幼稚園の日記(ブログ)

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2015年7月1日 水曜日

 今朝、吉本先生から声を掛けられました。「玄米の芽が伸びているから年中さんに見せてあげたら?」昨日の枯れかけのなでしこの件もあり、私は年中フロアに玄米を持っていきました。すると、早速子ども達が、「先生!それ何?」と集まってきました。年中児達は、「この前のお米やろ?」「芽が伸びとるね!」と驚いた表情で見ていました。一粒のお米から伸びた小さな芽の変化にも気づいて、生長を喜んでいる子ども達の姿を見て、子ども達と同じ目線に立って、「見て・感じて・気づいて」子ども達に追いつかなければと改めて反省する出来事でした。

                        

 今日から7月が始まりました。外はあいにくの雨だったので、登園してきた子ども達と階段の途中にある壁面の飾り作りをしました。「七夕飾りが作りたいな。」という子ども達の発想から、新聞紙で天の川を作ると、そこに三角つなぎや貝殻つなぎを飾っていきました。七夕の話を思い出したHちゃんとSちゃんは、カササギを描いて飾っていました。壁面の飾りを作っていきながら、夕涼み会に飾るちょうちんを作ってみることにしました。作品展を経験して、作ることやイメージすることが楽しくなってきた子ども達は、「ちょうちん作りたい!」「やってみたい!」と意欲満々でした。ちょうちんの作り方は、数年前に副園長が考案した作り方が、とても分かりやすく楽しく作ることができるのです。封筒を折ったり切ったりして作っていくのですが、今日は封筒がなかったのでチラシを使うことにしました。のりを付けてくっつけたり、はさみで切ったりしてちょうちんが出来上がると、とても喜んでいました。又、チラシは写真や値段が目立つ配色やデザインで作られていることから、ちょうちんが目を引き良い味が出ていました。夕涼み会には、子ども達の手作りのちょうちんが並び、雰囲気をより一層盛り上げてくれると思います。

          

 片づけた後、七夕さまの歌を歌っていると、Yちゃんが手話をしながら歌っていました。昨年、年長児に教えてもらった手話を今も覚えていたのです。途中、分からないカ所もあるので、近くのくま組さんに出張してもらって手話を教えてもらいました。「笹の葉♪の所は、竹なので、手でお部屋を作ってつないでください。」「のきば♪の所は、家の屋根の形にしてください。」と1つ1つ丁寧に今日の手話教室で習った手話の形を教えてくれる年長児の姿を真剣に見て、子ども達は真似をしながら歌っていました。手話は、歌詞をリズムや音で覚えるのではなく、意味をちゃんと理解して正しく表現することが大切です。そのことをくま組の子ども達は理解して、丁寧に教えてくれる姿に驚かされました。

                    

 昨日のかんたんメールでもお知らせしましたが、7月から水曜日の家庭弁当は完全給食になっています。お間違えのないように、お気を付けください。

                            【本日の手作り給食】

                 

又、1日より平成28年度の入園募集が始まりました。入園説明会は7月8日・9日に予定しております。来年度、認定こども園移行にあたっての説明会もありますので、ご近所の皆様お誘い合わせて、ぜひお越しください。

【健康情報】

感染症の子どもはいません。気温の変化に注意し、引き続き健康管理に気を付けてください。

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2015年6月8日 月曜日

 雨の日でも三葉幼稚園には遊ぶ場所がたくさんあります。図書館の下では、包丁ままごとと泥団子づくりができるコーナーになっていて、今日も朝からたくさんの子ども達が集まっていました。今日のままごとの野菜の中には、梅の実がありました。この梅の実は幼稚園の裏の山にある梅の木から道路に転がってきた物を、教師が子ども達の遊びに使ってもらいたいと集めてきた物でした。梅の実を鼻にあてながら、「いいにおいがする!」「ジュースを作ろう!」などと言って、梅の香りを楽しんだり作りたい料理をイメージしたりしていました。泥団子づくりでは、年少児も上手く丸めることができるようになって、たくさんの年少児ができた泥団子を見せてくれました。湿度が高い日には、土も湿ってしまってさらさらに乾いた土は、なかなか見つからないのですが、遊びの天才の子ども達は、そんな天気の日でもさらさらの砂がある場所を見つけてきて、きれいで丈夫な泥団子を作っていました。

         

 りす組では、先週から作品作りが盛り上がっています。家から廃材を持ってきて作る子や明日も続きをしたいと期待を持って降園する子が増えてきました。金曜日から始まっていた段ボールの電車は、1日中遊んで修復不可能になっていました。そこで、今朝調理師さんに頼んでバナナが入っていた段ボールをもらって、再度男の子達が電車を作り始めました。Aくんが「窓を作りたいな。」と言って、Bくんと力を合わせてハサミで段ボールを切ろうとしますが、なかなか切ることができません。そこで、段ボールカッターの使い方を教えて、教師が見守る中で窓を切り開いていきました。窓が出来上がると、AくんとBくんは窓から顔をのぞかせてにっこり。とても満足していました。その後、2つの段ボールの電車をつないで、2両編制にして男の子達が入って電車ごっこを楽しんでいました。廃材遊びなどのたくさんの遊びを通して、イメージすることや考え出すことが楽しくなっている子ども達の笑顔がたくさん見られるようになりました。

          

 今日の給食は「大豆粉パン、あんかけうどん、バナナ、牛乳」でした。手作りのあんかけうどんは、野菜がたっぷり入っていて、たくさん遊んで空腹だった子ども達のお腹をしっかり満たしてくれました。

               

<本日の健康情報>

ヘルパンギーナ・・・1名

溶連菌感染症・・・1名

うがいを、手洗いをしっかりとしましょう!

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2015年5月16日 土曜日

今日は子ども達が待ちに待ったミニ運動会がありました。昨夜からの降り続いた雨でしたが、子ども達の願いが通じたようで雨があがりお昼からの開始になりました。今年は、保護者アンケート等、保護者の方からの意見も考慮してプログラムの内容も変更しながらも、保護者の方の厚い要望で親子で楽しめる競技は残すことにしました。5月のミニ運動会は、秋の運動会につなげるための遊び的な運動会です。又、普段は忙しくてあまり相手をしてもらえない親と子のコミュニケーションの場としての意図をもった競技になっています。

子ども達の大好きなお引っ越しゲームで始まったミニ運動会でしたが、子ども達は放送を聞いて友達や教師と考えたり踊ったりして楽しみました。年長児のリトミックは、秋の運動会の鼓笛隊に向けての内容を副園長の合図に合わせて、体でリズムを表現したり隊形の移動をしたりしました。この経験は、秋の運動会につなげていきます。

年少児のかけっこは、保護者が必死になって走って、子どもを笑顔で迎える競技です。子ども達が笑顔で保護者に駆け寄ってくる姿は、とても可愛く保護者も満面の笑みでした。年中児のかけっこは、忙しくてかまってもらえない子ども達が、保護者にしがみつくゲームです。30秒でもいいので子どもとのスキンシップをはかることの大切さを保護者も感じて下さったことと思います。手足でしがみつく行動は、子どもの腕や足の力を養うねらいがあります。ゴールまでの短い時間でしたが、保護者にしっかりとしがみつくことができて、大満足の子ども達でした。年長児のかけっこは、担任との競争です。そこに他のクラスの教師が参加して、真剣に走りました。なかには、教師を追い抜く子どももいて、とても盛り上がりました。今年は子どもと本気で付き合う教師でありたいと本気で走った教師たちでした。

今年初めて取り入れた玉入れは、それぞれの学年で移動や集まり方の違いがあり、入園・進級してから遊びに取り入れてきました。又、学年によって役割があり、年長児は道具の準備や片付け等も自分たちでできることは進めていきました。みんなで玉の数を数えて大盛り上がりの競技になりました。

今年のプレゼントの中には、調理師さんの手作りのお菓子も入っていて、競技からプレゼントまで温かい運動会になりました。保護者と子ども達の笑顔が溢れ、楽しい声が響き渡った園庭に、43歳を迎えた三葉幼稚園はますます元気いっぱいになりました。

本日は足元の悪い中、たくさんの保護者の方にお越し頂き、又、子ども達と真剣に向き合って頂き、ありがとうございました。今年1年、保護者の皆様と共に幼稚園の教職員が、子どもの成長を信じ後押ししていきたいと思いますので、どうかご協力下さいますようお願い致します。

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2015年4月20日 月曜日

「今日は幼稚園で○○をして遊ぶぞ!」と子ども達が期待を持って登園して来てくれるかな?と楽しみにして登園してくる子ども達を待っていると、ほとんどの子が元気いっぱい挨拶をして門を入ってきました。園生活の流れにも慣れてきた新入園児達も自分のしたい遊びをみつけて楽しんでいる姿が見られました。年中の子ども達の間では、1階テラスの隅のコンクリートに巣を作っているアリの話で盛り上がっていました。男の子達が図鑑を開いて、巣にはエサを隠す部屋や寝る部屋など、たくさんの部屋に分かれていることを話題にしていました。目には見えない土の中をイメージしながら、楽しそうに話していました。

さて、先週の金曜日の降園の時、テラスを歩いていたりす組の子ども達が何かをみつけました。「凧かな?」「凧やろ!」と話している先には、副園長がいて手作りのこいのぼりを桜の枝に結び付けていたのでした。それを見ていたことで、今朝りす組のMちゃんが家からこいのぼりを作るための包装紙を持って来ていました。早速、包装紙を切ったり折ったりしながらこいのぼりを作り始め、形が出来上がりました。「どんな目やったかな?」とMちゃんが言うので、今日は先日のこいのぼりがテラスの屋根の下にいることを伝えると見に行って、目を描いたりヒレを付けたりしていました。2階では、年長児達もこいのぼり作りをしていて、ビニールや発砲スチロールなど、廃材を使って工夫して作っていました。風車を作っている子もいて、年中の子ども達には、たくさんの刺激があったようでした。これから5月に向けて、色々な種類のたくさんの工夫がつまったこいのぼりができるのが楽しみです。

今日の昼食は、手作りの「あんかけうどん」でした。先週のスパゲティーは、不慣れな年少児でも運びやすくおいしく食べられるようにと心遣いがされていました。今日のあんかけうどんも、パンだけではお腹が減るであろうと配慮してくれた献立でした。自分達のことを考えて作って下さっていることやあんかけうどんのおいしさに、笑顔いっぱいの子ども達でした。

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2012年3月24日 土曜日

 今日は、平成17年度に三葉幼稚園を卒園した小学6年生を招待しての「卒業おめでとう会」がありました。今年は82名が参加し、久しぶりの再会を喜んでいました。

 集合の1時間前にもかかわらずやって来た女の子達は、懐かしいままごとのコーナーを見つけると、早速料理を始めました。「包丁、こんなに小さかった?」「テーブル低くなったよね。」と言いながら幼稚園で遊んでいた時のことを思い出しながら楽しんでいました。そして、全員が揃って集合写真を撮りました。少し照れくさそうにしている子もいましたが、みんな幼稚園の頃に見せていた素敵な笑顔で写真を撮ることができました。

        

 会議室に上がってから副園長から卒業生に向けて話がありました。「中学生になるということは、1つ大人に近づくということ。大人や先生に反抗したくなることがあるかもしれないけれど、しっかりと気持ちを持つことが大切だよ。」その話を副園長の顔を見ながら真剣に聞く姿を見て、とても頼もしく思えました。ゲームでは、幼稚園のことを思い出しながら、○×クイズに答えてもらいました。また、ジャンケン列車では、優勝者・準優勝者に副園長からサプライズの景品が送られ盛り上がりました。会食では、教師手作りのお菓子がありました。「うどんのスナック・豆腐入りみたらし団子・ポテトチップ」の手作りお菓子は、三葉幼稚園の子ども達に人気の特製おやつです。既製品のお菓子よりも食べやすく、とても喜んで食べていました。その時にプロジェクターで当時の発表会の様子を流すと6年前の自分達を見て、懐かしく感じたり照れたりしながら会食を楽しむことができました。

        

        

 最後に卒業おめでとう会の記念として、集合写真入りのフォトフレームをプレゼントしました。今年からフォトフレームがプレゼントされるようになり、子ども達も大喜びでした。副園長から、「頑張れ、頑張れと言っても、頑張り過ぎは疲れてしまうから、そんな時は幼稚園に帰っておいで。」と話がありました。これは、私達教師も同じ気持ちなのです。もし途中で疲れたり道に迷ったりすることがあれば力になり、子ども達の心の拠り所でありたいと思います。

  

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2012年3月2日 金曜日

 昨日、工事の現場監督さんから「明日は珍しい機械が入るから楽しみにしていて。」と声を掛けられたので、そのことを子ども達に伝えていました。すると、登園して来た子ども達が、「何の機械が来た?」「今日は何ができるんかな?」とワクワクしていました。そして、大きな音を立てってやって来たのは「コンクリートミキサー車」でした。ミキサー車をみつけたひよこ組の子ども達は大喜びで、よく見える2階のテラスへと上がっていきました。ベンチに座ってミキサー車の様子を見ているとAくんが、「あっ!ぞうさんの鼻みたい!」と言いました。ミキサー車からコンクリートを流し込むために、ミキサー車に樋をくっつけた形がぞうの長い鼻のイメージとつながったのでした。しばらく見ていると今度は工事のおじさん達が、流し込まれたコンクリートをペタペタと押し始めました。ひよこ組のBくんが、「ペタペタ何しよんかな?」とつぶやくと、一緒に見ていたぱんだ組のCくんが、「あれは真っ直ぐにしよんよ!山作る時もペタペタしたやん!」と自慢げに答えました。私には正しい答えがわからなかったので工事のおじさんに聞いてみることにしました。すると、コンクリートは流し込んだままだと大きな砂の粒が浮き出たままになってしまうのでその粒を沈めて平らにしないといけないそうです。子ども達は、工事の過程を見ながら「なぜ?」「どうして?」と考え、そして自分の体験を頭の中の引き出しから出してきてイメージを重ね合わせて、更にタンスの中身を増やしていくのだと思いました。

        

 卒園式まで2週間を切り、年長さんと過ごせる日にちも少なくなってきました。今まで一緒に遊んでくれたりお世話をしてくれたりした年長さんに、何かプレゼントをしようとりす組の子ども達と話し合いました。そして、卒園式に飾る絵を描くことに決めました。まずは、小さい紙に全体のイメージを下書きしてから大きな紙へと描いていきました。今日はとりあえず動物の絵を描いて絵の具で塗るところで止めて、続きは月曜日にすることにしました。続きの構成をどのようにするかは、月曜日までに考えてくると意気込んでいたりす組の子ども達でした。

                   

 今日は子ども達が楽しみにしている手作り給食のです。今日のメニューは、「胚芽米のおにぎり・豆腐ハンバーグ・大根の煮物・ニラもやし炒め・りんご」でした。年長児は、お泊り保育の時に豆腐ハンバーグを作ったことを思い出してとても喜んで食べていました。特に子ども達に人気があったのは、「大根の煮物」でした。大きく切った大根やしいたけ、にんじんに甘い煮汁がしっかりとしみ込んでいて、とてもおいしく頂きました。子ども達はみんなニコニコになって、笑顔の絶えない昼食となりました。

                   

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2012年2月9日 木曜日

 今日は、生活発表会本番を前に市民会館でリハーサルをしました。新入園児やひよこ組の子ども達にとっては初めての大きな舞台での練習です。目新しい舞台の機材を子ども達は興味津々で見ていました。そして、今日は舞台の照明も演出してくれ本番宛らの環境でリハーサルが始まりました。

        

 ひよこ組のオペレッタは、笑顔で動物になりきって楽しく踊ることができていました。そんななか、オペレッタを見ているぞう組の子ども達が「わぁー!すごい!」と驚く場面がありました。子ども達の演技がさらに良くなるようにと粋な演出ですが、それは本番を楽しみにしておいて下さい。

        

 今年の生活発表会では、背景にプロジェクターを使っているところがあります。その映像を見た子ども達は、とても喜んでいました。子ども達が描いた絵を映し出すところも、みどころの1つです。年長児の劇には熱がこもっていて子ども達の演技や表情もとてもかっこよくなりました。

        

 そんな年長の劇や歌を見たりす組の子ども達は、「すごいね!」「かっこいいな。」と感心していました。幼稚園に帰ってきてから、りす組の子ども達は、今日のリハーサルで感動した年長児の歌を教えてもらいたいと保育室を覗きました。すると、ちょうどらいおん組ときりん組が合同で歌の練習をしているところでした。練習中でしたが静かに保育室に入って練習の様子を見ていると、村田先生が「年中さんにも教えてあげよう!」と年長の子ども達に声を掛けてくれ、教えてもらうことになりました。おまけに「グーチョキパー」の手遊びの手話も教えてもらい、憧れの年長児と楽しい時間を過ごすことができました。

 いよいよ明後日は生活発表会当日です。

明日は自分の小道具、全体で使う道具類など自分達でしっかりと準備を整えて帰ります。自分が使う物、演技に必要な物を自分で考えて準備することが明後日の発表会で一人ひとりが意識を持って発表することにつながります。行事は当日も大事ですが、その過程その後の生活が大きな学びの積み重ねになります。成長した子ども達の姿がお父さんお母さんに認められることを願っています。

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