幼稚園の日記(ブログ)

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2009年10月4日 日曜日

 10月4日。空を見上げると雲ひとつない青空の広がる中、青コースの秋季運動会が開催されました。笛の音とともにファンファーレが鳴り響くとテントの下の入場門にスタンバイしている子どもたちにも緊張感がみなぎりました。いよいよ入場です。各クラスが入場してくると保護者席から拍手が起こり、緊張していた子どもたちの表情も緩みしっかり手を振って行進する姿が見られました。今日初めて参加した10月以降に入園する予定のひよこ組の子どもたちも泣かないでしっかり歩くことができ、教師たちも安心して見守ることができました。誕生児紹介では、マイクを向けられた10月7日に入園するTちゃんは、(3歳になりました)「ありがとうございます!」と片言まじりで一生懸命答えることができその場が、わっと和やかになりました。年少児達は、保護者席からの拍手をもらいいつもより一層元気いっぱい競技をしていました。さくら組のT君は、踊りの時は泣いていました。どうして泣いているのか様子を見ていると自分の踊る円ではなくて、どうも自分のお母さん達に近い円に入って踊りたかったようです。そのことに気付いた副園長がそっと背中を押してもう一つの円の中に入れてくれました。T君は、お母さんに踊っている姿を見てもらいたかったようでとても笑顔で踊ることができました。かけっこは、年少・年中共に子どもたちも好きで、転んでもすぐに起き上がって一生懸命ゴールまで走っていました。転んでも泣くことなく走っている姿にもたくさんの声援と拍手をいただきました。年中さんは、こころをあわせてポンの題名の通り、二人組で手をつなぎ「いくよ」の掛け声を掛け合いながらい勢いよく飛んだボールを受取り二人で顔を合わせて笑顔で次の人に渡していました。踊りでは、子どもたちの元気な歌声も聞こえ、マントとポンポンをつけて踊るすがたがとてもかっこよく見えました。途中、いつもは上手に踊る子が園庭を走り回ってしまうこともありましたが、最後はひつじ組・うさぎ組で一つのきれいな月になりました。年長児は、今日が幼稚園で最後の運動会ということもあり、各競技を一生懸命しました。野球挙では、子どもたちのカウントも聞こえ各クラスきれいな丸ができました。隊形移動でも、子ども達で間隔をとり並んでいました。ところが前の子がお母さんの顔をみようと少し体を動かしたことで後ろの子たちが合わせようと曲がってしまうこともありましたが、真ん中の子が後ろを確認し、前が違っていることに気付き、踊りながら直す姿も見られました。また、年長児のリレーは、とても盛り上がり、年長クラスのテントからは、「Oちゃんいけ!もうちょっとよ!」と保護者が一体となって応援して下さっていました。横にならんで接戦になるとクラスのテントからは、より一層大きな声援が聞こえ大盛り上がりとなりました。三葉幼稚園の運動会では卒園しても、おじいちゃんおばあちゃんになってもずっと三葉っ子ということで卒園された保護者の方にもパン食い競争に参加してもらいました。マイクで名前を呼ばれるとお父さん同士で呼びに行ったりパン食い競争が始まる前には、「帰ります!」とゆっていたお母さんもすぐにあつまってくれたりと子どもたちの声援のなかで競技に参加していただきました。今回の運動会では、サニーマートの店長さんとウシ君(サニーマートのイメージキャラクターとキヌポン)にもきていただきました。このキヌポンの名前をつけたのは、三葉幼稚園のひまわり組のお友達ということでした。三葉幼稚園だけの特別クーポン券やお菓子もいただいたりとハプニングもあり楽しい運動会になりました。地域の皆さん方に与えられ応援してもらいこのように温かい運動会を進めることができ本当に感謝しています、子どもたちの姿も5月の親子運動会よりたくましく成長していたと思います。今日は、競技の中に走り回っていつもと様子が違う子どもに私が指導できなかったことがあり、普段できている子だったのでもうしわけなかったと悔しく思います。指導していくべきところは、しっかりと伝えておき、子どもたちの力を信じて指導していくべきところは、しっかり伝えていき成長を見守っていきたいと思います。今日は、様々な場面で子どもたちの素晴らしい姿をみせてもらい、わたしも、学びがたくさんありました。今日の感動を胸に火曜日からも子どもたちと生活する中で成長し続けていきたいと思います。

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2009年9月15日 火曜日

今日バスに乗っているとポツポツと雨が降り出し、バスに乗っている子ども達は「あぁ。雨が降り出したけん外で遊べんね。」「団子作りたかったのに。」「鼓笛隊もできんね。」と、とても残念そうでした。でも、幼稚園に着くころには雨も止み友だちが戸外で遊んでいる姿を見ると「外で遊べるよかった!!」と急いでバスから降りていきました。

今日、ひつじ組では敬老の日のハガキを描きました。夏休み中におじいちゃんおばあちゃんの所に行ってきた子も多く、思い思いに色鉛筆で描いていきました。「これからも元気でいてね。また遊びにいくからね。」という優しい文章を見て、おじいちゃんもおばあちゃんもきっと嬉しいだろうなと思いました。自分たちが心を込めて描いた絵や【あいうえお表】を見て一生懸命書いた文章を金曜日に、みんなで郵便局のポストに入れにいきます。

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さて、今日の昼食は、子ども達の大好きな手作り給食でした。

《豚丼・さつまいもの天ぷら・人参の天ぷら・サラダ。梨》朝からいい匂いがしていたので、子ども達もウキウキで配膳に並びました。準備ができると、いただきます!!と同時に豚丼に箸をつけていました。あっという間にお皿がきれいになったかとおもうと、すぐにおかわりに行き豚丼の入ったお皿を嬉しそうに持って帰っていました。大人気の豚丼は、あっという間になくなってしま他の学年にもおかわりをしにいく姿も見られました。

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豚丼をお腹いっぱい食べたひまわり組の子ども達はモリモリと力が涌いてきたと、副園長を呼んできて応援合戦の練習を始めました。声をいっぱい張りあげて生き生きと、とても年少さんとは思えない張り切り方でした。

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昼食後は、昨日ひつじ組のNちゃんが持ってきてくれた【ふうせんかずら】の種を植えました。種も面白い模様をしていて、風船のような実がなるのを楽しみに、みんなで植えてみることにしました。水をあげたり、『ふうせんかずら ひつじぐみ』と書いた看板を作ったりと役割分担をして作業をしていきました。芽が出て、どのように成長するのかみんなで観察していきたいと思います。

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2009年7月21日 火曜日

今日は、終園式!!子ども達はどんな思いで目覚めたのでしょうか。外は大雨と雷で大騒ぎ。バスで子ども達を迎えに行くと、みんなピカピカの長靴と傘を持って待っててくれました。バスに乗ると「先生、今日で幼稚園お休みやね。明日からおばあちゃん達とディズニ―ランドに行くんよ。」と、とても嬉しそうに話してくれたYちゃん。すると隣では「僕は夏休みになったら、おじいちゃん家に一人でお泊りに行くんよ。」と自慢げに話してくれたI君。みんな夏休みが来るのを、すごく楽しみにしているようでした。

幼稚園に着くと、赤コースは持ち帰りの準備を済ませホールに上がり、青コースが来るのを待ちました。終園式が始まり、古森先生がカレンダーを前に置き、夏休みがあとどれくらいあるのかみんなで数えていきました。そして、夏休みの過ごし方について約束をしました。

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早く寝て、早く起きましょう。

知らない人にはついていかない。    さすが三葉の子ども達!!知らないおじさんに「○○ちゃんのところまで連れて行ってあげるから乗って。」って言われたらどうする?と聞くと口を揃えて【助けて!!】って言うと大きな声で答えていました。」

川や海やプールに一人で入らない。   暑いからといって冷たい川や海に一人で入ってしまうと、もし溺れてしまっても誰もたすけてくれません。楽しい楽しい夏休み。みんなが安全に健康で過ごしてほしいと思います。

そして最後に、もう一つニュースがあります。テレビでも放送されていますが、明日は19年に一度の太陽が月に隠される日≪日食≫になります。舞台の上で丸山先生が地球、水木先生が月、松田先生が太陽になって≪日食≫というのはどのようなものなのか、やってみました。地球が回っている周りを月がクルクル回り地球と月が太陽の周りを一年間かけて回ります。7月22日の一日だけ太陽と月と地球が、真っすぐ一列に並んでしまうので、太陽が月と地球に隠れてしまうのです。≪日食≫を見てみたい人は、目で直接見ると光が入ってきてしまい、目が見えなくなってしまうので絶対にに何かをつけて見るようにしてほしいと思います。

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さぁ!!明日から待ちに待った夏休みです。また夏期保育で子ども達の元気な姿を見たいと思います。お父さんやお母さんのお手伝いをしっかりして、楽しい夏休みを過ごしてください。長い夏休み、お出かけしなくても時々は預かり保育を利用するなど、生活に変化をつけてあげましょう。

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2009年6月29日 月曜日

早朝まで降り続いていた雨は止んだものの、どんよりとした梅雨空の下で今日も子どもたちは思い思いの遊びを楽しんでいました。園庭の水たまりに裸足で入り、柔らかい土の感触を楽しんだり、土をホットケーキのように丸い形にし手でペタペタと手形をつけてみたりと、服も体もどろんこになって遊んでいました。

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片付けが終わった後は、子どもたちが大好きな踊りの時間です。今日は新しい踊りを3つ入れてみました。これらの踊りは教師の頭の中には運動会の踊りを意識したものですが、全園児一緒に今から楽しみ、9月には自然な形で年齢別の踊りとしてまとめていきます。今日初めての踊りでしたが、さすが三葉の子どもたち!!「踊ったことあるの!?」と聞きそうになるくらいノリノリでおしりを振ったり、「イェイ!!」と掛け声をかけたりしながら踊っていました。

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年長児は明日田植えに行くので副園長に田植えについて話をしてもらいました。副園長が出掛けるということで、早く来ているクラスの子ども達には遅いクラスが登園してくる9時35分に(長い針が7になったら)集まることを約束しました。約束をしっかり守って集まってきた子ども達は、苗の植え方から、間隔のあけ方、苗を植えるときの持ち方など細かく教わりました。泥船に土を入れて水を張ったミニ田んぼに本物の稲の苗を使って実際に植えてみました。「苗を持つときは、お父さん指とお母さん指とお兄さん指とお姉さん指で根もとをそっと持って、土の中までしっかりさすんだよ。土から手を出すときは手はこうするんだよ。」と手をぬくときの感覚を真似て優しく指を離していました。苗を植える間隔も「くっつきすぎて植えたら、狭いよ。大きくなれないよ。お米が困るので大きくなれるように間をあけようね。」という話を聞いて、子ども達も考えて植えていました。

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苗になるお米はみんなが食べている白いお米ではなくて、玄米でお洋服(もみ)を着ているものであること。白いお米は死んでいるお米なので、生きている玄米ではないと芽が出てこないことも分かりました。それを聞いたA君は「僕は玄米を食べているから元気なんだ。白いお米ばっかり食べているからお兄ちゃんは弱いのかな??」と納得したようにつぶやいていました。

明日は子ども達が楽しみにしている田植えです。いいお天気で田植えができるといいなと思います。

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2009年6月8日 月曜日

 朝、子どもたちがずっと成長を楽しみにしていたびわが、お休みの間にカラスに食べられていました。マイクで副園長が「大変です。大変です。」と子どもたちに呼びかけると、興味深々で室内にいた子どもたちも急いで降りてきました。副園長と月曜日に食べようと約束をしていたのに、またまた日曜日の間にカラスに食べられてしまったのです。【カラスに食べられた=甘くて美味しい】ということで1クラス一個づつ頂くことになりました。熟して甘いものもあれば、まだ早くてちょっぴりすっぱいものもあったようでしたが、子どもたちは美味しいと大喜びでした。

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 ぞう組さんは、カラスにつつかれていたびわとオレンジ色のびわを食べましたが、オレンジ色になっているびわよりカラスにつつかれていたびわの方が美味しかったと感心していました。びわの皮をむいていたSちゃんは「皮が透けてろばの耳みたいやね。」と気付き副園長に見せに行きました。「太陽に当ててみたらどう?」と言われたSちゃんは降園ギリギリまで二階のテラスに行き、太陽で透かしてどこに行くときれいに見えるのか太陽を追いかけるかのように、色々な方向に移動して見る姿が見られました。ひよこ組では「他のクラスは、たくさんのお友だちで分けるんだけどひよこ組さんは3人だよね。古森先生も弓達さんも白石さんも食べていないんだって。どうする?」と聞くと「あげる!!」と口々に言い事務所で分け合って食べました。他のクラスでもびわの歌の歌詞にも出てくるように「びわは優しい味がするね。」とほっぺを押さえて、とても可愛い表情で食べていました。

 青コースは、屋外遊ぎ場にお散歩に行きました。年少児も年長児と手をつないで上手に歩くことができました。屋外遊ぎ場では年少児・年中児は遊具で思う存分遊び、ぞうりを脱いで遊ぶ子もいました。

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 年長児は昨日の食育フェスティバルで教師たちがもらってきた[つばきの苗]を植えました。今日から何でも自分たちでする!!お話はしっかり聞く!!お兄さん、お姉さんになった記念日ということで【つばき記念日】と名前をつけました。何年後かに子どもたちが卒園してもここを通るたびに大きくきれいに咲いたツバキを見て思い出すのだろうと思います。明日は赤コースが散歩に行きます。子どもたちも楽しみにしているので良い天気になってくれたらいいなと思います。

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コメント (「びわは優しい味だね」         ひつじ組  井上 沙紀 はコメントを受け付けていません)

2009年4月24日 金曜日

今日も、大きなこいのぼり達がまるで子どもたちを待ちかまえているかのように風に乗って体を揺らしながら子ども達を迎えてくれました。

鞄を片付けた子ども達は、気持ちがはやるようで張り切って裸足で園庭へ飛び出しました。そして、それぞれの好きな遊びのコーナーへ向かいました。こいのぼりを作るコーナーでは、子ども達一人ひとりが個性豊かなかわいいこいのぼりを作っていました。年少児も半紙を半分に折って丁寧にセロハンテープでとめたり、はさみを上手に使って尻尾をチョキチョキと切ったりしていきました。うろこは昨日子ども達が色鮮やかに作った浸し染めを使って貼りました。そして、広告を丸めて剣を作り紐を結んで取り付け嬉しそうに、そのこいのぼりを「見て見て!!こいのぼり自分で作ったんよ。かわいいやろ。」と、とても自慢げに見せる姿がありました。部屋に持って帰ると「参観日にいろんなお母さんに見てもらいたいけん飾っといて。」と自分でセロハンテープで窓に貼って行きました。それを見ていた他の子ども達も「わぁ上手やね。私も作りたい。」とどのように作ったのか顔を近づけてまじまじと見ていました。今日一日ひつじ組に飾られていたこいのぼりが降園前に目をやると・・・・。窓にはこいのぼりがなくなっていて、子ども達が嬉しそうに手に持っていました。「あれ?参観日にお母さんに見てもらうんじゃなかったの?」と聞くと「やっぱり今日みせたいけん持って帰る。」とウキウキで持って帰りました。お家に持って帰った子供達は、きっとお母さんに得意げに見せ、お家の中を走り回っているのでしょう。

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新しいクラスになり一ヶ月が経とうとしていますが、子ども達もクラスに慣れ、新しくひつじ組の仲間入りをしたT君・S君・S君も徐々にみつばっ子になりきって同じように思い切り遊ぶ姿が見られるようになりました。時間がいくらあっても足りない程、たくさんのことに興味を示し、毎日一つひとつ遊びを通して経験を重ねていっています。今日も絵本の付録の春の図鑑を持って園庭に咲いている【たんぽぽの花】や花壇やプランターの下にいる【だんご虫】を見つけては、持っている図鑑を開けて調べている子どもの姿が見られました。

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これから、様々な植物や昆虫が顔を出してくれるので、あちらこちらで図鑑とにらめっこしている子ども達が見られることと思います。

遊具で遊んだり砂場、泥場で泥んこになって遊んだり、そして自然に触れて植物や生物の様子を観察したり、子ども達は様々な環境にかかわって気付き・楽しみ・学習しているのです。教師もまた、その姿に喜び楽しみ励みになり明日に期待をもって一日が終わることに感謝する毎日です。 

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2009年3月10日 火曜日

今週から年中のフロアーはどこのクラスも忙しそうにしていました。 あと残り少ない年中での園生活は年長さんを送る卒園式の練習、さよなら会の準備、そして来年度の入園式の練習とどれにもかかわって自分達が手伝ったり進めたりするようになっているからです。「もうすぐ、私らが年長やけん今の年長さんにさよならせんといかんよね」「そうよね、何してあげたら喜んでくれるんやろ?」このところ色々と考えてさよなら会の内容も決まりました。そして今はその内容をプログラムに書いたり、歌や踊りふれあい遊びを年少さんと練習したりしています。今日は年長さんの各クラス名の動物の絵を年中の子ども達と描きました。  あこがれの年長さんのクラスの動物を描いていると早く自分も年長さんになりたいという気持ちが強くなって来たようでした。  さよなら会、卒園式、入園式に向けての準備や練習を通して自分達がお兄さん、お姉さんになっていろいろな事を進めていくという自覚を持つことがこれらの活動の目標です。

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今日は今年度最後のお母さんのお弁当の日でした。園庭のポカポカ陽気のなかでほとんどのクラスが一緒にお弁当を開いて食べました。 年長児と年少児の兄弟が並んで食べる姿や同じバスの子、発表会で友達になった子、どの子もニコニコでした。  ふと、見ると年長組のAちゃんのお弁当箱の側には白い紙のお母さんのメッセージがそっと置いてありました。「3年間残さず食べてくれてありがとう「もりもり食べて本当に大きくなったね」「これからも好き嫌いせずに何でも食べてね」など心のこもったメッセージからはお母さんの想いが伝わってきました。年中、年少さんの中にもメッセージが入っている子どももいて「先生読んで」と持ってきました。

年長のK君は「先生どうしよう、お母さんがお手紙くれたんやけどブロッコリーが食べれんのよ」と少し困った顔をしていましたが「せっかくお母さんが作ってくれたおいしいお弁当だから食べてみよう、今日は最後だからね」と声を掛けるといつの間にか食べていました。お母さんの手紙の影響は凄いね、と教師たちも感心しました。手紙をもらった子ども達、もらっていなくても今まで長い間お弁当を作ってくれたお母さんにお礼の手紙を一生懸命に書く子ども達の姿が見られました。心を込めて作ってくださったお母さんの気持ちを子ども達はくみとってありがとうを伝えたかったのです。

そして春の足音はすぐそこまで来ていました。駐車場の横の畑に植えた苺の緑の葉っぱの陰からチラホラと白いものがこぼれて見えるではありませんか。そこで預かりの子ども達を連れて見に行くと、小さいつぼみが沢山ついていてその中にはぽつぽつと白い花も見えていました。それを見た子ども達は「あっ!!咲いとる!」と言ってとても喜んでいました。明日はクラスの子ども達と見に行くつもりです。

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春の訪れと共に卒園していく年長さん、進級に期待を持って色んなことに取り組んでいる、ひよこ、年少、年中さんの一日一日を大切にしていきたいと思います。

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コメント (「おいしいお弁当をありがとう」       ひつじ組  日野美雪 はコメントを受け付けていません)