2018年12月12日 水曜日
今日は、未就園児(こあら組)・保育園児のお楽しみ会がありました。お家の方に手を引かれて登園して来たこあら組さんは、かわいらしく飾り付けられたホールを見て、「わぁ~すごーい!」と歓声を上げていました。この飾り付けは、年長児達がこの日の為に先日から準備したものです。そこにはサンタクロースや雪だるまの他にも「こあらさんが喜んでくれるかな?」とアンパンマンやメロンパンナちゃん、ドキンちゃんなども描いていました。その飾りを触りながら見ていたAちゃんは、年長児の了解を得て、大切に持って帰っていました。
いよいよお楽しみ会が始まりました。最初は、先生達の「すてきな帽子屋さん」という劇です。先生達の熱演で会場では温かい笑い声に包まれていました。次に出場するために通路で待機していた年長児は、「ドキドキする」「恥ずかしいな」などの色々な思いを持ちながら、出番を待っていました。きりん組・くま組はアンパンマンの手遊びをし、らいおん組・ぞう組は“沖縄の心と太陽の踊り”と“赤鼻のトナカイ”の手話を披露しました。みんなが大きな声で歌い堂々と踊ることができていました。こあら組の子ども達はもちろんのこと、保護者の方も又、便乗して参加したひよこ組さんもステージに釘付けで、1つ演目が終わる度に温かい拍手が起こっていました。
いよいよ会食です。そこからは年中児にバトンタッチ!!会議室を華やかに飾ってくれ、会食で使う椅子やテーブルも一緒に運んでくれました。エプロンと三角巾をつけて、小さなウェイターさんに変身して、「どうぞ」と言いながら、お料理を優しく手渡していました。その様子を見ていたこあら組のK君は、持ってきていたナフキンを頭に付け、年中児の列に並び、自分の食事を運んでいました。アレルギーを持つ子も、みんなが同じ物を食べられる喜びを感じ、作ってくれた人に感謝して楽しく食べることができました。ピラフのお米を玄米で炊いてしまい、少し硬めのピラフになってしまいましたが、「カミカミカミ」と言いながらいつもより多く噛んで食べてくれました。残食もほとんどなく、ほとんど完食でした。
今日で親子登園はおしまいです。3学期からは、1人で登園です。お母さんと離れて不安になる子、泣いて来る子もいるかと思いますが、どうぞ安心して登園させてください。親が思っているより、子ども達はたくましいです。信じてあげてください。また来年、1月に会えることを楽しみにしています。
年長・年中のみんな!今日は、本当にありがとう。みんなの力がなかったら、きょうのお楽しみ会はできませんでした。こあら組さんやひよこ組さんがとても喜んでくれました。明後日のみんなのお楽しみ会、きっとサンタさんが来てくれるはず!!楽しみに待っていましょうね。
2018年10月31日 水曜日
今日は「長ズボンを履いてきたよー!」と子ども達が元気に登園してきました。今日は、青コースチームの乗馬の日でした。昨日、乗馬に行くときの服装を話していたので、年長児はお家の方に伝えることができていたようでした。(年少の保護者の皆様、服装を文章でお知らせできず申し訳ありませんでした。)いよいよバスに乗って出発です。バスの中ではワクワクしながら馬の年齢や名前、性別など、何を質問するのか言い合いながら乗馬センターに到着しました。
馬が見えると「黒の馬に乗りたいな!」などと増々期待を膨らませ順番を待っていました。少し緊張していた子も笑顔で乗ることができ、見ている友達に手を振っていました。乗馬を終えた子どもからは「てんぜん君って言う名前だって!」「12歳だって!」「得意なことは走ることだって!」と馬に乗せてくれたお兄さんに教えてもらったことを嬉しそうに話していました。馬舎見学では近くで馬を見ることができ、「りんご食べてるね」「メダル3つもある!!」といろんなことに気づき、みんな興味津々でした。
乗馬の後は、土手を散歩しました。そこからは、雄大な空、山、川が見え、とても素敵な場所です。昨年、ここで出会ったNPO法人えひめ311の方達が今年はいつ来るのかわざわざお電話を頂き、農園で育てたさつまいもを蒸かして待っていてくださいました。自然の中でみんなで食べるホカホカのお芋は格別でした。おじさん達は「おいしいね!」と子ども達が喜ぶ姿を嬉しそうに見てくださっていました。残ったお芋はたんぽぽさんのお土産にと頂き、園に持ち帰りました。
おじさん、おばさん達の優しさに心がいっぱいになった年長組の子ども達は、昼食後に手紙を書きました。”ありがとう”の気持ちを込めて書いた手紙は、明日、赤コースのお友達にお願いして渡してもらうことにしました。東北大震災の後この松山市に来られた翌年に出会い1年に1回ですが交流を深め、今年も素敵な時間を過ごさせて頂きました。子ども達が大きくなってこのような自然の風景を見たとき、きっと今日という日を思い出してくれることと思います。
2018年8月31日 金曜日
夏休み中、鳴り響いていたセミの声が聞こえなくなり、まだ暑い日が続きますが、季節の移り変わりを感じる涼しい朝となりました。今日から2学期が始まりました。例年より1日早いスタートです。アルバムや着替えが入った重たいバックを抱え、バスから降りてきた子ども達ですが、誰一人”重たい”と言わず一生懸命にお部屋へ運ぶ姿を見て、頼もしく思いました。
園庭ではリレーや砂場、フラフープ、魚つりなど午前保育で短い時間でしたが、自分の好きな遊びを楽しんでいました。
今日は始園式だったので、制服で登園ということもあり、子ども達の顔が引き締まって見えました。また、同時にたんぽぽ組の初顔合わせ会がありました。始園式会場のホールではたんぽぽ組さんが入場する時は幼稚園児達で♪アンパンマンたいそうの曲を歌って迎えることに決めました。歌と拍手の中、お母さんと手をつないで入場するたんぽぽ組の中には、ひよこ組から進級する子もおり、大きくなったなぁと月日の流れの早さを感じました。たんぽぽ組と対面で座ると、園長が「たんぽぽ組さんが困っていたらどうする?」と質問された子ども達は「助けてあげる!」と口々に答えました。「トイレが分からなかったら?」「教えてあげる!」「靴箱が分からなかったら?」「優しく連れて行く!」と在園児たちは、小さいお友達に優しくお世話をすることを約束しました。そんな様子を後ろから見ていた園長が「年少さんもたんぽぽ組さんのお兄さん、お姉さんだよ」と声をかけると、目を輝かせた年少児達でした。
こうして、今まで自分たちが教えてもらってきたことを今後は自分たちが大きなお兄さん、お姉さんになって教えていくことで成長していくんだと改めて感じました。
2学期は、運動会や遠足、乗馬など楽しい行事がたくさんあります。子ども達と元気いっぱい笑顔いっぱいで過ごしていきたいと思います。
3日(月曜日)は、土砂災害による避難訓練が実施されます。ご多忙のところお手数をお掛けしますが、ご協力の程宜しくお願い申し上げます。
2018年6月29日 金曜日
今日も暑い朝でしたが、時折風が吹いて心地よいなと感じる時間もありました。そんな中、「おはようございます」と挨拶をして部屋に行く途中、カブトムシがいるのを見つけ立ち止まって見ている子どもの姿がありました。「ツノかっこいいね!」「ピカピカだね!」などと言いながら入れ代わり立ち代わり観察していると、りす組のA君が
「食べ物がなかったら生きられんよね。ゼリーがなくなったら入れてあげんといかん」と言っていました。このカブトムシは、ぱんだ組のM君のお父さんがお家で孵化して成虫になったカブトムシを持って来て下さったのでした。ひと夏しか生きられない命を大切に育てていきたいと思います。
今日は、2回目の移動図書の貸し出しの日だったので、年長児は移動図書館が待っている山西団地の広場に向かいました。すると、きりん組のS君がつばき号の色が違うことに気付き「今日は3号だ」「前は4号だったよね」と会話をしていました。“ありがとう”の気持ちを込めてきちんと向きを揃えて絵本を返却した後、つばき号の車内やその外に並んである沢山の本の中からお気に入りの1冊を見つけて借りることが出来ました。三葉幼稚園にはない本も沢山あるので選ぶのに迷っている子や「〇〇の本があるって聞いたんですけど」と直接職員の方に自分が借りたい本がどこにあるのか質問している子もいました。事前に友達から得た情報を覚えていて、それを自ら恥ずかしがらずに聞けたことは、とても素晴らしいことだと思いました。前回借りた本を持ってくるのを忘れていて今日借りる事ができなっかた子がいました。今日借りた大切な本は7月13日に返却予定ですので、必ず持って来てください。このような体験を通して公共機関や社会のルールやマナーを身に付けていきたいと思っています。
今日の給食は胚芽米、さけのフライ、ポークビーンズ、レタスとにんじんのサラダ、バナナでした。
2017年6月23日 金曜日
今日は待ちに待った「きのこ体操キャラバン」の日です。きのこ北斗のキャラバン隊の方たちが遠い長野県から三葉幼稚園の子どもたちのために来てくださるのです。朝一番に古森先生が色を塗った素敵な「元気の子バッチ」をつけて各お部屋をまわって行くと、「この元気の子バッチをつけないと、きのこショーに出られないんだって!これをつけるとほらパワー全開!オー!」と言ってみんなを盛り上げてくれました。皆も「これは大変!」と急いで自分の元気の子バッチを作り始めました。ひつじ組では皆が手首にバッチをして「元気モリモリオー!かっこいいでしょ」と言って見せてくれました。
ホールに上がり古森先生のお話を聞いて、さあ、いよいよ「きのこたいそうキャラバン」が始まろうとしたその時、大変なことがおきました。子ども達の大好きな吉本先生がわるきんぐに捕まってしまったのです。みんなが困っていると「ブナピーとキノちゃん」が登場し、「みんな大丈夫だよ。頑張れば先生帰ってくるよ」とずっと励まし続けてくれました。そして、ブナピーとキノちゃんと映像に出てきた元気君と一緒に子どもたちは、吉本先生を助けることになったのです。
ブナピーちゃんとキノちゃんにクイズでキノコの種類にはなんと4000もの種類があることを教えてもらってみんなびっくりしていました。また、キノコは栄養のある菌でできているなどきのこの事を教えてもらいながら子どもたちは、キノコパワーを集めていきました。途中ワルキングの手下のカケキングと元気君がかけっこの勝負になった時は、幼稚園のみんなできのこ体操を元気いっぱいし、キノコ元気パワーを集め、元気くんは皆の「頑張れー」という応援を聞いてもりもり元気になり、勝つことができました。次に泣いている顔を見るのが大好きな「デメキング」が出てきました。さすがにデメキングの迫力には泣いてしまった年少児もいました。「どうしよー」と考えているとブナピーちゃんが「笑ったらいいんだよ」と皆を励ましてくれました。
そして、次は、楽しみにしていた初めて(先生達も)のエリンギのもぎ取り体験です。古森先生から「年長、年中、年少(プレ年少)の三人グループにすると助け合ってできるよと」言ってもらって、それぞれグループを作りました。すると、さすがです。年長のAちゃんは、年少のBちゃんの瓶をしっかりと支えてあげていました。それにはキャラバンの方も感心しておられました。年長のT君は、もぎ取りをしていると「森の香りがする」と言ったり、年少のY君は「触ると柔らかいね」と言ったりと思い思いのことを伝え合いながら一生懸命に取っていました。そんな楽しいことをしている時、ぞう組のT君やきりん組Fちゃんが「先生が捕まっているのにこんなことしてていいの?」と心配していました。そんな声を聞いて優しい子どもたちに胸が熱くなりました。
そして、デメキングや悪キングは皆のニコニコ元気な子パワーで退治することができました最後に吉本先生が出てくると子どもたちはぎゅーをしに行くことができました。うさぎ組のK君は涙をいっぱいためて抱きついていました。
また、今日の手作り給食は北斗さんに頂いたキノコを使った給食でした。たくさん力を使った子ども達は、美味しそうに食べていました。きのこキャラバンの皆さん、調理師さん、手作り給食の手伝いをしてくださった役員さんの方々ありがとうございました。遠い長野県から来てくださったキャラバン隊の皆さん本当に楽しい食育体験をさせていただきありがとうございました。今日の様子はホクトさんのホームページにも記載されています。
〈今日の手作り給食〉
北斗さんから頂いた600食分のエリンギ、ブナシメジ、マイタケを使って美味しい料理を作ってくださいました。「いただききます」「ごちそうさま」の意味も今日の食育の中で教えていただきました。
♪今日の献立
きのこご飯、まいたけの天ぷら、ボイルウインナー、きのこのすまし汁、野菜のおかかあえ、りんご
♪参加していただいた保護者の方々と楽しい食事会となりました。食事の様子もブナピーちゃんときのちゃんが見に来てくれてみんな大喜びでした。キノコキャラバン隊の皆さん!本当にありがとうございました。
2017年6月2日 金曜日
日差しの強い今日、らいおん組では絵の具を使って好きな絵を描いていました。初めて個人絵の具を使う子ども達は絵の具で横棒を引くだけでニコニコ顔で嬉しそうでした。N君は「赤色と白色を混ぜてピンク作ったんよ」と言って可愛いハートを描いていました。絵の具の色を混ぜることに興味をもった子ども達はどのような色ができるか友達と見せ合いをしては、「僕も作りたい」と言ってお互いに教え合いながら色作りを楽しんでいました。
他のクラスをまわっていると「でんでんむしむし」と可愛い声が聞こえました。覗いてみるとたんぽぽ組のKちゃんがかごのなかのカタツムリを見ながら歌っていました。また、E君とY君は絵の具を使って絵を描いていました。E君は「エレベーター」と言いながら黄色の絵の具で線を描きました。
今日は、山西団地の広場に移動図書館が来ることになり三葉幼稚園のくま組ときりん組が利用しました。「移動図書館って何?」と期待しながら歩いて行くと2800冊の本を積んだ移動図書館つばき号が待っていました。車内やその外に並んでいる沢山の本を見ると子ども達はとても嬉しそうにしていました。幼稚園にはない本もたくさんあるので選ぶのに悩んでいる子もたくさんいました。好きな本を見つけると「お願いします」「ありがとう」とお礼を言うこともできていました。最後は、開いている車のドアを閉めてバスのイラストも見せてもらうことが出来ました。館長さんから「移動図書館は4台走っていてイラストも違うから探してみてね」と教わり子ども達も「どんな絵の車かな?」と想像を巡らしていました。車に描かれているつばきの花を見るときりん組のK君が「何で椿の花何ですか?」と質問することができました。「松山のシンボルの花だからだよ」と優しく教えてもらい頷いていました。子ども達もつばき号にまた会えるのを楽しみにしていました。ちなみに今日子ども達が本を借りたつばき号は3号車でした。今日借りた大切な本は来週返却します。このような体験を通して社会でのマナー等を学習していきたいと思います。
2017年5月10日 水曜日
今日、5月の気持ちの良い風が吹く園庭に子ども達の作った『こいのぼり』を飾りました。登園してくるとそれに気付いた子ども達は「あ、僕のこいのぼり」と喜んでいました。そして、風が吹いてなびいているこいのぼりを見たK君が「こいが泳いでいる」と笑顔で言いました。
園庭では、昨日の大雨で水たまりができていました。泥遊びが大好きな子ども達は、裸足になってスコップをもって水たまりに入って「水が気持ちいね」と言って嬉しそうに遊んでいました。年長児のⅠ君は「砂場の砂と違う」と言いサラサラになった砂を使って「サメ」を作っていました。『しっぽの長いサメ』を作っているⅠ君を手伝うためにO君は「固い砂をかけると固まるよ」とスコップでざらの砂をかけていて今までの経験を生かして遊んでいました。
そんな中放送を聞いて古森先生の所に集まってみると、びわの実があってその中の二つに穴が開いていました。「犯人は誰だろう」と聞くと「カラス」と子どもたちが言い解決したと思うと古森先生が「あ、なんだか虫もいる」と呟き見せてくれました。子どもたちは残念そうにしていると「食べられたということは美味しいということなんだよ」と教わりました。そこで年長児は駐車場にあるびわの実を取りに行くことになり行くと美味しそうな色の実がたくさんできていました。古森先生から「ブロッコリーも取ってきていいよ」と言ってもらいとることができました。ブロッコリーには、青虫もついていて三葉の作物は美味しいのか虫や鳥から人気があるそうです。青虫は幼稚園で飼育し蝶になっていく様子を子どもたちと観察していこうと思います。
120個のびわは年長児たちの手で各クラスに配分されました。これから認定こども園三葉幼稚園では様々な野菜や果物が収穫できるので楽しみです。
コメント (「一足先にメリークリスマス!」 年長青コースチーム 竹本茜 はコメントを受け付けていません)