2010年3月12日 金曜日
ポカポカ陽気の本日、年長組は、保護者と一緒に卒園式の練習とクラス別お別れ会をしました。幼稚園生活最後の保護者と一緒の時間でした。登園してきた子ども達は、お母さんやお父さん、お婆ちゃんの顔を見ると、にっこりしながらとても嬉しそうにしていました。3階ホールの卒園式の練習では、今までの学年中心の練習では、証書も担任から受け取っていましたが今日は、初めて副園長から受け取り、子ども達は、とっても嬉しそうでした。私は、そのキラキラとした子ども達の目を見た後、副園長に目を向けました。副園長は優しく子ども達を包み込むように素敵な目で一人ひとりを見て、笑顔で証書を渡していたのです。その姿を見て胸が熱くなる思いがしました。練習が終わった後、昨日に引き続き、副園長に点数を付けてもらうことにしました。昨日は、減点方式で姿勢が悪かったり、お喋りをしたり、そして、喧嘩をしたりした為、どんどん、10点ずつ引かれ、最終的には35点でした。そして、今日は、・・・副園長は、紙いっぱいに大きな丸を書いて昨日とは全く違う方式の加点方式で話をしてくれました。昨日、出来ていなかった事が出来るようになっていたので10点ずつ増え、最後には、保護者の方の力も加わり80点になりました。卒園式まで残りわずかになりましたが子ども達の最高の舞台になるよう、みんなで100点を目指したいと思います。
卒園式の練習の後は、クラス別お別れ会になりました。ぞう組では、みんなでお引越しゲームをしたり、「アメンボ赤いな、あ・い・う・え・お」の言葉遊びをしたりしました。「アメンボ赤いな、あ・い・う・え・お」の言葉遊びは、大盛り上がり!!嬉しい気持ちや悲しい気持ち、そして、怒っている気持ちを保護者と一緒に体を動かしながら・・・表現し、みんなとても素敵な表情になっていきました。この言葉遊びは、とてもすごいパワーになり何だか、心の窓がはっと聞かれたような心地よさでした。
そして、ゲームの後は、保護者から園生活を振り返っての言葉を一人ずつ頂きました。私も保護者からの言葉を聞き、胸がとても熱くなると共に感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして、役員さんには、色々な所で助けて頂きました。本当にお世話になりました。そして、今日もこんなに素敵なお別れ会を企画して頂き、ありがとうございました。
2010年2月15日 月曜日
生活発表会が終わり、早1週間。気が付けば卒園式まで後、1ヶ月。本日、年長組は3階ホールで卒園式の座席や入退場の仕方、証書の受け渡しの仕方の確認をした後、副園長から卒園することがどんなことか話してもらいました。又、証書を受け取る際の順序や立ち方、そして、礼をした後の回れ右の仕方をとても丁寧に分かりやすく教えてもらいました。子ども達も真剣な表情で話を聞き、「早く、練習がしたい」と目をキラキラ輝かせていました。生活発表会の劇の練習過程の中で意欲に満ち溢れたあの子ども達の表情を思い出し、あの時のままの気持ちを持続し卒園式が最高の舞台になるよう、練習を計画的にすすめていきたいと思います。
ところで、ぞう組では、卒園文集の表紙にするブラッシングをすすめています。厚紙を雪だるまやハート等、思い思いの形に切った後、白い用紙の上に並べて網の上から絵の具を塗ったハブラシで擦っていきます。このブラッシングは、集中力と根気が必要です。絵の具の付け方が難しくS君が「先生、大変、絵の具が玉のように落ちてしまった」と言うとそれを聞いたkちゃんが「少しぐらい、玉になっても大丈夫よ、もう少し、ハブラシで早く擦ったらいいよ」とアドバイスをする姿がみられました。友達とかかわりながら、教え合ったり、刺激をし合ったりしてすすめる姿に卒園式の日には、世界に1つしかない自分だけの素敵な文集になって子どもの手に返ってくることを考えると何だか胸にせまってくるものがあります。
卒園まで後1ヶ月になりましたが子ども達と一日、一日を大切に、そして、就学に向けて、けじめを付けながら毎日を楽しく過ごしていきたいと思います。
本日の給食には、副園長手作りの特製豆乳スープが付きました。ぞう組のR君は「何だか、心が温まるスープだね」と大喜び!ぞう組の子ども達は、「古森先生のスープは、めちゃくちゃ美味しい」とあっという間に鍋を空っぽにしてしまいました。
2009年11月15日 日曜日
朝から時折、突風が吹き天候が心配されましたが子ども達が登園する時間になると風もやみ作品展、バザーをすすめることが出来ました。開門と同時に保護者や家族と一緒に登園してきた子ども達はキラキラと目を輝かせ自分の作品や絵を飾ってある場所を「ここよ、こっちよ」と案内する姿が見られました。そして、自分の作品を前にすると「これは、おうちなんよ」等とお父さんやお母さんに紹介したり説明したりする姿があちらこちらで見られ・・・保護者が真剣に聞いて下さる姿に何とも微笑ましく、嬉しく感じました。
また、教師達の喫茶や子どもの店も沢山の方々が家族連れで来られ、楽しく買い物をされる姿が見られました。喫茶では、「うわぁー美味しそう」と教師手作りの蒸しパンを買う子、「芋アイス、下さい」と自分で注文してお金を払う子、お父さんのコーヒーを一生懸命、注文する子等、様々な所で張り切る姿が見られました。芋アイスを食べた女児から「おいしい、ほっぺがおちそう」との声も聞かれるなど・・・色々なつぶやきが聞かれました。子どもの店では、子ども達が自分のお小遣いで買えるよう10円から商品が並んでいました。財布からお金を出して「どれにしようかな」と真剣に選ぶ姿がとてもかわいく、これも自信になることと嬉しく思いました。自分でお金の計算をしながら「後、10円、これが50円よね」等のつぶやきが聞かれ、考えて買い物を楽しむ姿が見られました。手作りおもちゃのコーナーでは、プラスチック板で作ったキーホルダーが大人気であっという間に売り切れました。また、医療の場で使われているプラスチック材料をお湯に入れて作るスーパーボールが大人気で子どもから大人までこの科学遊びに真剣に挑戦する姿がとても印象的でした。役員さんのバザーでは、うどん、カレーライス、おでん、おはぎ等のチケットを交換して戸外や室内で「美味しいね、美味しいね」と食事を楽しみ沢山の笑顔と会話する姿が見られました。年中のMちゃんのおばあちゃんからは、孫の作品を見て大変、感動し「これからもずっと、三葉幼稚園を応援します」との嬉しいコメントも頂きました。
本日の作品展、バザーは、三葉ならではの子ども達の創造性豊かな生活につながる素敵な作品展になったと思います。この素敵な作品展、バザーをすすめることが出来たのは、子ども達の力は、もちろんですが役員さんやお手伝いの保護者の方の力が支えて下さったおかげです。また、本日は、あい幼稚園の園長先生をはじめ、先生方も応援に来て下さいました。本当にありがとうございました。
2009年10月21日 水曜日
秋晴れのさわやかな風を感じながら元気な三葉っ子は、今日も色々な遊びを楽しんでいました。
昨日、休んでいた、ぞう組のHちゃんは、わら遊びに興味を示し、「うわぁーすごい、これしたい」と嬉しそうにやってきました。早速、挑戦し始めたHちゃんですがなかなか思うように縄がなえず何度もやり直していました。それを見た、昨日、経験している幼児が「ここを親指ではさんでするんよ」と教える姿が見られました。遊びの中で教え合う姿・・・本当に学びの広場だと思いませんか?私は、遊びのなかの学びを実感しそのすごさに感動しました。今度は、Hちゃんが「このわら、したいなー」とつぶやいたSちゃんに「あのね、このわらを水にくぐらして金槌で叩いて柔らかくしたら教えてあげるよ」と言いました。Sちゃんがわらの準備をし終るととても丁寧に「足でこうやってはさんで、手でちょろちょろさせるんよ」と教える姿がみられました。つぶやきに耳を傾けると学びのドアが開き遊びの幅が広がります。
昼食前に年少児は、会議室で「サンゴ礁にアザラシが泳ぐ」をプロジェクターで視聴したり、年中児は、DVDやテレビ、パソコンの内容を自分達で選んで見たり、年長児は、各クラスでパソコンで遊んだり、テレビを視聴したりしました。様々なメディアが本園にはあります。戸外で体をおもいっきり動かして遊びを楽しんでいる三葉っ子達は、落ち葉のヒラヒラと落ちている音を聞いたり、空気や風の匂いをかいだり、汗をかいたり、時には、友達とけんかをしたりと五感を働かせて様々な経験をしています。テレビは、匂いもないし感触もありませんが実体験があると自分がもっている体験をそこで重ね合わせてイメージで感じとることが出来るのです。子ども達は自分の周りの情報を張り巡らしてあらゆる出来事や変化に気付き頭や心のタンスにしまい込み貯えていきます。私達も副園長から日々の保育の中で様々な事を教えて頂き学んだことを忘れずに子ども達の為に生かしていきたいと思います。
2009年8月29日 土曜日
本日のフリースクールは、流しそうめん及び水と遊ぼうという内容で楽しみました。まず、恒例の劇です。教師達の劇の中では、水を入れた容器を押して圧力を加えたり、引いたりすることで物が沈んだり、浮いたりすることを水の小人と魚にたとえて演じていきました。これは、アルキメデスの法則の応用ですが子ども達は、とても興味深く見ることができました。また、池の片方を開けて後方を押すと水の小人さん達は池から飛び出して低い方へ流れていきました。これは、水鉄砲と同じ原理です。そして、水は、どんな時も水面は水平面になります。そのために高い所から低い方へ流れ込んで水の力はとっても強く、流しそうめんもそれを利用したものです。
劇を見た後は、副園長が更に水の不思議や水の力、生きていく為に水があるけれど時には、ルールを破ると災害になって自分達に返ってくることを話してくれました。水は大切で必要なものです。これからも、ルールを守りながら共存していきましょう。
いよいよ、お待ちかねの流しそうめんです。子どもも大人も一緒になって笑顔いっぱいで「美味しい、美味しい」と食べる様子がとても微笑ましかったです。とくに、付け合せのナスとゴーヤの甘辛炒めは、大人気でした。もちろん、この付け合せは料理博士の副園長が作ってくれました。流しそうめん以外にも作るコーナーとして「動く魚」「水車」「舟」そして、遊ぶコーナーとして「水鉄砲」「足水」「噴水」があり、とても大人気でした。動く魚ではペットボトルの中の魚が上手く出来ず、親子が試行錯誤する姿が見られました。お父さん、お母さんが童心に返って夢中になって作る姿を見てとても嬉しくなりました。きっと子ども達も嬉しかったと思います。
みなさん、熟したゴーヤの中を見たことがありますか?外観は、黄色で中は、真っ赤に熟した種があるんですよ・・・この赤い種って甘くておいしいんですよ。
今日のフリースクールは、発見、驚き、不思議がいっぱいでした。帰る時の子ども達の表情、そして、保護者のみなさんの表情が笑顔いっぱいだったことを見て嬉しくなりました。
♪付け合せのナスとゴーヤの甘辛炒めのレシピ♪
1.ゴーヤは、たて半分に切って種と綿をきれいに取り除きます。 白い綿は、スプーンなどで、できるだけそぎとります。(苦味をとる為)
2.1のゴーヤを半月に12mmに切って塩をしておきます。
3.その間にゴーヤを湯通しするお湯を沸かし。ナスを切ります。
4.ナスは、34cmの輪切りにしたものをたて半分に切りそれを4等分程度に切り、拍子切 りにします。
5.塩にしていたゴーヤを水を3回程、取り替えながら洗います。
6.洗ったゴーヤを沸騰したお湯にさっと通し、水で冷やして打ちあげて軽くしぼっておきます。
7.ナスをゴマ油または、サラダ油を多目に入れた鍋で色が変わるまで炒め、更にゴーヤを軽く炒め、酒、砂糖、しょうゆで甘目に味付けをします。ご飯にも、そうめんやうどんにも合います。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
☆塩崎先生が来られました☆
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
※皆様のご協力により、沢山の廃油が集まり、24時間テレビのチャリティーに本日、届けることができました。心からお礼申し上げます。
(本日の午後11:40過ぎと明日のもぎたてテレビに出る予定です。)
2009年7月25日 土曜日
今日は、年長児のお泊まり保育です。子ども達は、笑顔いっぱいで登園してきました。みんなが登園した10時にホールに集まりそこで副園長からお泊まり保育の大切さを話してもらいました。もちろん、その中には、「自分のことは自分でする」という日頃から副園長が子ども達に言っている大きな目標がここでも伝えられました。又、お泊まり保育をするにあたり、沢山の先生達にお手伝いをしてもらうこと、みんなの支えがあるから出来ることも話してもらいました。真剣な表情で聞いていた子ども達は、「さぁ、頑張るぞ」と意気込みを見せ、目をキラキラと輝かせていました。今回のお泊まり保育は、クラスを解体し、くじ引きであ、い、う、え、おのグループに分かれます。
ドキドキしながらくじを引いた子ども達は、早速、スタンプラリーカードに自分の氏名印を選んで押し、グループ印も押しました。さぁ、これからは、グループに分かれての活動です。あ・・・は、くじら組の部屋へ、い・・・は、くま組へ、う・・・は、きりん組へ、え・・・は、らいおん組へ、お・・・は、ぞう組へ入りました。所持品の始末をした後は、まずは夕食のお米を洗ったり、玉ねぎの皮をむいいたりと食事の準備を・・・それが終わるといよいよ昼食です。昼食には、焼きおにぎりときゅうりの味噌漬、そして、もう一品、ナスと卵入りのひやむぎが付きました。このひやむぎの上にのっている、ナスは、本当に最高の味です。
昼食後は、いよいよ、ハンバーグ作りです。トマトの湯むきをした物をくし切りにしたり、キャベツを細かくちぎったり、人参をすりおろしたり・・・そして、涙をふきふき、目を真っ赤にしながら玉ねぎをみじん切りにしたり・・・下ごしらえを終えるとそれらの野菜とひき肉を一緒にこねる作業をしました。何度も何度もこねて、そして、いよいよ形作りです。お団子状にした物をペッタン、ペッタンと片手にキャッチしながら空気を抜いていきます。みんな副園長から説明を聞いたことをしっかり頭でイメージしながら作っていました。食事作りの後は、いよいよ温泉です。ハンバーグは、温泉に言っている間に留守番の先生が焼いてくれることになっています。
「ヤッター」の大歓声の中、温泉に入った子ども達。体を洗ってもらい、お湯につかった後は、ぞうの滑り台を滑ってゴールです。みんな、最高の滑りでした。
園に帰ってからは、お楽しみの夕食です。自分達が作ったハンバーグは、最高の味でした。子ども達から「世界で1番美味しいハンバーグやー」との声も・・・「美味しい、美味しい」と食べ、次々とおかわりをしている様子を見て何だかとっても嬉しくなりました。副園長をはじめ、作って下さった先生達に感謝の気持ちでいっぱいです。
その後のキャンプファイヤーでは、幻想的な中で火の神様が登場し暖かい火を届けて頂きました。キャンプファイヤーの中には、先生達の劇もありました。うらしま太郎の劇では、それぞれの役になりきっている先生の姿に手をたたいたり、ヤジも聞こえたり、笑い声も聞こえました。そして、私のおと姫様にうっとり?の子ども達も・・・最後の花火も最高の思い出の1ページになったように思います。
さぁ、今は、まさに夢の中。子ども達は、どんな夢を見ているのでしょう?明日が楽しみです。☆おやすみなさい。☆
2009年7月8日 水曜日
朝から雨がしとしと降る中、子ども達は、カラオケを楽しんだり、プール遊びを楽しんだり、そして、室内では、様々な素材を利用して魚作りをしたりする姿が見られました。
そんな中、年長組のぞう、らいおん、きりん組では、12日にある高島屋での幼稚園フェスティバルに向けての活動をしました。各クラス1つづつ出し物があります。ぞう組は、「野球拳」らいおん組は、「お天気花まる音頭」きりん組は、「漁火太鼓」を踊る予定です。子ども達から「夕涼み会の次の日にあるんよね」と意欲的な声も聞かれています。各クラスで出し物の練習をしていますが、本日は、午後から会議室に3クラスが集まり、そこで副園長に話をしてもらいました。「みんなは、三葉幼稚園の代表である事、そして、みんなの一生懸命な姿が大勢のお客さんに伝わる事」等を話してもらい子ども達も真剣な表情で聞いていました。各クラスの出し物の後は、3クラスで「パワフルパワー」と「バケツ100はいの夏休み」を歌います。「パワフルパワー」は、リズムが早く、始めは中々、歌詞がそろわず、今ひとつ声も出ていませんでした。すると副園長は「今から早口言葉をします」と突然、子ども達に言って、子ども達の興味を引きつけました。そして、歌詞の一節一節を早口言葉で唱え始めたのです。子ども達は大喜びで大きく口を開けて歌詞を唱え始め「楽しい」と思わず叫んだ子もいました。早口言葉のように歌うことを教えてもらうと歌詞の「涙がポロポロこぼれる時は」「秘密の呪文を唱えてみるのよ」「ききめは、バツグン。たちまち元気」「言葉は、簡単。後は、気持ち次第」を上手に発声するようになりました。副園長と子ども達のやりとりを見て私は、ただ「ハッ」とするばかり・・・早口言葉をした後は、難しかった歌詞がきれいに発声され・・・しっかりとした言葉が言えるようになっていました。副園長から教えてもらった早口言葉は、きっと「秘密の呪文」に・・・子ども達は、「早口言葉を家で練習してくる」と張り切って降園しました。今から明日の子ども達の姿がとっても楽しみです。副園長から「今日は、頭を使って考えていこう」と子ども達に指導して頂いた事を、明日からも引き続いて私自身が頭を使って考えて動いていきたいと思います。
ねぇ、みんな明日もパワフルパワーで頑張ろうね!
コメント (「今日は、年長のクラス別お別れ会」ぞう組 山田美和 はコメントを受け付けていません)