2012年5月17日 木曜日
ひつじ組の子ども達は、登園して来るとお気に入りのポケット図鑑を首にかけて「虫探しに行ってきまーす」と言って虫探しに出かけていきました。だんご虫しか見つからなかったので、今日は図鑑に載っている花を見つけることにしました。たんぽぽのページを開けたR君は「たんぽぽは、ブランコのとこにあるよ」と言うと倉庫の横のブランコのある草むらに咲いているたんぽぽのところへ連れて行ってくれました。たんぽぽは、ほとんど綿毛になっていて風に吹かれて飛んでいっていました。また、その周りには小さな黄色の花もたくさん咲いていてそれを見つけると図鑑で調べて「かたばみやってー!」と嬉しそうに教えてくれました。そして、今日は、9日にまいたカイワレ大根の芽が出て大きくなってきたので、黒いシートを外し日光に当てました。子ども達は、毎日「おはよう♪見てみてー!こんなに大きくなったよ!」と水をあげて世話をしてきました。太陽パワーは、窓のところが一番あるから、窓側に置こうとみんなで決め、おいしいカイワレ大根になるようにお願いして置いていきました。「親子運動会までに、きれいな緑色になるといいね!」と子ども達は、楽しみにしています。
また、今日は赤コースの全体練習をしました。かけっこで年長さんの走る姿を見て「速いね、速いねー」と驚いている年少さんの姿や自分達のかけっこになると最後まで一生懸命走っている年少さんの姿が見られ、運動会への意識と期待が感じられるようになってきました。年長さんのリトミックは、かっこよく上から見ると、とてもきれいに移動することができていて驚きました。明日は、青コースの全体練習です。子ども達は、おうちの人に見てもらうこと、一緒に踊ることを楽しみにしています。子ども達と楽しい一日を過ごしていきたいと思います。
2012年4月27日 金曜日
今日は、昨日の天気とはうって変わって雲ひとつない、空の下で園庭を吹き抜ける風が心地よい一日でした。今日も昨日に引き続いて、こいのぼり作りコーナーでは、子ども達が包装紙や広告を使って自分なりにイメージしたこいのぼりを作っていました。毎日、こいのぼりを作っている、うさぎ組のAちゃんは、今日も、こいのぼりを作ると、包装紙を丸めて筒を作って、切り込みを入れ始めました。どうやら、吹き流しを作っているようでした。「おうちの近くで見たことがあるの」と言うと嬉しそうに作ったこいのぼりと吹き流しを風になびかせていました。また、登園する時、お母さんからなかなか離れられなかったH君は、こいのぼり作りに誘うと「作る!」と言って所持品の始末を終えると、包装紙を持って来て、こいのぼりを作り始めました。しっぽの部分を三角に切ると、2つの三角形ができ、それが冠に見えると言って向きを考えながら飾りを作っていきました。年中児のHちゃんは、広告でなかなか上手に剣を作ることができず、何度も失敗していましたが、できると大喜びして見せてくれました。教師が門のところに、できたこいのぼりを飾ろうとすると、「私のも、貼る」と言ってやって来てセロハンテープでくっつけ、満足そうに門に飾った自分のこいのぼりを眺めていました。教師の姿を見て、子ども達は同じようにやってみたいな、おもしろそうだなと思うこと、これが教師が環境になることなのだと改めて思いました。
昨日から始まった浸し染めコーナーでは、キッチンペーパーを三角や四角に折り、絵の具がしみ込む様子をじっくり見て、色が動かなくなるとゆっくり広げて模様を確かめた後、ロープにかけていきました。そして、今日は天気が好く、乾くのが早くて「もう乾いた!」と言って自分の作った浸し染めを取って大切に持ち帰っていました。
たくさん遊んだ後は、みんなの大好きな手作り給食の時間♪今日のメニューは、いわしのかば焼き丼、たまねぎとにんじんのかき揚げ、ブロッコリーサラダ、みかんです。ごはんの上に乗った、かば焼きの上には、幼稚園で木から育ててできた、2本のしいたけがみじん切りで入った特別なタレがかかっていました。副園長が全員で食べられるように考えた、しいたけのメニューです。ご飯といわしのかば焼きにかけられたしいたけ入りのタレを盛ったお皿をもらった子ども達は「これがしいたけかな?」「あった、あったー」と大喜び。また、その上に鮮やかな緑色をした形のままのさやえんどうも幼稚園の畑で採れたもので、ここにも副園長の心遣いがありました。ひよこ組のY君は、食べ終わると、おもちゃのしいたけを持って来て「これ、しいたけよね?」と言って見せてくれたり、Kちゃんは、かば焼きの上に乗っている、さやえんどうを食べて、ロッカーの名前のシールのマークのさやえんどうと一緒なことに気付き、「まめ、まめ」と言って指差していました。幼稚園で収穫した野菜を通して、子ども達のすごい姿を見ることができ、とても驚きました。幼稚園では、他にも、いちごやケール、ねぎ、ニラ、にんにく、きゅうり、じゃが芋などたくさんの野菜を育てているので、子ども達と一緒に生長を観察し、そして味わっていきたいと思います。
2011年12月6日 火曜日
今朝、バスから降りると、チューリップに水をあげていたAちゃんが「先生ー。チューリップの芽が出とるよ」と言って呼びに来てくれました。行ってみると、とっても小さいかわいらしい芽が、ピョコッと土から顔を出していました。「やったー!嬉しいね。かわいい花が咲きますよーに」とAちゃん達は嬉しそうに顔を見合わせながら、手を合わせてお願いをしていました。すると、それを見てBちゃん達もやって来て、鉢を覗き込みました。その時、Bちゃんは鉢の中に黄色いイチョウの葉が落ちているのに気付きました。そして、「もう黄色くなったね」と言って拾って、上を見上げました。その瞬間「うわぁ?!なんじゃこりゃ。黄色でも黄緑でもないよー」と驚いたように言いました。まだ、木についている葉は、黄色と黄緑の2色が混ざっていました。「黄色になったら、イチョウの葉は落ちるんやねー」と、また1つ学んだ子ども達は「きみどりきいろ♪きみどりきいろ♪」と歌いながら、スキップをして」、それぞれの遊びへ去っていきました。
又、今日は3回目の焼き芋をしました。子ども達がアルミホイールで巻いた芋を教師が焼いていると、「これも使ってくださーい。」と言ってひよこ組さんが園庭に落ちていた枝を拾って持って来てくれました。まきを燃やす教師の所へ、嬉しそうに木の枝を持ってくる子ども達も焼き芋にしっかり参加しているようで、とてもかわいらしく、すごいな?と感じました。又、教師が焼き芋の火を燃やしていると、「先生、顔あかいよ?あつくない?大丈夫?」などと、声を掛けてくれました。子ども達の優しい言葉と心づかいに、顔が熱い事などふっとんで、心がポッとあたたかくなりました。そして「顔が赤くなっている」=「先生、熱くないかな?大丈夫かな?」という気付きに改めて嬉しく感じました。こあら組さんも今日は初めて焼き芋をしました。1個のお芋を親子でパカッと割り、フワッと出てきたゆげと、黄色のホクホク芋を見ながら「おいいしいねー」と食べていました。
今日、ひつじ組では、お楽しみ会のプレゼント袋づくりをしました。包装紙を切って作る子、廃材で作る子、サンタさんにお手紙を書いて貼る子。さすが三葉っ子。それぞれのイメージや思いで作っていました。今日は、完成しなかったので明日続きをする事にしました。明日が楽しみです!
らいおん組、きりん組が合歓の木へ行ってきました。劇や先日楽しんだお店屋さんごっこを見て頂きました。1月からは、年長さんは小学校へ向けての準備のため、年中さんにバトンタッチです。
2011年10月21日 金曜日
今朝は子ども達は「先生、ちゃんと靴で来たよ!自分でお母さんに言えたんよ」と、登園して来ました。実は、昨日『明日はお芋掘りだから、靴か長靴で来てね。お母さんに全部準備してもらわなくても、みんなが「明日はお芋堀りだから靴で行くよ。」って言えるよね』と話をして降園していたのでした。その為、「自分で言えた」という子ども達をとても嬉しく思いました。
ウキウキしながら畑に着くと、初めに副園長に話をしてもらいました。お芋の出来方や、つるの話とカエルの話です。今日は昼からの雨を予知してか、緑と茶色の2種類のカエルがたくさんいました。副園長は、まず跳んでいる緑のカエルを「パッ」と手の中に捕まえて「静かにしなさい!」とカエルを優しく押さえました。子ども達は、息をのんで見つめます。するとどうでしょう。あんなに跳びはねていたカエルが手のひらを広げてみると、なぜか手のひらにちょこんとおとなしく座っていました。「このカエルさんはね、葉っぱの所にいるから、体が緑なんだよ。もしかすると、ヘビさん達がカエルさんを食べに来るかもしれないよね。でも、大丈夫。緑のカエルさんは、葉っぱの中に隠れると、体と同じ色だから、ヘビに気付かれないんだよ。土の所にいるカエルさんは茶色。やっぱり土の中に隠れて自分を守るんだよ」と話して頂きました。そして「じゃあ、忍者はなぜ黒い服を着てるか分かる?」と、質問されると、「忍者は夜に動くから」と、すかさず年中児が答えました。
お芋を掘り始めると固い土を小さな手で、一人で一生懸命に掘る子、二人で力を合わせて掘る子、バスのおじちゃんに「手伝って?」と声をかけてシャベルでまわりにを掘ってもらう子など、それぞれが知恵を働かせて掘っていきました。お芋が「ボコッ」と掘れて持ち上げた瞬間の、とても嬉しそうで、キラキラした目は、本当に素敵だなと、改めて感じました。
そして、一人ずつ、お土産のお芋を大切そうに持って帰ると、部屋に戻ったA君が「あっ。チョウになってる」と発見しました。先日、ひつじ組にA君とB君が園庭で捕ってきて、毎日二人でエサをやり、大切に育てていた10匹のモンシロチョウの幼虫が全てサナギになっていました。そして、遂に今日、みんながお芋掘りに行っている間に、その中の一匹がチョウになったようです。その瞬間が見れなかったのは残念でしたが、残りのサナギがチョウになるのが楽しみです。
そして、今日の手作り給食は、昨日、赤コースが掘ってきた、さつま芋の天ぷらが入っていました。又、遠藤さんから頂いた黒豆の枝豆も塩ゆでにしてもらっておいしく頂きました。
・栗ご飯(ひまわり組のお友達のお母さんから頂いた栗です)
・マカロニと野菜のサラダ
・魚肉ソーセージのオーブン焼き
・ピーマン(幼稚園で収穫しました)と、パプリカのきんぴら
・柿
・枝豆(遠藤さんから頂きました)
2011年9月21日 水曜日
今朝は、昨日の台風の風と雨で、園庭には沢山の銀杏」が落ちていました。それに気付いた子ども達は、ままごとコーナーからザルを持って来て銀杏を拾い始めました。そして、2つくっついた銀杏が沢山ある事に気づき「さくらんぼみたい?」とか「双子の銀杏や?」などと言って、嬉しそうに言う姿が見られました。年長児は「また、手作り給食に入るのかな??」と昨年の事を思い出して、友達と今から楽しみにしている様でした。
先週、ひつじ組の友達が、ひまわりの花を持って来てくれました。その翌日、花瓶に飾っているひまわりを子ども達と見ていると、「あっ!青虫がおる!!」と、A君が、ひまわりにくっついている青虫を見つけました。そこで、すぐに虫かごに入れて「火曜日には、さなぎになってるかな?」と連休明けを楽しみに降園していきました。そして今日、子ども達は登園して来ると、。早速、虫かごを覗き込み「先生、何か黄色になっとる」と、虫かごを持って見せに来てくれました。「ひまわりの花びら食べ過ぎて黄色になったんやないん?」とか「モンキチョウになるんやないかな??」などと、それぞれに考えて、とても興味を持って話をしていました。そしてB君の「図鑑見てみたら?」の一声で図書室に行ってみる事にしました。図鑑と虫かごの青虫を見比べてみましたが、なかなか同じものが見つかりません。「モンキチョウはモンシロチョウの仲間やないかな?」とモンシロチョウの図鑑を開いたC君は「あっ。モンシロチョウは、卵から産まれた時から黄色や。やっぱり違うのかなぁ。」と、ポツリ。「でも、この青虫も初めは黄色やったんかもしれんよ?葉っぱを食べすぎて見つけた時は緑になっとったんやないん?」とD君。次々と出てくる子ども達の言葉に、すごいなぁー。と私もいつの間にか一緒に楽しんでいました。結局、今日は何のチョウか分からないまま降園するようになってしまったのですが、「モンシロチョウはキャベツを食べる」という事が分かったので、「明日はキャベツをあげてみよう」と約束をしました。ひつじ組の青虫はキャベツを食べるのでしょうか。明日が楽しみです。
2011年9月1日 木曜日
今朝は、園庭の準備をしていると、夏休みの間、あれだけ鳴いていたセミの声がピタリと止まり、秋の虫の声が聞こえてきました。季節の移り変わりをちょっぴり感じながら、三葉幼稚園の二学期が始まりました。今日も元気いっぱいの子ども達は、二学期の初日という事は全く関係ないようで、大きなアルバムの入った手さげ袋を、よいしょよいしょと、お部屋へ運ぶと、ままごと、砂場、水くみ遊び、リレーなど、それぞれに自分のしたい遊びを楽しんでいました。
そんな姿を横目に、副園長が「ニコニコで楽しく遊べる事をかんがえよう!」と黒板に書いて、年中児と話をしていました。そして2人でにんまり。その横にニコニコ笑顔のお友達の顔を描いていきました。それに、バスから降りた年長児が気付いて、立ち止まって見ていると「今日はニコニコがいいよね。みんなも描いてみる?」と声をかけてくれました。テラスに座って楽しそうに、ニコニコ顔を描く子ども達は、次第に夏休みの思い出話を始めました。「夕涼み会でもらった花火をしたよ。」「すいか割りをしたよ」など、キャッキャッと言いながら、黒板に、花火やすいかなどの楽しかった思い出の絵も、横に描き添えて、とても素敵な黒板がテラスの入り口に置かれました。
又、今日はひよこ組(満3歳児)の顔合わせと、始園式がありました。ひよこ組の顔合わせでは、お父さん、お母さんも一緒に、楽しく踊って下さり、とても暖かい雰囲気で行う事ができました。在園児も、弟や妹がいる子はもちろん、新しいお友達が入園してくる事もとても喜んでいました。そして、子ども達には、もう1人紹介がありました。三好りょうたさんです。5号車の運転や、みんなのお手伝いをしてくれます。今日は、いろいろなクラスの子どもとたくさん遊んでくれました。そして「三好先生が3人になってしまう?」という事で、「りょうた先生」と呼ぶ事に決まりました。よろしくお願い致します。
2011年6月13日 月曜日
今日は昨日の大雨のおかげで、シャボン玉遊びには最適の気候でした。湿った土から水分が蒸発してシャボン玉がよく飛ぶのです。今日は、石鹸を削ってシャボン液を作る本来のシャボン玉コーナーを出しました。まず、ままごとで慣れているすりおろし噐で石鹸を削ります。そして、それを好きな廃材の容器に入れてお湯で溶かして完成です。(この時、石鹸の削る量とお湯の割合がとても重要で、割れないシャボン玉が出来るかどうかが決まってきます。)年少児は、お兄さんお姉さんの真似をして。年中、年長児は昨年を思い出しながら楽しそうに作っていました。シャボン玉を吹き始めると「しゃ縲怩レん玉縲恃セ縲怐vといろいろな所から歌が聞こえてきて、教師も子ども達も心地よい雰囲気の中でシャボン玉を楽しむ事ができました。
又、ひつじ組のR君は「先生 !シャボン玉に幼稚園が映ってぐるぐる回りよる。あっ!D君の顔も映っとる!すごいね縲怐Bなんか魔法の玉みたいや」と興奮しながら、話をしてくれました。R君の話を聞いて、私も自分が小さい頃にシャボン玉をした時にワクワクしながら不思議だな縲怩ニ感じた気持ちを思い出しました。R君もきっと同じような気持ちなのだろうと嬉しくて、とても楽しくなりました。
又、今日は年長児が2回目の手話教室でした。今回は、前回のおさらいと森のくまさんの2番。5つの感情表現(嬉しい、悲しい、好き、嫌い、怒る)を習いました。おさらいをしてみると子ども達は前回の手話をよく覚えていました。又、森のくまさんの2番では、「お逃げなさい」では「遠くを指さす」など歌詞と手話の動きを一致させながら楽しんで手話を覚える事ができていました。
今日のぱん給食は、スパゲッティーサラダとパイナップルがつきました。サラダの中には、きゅうり、魚肉ソーセージ、人参と先日掘ってきたじゃがいもが入っていました。子ども達はじゃが芋掘りのじゃが芋が入っている事が嬉しくて今日も何度もおかわりをして、美味しくいただきました。
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