいにいくつも描く子、畑や虫も一緒に描く子など昨日のことを思い出しながら描いていました。絵を見ていてもままごとの様子を見ていても昨日の体験がとても印象的だったことがうかがえました。

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コメント (こんなおうちが作りたい。          和田真佑美 はコメントを受け付けていません)

2008年9月24日 水曜日

今日たんぽぽ組のテラス前のベンチに昨日のホームページにも書いていたぎんなんが置いてありました。それを見つけた子ども達は手にとって見ていましたがさくら組のHちゃんが「うわ!くさーい!!」と声を上げました。「黄色いさくらんぼみたいやのにね。」「なんでこんな臭いするんやろね。」といろいろな会話が聞こえてきました。その後イチョウの木の下のアヒルの乗り物で遊んでいたりす組のY君は「先生、ぎんなんの種が落ちてる。」と言って拾っていきました。そして「この種植えたらイチョウの木生えるんかな」とつぶやくと部屋からナイロン袋を持って来て種を入れて大切そうに持って帰っていました。いちょうの葉も少しずつ色が変わり始め1枚2枚と落ちています。イチョウの葉を集めて花束を作って「お母さんにプレゼントする」と嬉しそうに言う子の姿も見られました。中にはアヒルの乗り物に乗るためのチケットにして遊ぶ姿も見られました。遊びの天才、みつばっこ達はもう小さい秋をみつけて楽しんでいるのです。子どもにとって自然は欠かせない生きるためのエネルギーになります。調べたところ、幼稚園のイチョウの木はメスで今までオスのイチョウがなかったので実がならなかったのでしょう。今年は風に乗ってきたオスのイチョウが受粉したようです。 

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さて、運動会の年長の競技は、年少、年中児にとっては憧れのようです。2階のテラスから鼓笛を見て「年長になったら旗をしたい」「俺は太鼓をする。」と言ったりスピードのあるリレーを見て「速いなあ。かっこいいなあ。」と言ったりしています。今日青コースが組体操をしているときに古森先生の近くでりす組の3人の子が見ていました。がそのうち年長児の真似をして飛行機をしたりケーキを作ったりと3人で組体操を始めました。おみこしだけがどうしても作れず3人であーでもないこーでもないと手を交差させてみるなど苦戦していました。また野球拳もぺんぎん組やぱんだ組の子が一生懸命踊っていました。「先生野球拳楽しい」とKちゃんはとても楽しそうに言いました。明日は青コースの総練習です。皆笑顔で頑張ることでしょう。

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コメント (イチョウの木                      和田真佑美 はコメントを受け付けていません)

2008年8月27日 水曜日

今日は赤コースの夏季保育の日でした。久しぶりの幼稚園に子供たちは大はしゃぎ。バスから降りてくると元気よく「おはよー。」「僕ね、海に行って魚見た!」「動物園行ったよ。」など、いろんな話が聞こえてきました。

今朝は門から入った正面のテントに『かきごおり50円』と書いた看板が出ていました。それに気がついた子は、登園するとすぐに並ぼうとしていましたが、まだ営業していなかったので好きな遊びを楽しんだあと「お金がいるよね。」と話しながらそれぞれがお金を作りました。そしてかき氷屋さんの前まで行くと横から、元気のよい声が聞こえてきました。声のするほうを見ると、年長児たちがかき氷屋さんのお手伝いをしていました。「はい。お金はこっちに持ってきてください。」「お椀と交換ですよ。」とてきぱきと動いて器を手渡してくれました。それに、いちご、メロン、レモン、オレンジ、ブルーハワイの中から選んでかき氷を入れてもらいました。椅子にすわり「何味にしたん?」「ベーしてみて。」と言ってお互いが舌を見せ合って笑い合う姿も見られました。こあら組みさんもお母さんと一緒に子どもたちに混じってとても楽しそうでした。

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以前ブログにも書きましたが、7月の中旬頃年少児のKちゃんのお家からたくさんのカブトムシをいただきました。各クラス23匹ずつ飼育していたのですが、1か月ぶりにカブトムシの容器をのぞいたY君が「先生カブトムシが死んどるよ!」と言いました。その声にほかの子どもたちも集まり「本当や。かわいそう。」「お墓作ってあげようや。」と口々に言いました。そこにいた子どもたちと一緒に2匹のカブトムシのお墓を作ると「天国に行けますように。」と手を合わせて目を閉じる女児の姿も見られました。部屋に帰ると、カブトムシのいなくなった容器をのぞいていたT君たちが「先生、カブトムシの幼虫がおる!」と興奮していってきました。見ると2匹の幼虫が元気よく動いていました。「卵があったんかな?」「名前何にする?」と話し合いながらしばらくの間見ていました。母親カブトムシはしっかりと自分の役割を終えて次の命を育んでいたのです。Rくんが「ウンチいっぱいしとるよ。」と心配そうに言いました。子どもたちと一緒に容器の掃除をして、りす組の子どもたちが年長さんになる頃カブトムシになって再び姿が見られるよう大切にしていきたいと思います。

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コメント (「かき氷屋さん」  和田 真佑美 はコメントを受け付けていません)

2008年7月2日 水曜日

もうすぐ七夕ということでテラスには笹飾りを作る環境が出ました。それを見た子ども達は早速、机の前で折り紙を選んで作り始めました。その横で年長児はちょうちん作りを始めました。それを見て年中児のSちゃんも真似をして一緒に作り始めました。

また年少児のK君は初めて輪飾りを作るようで、どうやってつくるか迷っているようでした。すると隣にいた年中児と年長児がK君に輪飾りの作り方を丁寧に教えてあげる姿が見られました。一つひとつ輪をつないで、だんだん長くなっていくと、「うわぁ!!すごく長くなったよ。」と、とても嬉しそうに輪飾りを持って立ち上がって歓声をあげていました。
そして、笹にくくりつけると、「これ、K君が一生懸命作った輪っかだからね。」と教えてくれた年中、年長児に話していました。

先日、園で田植えをしました。その時、「もしかしたらカブトエビの卵があるかもね。」と古森先生が言われていましたが・・・今日見ると、その泥舟の田んぼの中に沢山のカブトエビがいました。年少児のHちゃんは、「うわぁ。いっぱーい!!」と言って、覗き込んでみていました。しばらくするとHちゃんが、「あっ!!お腹見えた。」と言いました。見ると、カブトエビが背泳ぎをするようにお腹を上にして泳いでいました。その様子をずっと見ていたHちゃんは、「すごいね。すごいね。」と何度も言いながら、長い間、観察していました。

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2008年6月12日 木曜日

  ちゅうりっぷ組の前に年長児達が植えたあさがおがおいてあります。その植木鉢の一部が雨だれの落ちる場所にあったため、その土がはねてあさがおの根元に穴があいていました。そこで植木鉢を移動していきました。そしてその中の一つを動かした時の事。植木鉢の底だった部分が真っ白でその中から数匹のありが白いものを口にくわえて右往左往していました。よく見るとそれはありの卵と幼虫でした。その様子を見ていたH君は「おうちがなくなったけんおうち探しよるんよ。」と最初から最後までずっと見ていました。あれだけ沢山いたありの卵と幼虫は働きあり達によって30分程で新しい木の隙間のおうちに全て運ばれてしまいました。凄いありたちのパワーはまさに生きる力そのものでした。

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さて、一方一ヶ月前に子ども達と一緒に植えたカゴメから送られてきたトマトの苗が大きくなり花が咲きました。これからどんどん伸びていく茎が倒れないようにと、支柱を立てることにしました。子ども達はトマトを見ると「花がさいとる」「小さいトマトがある。」とよく観察していました。Y君が「なんか青い臭いがする」と言うと他の子ども達も「本当だ。トマトの臭いがする。」と口々に言っていました。

ところで明日はプール開きとカレーライスパーティーです。このカレーライスは子ども達が収穫したたまねぎとじゃがいもを使って役員さん方が作ってくださるところに意味があります。子ども達とたまねぎの皮をむいて明日の準備をしているところに今回も農園をしていらっしゃる年少組のK君のお父さんから採りたての枝豆が届きました。いつも子ども達に新鮮な野菜を届けていただき感謝しています。みんなで枝についている豆をちぎっていると、Y君は「枝豆ってこんな風に出来るんや。あ!これ3つが一緒のところからでとる。」と大喜びしていました。全員が枝豆を取り終わると、今度はそれをどうやってたべるかとゆう話が始まりました。「カレーに枝豆が入るんよ」と自信満々に言っていました。 

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明日のプール開きを子ども達はとても楽しみにして帰っていきました。

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コメント (ありさんのお引越し        りす組  和田真佑美 はコメントを受け付けていません)