2019年12月10日 火曜日
今日、朝の環境作りで教師たちは寒くて子ども達の手がかじかんでいる中、どんな環境を出したらよいのかと話し合いながら準備していました。そして、サッカーや縄跳びなどを出していると、園長が笑いながらラインを引き始めました。周りの教師や、子ども達は、またまた何が始まるのかと同じように笑顔になって見守ります。線は園庭の外側をいっぱいに2本引かれると、子ども達がそこを走り始めました。マラソンが始まったのです。それを見て、今岡先生も走り始めました。今岡先生に年長児が続きます。走っていると、園長がカレンダーを持ってきて、「今岡先生!5周走ったら名前を書いていいよ。」と言って表を準備してくれました。その表には5周、10周、15周、20周、25周、30周と書いていて、5周走ると名前を書いて、〇を入れることができます。この表が、子ども達の気持ちに火を付けました。今岡先生に続けと一人また一人とマラソンに参加し、名前を書いていきます。「もう、僕10周走ったよ。〇が2つ!」「次は20周目指すね。」と顔を赤くしながら走ります。
Yちゃんも5周、10周と走っている途中、吉本先生を見つけて「一緒に走ろう。」と誘いました。褒め上手、誘い上手なYちゃんは疲れて走るのをやめようとする吉本先生に「あと2周走ったら〇が2つになるよ。頑張って。」などなど声を掛け、結局、吉本先生も15周走り〇が3つになりました。ちなみに富田先生も「Yちゃんのおかげで5周走りきれた。」と言ってYちゃんの褒め上手が職員室での話題となりました。
年長児のS君は5周ずつ増える表を「5の段や!」と友達に教えたり、年少児も年少児なりに5周を数えたり、マラソンが体を動かすだけのものでなく、数えにもふれる楽しい遊びになりました。その後も色々な先生が加わり5歳児を筆頭に満3歳までも加わってカレンダーは何枚もつながって〇がいっぱいになりました。やはり、子ども達は走るのが大好き!そして、挑戦大好きでした。『継続は力なり!」教師も子ども達に負けないように頑張ります。
りす組は今日、歩風里古三津を訪問しおじいちゃんおばあちゃんと交流しました。いたずら大好き、おしゃべり大好きのりす組さんに「今日は少し、先生のお話を聞いておじいちゃんおばあちゃんにパワーをあげてね。」と園長に一人一人頭をなでて魔法のパワーをもらって出かけました。「かわいい!」「また来てね!」とおじいちゃんおばあちゃんに言ってもらったら大成功です。そして、りす組さんは園長の期待に応えることができ、大成功!!得意そうに帰ってきて、園長に胸をはって報告していました。
2019年10月16日 水曜日
昨日、年長児達は園内で育てた稲刈りをしました。実は教師たちには大きな反省がありました。子どもと植えた稲の苗に水が足りなかったり、太陽のあたらない場所に置いたり、稲を育てるに必要な環境条件をほとんど満たさない状況の中、更に台風で倒れてしまい無残な姿になっていました。そこで園長から「食物や花、虫や動物を育てたり、飼うからにはきちんと世話をしないといけない、自然で生きる植物や生き物は、自分の力で生きられるんだよ。」という話をしてもらいました。そしてさらに、飼った稲をロープで結ぼうとすると、「ちょっと待って!」と止められ「ロープのビニールも環境汚染につながるんだよ。」と言ってわらを使って結んでくれました。植える・収穫する・食べるだけでなく、沢山のことを感じる一日となりました。
そして、今日、高木の農園へ稲刈りに行きました。前日色々なことを考えるチャンスがあった子ども達は、「どれくらい大きくなってるかな。」「遠藤さんがずっと育ててくれたんよね。ちゃんとお礼を言わんといかんね。」と行く前から遠藤さんへの感謝を言葉にしていました。
到着すると、黄金色の稲穂が一面に広がっていました。バスから降りると園長がまた発見!水路を覗いていました。そこに子ども達が集まると、一緒にのぞき込み「水がない!田植えの時はいっぱいだったのに。」と田植えの時との違いに気が付きました。
いよいよ稲刈りです。園長が1株刈って本数を数えてみると、3本植えた苗が36本になっていました。ちなみに園の稲は18本、ここでも子ども達は遠藤さんが一生懸命育ててくれたことに気づいていました。
園の稲を刈る時は1回、2回「ザクザク」と鎌を動かせば刈れましたが、今日はそうはいきません。手にいっぱいに稲を持ち、何度も「ザクザク」してやっと刈ることができました。中には「ふぅー。刈れたー。」と汗をかきながら刈る子もいました。全員が3株ずつ刈り終わると、次は稲刈り機での稲刈りも体験させてくれました。3人1組で機械を押して、刈っていきます。数株刈ると機械の中で「バコン!」とひもで結ばれて稲の束が転がって出てきます。「スゲー。勝手に結ばれてきた。」とみんなビックリ。「タイヤはデコボコや。紐はあそこから出よるぞ。と稲刈り機の部品一つひとつに興味津々です。刈っている隣では運転手さんが子ども達より高い木の棒を使って稲木を作り、刈った稲を干してくれました。普段ではなかなか感じられない風情になんとなく心が温まる思いがしました。その写真はアルバムや思いで写真館に使う予定です。
昨日から今日にかけての稲刈りは、命のことや自然のこと、自分たちの知らない所で働いてくれている人がいることなど、沢山感じることがありました。台風や地震など異常気象が多く言われる今、ご家庭でも自然環境を守ることなど話題にしてみてください。
2019年9月18日 水曜日
「先生!おはよう!輪なげ作ってきたよ。」と数人の子ども達が今日の施設訪問に使う輪なげを作ってきました。そして、「何時になったら合歓の木に行く?」と施設訪問に期待感がいっぱいです。その理由は昨日、園長先生に練習を見てもらって、輪なげの目標の支柱の代わりにみんなが人間ブロックになって輪っかを受け取ることを教わりました。又、『ふるさと』の歌では、その歌詞の意味を話してもらい、おばあちゃん達も故郷の曲を聴くと昔を思い出して嬉しくなると思うよ。」と励ましてもらい自信がついたようでした。ぞう組もらいおん組も早くおじいちゃんおばあちゃんの所に行きたいと張り切って出発しました。
合歓の木に到着したぞう組の子ども達は少し緊張しながら、しっかり挨拶し、防災ダックを踊りました。そして、今日の施設訪問ではちょっぴり小学生になることを意識して自己紹介も取り入れました。学年だよりの夏休み号で記載した会話のキャッチボールのチャンスです。子ども達は一生懸命自分の名前や好きな遊びを伝えたり、おじいちゃんおばあちゃんの話を聞いたりしていきました。あるおじいちゃんは「先生!この子はしっかりしとる。お父さんやお母さんの名前を教えてくれたぞ。」と褒めてくださいました。中には100歳のおじいちゃんもいて驚きました。それぞれ話しているうちにおじいちゃん、おばあちゃんと仲良くなっていました。これからも様々な所で会話をするチャンスを作っていきたいと思いました。
その後もふれあい遊びやイス体操を楽しんだ後、輪なげをしました。子ども達から考えた人間ブロックのポーズを紹介すると「かわいいのー。」と言って拍手をもらいました。そして、輪なげでは何度も投げて楽しんで下さっていました。投げにくそうにしているおばあちゃんに気づいたHちゃんは、ひざを曲げて入りやすくしてあげていました。今日の輪投げのポーズは運動会の人間ブロックにもつながりそうです。ご期待ください。
そして、最後に『ふるさと』の歌を歌うと何人ものおじいちゃん、おばあちゃんが一緒に歌ってくださいました。中には、昔のことを思い出して涙をこぼすおばあちゃんもいました。子ども達はその涙を見て、「おばあちゃん泣いていたね。思い出してくれたんかな。」と昨日の園長の話を思い出したようでした。年長になって3回目の施設訪問でまた一つ成長できた訪問になりました。
2019年4月9日 火曜日
子ども達の登園を何とか散るのを待ってくれていた桜の花がはらはらと散って進級を祝ってくれる中、登園してくる子ども達も教師もドキドキしながら顔を合わせました。
そんな今日は特別な日なのです。ぞう組で一番に登園してきたI君は、同じ色の帽子をかぶった教師を見つけると、遠くから大きな声で「おはよう!」と挨拶してくれました。駆け寄っていくと、少し照れながら、「よろしく!」と言ってくれました。中には、新しい担任を見つけるやいなや、お母さんの手を振りほどき、飛びついていく子や、同じ色の帽子の教師の様子をじっと観察している子など様々な姿が見られました。今日一日、お互いにまだまだぎこちなさを感じる1日。これからが、教師と子どものアピール合戦です。一日一日を大切に楽しい保育ができるようにしていきたいと思います。
幼稚園で一番のお兄さん・お姉さんになった年長児。進級写真の準備をするのも年長の仕事です。プランターを4,5人で運んだり、すのこのイスを並べたり、みんなで協力して準備しました。1人が「重た~い!!」と声を出すと駆け寄る子ども達!とても頼もしくこれからが楽しみになりました。
そして、始園式でも園長から「明日から年少さんがくるんだけどどうする。」と聞かれると、「やさしくする。」「助けてあげる。」と答える子ども達。さらに具体的に「部屋が分からなくて泣いていたらどうする。」と聞かれると「手をつないで連れて行ってあげる。」「よしよし、大丈夫だよ。って言ってあげる。」と子ども達はやる気いっぱいです。
早速、始園式が終わった後、「たんぽぽさんを部屋まで連れて行ってあげて。」と頼まれました。ぞう組の子ども達はやさしく声を掛けながら手をつないで歩幅をそろえながら連れていくことができました。
今日は時間の都合でたっぷり遊ぶことができませんでしたが明後日から存分に子ども達と遊べるのを楽しみにしています。
2019年3月5日 火曜日
ひと雨ごとに暖かくなり春が近づいています。今日はその暖かい一日となり、朝からたくさんの子ども達が園庭で身体を動かして遊んでいました。2月のフリースクールの体力測定のあとの遊びコーナーでした長縄とびのダブルダッチ(2本の縄を使って跳ぶ縄跳び)の練習にと、逆回転の跳び込みをしていたのですが、年長児はリズム良く縄に入れる子が多く、身体能力の高さに驚かされました。得意な子は、苦手な子の背中をそっと押してあげたり、「今!!」と掛け声を掛けて入るタイミングを教えてあげたりする姿が見られました。さくら組のH君は、逆回転こそ飛べなかったものの跳び込みで入り、何回も跳んでいました。列に並んでいた年長児達も「年少さんなのにすごいねー!!」と手を叩いて誉めていました。
今日はこあら保育がありました。3学期から一人で登園するようになり、今ではお家の人と離れる時もニコニコの笑顔で正門をくぐる姿が多く見られるようになりました。リュックの中からシール帳を出したり、靴を履いたり、自分達で好きな遊びを見つけたりと少しずつですが、自分で出来ることが増えてきました。
また、今までは用意されていた野菜をうさぎにあげていましたが、きゅうりや人参など、自分で細かく切った物をあげたりと遊びの中でも発展が見られました。そして、最後の片付けも自分達で行います。お皿やフライパンパンが入ったキャリーをみんなで力を合わせて押し、元あった所に戻しました
そして部屋に帰ると楽しみにしていた手作り給食が待っていました。野菜や煮物を残す子が多いだろうなと思っていたのですが、「全部食べたよー!」とピカピカのお皿を見せてくれる子がたくさんいて、教師達もビックリしました。
お帰りの時間にうさぎ組さんがお迎えに来てくれてバスに乗って降園したこあら組さんがバスの中で「楽しかったー!!」と言ってくれた一言がとても嬉しかったです。
明日で、今年度のこあら保育は最後になります。23日の1日入園で会えるのが楽しみです。ただ今、平成31年度の未就園児保育(こあら保育)受付中です。来年度もたくさんのこあら組さんが来てくれる事を楽しみにしています。
昨年度末に水栽培したヒヤシンスが、赤・白・ピンク・紫と色とりどりに咲き、部屋中に良い香りが漂っています。そんな中で年長児は卒園に向けて準備を着々と進めています。卒園まで、あと10日です。1日1日がとても貴重です。
2019年2月1日 金曜日
「飛行機が幼稚園に来るよー!!」と嬉しそうに登園して来た子ども達ですが、あいにくの雨で航空写真撮影は延期となりました。 2月3日は節分です。2日早いですが幼稚園でも豆まきをしました。幼稚園の中には朝から恵方巻を作っているお酢のにおいでいっぱい!調理室の前では「今日お母さんがお手伝いしてるんよ!」と様子をちらちらと覗いている子どもの姿がありました。保育室では登園した子から鬼のお面を作りました。「赤鬼にしようかなー?」「僕は青鬼にする!」などと言い合いながら素敵なお面が完成しました。豆まきの豆は、新聞紙を使っていろいろな大きさの豆を作りました。豆を入れる枡は身近にある廃材を使ってバックのようにしたり、ひもで吊るしたりして、三葉っ子らしい枡ができていました。今日は廊下を歩いているとお面をつけた小さな鬼にたくさん出会いました。今年は各クラスで豆まきを行い、自分の中にいる”泣き虫鬼”や”暴れんぼ鬼”を追い出しました。先生達の中にいる鬼は何鬼かなぁ?と聞くと「怒りんぼ鬼とくいしんぼ鬼」と即答。発表会の練習中に怖い顔になっていたかも!?と反省です。お昼に恵方巻をほおばっていると、園長先生が節分の話をしてくれました。豆まきの豆は血が元気になってバイキンをやっつけてくれるパワーをもっているんだよ。お正月が来たから年長さんは7個、年中さんは6個、年少さんは5個食べましょうね。と教えてくださいました。降園時には自分で作ったお面を嬉しそうにつけて帰る子がたくさんいました。
そして通園バックの中には、生活発表会の案内状が入っています。お家の方に見に来てもらいたいと大切に持って帰っていました。年長児にとっては最後の生活発表会になります。残り一週間の練習を充実した日々になるよう子ども達と一緒に楽しく笑顔で進めていきたいと思います。
駐車場の白梅も開花し始め、春がもうすぐそこまでやってきています。梅津寺ではつくしが芽を出したというニュースも目にしました。一日ごとに暖かくなり年長児の幼稚園生活もあとわずかになってきています。今年もみんな健康で幸せな1年になりますように、、、。
今日の給食は恵方巻、鳥つくね、すまし汁、春雨サラダ、みかんです。
2019年1月21日 月曜日
昨日は大寒!とは言え、日差しも見え例年よりも暖かい日が続いています。今日も登園してきた子どもたちは戸外で元気に遊んでいました。そこで、朝早く登園した子どもたちを誘ってドッジボールをしました。何度か繰り返しているうちにルールも理解して楽しめるようになりました。子どもたちにボールを上から投げるように声をかけると何人か上手に投げられるようになり、敵にもうまく当てることができるようになっていました。これからも初めての子には少しずつルールを理解して集団ゲームを楽しんでしていきたいと思います。
そして今日は2回目のこあら組の一人登園がありました。朝は泣いている子もいましたが、年長年中児に優しく声をかけてもらい部屋まで連れて行ってもらうと、涙も止まり包丁ままごとをしたりアヒルの乗り物に乗って遊んだりしていました。帰りは年中児が迎えにきてくれてバスまで連れて行ってもらって笑顔でバイバイすることができていました。また2月のコアラ保育で会えるのを楽しみにしています。
近頃、発表会に向けてそれぞれの学年の子どもたちが自分で必要な道具を作っています。ぞう組では、作っていくうちに「あれがいる!」「これはどうする?」と話しあう姿が見られました。劇の中のセリフも子どもたちが考えて言いやすいように変えたりアドリブを入れたり楽しみながら考えています。そして、これから自分の衣装作りも始まりました。年長児は劇以外にプログラム紹介や手話、合奏、歌があります。ひとつひとつ心を込めて全員でできるように仕上げていきたいと思っています。
今日の給食は全員手作り給食で、パン、牛乳、シチュー、野菜サラダ、バナナでした。
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