幼稚園の日記(ブログ)

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2008年12月10日 水曜日

 ぞう組とくじら組は北条にある「あい幼稚園」へ交流に出かけました。先月あい幼稚園の年長組のひまわり組さんが来てくれて、一緒に遊んで顔なじみになっているので、2クラスの子ども達は出発前から「ドキドキする」「どんなところやろ?」「早く遊びたい」と胸をはずませてはしゃぐ声が聞かれました。又、バスの中ではクリスマスの歌や「生まれてきてくれてありがとう」「ビリーブ」などを大合唱し、気付けば30分の道のりがあっという間でした。

 あい幼稚園では、ひまわり組さんが今か今かと待っていてくれたようで大歓迎を受けました。あい幼稚園は田んぼのまん中にぽつんとある幼稚園です。再会を喜び合って挨拶を交わした後、早速文化の森へ出発しました。あい幼稚園の裏側にある田んぼ道をひまわり組ぞう組くじら組の順番で歩いていきました。歩くこと5分、最終地点で田んぼ道から丘に登るところに30cm程の溝がありました。ひまわり組の子ども達は、ひょいっとジャンプをしてかけ上っていくのですが、ぞう組とくじら組の子ども達の中には、その30cmの溝の前で立ち止まって呼吸をはかる子どももいて、たくましいと思っていた三葉の子どもの弱点を見た気がしました。ちょっぴり反省です。

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 文化の森では、あい幼稚園の先生が3クラスが仲良くなれる遊びを準備して下さっていました。じゃんけんをして勝ち抜けでチームを分け、6チーム対抗でリレーをしたり、しっぽとりゲームをしたりしました。じゃんけんに強いチームは、体の動きも良く走りも早かったように思いました。猛獣狩りへ行こうのゲームでは、先生の吹いた笛の数の人数でグループ作りをします。初めのうちは、どうしても自分のクラスの友達同士でグループになっていましたが、10人グループになると他のクラスや幼稚園が混ざり合う形になっていきました。その中で、三葉の子とあい幼稚園の子どもの仲良しさんもできていました。帰りは幼稚園を越えて2人で手をつないで帰りましたが、なんとなくお互いに心が通じ合い笑顔で帰る姿に本来の子どもってこうなんだと実感しました。

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 昼食は、あい幼稚園の手作りの給食をいただきました。テーブルセッティングから配膳までしていただき、心からのもてなしを嬉しく思いました。メニューは親子丼にサラダ、ゼリー、ウィンナー、枝豆、リンゴに古森先生からのお土産のケーキもあり盛り沢山でした。三葉幼稚園の食欲旺盛な子どもがいつもより食べるのに時間がかかった程です。それでもおかわりをしたS君達はさすがです。園庭で遊ぶ時間が短かったのが残念でしたが、今日のねらいは十分に達成できたように思います。

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 最後はお互いになごりを惜しんで握手をしながらあい幼稚園を後にしました。バスが見えなくなるまで手を振って見送ってくれたひまわり組さん、そして西宮園長先生、ひまわり組の伊藤先生、諸先生方、ありがとうございました。大変お世話になりました。次回は1月にきりん組、らいおん組くま組が2回に分けて行く予定です。みんな楽しみにしていてね!

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コメント (「あい幼稚園のお友達と遊んだよ」  ぞう組 原田寿子 はコメントを受け付けていません)

2008年11月25日 火曜日

 今朝の園庭は、昨日の雨が木々や植物を潤してくれ、赤や黄色の落葉がとても色鮮やかでした。秋が深まると共に紅葉が広がり、いちょうの木々が日々黄色く色付いてきている様は目を見張るばかりです。

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例年より落葉になるのが遅く、まだまだ桜の木には紅い葉が残っています。そんな中、来週予定している焼き芋の準備が始まりました。まずは穴掘りです。昨年は、桜の木の下で焼き芋をしたため、木の先が燃えて葉っぱが枯れてしまいました。そのことを覚えていたぞう組のT君とS君は、古森先生に「桜の木が去年燃えたから今年はどこに穴を掘ったらいい?」と聞きに行きました。すると古森先生は「桜の木の燃えない所にしたらいいよね。自分達で考えてみたら?」と答えてくださいました。早速T君とS君はいろいろな場所を考え「ここはどうかな?」とドームを指すと「じゃーままごとはどうするん?」「滑り台は?」と沢山沢山考えていく姿が見られました。結局、今までの場所に近いところで桜の木のない所を選び、みんなでビッグボスを移動したり、穴掘りをしたり落ち葉を集めたりしていきました。いよいよ12月1日から焼き芋開始です。お家にある新聞やアルミホイルを提供して下さい。

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 それから、年中組さんは、チューリップの球根を・・・年少組さんはクロッカスを植えました。みんなで冬の間にどのように育つのか考えて、今までの経験から水や太陽の光をたっぷり受けて大きくなるに違いないと「大きくなーれ、大きくなーれ」と言いながら植えていきました。

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 そして年長組は、ヒヤシンスの水栽培をします。土栽培と違って根のでる所をリアルタイムで見ることができ、毎日室内で観察しながら1年生になる頃、甘く香るかわいいヒヤシンスが花を咲かせることでしょう。

 干し柿作りも先日のフリースクールに負けないくらい盛んでした。2階のテラスに沢山の干し柿がつるされました。冬の訪れを感じる毎日です。

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 おもしろエピソードー

 焼き芋の穴掘りの中から出てきた石を洗い「化石だー」と言って、何個も拾う幼児たち。「やっぱりかわいいなー」とほほえましく思いました。

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2008年10月15日 水曜日

 今日は、年長組の稲刈りと年中組・年少組(赤コース)・プレ年少組のさつま芋掘りでした。昨日から服装のことやどんな風にして稲刈りをするのか話し合っていたので、田んぼに近づくにつれ、子ども達は「あ、もうすぐだ」と胸をときめかせていました。途中倒れている稲を見て「自分達の稲は大丈夫やろうか」と心配する姿も見られました。そして現地に着いてから、古森先生の説明を聞いている時のことです。まわりの田んぼの稲の切り株などに気を取られて集中できていない幼児が見られました。そんな姿に今日はいつもと違って古森先生に厳しく注意されました。それは真剣に聞かなければ、ケガにつながる作業であることを理解してほしいことがまず第一、第二に、人の話をしっかり聞く態度を身につけさせたいという願いからでした。話は稲の刈り方からお米についてまで続きました。「稲の穂の中身は何?」の質問に「玄米」と素早く答えるH君。そして、「玄米の皮は?」=「もみ」、「残った物は?」=「わら」と次々に答えることができていました。

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 遠藤さんに稲刈り機で入りやすいように、まわりを刈って頂いた後、早速子ども達は田んぼの中に入って稲を刈っていきました。左手で株をしっかり持ち、右手で鎌を握ると、古森先生に教えて頂いたことを守ってゆっくり鎌を引いて刈っていくことができました。鎌の形は何でカーブしているのか、その説明も稲を刈りながら曲がっている理由が実感できたのではないかと思います。

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 全員が刈った後、残った分を遠藤さんが稲刈り機で刈って頂いていたのですが、今日は教師も最前列の数名の子と一緒に稲刈り機の操縦体験をさせて頂きました。教師も初めての経験で、緊張しながらも稲刈り機が稲を刈りながら、5株ずつ束ねて落としていく様子に感動しました。こんな便利な機械を発明した人間の頭脳ってすごいですね。明日はその束ねた稲を稲木にかける予定です。お日様の栄養をいっぱい頂いておいしいお米になることでしょう。

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 それからさつま芋掘りの方は、じゃが芋とさつま芋の成り方について再度古森先生から話して頂きました。お母さん芋からできるじゃが芋とつるからできるさつま芋の違いに、役員さんの中にも驚いた方もいらっしゃったようで、意外に知らない人が多いのではないでしょうか。又、緑の葉っぱの色のカエルと土の色のカエルがいて、まわりの敵から身を守る為に住んでいる環境によって色が変化していくこと、自然とそうなって生きていることなど、目の前で見ることができました。このような実体験ができることを有り難く思いました。今日の畑には、他にも沢山の虫達がいました。バッタ・ミミズ・ヘビ・そしてネズミたちが、みんなのさつま芋畑で生きていたのです。大騒ぎしながらも虫や小動物に物怖じせず、土を優しく掘りながらさつま芋掘りをしていく三葉の子ども達、ずっとずっとこの体験を忘れないで欲しいと思います。

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 では、ちょっとかわいいひまわり組さんの会話を紹介します。

 Oちゃん  「うわー、虫がこっちに来よる」

 Aちゃん  「大丈夫よ、お芋がおいしいけんおるんよ、一緒に掘ろうね」

 Oちゃん  「うん」

 明日は年長組と年少組(青コース)、そしてこあら組さんとミキスタディースクールの方がさつま芋堀に行きます。

   * 特別大サービス *

 さつま芋堀から帰って、バスのおじちゃん達がみんなが掘りやすいようにくわを入れてくれた時に傷がついたさつま芋を集めて、古森先生がふかし芋を作って下さいました。昼食後に届いたあつあつのさつま芋に、どのクラスでも歓声が上がりました。掘りたてのさつま芋は、くりのようにホクホクしてとってもおいしかったです。

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コメント (「収穫の秋」    ぞう組   原田寿子 はコメントを受け付けていません)

2008年9月22日 月曜日

 昨日の雨がうそのように今朝は空が晴れ渡り、真夏を思わせるような暑い天気になりました。運動会まで残すところ約2週間となり、今週からは仕上げの時期に入ります。登園してきた子ども達は「今日はリレーしようや」「組体操しようぜ」「鼓笛隊もしとかんと」と口々に言いながら集まってきました。しかし、今日は赤コースの全体練習日、案内状通りに進めていきました。先週、教師間で話し合い、修正していく部分や変更する所を今日はしっかり覚えてもらおうと、教師の方が張り切っていました。というのも2日間のお休みは、子ども達の意欲がうすらいでいるに違いありません。その場合は、教師の方がかなりテンションを上げていくのです。

 年中児の踊りが始まった時のことです。今日の年中児達は私達の不安をかき消すかのように軽やかに踊っていました。手をつないで輪になってスキップを始めるとトンボが1匹、2匹と低空飛行で集まってきて子ども達の頭スレスレに飛び交い始めました。まるで一緒に踊ってくれているかのようでした。それに気付いた年中児たちも増々軽やかに踊る姿が見られました。退場の時は、トンボに手を振って帰るかわいらしい光景も見られました。子ども達が元気よく踊ったり、ゲームをし始めると何故急にトンボが近くを飛び始めるのだろうか?毎年9月頃に見られる不思議な光景なのですが・・・教師達の反省会でこのことが話題になりました。子ども達の動きで空気が動いてトンボの波長に合うゾーンになるのだろうか?「暑さが和らいだ時にトンボが来たよね」「もしかすると年中児の踊りが丸くなる踊りだからつられて来たのかも・・・」と楽しい話題で盛り上がりました。

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 そしてもう1つ、ビッグニュースです。園庭のイチョウに今年初めて実が成りました。オスとメスが合わなければ実はならないと思っていたのです。もう20年も前に植えたイチョウの木、高く高く伸びて創価学会の建物より伸びて陽が当たる所まで高くなったイチョウの木ですが、今まで1度も実をつけたことがありませんでした。いったい何が起こっているのでしょう。そう言えば昨年からイチョウの木の葉の色づきの時期が丁度西と東で半分ずつ違うことにも気が付きました。自然の不思議をここでも発見しました。

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 さて、年長組の鼓笛隊の練習もいよいよ大詰めです。やっと全パートがそろって演奏してみました。古森先生からは「どこがメイン?」「子ども達のどこを見せたいの?」「鼓笛隊の大事な所は?」とちょっぴり厳しい指導が教師達に入りました。古森先生はいつもみんなが主役になれるパートを大切にされていて、それに対する指摘でした。子ども達が主役のかっこよい運動会にしたいと思います。

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 今日の給食メニューは、人参パン、牛乳、手作り豆乳コーンスープ、手作りふしめんケチャップあえでした。

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< 手延べふしめんケチャップあえのレシピ>

 材料・・・手延べふしめん、人参、キャベツ、黒砂糖、オリーブ油、トマトケチャップ、酒、塩、

 1.手延べふしめんを沸騰したお湯に入れて、その後弱火で45分ゆでる。ゆでたら水に入れて洗い、冷めたら網に打ち上げておく。

 2.人参とキャベツを千切りにして、オリーブ油で炒め、黒砂糖、塩、酒で下味を付けてケチャップ(多め)を入れて具入りタレを作る。

 3.2の具入りタレにゆでたふしめんを混ぜ合わせる。色付けにパセリのみじん切りをちらす。

  *冷めてもおいしいです。

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コメント (「トンボがいっしょに踊ったよ」      ぞう組  原田寿子 はコメントを受け付けていません)

2008年7月1日 火曜日

 7月1日、今日は恒例の海開きでした。今年も三葉幼稚園年長組が、梅津寺へ海水浴(磯遊び)にいきました。梅津寺パークも遊園地の方のご好意により、1時間無料貸し切りで遊ばせて頂きました。

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 今回は、例年と違って先に遊園地で遊びその後海に入るということで、行ったり来たりと少しあわただしかったのですが、子どもたちは、古森先生の誘導に従いすみやかに行動することができていました。遊園地では、年長児が乗れる乗り物が、メリーゴーランド・汽車・コーヒーカップ・ダンボ・飛行機の5つです。これを5クラスがクラス単位で順次乗っていくのですが、貸し切りにもかかわらず、終わったら走って次の乗り物へと急ぐ子どもたち。又教師たちも、少しでも多く乗せてあげたいと思い、ついついあせって走らせていました。(何回乗れるか、ひそかに競争していたのかも・・・) 全部の乗り物に乗り、次はいよいよ海へ。

 重たい荷物も何のその、早足で海へ歩いて行くと、そこには潮がひいた砂浜がとってもきれいに広がっていました。説明を聞いてしっかりラジオ体操をした子どもたちは、海の中程で手を振って待っている教師の元へ「よーいドン!」の合図で走って行きました。今日の海は遠浅で砂浜が二段階に分かれていて、上の方は固め、下の方はやわらかく溶けていきそうなくらいきれいで、キラキラ輝いた金の砂のようでした。海の水も濁りが少なく、ワイワイ言いながら泳いだり、水をかけあったりする姿が見られました。ワカメやひじき、天草などが沢山ある中、小さな貝を見つけたり、魚が飛び跳ねる姿を目撃したり、きりん組のA君は海老を捕まえて持ち帰ったりしました。又、砂浜で山や川を作っていたぞう組のk君は、「来て来て、カニ見つけた」とはしゃいでいるとS子がいきなり砂を掘り、水を溜めていきます。そして「バケツ100杯の夏休み」の2番を歌い始めたのです。その歌詞は、「今日も僕は海で遊んだ、砂のプールを作って遊んだ、カニを捕まえて泳がせてたら、おこって僕の指をはさんだ・・・」というものです。カニを水の中に入れると砂の中のもぐっていくので、みんなは少しあわて気味でしたが、再度捕まえてみんなで大合唱しました。今日の海も子どもたちにいろいろな発見や体験をさせてくれました。

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 昼食は、梅園の木陰でおいしくいただきました。遠足に来た気分で「お菓子を持ってきたら良かったね。」なんて思いました。また、夕方からのニュースでも放送されたようです。楽しい様子が伝わっていたことと思います。

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 本日7月1日から7月5日まで作品展を開催しております。毎日毎日の体験を子どもたちはすぐに絵や作品にしていきます。日頃、子どもたちが主体的に遊び込んでいる中で生まれてきた全園児の絵や作品を3階ホールに展示しております。又、年長習字は3階会議室です。今回は今までの遊びの中で子どもたちが試してきた染物等も会議室に展示しておりますので、皆さん是非見学にいらして下さい。

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 又、21年度就園予定の方には見学説明会を2日、3日、4日と行います。ご来園をお待ちしております。

 

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2008年6月6日 金曜日

 今日は、子どもたちが待ちに待っていた大好きな○○○○?とお姉さんたちが三葉幼稚園にやって来てくれました。(実は、公募ではなく忍びの訪問なので誰が来てくれたのかは、ここでは公表できないことになっています。だから、ナイショなのです。三葉のお友だちとお父さん・お母さんだけのひみつのお話です。)

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 さて、今日の子どもたちはとてもよい子で、朝からお話もよく聞いて、てきぱきと動くこと動くこと! 大好きな○○○○が登場すると、大きな声で挨拶をしたり、大歓声をあげて拍手をしたりする姿が見られました。お姉さんはスタイルも良く、子どもたちに呼びかける声もステキで、教師たちもいつの間にか引き込まれていました。終止、楽しい雰囲気の中で子どもたちはノリノリで、ゲームが進んでいきました。さすがに年長さんは、○○○○のことはよく知っていてお姉さんの問いかけに次々と答えていました。又、年少のY君は、列の真ん中から友だちの間をかき分けて前へ飛び出してしまい、注意を受けてしまう場面も見られました。この○○○○スクールでは、子どもたちは遊ぶなかで3つのお約束をしました。1.テレビをつけっ放しにいない 2.ゴミを捨てない 3.水を使いすぎない そしてもうひとつ、とても大切なこと・・・それは仲間を大切にするということでした。東京から三葉っ子たちに会いに来てくれた○○○○は、それ以外にも子どもたちに感謝の気持ちを表現すること、喜びを伝えることが人とコミュニケーションをとる方法であることを思い出させてくれました。ぞう組では、昼食前に三葉に遊びに来てくれたことへのお礼の手紙を書きたいと言って、自分たちから書き始めました。そして、古森先生と一緒に、お姉さんたちにお礼を言って手渡すことができました。人とかかわる中で、相手から受けた喜びを自分から何かで返そうとすることは、とても素晴らしいことだと思います。そして、これはぞう組だけでなく、園全体の子どもたちに広がり各クラスがそれぞれにお礼の気持ちを伝えることができたのでした。

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 昼食後、全員でお見送りをした後、ぞう組のA君がポツリとつぶやきました。「あのお姉さんたち、お昼ごはん食べたんかな!?古森先生に聞いてくる。」そして事務所から帰ってきたA君は「大丈夫やった、弓達さんがお弁当屋さんに連絡してくれて用意したって・・・」とホッとした表情でクラスのみんなに伝えてくれました。

人への気遣いもできるようになってきている子どもたちの姿に、心があたたかくなる思いがしたのは私だけではありません。対外的には子どもたちの人気者○○○○の名前を公表できませんが、三葉幼稚園のみなさんはもうおわかりですよね。  「ないしょのはなし」でした。ヨロシク!

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2008年5月16日 金曜日

 園庭のテント下に出されたいろいろなコーナー(浸し染め、たたき染め、色水など)は、今日もたくさんの子どもたちがじっくり時間をかけて遊ぶ姿が見られました。「昨日出来んかったけん、今日は絶対うまく作るけん。」と言ってトントントンとたたき染めを楽しむ年長組の子どもたち。それを見ながら「私もしたい。」と花と布を用意する年少さん。あんなの作りたいなー、やってみたいなーと思いながら遊ぶようになっていることを私たち教師はとてもうれしく思います。

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 今日もコースに分かれて踊ったりゲームをしたりしましたが、楽しい中にもルールがあること、ルールを守らなければゲームが成り立たないこと、場を乱したり、勝手なことをしたりすれば、周りの人に迷惑を掛けてしまうことなど、学習する場面がたくさんありました。まず1つ目は、3学年全員で踊っているときに砂いじりをしていた年長の女の子たちがいました。せっかくみんなが楽しく踊っているのに、雰囲気がこわれ、周りも不快な思いもしたし、何をすべき時なのかを判断しなければならないのにできなかったことを考えるチャンスが出来ました。この女児たちは、自分のしたことがいけなかったことと気付き、コースのクラスへ謝りに行きました。すると年少さんから「もう次はせんとってね。」と逆にアドバイスを受けたそうです。

 そしてもう1つ、年長の帽子とりゲームで必ず守らなければならないルールが2つあります。1つはゴムを頭の上にあげること、それから、自分の帽子を取られたらすぐに席に戻ること。しかし、どちらも守れていないクラスがあり、勝負には勝ったけれども、ルールが守らなければ負けであることを知らせました。今日ここで学習した内容は、社会的なつながり、生活していく上で大切なことです。今、三葉幼稚園では、楽しく遊ぶ中で、社会的な決まりや、チームワーク、お互いへの思いやり、そして刺激を受けながら多様なかかわりが見られるようになってきています。

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 又、今日はバイキング給食でした。園の方に給食の内容についての問い合わせが非通知でありましたが、アレルギーの子どもたちの食事は古森先生手作りの玄米チャーハンとスパゲッティーサラダでした。野菜は園で取れた自然の物をふんだんに使っています。これからも、業者が対応できない時は、園の特別食で対応させていただきますのでご安心ください。

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